ガンダム ビルド…ビビットアーミー艦隊これくしょん   作:黒瀬夜明 リベイク

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第21話 激突

そして翌日。深海と撫子はガンプラバトルアリーナ ノブリスに到着し、店内へと入って行った。

(ここに来るのは…あの時以来か)

と、深海は依然に1度だけビビッ島を訪れた時の事を思い出していた。店内への入り口である自動ドアが開き、店内へと足を踏み入れた深海と撫子。店内の様子を見た深海は、以前来た時とほとんど変わっていない店内に少しだけ驚いたが、やがて撫子の言葉で現実に引き戻された。

「懐かしいのう。お主が以前この島に来て、初めてお主を見つけた場所じゃ」

「…そうだったな。お前はあの時、俺の事を見ていたんだったな」

「おーい、深さーん!こっちです、こっち!」

と、2人で思い出話をしていると奥にある休憩スペースでアミオが手を振っているのが見えた。深海は、行くか。と撫子に一言掛けるとアミオたちの元へと向かった。

 

「約束の時間キッカリですね。流石、深さん」

「まあな」

「そんじゃ、早速始めようじゃないか!今度こそ、あんたに勝ってやるからな!」

「私も、今度は負けないからね!絶対勝ってみせるわ!」

と、バトル開始前から既に燃えているビビとミモザ。

「ビビさんもミモザさんも、燃えてるっさ…私も、今度こそ貴方に勝ってみせるっさ!」

「お主ばかり注目されて少し嫌な感じじゃが、妾とて強くなったのじゃ。侮るでないぞお主ら!」

クレアもまたリベンジに燃え、撫子もまた闘志を燃やしていた。

「強くなった僕の実力、侮らないで下さいよ。深さん!」

そして、一番燃えていたのはアミオだった。それもその筈である。今のアミオがあるのは、深海の存在があるからなのだ。

 

ビビの事を守れる強い男になれ

 

深海がアミオに向けて送ったこの言葉が、普段は物静かなアミオの闘志を燃え上がらせていたのだ。そんな4人を見た深海は口元に笑みを浮かべ、あの名台詞を言った。

 

 

見せてもらおうか。強くなったお前たちの実力とやらを!

 

 

バトルステージへ移動した6人にバトルシステムの音声が語り掛ける。

「GUN-PLA Battel, Stand up. Please set your GP base.」 

6人はGPベースを、スロットにセットした。

「Begining Plavsky particle dispersal. Field 01 space.」

ステージから幾億万のプラフスキー粒子があふれ出し、眼下に青い地球が存在感を放つ低軌道宙域を形成した。

「Please set your GUN-PLA.」

6人はそれぞれ、ガンプラをセットした。システムがガンプラを読み込み、6機のガンプラのメインカメラが発光する。それぞれが出現した操縦桿を握りしめると―――

 

Battle Start!

 

ガンプラをセットした台座がカタパルトへと変化しそれぞれのガンプラが発進態勢に入った。

「ビビッ!サザビー・アサルト、行くぞッ!!」

ほぼ全身をダルレッドに染め、シナンジュの上段スラスターをV2ガンダムのミノフスキードライブの様に後ろへ大きく伸ばしたバックパック、そしてガンダムタイプのV字アンテナを思わせる頭頂部とより鳥のトサカの様になった頭部アンテナが特徴のビビの機体、サザビー・アサルトが飛び立ち。

「ミモザ!ガンダムデュナケルディス、出ます!行くわよ、ハロ!」

「了解!了解!」「任せろ!任せろ!」

スカイブルーとホワイトのツートンカラーで、両肩にはGNフルシールド、胸部にはセンサー付き増加装甲とセンサーアンテナが取り付けられ、バックパックには中央にGNドライブと2基のスラスター、左右上部にも2基のスラスター、更に足首付近まである粒子貯蔵タンクを装備し、腰裏にはガンダムデュナメスのGNバーニア。そして、GNドライブを挟む様に2つの索敵用ドローンをマウントした長大なスナイパーライフルを持つミモザの機体、ガンダムデュナケルディスが2体のハロを伴って飛び立ち。

