神器迴戦~借金返済から始まる英雄譚~   作:静かなるモアイ

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禍の団の定例会議


一方の禍の団 その2

禍の団は多くの派閥が存在している。

 

夏休みに日本に攻めてきて呪術高専にフルボッコにされて、壊滅寸前まで追い込まれた英雄(笑)派。今は中国の帝釈天の元で療養しており、最近になって禍の団の隠れ家に戻ってきた模様。現在、発言力はほぼ皆無。まあ、仕方がないだろう……なにせ、現在の構成員はジャンヌ(笑)とヘラクレス(笑)とペルセウス(笑)そして現在はその神滅具の特性の為かある意味最高戦力?と成り果てたサブカル職人のレオナルドだけである。レオナルドがいる限り、無限に火星ゴキブリやゴブリンにゾイドやモンハンのモンスターが無限に増えるので……今は物量作戦の要のようなポジションである。なお、活動目的は「俺達は英雄になるんだ!!」や「俺達つぇぇぇーー!!ひゃっほー!!」な感じであったが、千手因幡からしたら「なんで禍の団に入った?英雄になりたかったら被災地で炊き出しでもしろ。欧州で避難民の手助けをしろ。バカなのか?英雄の意味を履き違えてないか?そんな英雄願望なら他を当たれ」と怒られたとか。

 

次に悪魔の皇族で構成された魔王派。今の魔王は言わば、かつて大王ゼクラム・バアルが「魔王様死んじゃったし、クーデター起こして新しい魔王作ろうぜ」との事で革命を起こし、その革命戦争で活躍した若者を魔王として祭り上げたのだ。そのクーデターの犠牲となり、悪魔の国を追い出された初代魔王の末裔が魔王派に所属する幹部のカテレア・レヴィアタン、クルゼレイ・アスモデウス、シャルバ・ベルゼブブ及び彼女達の部下である。数は火星ゴキブリやゴブリンで無限に増えていく英雄(笑)の次に多く、その構成が全て純血悪魔で構成されている。

目的は今の魔王を追い出して、自分達が政権を取り返すのを目的としてきたが……現在はカテレア&クルゼレイの穏健派とシャルバ率いる「我々が地上も支配する」と考えてる過激派との分裂が起きているのが現状だ。

 

そしてヴァーリ・ルシファー率いるヴァーリチーム改めて革命派。目的は三大勢力による人間及び地球への被害を武力を持って無くさせること。三大勢力自体+三大勢力に協力する神話を完全に滅ぼす事が目的ではなく、悪魔の駒に関する問題や人体実権等を排除するのが目的だ。とは言え、アザゼル達を倒さなければ人工神滅具を作るために遺体を用いたり、悪魔の駒の乱用は悪魔上層部を滅ぼさない限り終わらないので結果的に三大勢力を壊滅させるだろう。既に堕天使領土は先日に更地に成って消滅してしまった。

構成員はチームリーダー(一応)で歴代最強と称された白龍皇ヴァーリ・ルシファー。サブリーダー(実質リーダー)として千手因幡。幹部として突然変異の黒人特級レベル呪術師ミゲル、ワルキューレ次女のフリスト、神滅具幽世の聖杯の保有者ヴァレリー、南極の施設から保護されたデミ・サーヴァント(モデル ギャラハッド)マシュ・キリエライトが居る。他のメンバーとしてオカマ呪術師ラルゥ(強い)と変態仮面にエボリューションしたアーサー(笑)こと変態仮面等が居る。

なお、強さの順は因幡>>>ミゲル>ヴァーリ>フリスト、ラルゥ、>マシュ>ヴァレリー>>その他>である。む?変態仮面はどれぐらいかって?彼はギャグ補正だからさ。

 

そんな禍の団は現在3つの派閥……壊滅寸前の英雄(笑)を除けば2つの派閥(魔王派は分裂してるので一応3つ?)が活動を行っている。だが、そんな禍の団の首魁は表向きにはオーフィスという無限を司るチートドラゴンである。しかし、そんな無限のドラゴンであるオーフィスは現在、とある爺……リゼヴィム・リヴァン・ルシファーの手で「ロリの女の子に成ったら皆……力を化してくれるよ!!」と言われて幼女なロリコンホイホイな見た目と成っている。

余談だが、リゼヴィム爺は並行世界との繋がりを壊そうとして宝石爺さんの手で消し飛ばされたとか。

 

 

「では定例会議を始めるわよ」

 

