ガンダム ビルド…ビビットアーミー艦隊これくしょん   作:黒瀬夜明 リベイク

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第10話 修復

昼食を終えた深海たちは、再び旧工廠へと向かった。旧工廠の入り口では明石が2つのガンプラケースを持って待っていた。

「明石すまないな。修理は終わったのか?」

「勿論ですよ!提督が自身で考案した修復方法なんですから、知ってて当たり前じゃないですか」

「フッ、そうだったな。まさか、高速修ふ―――」

「提督、それ以上は…」

「す、すまん……」

「まったく…はい。アミオさんミモザさん、中を確認してくれますか?」

そう言って明石はガンプラケースをアミオとミモザに手渡した。2人は早々にガンプラケースを開け、中に入っていたガンプラを取り出した。2人の手には完璧に元の姿となったJガンダムエースと、ガンダムデュナメス・ヴァンガードカスタムがあった。

「す、凄い。完璧に元通りじゃないか!」

「嘘でしょ…どうしたらこんな完璧に直せるのよ」

「そりゃ、私たちが使ってた高速修ふ―――」

「明石」

「あ、すみません」

(さっきから何言ってんだ?この2人)

(さ、さあ?)

と、ビビとクレアは変な掛け合いをする深海と明石を不思議そうに見ていた。その2人を見て深海と明石は目を逸らして苦笑いを浮かべていた。

 

修復された機体を受け取ったアミオ、ミモザ。そして、ビビとクレアは深海に連れられて鎮守府敷地内の中央に立つ体育館へやって来た。

「え?なんでこんなとこに体育館があるの?」

「大戦中でも、ここで武道の鍛錬をしていた艦娘もいたからな。その時からのを残して有効活用しているんだ」

「なるほど!取取り壊すのにも費用が掛かりますしね」

「…あれ?あんなところに何かが叩きつけられた跡が―――」

「クレア。お前は何も見ていない、いいな?」

「あ、はいっさ」

と、何かを察したクレアを見て残りの3人も察しが付いたのか何も言わなかった。そして5人は体育館内へ足を踏み入れた。そこには7台が連結されたバトル台が体育館中央にあった。

「まさか、自宅にバトル台を持っているとは思わなかったな」

「普通はありえないからな。さあ、特訓を始めるとしよう」

「ちなみにどういう方法で特訓してくれるんだ?」

「俺と1対1でバトルをする。4人の得手不得手を調べさせてもらう、本気で掛かってこい」

そう言った深海はバトル台の反対側へ歩いて行った。そしてそこにあるスイッチを押し、GPベースとガンプラのセット台を呼び出した。

「あの深海さん。ガンプラはやっぱり壊れるんですか?」

「バトルシステムには機体がダメージを受けないようにする設定がある。安心していいぞ」

「それを聞いて安心したな。じゃあ、私から行かせてくれ。元はと言えば私から言い出したことだしな」

と、先鋒に名乗りを上げたのはビビだった。

「ビビ、頑張ってね!」

「絶対勝つっさよ!」

「ビビなら、きっと勝てるよ!頑張ってくれ!」

「ああ、任せておけ!」

そう言ってビビは、深海と対峙した。

 

続く

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