ガンダム ビルド…ビビットアーミー艦隊これくしょん   作:黒瀬夜明 リベイク

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第20話 周知

スイーツ店で再開したミモザとクレアの2人はその相手が、深海と撫子だったことに驚きを隠せなかった。

「深海提督さんに撫子!2人共いつ来たっさ!?」

「それってビビッ島にか?それともこの店にか?」

「ビビッ島に決まってるでしょ!」

「それならつい数時間前じゃ。ビビッ島との輸送船の護衛に付くと言った深海(こやつ)に乗せてもらって妾も来たのじゃ!」

と、話がトントン拍子に進んでいき少し面白そうな表情を見せた。

「それよりもミモザとクレアよ!お主らは今、どのスイーツを買うのか悩んでいたところか?」

「え?まあ…そうだけど」

「少し知恵を貸してもらえんかの?深海(こやつ)の娘たちへの土産を考えなくてはいかなくてな」

「へ?」

と、相変わらず空気を読まない撫子にクレアは面食らっていた。結局その後、なんだかんだで撫子に流されたミモザとクレアの2人は秋雨たちの土産をどれにするかで長話をしていた。深海も話に加わろうとしたのだが―――

(駄目だ。声をかけるタイミングがない)

と、完全に空気と化していたのだった。

 

それからしばらく時間は流れ、秋雨たちへのお土産を無事購入した深海と撫子はミモザ、クレアと共に店を出たのであった。そして、店外へ出ると深海はアミオたちとの約束を思い出し、それをミモザとクレアの2人にも伝えたのだ。

「そうだお前たち、明日は予定はあるのか?」

「え?何でそんなこと聞くっさ?」

「また特訓してやるとか言わないでしょうね?」

「言わねぇよ。実は数時間前、アミオとビビに会ってな。明日、ガンプラバトルをしないか?と誘われたんだよ」

それを聞いたミモザとクレアの2人は、え?と呟くとお互いに顔を見合わせた。深海はその様子を見て、何かを感じ取ったのか2人に尋ねた。

「まさか明日、4人でガンプラバトルをする予定だった。とでも言いたいのか?」

「そうよ」「はいっさ」

それを聞いた深海は、うっ。としたような表情を浮かべて言った。

「何か……その、悪いことしたな」

だが、ミモザとクレアの2人はそんなことはない。と首を横に振った。

「ガンプラバトルは大人数でやった方が楽しいっさ!」

「そうね。クレアの言う通りだわ…まあ、呼ぶ相手間違えてる気はするけど」

「確かに、それは言えとるのぉ」

「ははは……」

と、引きつった笑みを浮かべる深海であった。

「ところで、ガンプラバトルをする場所をアミオの奴から聞くのを忘れておったの。明日は何処でガンプラバトルをするのじゃ?」

「え、そうなの?ガンプラバトルアリーナ ノブリスって場所だけど、場所分かるの?」

「ガンプラバトルアリーナ ノブリス……ふむ……あ、聞いたことある場所だ。問題ない」

深海はかつての記憶を巡らせた。そして、以前家族旅行でビビッ島を訪れた時に秋雨たちとガンプラバトルをした場所の建物が「ノブリス」であったことを思い出した。

「それなら安心っさ。明日は13時に集合だから、遅れないようにっさ!」

「わかっている。それくらいは問題ない」

「じゃあ、また明日ね」

そう言って深海と撫子、ミモザとクレアはそれぞれ帰路についたのだった。

 

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