神器迴戦~借金返済から始まる英雄譚~   作:静かなるモアイ

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魔虚羅、降臨!!


異戒神将魔虚羅

姫島朱乃は五大宗家の1つ姫島家と最上級堕天使の間に産まれたスーパーハイブリットである。姫島家相伝の炎を操り更に霊獣朱雀に選ばれれば霊獣朱雀を使役出来る術式、更に魔力や呪力を電気に変換できる父親譲りの力と堕天使の光の力を誇るスーパーハイブリットである。更に後付けで悪魔の駒でも公表されている中では最高の素質を与えると言っても過言ではない女王の駒を与えられて悪魔に転生し悪魔の魔力を得て、最近ではアザゼルが開発した人工神滅具 魔獣創造の杖を託された。正に兵藤と木場を除けば、リアスが誇る最強の眷属であった。

 

「くっ!!この化物!!」

 

だが、そんな朱乃は1人の化物の手で絶望的に追い込まれていた。魔獣創造の杖は悟の手で真っ先に、直死の魔眼で破壊された……2度と使えないように。

 

「悪いな……手加減は無しだ。術式順転 蒼」

 

悟が手を朱乃に向ける。その瞬間、朱乃を支点に空間の収縮反応が発生し、擬似的なブラックホールが発生する。その瞬間、朱乃は叫び声を出す暇もなく戦闘不能に成ってしまい、医務室に緊急搬送された。つまり、リタイアである。

 

『グレモリーチームの女王…………リタイア!?』

 

これで後は悪魔の英雄 おっぱいドラゴンこと兵藤一誠だけである。

 

 

 

 

 

「朱乃さん……?」

 

兵藤は唖然とした。自分以外が倒された……そんなバカな筈がない。自分達はどんな奴らよりも修行してきた。才能に溢れたヴァーリ・ルシファーと比べて才能なんて皆無だ。だから努力という手段で強くなって英雄と呼ばれるようになった。努力で努力を続け、ソーナ・シトリーの眷属達も努力をするようになり、その努力が認められてアザゼルから色んな物を託された。魔眼 万華鏡写輪眼、アヴァロンなど様々な物を託された。全ては禍の団のような絶対悪から世界を護るためだ。

 

「小猫ちゃんの反応も消えた……イリナとボーヴァは倒された……木場もギャスパーもレイナーレも……ぜってぇぇえ許さね!!」

 

その時、兵藤から莫大な魔力が解き放たれる。

 

「ドライグ!!アイツ等を倒すぞ!!俺はもう我慢できない!!部長達の敵討ちだ!!」

「良かろう、今こそ誰が最強の英雄なのか証明するのだ相棒!!ヒビトの教え子なんぞお前の……俺の敵ではない!!」

 

兵藤の左手から莫大な光が解き放たれ、神々や魔王が恐れた世界最強の片割れ 天を統べる二天龍の片割れ ドライグが降臨した。その瞬間、ドライグが莫大な熱量を解き放ち、新宿の半分は消し飛んだ。

 

 

「遠野!!お前だけはぜってぇぇえ許さね!!」

 

ドライグが具現化した後、兵藤は真っ直ぐに悟の所に飛んできた。今、ドライグが具現化した現在……兵藤は複雑な操作を必要とする透過は使えない(ベルさんと七夜先生?この2人は長年の経験と鍛練でドライグ無しで透過を万全に使える)、兵藤はドライグが居なければ倍加位しか満足に神器を使えないのだ。

 

「俺はアザゼル先生から託された万華鏡のお陰で、お前なんざ簡単に倒せる!!」

「5歳の子供に人体実験して奪った力がそんなに嬉しいか?」

 

悟は空間制御で兵藤を潰そうとする。だが、兵藤は万華鏡写輪眼 神威のすり抜けによって悟の攻撃を回避する。だが、ナナミンと同世代の人々は御存知だと思うが神威のすり抜けは相手の攻撃を受けた瞬間に攻撃を受ける部分が神威空間に転送されるのだ。

 

「ごは!?」

 

兵藤の腹部に大きな穴が空いて血潮が吹き上がる。悟達は兵藤が自惚れたように神威を使うことは最初から分かっており、神威対策を最初からうっていた。兵藤とジーニアスの万華鏡写輪眼 神威の神威空間は繋がっており、ジーニアスは兵藤の神威対策の為に……

 

「グルルガァア!!」

 

