仮面の男ことマスクマンこと本名を七夜緋人が悟達を連れて瞬時にオカルト研究部から去って直ぐ。オカルト研究部では何時も通りの平和な日常が流れ出していた。
「あれ?シエルやノエル先生は?」
だが、兵藤は気付けなかったようだ。いや気付けなくても無理はない。緋人の動きは非常に洗練されており、彼が本気で動けば気付くのは不味不可能。それも悟、アルクェイド、シエル、ノエルと言った4人の人物を連れて撤退したのだ。
「もう居ないよ、下僕ちゃん。流石は撃墜王だ」
先程までシエルとアルクェイドが座っていたソファーに腰掛け、Dr.アラクはそう言った。
「Dr.アラク。撃墜王がシエルとノエルを連れて行ったってこと?」
「それだけじゃない。数百年ぶりに、浄眼の完全上位互換な魔眼 六眼を宿した退魔師と真祖の姫君も連れてね。昔から撃墜王は相変わらずぶっ壊れだ。私の知人の多くも彼に討ち取られたからね」
「六眼?」
六眼。初めて聞く単語にリアスは首を傾げる。
「六眼は大陰陽師 菅原道真の血を引き継ぐ者が極稀に開眼する魔眼だ。魔力の波長、感情、術式、魔力の質…全てを見通す。常時発動の虹の魔眼と言えるだろうね。術式を明らかにするから、その気に成れば相手の術式も解析してコピーさえも出来る。デタラメな眼さ」
六眼。それは悟が宿している魔眼の名前であり、ありとあらゆる物を見通し、術式さえも瞬時に解析してしまう恐ろしい魔眼である。魔力の波長から感情から出る魔力の色など、ありとあらゆる物が悟の魔眼では見えてしまう。術式の解析も出来るために、他の魔眼による暗示や仕掛けてきた異能さえも解析して無効にしてしまう事も出来るのだ。
「六眼…その瞳…欲しいわね。是非とも、彼を眷属に誘いたいわ」
六眼…その力を知り、悟を自慢の眷属に迎え入れたいリアス。だが、アラクは大きな溜め息を吐き出した。
「やめときな、次期当主ちゃん。言っとくけどね、君達全員…撃墜王は勿論だけど、六眼の坊やにも一方的に負けるよ?それもバババーンって一瞬でね」
Dr.アラクはリアス達と比べて実は遥かに強い。勿論、この中+悟達の中でDr.アラクの実力と危険度に瞬時に気付けたのは緋人ただ1人。緋人はDr.アラクの危険度を瞬時に理解し、自分が此処で戦えば悟達を護りきれる自身が無かった為に撤退を選択したのだ。
『事実だ。特に相棒…お前には期待している。なにせ、俺を宿した人間で唯一悪魔に成ったからな。肉体の強さもヒビトに迫る事が出来るだろう。アイツを殺してくれ、アイツはお前達悪魔の敵であるエクソシストだ。悪くは無いだろ?だが、今は挑むな。確実に殺される』
Dr.の言葉に続くように兵藤の左腕に宿るドラゴン…かつてブリテンの守り神であった守護龍であるドライグがそう言った。
ドライグの言う通り、今まで悪魔陣営に降った赤龍帝は居なかった。どの赤龍帝もドライグから与えられた赤龍帝としての力を振るい自由に生きてきた。有るものは堕天使陣営に降り、有るものはひたすら筋トレしたり、様々だった。
「おっおう…」
『俺を宿せばドラゴンのオーラで女に好かれるぞ?ハーレムを築いた奴も居たしな』
「マジっすか!!ドライグさん!!」
兵藤の夢はハーレムを築くこと。悪魔政府では貴族階級である上級悪魔では重婚が認められており、自在にハーレムを作ることが出来た。それに貴族に成れば悪魔の駒で
『ふっ…やはりお前こそ俺の相棒に相応しい。ドラゴンとは欲に忠実で力を求める。お前とはヒビトと違い、最高の相棒に成れそうだ』
ドライグは思い返す。七夜緋人という天才に宿り、今度こそ宿敵である白き龍の魂さえも破壊できると喜んでいた日々を。だが、七夜緋人はそれを拒否。白き龍を宿した人間が人間性を失い、暴れる怪物と成り果てた時は七夜緋人は蛇腹剣 破天を振るい…空間を立体的に動く独特な体術で神器を使わず白き龍を宿した人間を抹殺。これにはドライグは歓喜した。だが、七夜緋人は次の白き龍を宿した人間が人間だった為か見逃した。これが、ドライグと七夜緋人の確執の始まりだと言えるだろう。
「あっ…そう言えばアラク先生。撃墜王を超える実験って?」
兵藤はDr.アラクに問い掛ける。Dr.アラクはこう言った、私の実験に付き合えば撃墜王を超える最強の赤龍帝に成ることが出来ると。
「ふふ。撃墜王はね、
でも、下僕ちゃんは悪魔に転生して霊基も変化してるから撃墜王と同じ手段は出来ない。でもね…私の作ったお薬を注射すれば……神器がパワーアップする分けよ!!」
Dr.アラクはそう言って、懐から怪しい注射を取り出した。
「勿論、赤龍帝だけじゃなく他の神器にも使えるよ!!うひょょょーい!!良かったわね、木場ちゃん!!貴方も第三の撃墜王に成れるわよ!!」
「僕もですか!?」
そしてDr.アラクは……
「えい!!ブスッとなーーー!!」
「「ギャァァァ!!」」
木場と兵藤に注射を撃ち込んだ。
「アーシア…良かった…良かった」
「シエルお姉さん!?それに…ノエルさん、副長さんまで」
一方の悟達は駒王学園から逃げ出し、駒王駅近辺で金髪の少女アーシア・アルジェントを保護する事が出来た。だが…
「うふふふ…待ってたわよアーシア。貴方の神器も私が頂くわ」
黒い羽が舞い、彼等の前に堕天使の女が舞い降りた。
次回…アーシア、拉致される!?
シエル「コイツ…幾つ神器を!?」
さとるん「神器って何個も宿せるのか!?」
マスクマン「…成る程、奪って自分に移植したのか。堕天使は神器を抜き取ることが出来るからね」
アルク「えっ!?そんなこと出来るの!?」
???「ハッハハハ!!たかが、神器を一つしか宿せない人間の分際で私に叶うとでも?」
魔改造レイナーレ…降臨!!
リアス「もしもしお兄様?私の領地に埋葬機関の撃墜王がやって来たから、何とかして!!」
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