神器迴戦~借金返済から始まる英雄譚~   作:静かなるモアイ

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セラフォルー……退職を考える。


胃痛のセラフォルー、日本食が食べたいさとるん、弟に真実を告げたい因幡、何も知らないジーニアス

「しかし、アンタ強いな?構築術式って便利だな。ドラえもんできるじゃん?」

「便利って訳じゃないさ。構築術式は呪力効率がかなり悪くてな。想像力は勿論……様々な知識も必要だ。使うには色々と学ばないといけないからな」

 

悟達、呪術高専から派遣されたメンバーはセラフォルー&ガブリエル率いる部隊と共に欧州の事件解決を行っていた。勿論、その中には報酬目当てにフリーランスの海外在住の呪術師や三大勢力(笑)に媚を売りたい裏側関係の賞金稼ぎも協力していたが……残念な事に賞金稼ぎとフリーランスの呪術師は良い戦果をあげることが出来ず、負傷しており……それはセラフォルー&ガブリエルが連れてきた三大勢力の兵士達もそれであり、兵士達の多くは負傷しており治療が必要だ。セラフォルーの引き連れた部下の殆んどが中級階級から武功を挙げてきた悪魔であるが、純血悪魔なので反転術式での治療は行うことが出来ず……何人かは拠点で療養という形に成っている。それに対してガブリエルの部下はその全てが転生天使であり、反転術式の治療が可能だ。その為か、ジーニアスが顕現させた円鹿の反転術式で治療は可能のためか戦闘は可能だ。

 

そんな中、結局の所……悟達からすればセラフォルー&ガブリエルは足手まといに成ってないが……残念な事にセラフォルーとガブリエルが連れてきた部下の多くが足手まといであり、フリーランスの呪術師と賞金稼ぎも同様だった。お陰でジーニアスも前線に出てくるし、助っ人?で戦力に成ったのは突如としてフェンリルバイクで現れた構築術式の使いである因幡だけであった。

 

そして悟達は助っ人?で現れた因幡から色々と旅先での話を聞かしてもらったり、術式に関する話を行ったり、していたのだ。

悟は因幡と傑と共に術式に関して話を行い、アルクェイドとジーニアスはフェンリルバイクに無断で跨がっては「ぶんぶんぶん!!」と言いながらアクセルを捻っている……当然ながら因幡がエンジンを停めているためにエンジンは動かない。そんなアルクェイドとジーニアスを何とか宥めながら降ろそうとするシエルであった。

 

「それにしても傑。お前、なんか呪力増えてね?基本的に呪力の総量と最大出力って増えないんだろ?」

「多少は増えるが、それは呪力の効率的な使い方を覚えただけに過ぎないパターンが多いからな(写輪眼をこの場で使えないのが痛いな。どれ程か気になる)」

「拡張術式で取り込んだ呪霊の呪力を使うことが出来るように成ったんだ。術式を使う分に関しては呪霊の呪力でも出来るから、解釈を広げたら出来るように成ったんだ」

 

 

「うぇぇえーーん!!飲まなきゃやってらんないよ!!ふざけるなよ!!あのプリン頭!!何がはぐれ悪魔が神器持ってたら回収して寄越せだ?自分で取りに来いよ!!このボケーー!!」

 

一方のセラフォルー。やけ酒(ほろ酔い苺味)を飲んではやさぐれていた。無理もないだろう、セラフォルーははぐれ悪魔や呪肉した過去の呪術師と戦った報告書を纏めていた頃だった。

 

『おっ!!セラフォルー!!お前、今……欧州で増加したはぐれ悪魔を処分してるんだろう?ソイツ等が神器持っていたら遺体を寄越してくれよ。神器を抜き出して研究したいからよ』

 

とプリン頭からめんどくさい指令が来たのだ。それを思い出してか、セラフォルーは飲み干したほろ酔いの空き缶を思いっきり、握り潰した。

 

 

 

「写輪眼の少年。俺の技を良く見ておけ……性質変化はこう使う。水遁水断波!!」

 

その後、因幡はジーニアスに魔力の性質変化のやり方を個人レッスンで教えたのだった。

 

「凄いね!!おじちゃん!!魔力ってこんな使い方が有るんだね!!」

「おじ!?俺は老けてないし、21だぞ。せめて、お兄ちゃんにしてくれ」

 

(なあ……傑。俺、出来ないんだけど……千鳥出来ないんだけど)

(私だって螺旋丸出来ないよ。あれ、本当に魔力なの!?チャクラじゃないの!?)

 

ジーニアスには出来て、悟達は出来ない。その為か、悟と傑はまさかと……思い1つの仮説を思い付いてしまった。因幡はジーニアスの生き別れの兄なのではと?まあ、事実なのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月10日。

 

「さあ、始めるか。弟には忍術のコツを記した巻物を郵送した。アイにお別れを言えなかったのは心残りだが、終わらせるか」

 

千手因幡。魔改造宇宙戦艦アンドロメダ+火星ゴキブリ操縦のホワイトグリント×5を引き連れ、単独で悪魔領土を襲撃。

 

「拡散波動砲……収束射出!!」

 

アンドロメダの艦首に備え付けられた2門の拡散波動砲の砲身から莫大な破壊光が解き放たれ、悪魔の駒と天使のカードの原材料が採掘される浮遊島アグレアスは一撃で消し飛んでしまった。

 

千手因幡……輪廻写輪眼の究極瞳術で死亡まで残り2日。

 

アグレアスが消し飛び、これで2度と悪魔の駒と天使のカードは作られない。だが、悪魔上層部を完全に抹殺しなければ悪魔上層部は人間を食い物にするだろう。

 

 

 

一方の日本。

 

「傑。さて、バカなテロリストがやってきたな」

「だね」

 

「人間風情が……魔王の力を思い知れ!!」

 

シャルバ・ベルゼブブ。日本に進軍を開始……だが。

 

「虚式 ムラサキ……最大出力!!」

 

シャルバ・ベルゼブブ。格の差を知る。

 




因幡の結末は既に決まってます。所で皆さん……脱兎がモデルの神宝の力御存知?御存知なら結末のネタバレが分かります。

次回……因幡の遺書からの大暴れ。

見てみたい番外編

  • さとるん先生1年目(4年後)
  • if エンマ特級呪術師生存ルート
  • 呪術高専ギャグ紅白戦(さとるん3年)
  • 1ヶ月1万円生活
  • 格付け対決(平和時空)
  • さとるんシエルルート
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