特級にさえ通用する攻撃力を誇る式神 玉犬渾を神威空間に送り込んでいたのだ。兵藤が神威を使ってすり抜けを行うor神威空間に逃げてきた瞬間に、玉犬渾が嗅覚で兵藤の居場所を見つけて攻撃するのだ。

すり抜けをしたら玉犬渾に攻撃され、すり抜けをしなかったら悟達に攻撃される。すり抜け対策はバッチリなのだ。

 

「てめえぇぇ!!」

 

悟は兵藤の顔面目掛けて無下限の空間切断を使う。だが、同時に兵藤はオートすり抜けで回避する。だが、回避したかと思えば玉犬渾に頭部を破壊され、兵藤は一時的に万華鏡写輪眼が破壊された為か一時的にすり抜けが出来なくなる。

 

「いでぇぇ!!なんでだよ!!なんで神威を使ってるのに、ダメージを受けるんだよ!!」

「元の持ち主の方が神威の事を知ってるからな」

 

兵藤は絶大なダメージを受けても、アヴァロンが自動で兵藤の傷を再生させる。腹部の修復も完了し、脳みそも再生し、頭蓋骨も皮膚の再生も完了した。そして瞳の再生が始まる瞬間……悟は天逆鉾でアヴァロンと兵藤の繋がりを断ち切る。これで再生は泊まり、兵藤は失った眼球があった場所を押さえてのたうち回る。

 

「俺の……俺の眼がぁあ!!」

「このまま暴れてもあれだな。なあ、知ってるか?入れ乳や手術痕って反転術式じゃ修復出来ず……本来の形で修復されるんだ」

 

悟はそう告げ、兵藤が暴れないように手足を術式での空間圧縮で潰し、兵藤の側に座る。悟の視線の先では具現化したドライグが怪獣映画真っ青に大暴れし……新宿の半分が既に消し飛んでいた。

 

「頼んだぞ、皆。悠仁とジーニアスはやられんなよ?コイツの万華鏡を無くすためにもな」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぬぉおおお!!死ぬ!!マジで死ぬ!!ゴジラと戦う自衛隊ってこんな気分なの!?」

 

虎杖悠仁はリニアモーターカー真っ青の速さで地面を爆走しており、その背後では翼を広げて無限に力を上げていくドライグが迫り来る。止まればドライグの神さえ滅ぼす圧倒的な力で滅ぼされてしまうだろう。

 

「仕方ないでしょ虎杖君!!ジーニアスが詠唱を終わるまでの辛抱なんですから!!」

「魔虚羅の詠唱、5秒で終わるよね!?」

 

なお、悠仁以外のメンバーは式神ガブリエラの背中に乗っており、安全である。

 

「捌!!」

 

悠仁が御厨子の力……攻撃対象にオートでの呪力による不可視の斬撃を与える必殺技 捌を使う。捌は呪力の消費が普通の斬撃 解と比べて多いが対象に自動で最適な斬撃を与えることが可能で格下なら一瞬で三枚降ろしにすることが出来る。

 

「効かぬわ!!呪術師が!!」

「いや、どっから見ても効いてますけど!!」

 

捌の斬撃を受けて身体中から血を流すドライグ。だが、今の悠仁の捌の一撃ではドライグを行動不能にすることが出来ないようだ。

 

「パイセン!!パイセン!!お待たせ!!」

 

すると、ジーニアスが準備出来たのか……ジーニアスはガブリエラの背中から降り立つ。そんなジーニアスの頭部には魔虚羅の法陣をジーニアスサイズにしたような物が浮かんでおり、ジーニアスはその法陣を手動でガコン、ガコンと回す。

 

「遅いよ!?魔虚羅って一瞬で呼べるんでしょ!!」

「事前に適応させようと思ったんだ!!パイセンタフだから時間稼ぎ余裕でしょ?」

「全然、余裕じゃないからね!?」

 

ジーニアスは法陣を頭から取り、影の中に仕舞う。そして両手を前に突き出した。今こそ、日本がかつて誇った神滅具さえも凌駕する最強の術式を最強と称した式神が降臨する。

 

「ふるべゆらゆら!!」

 

僅かな詠唱。その詠唱を唱えると、その式神の降臨を祝うように玉犬と蝦蟇が現れて遠吠えと鳴き声を挙げる。

 

「顕現せよ、異界神将魔虚羅!!」

 

10メートル程の巨大な体躯を誇る最強の式神 魔虚羅が降臨した。魔虚羅はドライグを見上げ、地面を粉砕してドライグに接近する。

 

「ふっ……お前の攻撃など透過で避けてやるわ!!」

 

