神器迴戦~借金返済から始まる英雄譚~   作:静かなるモアイ

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そのまんま大暴れ。


日本勢、大暴れ。

リアス御一行はアザゼルから悟達の情報を多く聞いており、更には魔獣創造の担い手のホルマリン漬けを原料にした人工神滅具等の強化アイテムを授かった。本来、アザゼルから提供予定だったドライグの骨細胞を原料に開発が進められていた人工神滅具はグランド・ライダーを名乗る不審者の手で破壊されてしまい、受け取りは出来なかったが充分な強化だろう。

まだ日本にいる五大宗家から十種影法の資料のコピーを取り寄せ、呪術高専のメンバーの近状戦闘記録も取り寄せた。とは言え、悟達が大暴れした一年生覚醒事件こと京都聖杯大戦の情報は得ることが出来なかった……此方は五大宗家は関わる事が出来なかったから当然だろう。

 

「これが……特級ですと!?」

 

リアス御一行の一員であり、英雄 兵藤一誠の舎弟であるボーヴァは最上級悪魔であり、ドラゴンから悪魔に転生した龍王タンニーンの息子だ。そのスペックは未成年で有りながら、他の兄弟を上回り……正に怪物。そんなボーヴァは人工神滅具の魔獣創造……魔獣創造の杖で朱乃が産み出した無数の魔物と共に進軍していた。物量作戦は基本中の基本であり、アザゼルからのアドバイスで再生能力と戦闘力に特化した魔人を大量生産して遠野悟にぶつける作戦を行った。

 

だが、その再生能力に特化した魔人達は直死の魔眼を発動させた悟の手で、骨刀ミラボレアスと体術だけで次々と破壊されていく。直死の魔眼の力で破壊された存在は理不尽を越えた再生力がない限り再生できない。その為か、次々と無力化されていく。

遠野悟に差し向けた魔人の数は300体を越えており、そのどれもが上級悪魔を上回る数を誇っていたが……そのどれもが悟の体術と骨刀ミラボレアスの手で粉砕されていく。そして、最後の1体が悟の手で殺された。その時間、僅か5分10秒の出来事であった。

 

「悪い。お前の所のハーレム野郎に1度殺されてから体術や剣術も必死で磨いたからな。術式無しでも戦えるさ」

 

直死の魔眼から六眼に変化し、悟はニヤリと笑みを浮かべて骨刀ミラボレアスを鞘に仕舞う。術式を発動させるつもりでありボーヴァは急いで距離を離す。このままでは術式で倒される……だが、ボーヴァはこの時は思わなかった……遠野悟が誰かと行動していると言うことを。

 

「へー、逃げるの?」

 

ふと、聞こえる女性の声。ボーヴァの眼前に新幹線より速く、アルクェイドが現れた。アルクェイドは右足を振り上げる……新幹線以上の速度で疾走する脚力で放たれる蹴り。それを判断し、咄嗟に両手でガードの構えを行う。

 

「ハイパー真祖キック!!」

「ぐぅあああ!!」

 

アルクェイドの蹴りは一撃でボーヴァの両腕を破壊し、両腕を破壊されたボーヴァは顔面をアルクェイドに掴まれる。並みのドラゴンや最上級悪魔さえも凌駕する真祖の腕力……それで掴まれ、ボーヴァの頭部は悲鳴をあげる。

 

「あ……ぐぅぅがぁあ!!」

「えい!!」

 

アルクェイドはおもいっきり、ボーヴァを投げ飛ばす。投げられたボーヴァはビルを4つほど貫通し、止まった時には戦える状態ではなかった。

 

『グレモリーチームの兵士 リタイア』

 

審判からアナウンスが流れ、ボーヴァは医務室に緊急搬送されたのだった。残り、グレモリーチームは9人と成ってしまった。

 

 

 

 

 

 

イリナ、ゼノヴィア、小猫は進軍していたのだったが。

 

「満象!!象落下!!」

 

その声が聞こえた瞬間、上から巨大なピンクの象……十種影法で使役される式神 満象が物凄い速度と質量と共に落下してきたのだ。その満象の上には道路標識を個性で槍に変質させたジーニアス、ピチピチのバトルスーツ姿のシエルが居たのだ。満象は真っ直ぐにイリナの真上に落下し、その衝撃で莫大な衝撃波が発生し、クレーターが出来上がった。

 

「ぐぅ!!」

「きゃ!!」

 

ゼノヴィアと小猫は衝撃波で飛ばされ、満象に潰される事はなかった。だが、イリナは見事に満象の下敷きに成ってしまい、満象を支えることが出来ず……

 

『グレモリーチームの騎士……リタイアっ……嘘でしょ』

 

リタイアしてしまったのだ。

 

「白音ちゃん、みーつけた」

 

満象から飛び降り、満象を消してジーニアスは万華鏡の瞳を輝かせてそう告げた。

 

「なんで……私の本名を知ってるんですか?」

 

小猫はそう告げ、ゼノヴィアと共に臨戦態勢を取る。

 

「ゼノヴィアさん。どうして人間を辞めたんですか?人間を辞める必要は有ったんですか?私のように誰かに強制された訳でも無いでしょ?」

 

シエルは魔術で大剣……いや、蛇腹剣を取り出した。その大剣を軽々と片手で構えて、ゼノヴィアに問う。

 

「主はもう居ない。でも、それでも私を必要としてくれるなら!!私は!!」

「そう、分かりました。授業料は高いですよ」

 

ゼノヴィアは三大勢力の手で強化されたデュランダル……エクスデュランダルを取り出し、シエルに攻撃する。

 

「白音ちゃんには十種は使わないよ。その代わり、それ以外は使うね!!」

 

ジーニアスはそう告げ、青い魔力で構成された万華鏡写輪眼の力 スサノオを発動させる。そのスサノオは青色で、犬のお面を被った武者だった。スサノオは固有の武装が有り、ジーニアスのスサノオは八柄の剣を武装としていたのだ。

 

「いや、オーバーキルでしょ!?お姉さんビックリです!!」

 

そのスサノオを見て、シエルはツッコミを入れるのだった。小猫とゼノヴィア、悪魔と天使を辞めるまで残り10分。




次回も大暴れ。

そして転生悪魔&転生天使の戻しかたが判明!?

シエル「王……倒したのになんで我々の勝ちに成らないのですか!?なにこのクソゲー!!」
ジーニアス「あれれ……円鹿で反転術式フィールドしたら、あのお姉さん倒れちゃった」

反転術式のエネルギーは悪魔と呪霊に有効である。

容赦無しが決まったけど、呪肉した過去の呪術師や覚醒タイプの呪術師だす?

  • 出すに決まってんだろ、髙羽さんカモン!!
  • 出さない。出しても転生悪魔。
  • 出して一部の方は途中から入学パターン!?
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