此処は禍の団の新しい本部。禍の団の本部は本来は別の所に有ったのだが、因幡とヴァーリが変装して日本でラーメンを食べている間に、神々(呪霊)を味方につけた三大勢力の襲撃によってコテンパンにされてしまい、現在では因幡が術式で作り出した完全再現+魔改造宇宙戦艦ヤマトを暫定的な本部にしており、他にも完全再現+魔改造宇宙戦艦アンドロメダ等の戦艦も存在している。なお、艦載機?としてストライクフリーダムガンダムを始めとした様々なガンダムシリーズやマクロスシリーズのスーパーロボットが中に仕舞われている。そこ、父親に似たとか言わない。

 

今回、禍の団の定例会議に参加するのは英雄(笑)からは自称ジャンヌと自称ヘラクレス、魔王派からはカテレアとカテレアの旦那でアスモデウス家の末裔であるクルゼレイ・アスモデウス、そして革命派からはヴァーリと因幡が参戦である。

 

「我々……大王派は御存知、私とクルゼレイの派閥、シャルバの派閥で別れました」

 

自分達が大王である悪魔上層部から政権を奪取し、正しい治世と非道アイテム悪魔の駒の廃止と身分制度の縮小を行おうとしていたカテレア&クルゼレイ。そしてシャルバ・ベルゼブブが新たに思う「改めて自分達こそが悪魔として世を統べる」と思う派閥に別れたことを報告した。シャルバは魔獣創造の持つ圧倒的な力等に見惚れてしまい……シャルバは悪魔を民も含めて粛清し、自分達が新たに悪魔の王となる予定のようだ。しかし、それは政権を奪取し民には手を出さない筈の魔王派との信念と仲違いを起こして決裂と成ったのだ。現在、シャルバはヤマトを降りて……魔獣創造のリビングデッドを1人連れては何処かに潜伏してるのだろう。

 

「じゃあ、シャルバが三大勢力と関係ない民間人を標的にしたら……真っ先に殺す……先生がな」

 

椅子に座るヴァーリは壁に凭れながらシュークリームを食べる因幡を指差してそう告げた。シャルバ程度ならヴァーリ単独でも余裕で勝てる…………と、言うのは1ヶ月前の話である。

シャルバは己の無力を悟った。神器を使ってないヴァーリ(因幡ブートキャンプ履修済み)にボコボコにされ、マシュにもボコボコにされた。その結果、シャルバは決意したのだ。自分自身を改造することを。反転術式が習得できない&毒となる純血悪魔の弱点である再生能力の限度を克服するために、プラナリアのモザイクオーガン手術を受け更に悪魔の生命力+プラナリアの生命力のW生命力を使って地球最強生物(人間と同じ大きさにしたら)の1つモンハナシャコの能力も得たのだ……勿論どちらも常時発動である。流石に悪魔の力+シャコパンチを受ければヴァーリ達も一溜りも無いだろう。

 

「それは恐ろしいですね。我々は民間人を襲いませんから安心して下さい。流石に……身重ですし、抑止力が全力で殺した千手エンマの遺伝子を最高濃度で受け継ぐ忍を敵に回したくないです」

 

現在、カテレアは妊娠している。故に、無事に子供が産まれるまではド派手にテロ活動は出来ない。だが、カテレアが身籠っていると知れば……悪魔上層部はレヴィアタンとアスモデウス……2つの皇族の血を受け継いだ悪魔の赤子を全力で殺しに来るだろう。

 

「で?貴方達は?」

「変装してラーメン食べたり、観光しながら情報収集したりね。先生が構築した認識阻害のメガネは便利だよ、先生は三大勢力に素顔がバレてないけど……俺はバレてる。だが、そのお陰で気にせず歩けるからね」

 

因幡、マシュ、ヴァレリー、そして禍の団で2番目に強い男 ミゲルと違ってヴァーリは三大勢力全体に顔が割れている。その為に外を歩けば一瞬で見つかってしまう……言うならば国際指名手配されているのだ。

だが因幡が術式で作ってくれた認識阻害メガネという変装呪具のお陰か、気にせず歩けるのだ。

 

「あと、先生が堕天使の国を消し飛ばした」

「ツァーリボンバーを幾つも作ったから跡形も残ってないな」

「「消し飛ばした!?」」

 

ヴァーリと因幡の報告を受けて、ジャンヌ(笑)とカテレアは驚きながら叫ぶ。そして因幡がポケットからリモコンのような物を取り出して、ボタンを押す。すると、空間に映像が投影された。その映像は構築された数多の核弾頭によって、堕天使の国が文字通り消し飛ばされて巨大なクレーターとなり死の灰が降り注ぐ大地と成ってしまった堕天使領土であった。

 

「こんな……こんな……ことって…………」

「アザゼルは死んでいない。アイツは確実に殺すさ、アイツ等のお陰で俺の弟達は犠牲に成ったし、こうしてる間にも犠牲に成っている。英雄様(笑)の装飾品等でな」

 