魔虚羅の力は神羅万象 ありとあらゆる現象や事象に適応できる最強の後だしジャンケン。魔虚羅が適応した現象や事象は魔虚羅には意味を成さず、魔虚羅にダメージを与えることは出来ず、魔虚羅の攻撃を防ぐ事は出来ない。その為か、ドライグは魔虚羅の攻撃を防ぐ事は出来ず、ドライグの攻撃は魔虚羅に通じず……ドライグは一方的に魔虚羅にボコボコにされていく。

 

「バカな!?何故だ!?なぜ、俺の倍加が……透過が通じん!?どうなっている!!なんなんだ!!この化物は!?」

 

そして魔虚羅は右手から生えている剣で、ドライグの首を跳ね落とした。倒されたドライグは光の粒子に成ってしまい、兵藤の神器に戻っていった。

 

 

 

 

 

 

「俺の眼が……普通の眼に……俺の写輪眼が……」

 

兵藤一誠。ドライグが倒された後、悠仁と円鹿の手で反転術式を受けて眼球を再生される。だが、考えてほしい。再生医療で豊胸手術のシリコンが再生するだろうか?しないだろう。その為か、再生された兵藤の眼球は万華鏡写輪眼ではなく兵藤自身の眼球だったのだ。

 

「なんで俺には術式が無いんだよ!!なんでアイツ等に限って術式が有るんだよ!!俺はこんなに頑張ってるのに、皆を護るために戦ってるのに!!

くそっくそっ!!小猫ちゃんとゼノヴィアも強制的に連れていかれるし!!くそぉおお!!俺に宿儺の術式が有れば……遠野の空間制御が有れば……十種影法が有れば!!部長や皆を護れたのに!!」

 

兵藤は医務室で慟哭した。

 

 

 

 

 

 

シエルはジーニアスのDNA鑑定結果と自分自身のDNAを鑑定した結果、涙を流していた。鑑定の結果、血縁関係有り……判定は姉弟だった。シエルがロアの転生体だった事は裏側では有名であり、それはアザゼルも知っている。堕天使は肉片さえ有れば遺伝子操作で子供を作ることが出来る。故にアザゼルはシエルの素質にも眼をつけ、シエルの母親の肉片をこっそりと回収しては材料に使ったのだろう。

 

「家族がまだ……居たんだ。もう、居ないと思ってたのに……」

 

そして同時にシエルは決意する。もし、アザゼルが自分達に危害を加えるなら……弟の代わりに自分がアザゼルを殺すことを。

 

翌日、シエルは親権ゲットの為にネット越しに遠坂家と会議を行った結果……3人ともお姉ちゃんという結論で終わった。

 

 

 

「「英雄が此処に在籍してると聞いて!!2代目英雄宿儺は何処ですか!?五条の末裔は何処ですか!?禪院の末裔は何処ですか!?」」

「悟!!早く帰ってこい!!」

 

夜蛾学長。高専にアポ無しでやって来た2人のワルキューレの相手をするのだった。

 

 

 

 

 

高専の何処か。

 

「日本の戦力も揃ってきたな。そろそろ、あの子達に世界の真実を話すとしようか」

 

夜蛾学長と共に悟と秋葉の助命を唱えた日本呪術界の頂点、不死の呪術師 天元。とは言え、その姿は四つ目の宇宙人に見えないことはない。




次回、天元様。出てくる。

九十九「そういや、今の器のモデルはなんだ?エンマが用意した筈だろ?」
天元「エンマが作ったミミズだよ。いや、確かに何でも良いって言ったのは私だがね」

天元様から語られる様々な神話の神々の正体……それは

天元「本物のオーディンなら寿命で死んでる。今のオーディンはオーディンを思う人々の思いから誕生した呪霊に近い存在だね。勿論、朱い月に殺された偽者のゼウスもだ」

コタツ空間、常夏ビーチ、そしてbar……変幻自在の天元様の空間でのお話。

さとるん「カルーアミルクをくれ、依頼はそれからだ」
天元「君は未成年だからカフェオレにするよ」

悠仁「天元様!!どうして日本の神様出てこねーの?」
天元「子供達の旅路に親は干渉しない、今は人の時代という縛りでだね。それを悪用してか、神々が降りてこない事を良いことに悪魔が暗躍してたがね」

容赦無しが決まったけど、呪肉した過去の呪術師や覚醒タイプの呪術師だす?

  • 出すに決まってんだろ、髙羽さんカモン!!
  • 出さない。出しても転生悪魔。
  • 出して一部の方は途中から入学パターン!?
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