「クレアッ!ブルーノアガンダム、出るっさッ!」

蒼と水色、白のトリコロールカラーで塗装され、頭部と下半身、バックパックはカオスガンダム、胴体はアビスガンダム、そして両肩に稼働アームによって接続されたフォビドゥンガンダムのGパンツァーを装備したフォビドゥンガンダムの両腕、右手にグレネードランチャー内装のアカツキガンダムのヒャクライに似たビームライフルを持ち、Gパンツァーの裏面には柄の後部を合体させることでGNツインランスの様な形状となる双槍「ブルーノアスピア」がマウントされたクレアの機体、ブルーノアガンダムが飛び立ち。

「アミオッ!ガンダムフェネケースジャック、出るぞ!」

ビルドストライクガンダムをベースにした赤と白、黒のトリコロールカラーで、頭部には赤色に染められた4本のV字アンテナと頭頂部に金色のブレードアンテナを装着し、胸部中央には金色のセンサー付きの装甲が追加され、それを挟む様に左右へ伸びる大型アンテナ、胸部左右のエアダクト周辺にも左右を向いたV字型の装甲が追加され腹部コックピット周りには水色に発行する発光装甲が施されている。そしてバックパックにはHi-νガンダムのフィンファンネルが6基、不死鳥の鳥の様に備えられ、バックパックの中央にはイージスガンダムのバックパックにあるスタビライザーが装着されそれを2基のプロペラントタンクが左右を挟み込んでいた。右手にはビームマグナムの形状をしたビームライフル、左腕にはアルファベットの「A」と鳥をイメージしたアミオの赤いパーソナルマークが描かれたνガンダムのシールドを装備したアミオの機体、ガンダムフェネケースジャックが飛び立ち。

「八乙女撫子!ヤオトメガンダム・桜花、参るぞ!」

アニメ版のシェンロンガンダムをベースに深紅と白のツートンで彩られ、自身の来ている浴衣をイメージした左右、下の三方向に向かって伸びる桜の花と花弁模様が描かれたリアスカートと側頭部から頭頂部にかけての部分に自身の額にある鬼の角と、後頭部にこれまた自身が身に着けている青いリボンを模した小型のバインダーが特徴的で背中には、ビームグレイブと、ビームトライデントを使い分けることの出来る槍と、その鞘を兼ねるガンダムエクシアのシールドを青い部分を白に、白い部分を深紅に塗り直しシールド表面の中央に大輪の桜に薙刀が刃を下に向け右上から左下へと斜めに添えられた撫子のパーソナルマークが描かれた撫子の機体、ヤオトメガンダム・桜花が飛び立ち。

「黒野深海。ガンダムディオリアス・改、出るッ!」

見た目は以前のガンダムディオリアスと同じだが、モノアイしか無かったメインカメラの右目にガンダムタイプのアイセンサーが新たに装着され、ガンダムエクシアリペアの様な頭部をした深海の機体、ガンダムディオリアス・改が飛び立ち。

 

6機のガンプラは低軌道宙域へと発進していった。

 

「低軌道宙域か…みんな、重力に捕まらないように気を付けてくれ!」

「言われるまでもないっさ!」

「アミオ、例の作戦でいいんだな?」

「あれ?珍しいわねビビ、また1人で突っ込むのかと思った」

「相手の力が未知数だからな。流石の私でもそんな無謀なことはしないさ」

「ありがとうビビ。じゃあ陣形を―――」

「「敵機接近!敵機接近!」」

と、アミオが作戦を始めようとした直後、ミモザの手元にいるピンクとネイビーブルーの2体のハロが深海と撫子の機体の接近を伝えた。その事態にアミオたち4人は驚きを隠せなかった。そしてハロたちの警告の数秒後、金色の4基のドラグーン「ディオリアスウイング・改」を先頭にバックパックのウイングバインダーから青白い翼「ヴォワチュール・リュミエール」を展開したガンダムディオリアス・改がヴァリアブルバーストライフルを放ちながら目にも止まらない速さで突っ込んできたのだ。

「っ!?散開!!」

 

続く

 

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