因幡はアザゼルを赦すつもりはない。確実に殺す。

アザゼル達のワガママで自分達は頼んでないのに産み出され、頼んでいないのに造られた。人体実権の繰り返し、因幡は運良く逃げ出すことが出来たが……その道中で因幡は見てしまった。

 

自分のように人として産まれる事が出来なかった肉片達、エンマチルドレンシリーズの失敗作が投棄された蠢く肉片が。自分も一歩間違えたらそうなっていたのかも知れない。幸いにもその時はアザゼルは生まれつき禁手に到達していた日本人に注目していた頃であり、因幡は万華鏡を摘出されずに脱出できた。その後、孤児院に転がり込んで因幡と名乗り……自分の名前にしたり、三大勢力の足がバレる前に孤児院から姿を消したり、透明マントを造ってはバレないように力を蓄えながら生きてきた。

全ては自分達の逆襲……自分達のように三大勢力の手で悪戯に道具や資材のように消費される子供が幸せに生きられるために。そのために()()()()()()()()()()()()もお構い無しなのだ。やがて、最終的に自分の命を捨てるように成っても御構い無し、弟が生きている事を知った。その弟は今や芸能人+VTuber+eスポーツプレイヤー+呪術師に成っている。でも、良い……世界の敵に成るのは兄1人で充分なのだから。

 

(そういや弟……ジーニアスは芸能人だったな。だったらアイと会ってるかも知れないな)

 

「悪魔上層部も滅ぼすさ……特に悪魔の駒の製造プラントは発覚しだいに破壊する。もしかしたら、俺の弟たちが悪魔にされて怪物に変えられた可能性も有るからな」

「貴方がそう言うなら恐ろしいですわね……」

「今、ナノマシンドローンを量産して悪魔領土に飛ばして悪魔の国の調査をしてる」

 

因幡は更に告げる。ナノマシンを用いたドローン(動力源 ナノ化アークリアクター)を構築しまくり、悪魔本土にばら蒔きまくったそうだ。その数は数万!!

その数万のナノテクドローンが現在進行形で情報を調べてくれており、幾つか分かった事がある。悪魔の国家は英雄兵藤等の活躍?により財政が潤ってきている。だが、それでもグレモリー領土のスラム街等ではテレビすらも買えない貧困層が存在しており、それはどの悪魔領土も似たような物であった。中にはマトモな仕事に着けず貧困から抜け出せずに何千も生き続ける人生を送った悪魔も居るのだ。

 

「バアル……そこまで腐ってたか!?」

 

因幡から持たされた情報を聞き、カテレアは怒りが込み上げる。

 

「あと、ドラえもんのとりよせバックを使って呪術高専からグルメ商材をとりよせ、タイム風呂敷や進化退化放射線源を使ってグルメ食材の量産に成功した。旨いぞ?このシュークリームもグルメ食材で作った」

「「本当ですか!?」」

「えっ?先生……俺、初耳」

 

そして因幡の暴走は停まらない。彼はドラえもんの秘密道具さえも構築術式で造りまくり、呪術高専からグルメ食材を無断でとりよせ。更にタイム風呂敷や進化退化放射線源で改良を加え、量産に成功したのだ。勿論、ヤマトの農園で大絶賛栽培中。

 

「所で金色のドドリアンボム出来たんだが、良い廃棄場所知らない?結界術で臭いは漏れなくしてるんだが」

「「「今すぐ何処かに捨ててこい!!天界や悪魔の国にでも捨ててこい!!」」」

 

満場一致で金色のドドリアンボムの廃棄は確定。捨てられた場所は悪魔の頂点に君臨する領土……バアルの領土であった。

 

ゼクラム・バアル議長。悪魔の頂点に君臨する老人は世界で一番臭い悪魔と成ったのだった。

 

「ぐぅぅぅぎゃぁぁあ!!」

 

禍の団の日常に続く!!




次回は禍の団の日常……オーフィスたん出るよ

ヴァーリ「てか、先生居なかったら今頃禍の団滅んでるよな?絶対」
因幡「言わない約束な」

一部キャラ以外……改心した禍の団。その拠点である魔改造宇宙戦艦ヤマトの中も明らかに!?

カテレア「此処、何時から孤児院に!?」

見てみたい番外編

  • さとるん先生1年目(4年後)
  • if エンマ特級呪術師生存ルート
  • 呪術高専ギャグ紅白戦(さとるん3年)
  • 1ヶ月1万円生活
  • 格付け対決(平和時空)
  • さとるんシエルルート
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