Fate/Idolm@ster   作:バンクク

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召喚

【CGプロダクション】

「飛鳥よ、これを見よ!」

CGプロダクションの一室にて、ゴスロリ服を着た少女が飛鳥にPCの画面を向ける。

「ん?これは...『願いの叶うおまじない』?蘭子、これは何だい?」

「ククク、私の瞳にかかれば造作もない。世俗の声に耳を傾ければ望むものを得るなど容易いことよ...」

「つまり新しい絵の題材を探していたら見つけたってことかい?こんな記事、ボクは始めた見たよ」

飛鳥はそう言いながらPCに映された記事を読む。そこには願いが叶うおまじないの内容と方法が書かれていた。

「ふむ...。やり方は簡単そうだけど、その分胡散臭いね。蘭子、これをやってみるのかい?」

「うむ!今宵、我が安息の地にて儀式を行う。故に!友である飛鳥も、共に儀式を行おうではないか!」

少女興奮気味に話す蘭子。飛鳥はこの後の予定を確認し了承をするのであった。

「面白そうではあるし、たまにはいいかな。幸い、明日は2人ともオフだし、今日の夜蘭子の部屋でやるとしようか。」

「うむ。ではまた後ほど。私は舞の修練へと向かうとするわ。」

レッスン場へ向かう蘭子。部屋には飛鳥1人残された。

「ボクは今日はもうレッスンは無いし、先に寮に戻るとしようかな。...そういえば蘭子からさっきの記事のアドレスを教えて貰うのを忘れていた...」

「確か...『聖杯召喚』...だっけ?召喚した使い魔が願いを叶えてくれるなんてね。ん?検索しても出てこないな...」

 

【数時間後 女子寮】

深夜、日付も変わる頃。女子寮では殆どの部屋は灯りを消えていたが、ある部屋だけは不自然な灯りが灯っていた。

「これで準備は終わりかい?蘭子。」

「うむ、これで儀式を行うための魔法陣は完成したわ。あとは...」

「この呪文を唱えるだけ...か...。」

蝋燭の明かりのみで照らされた部屋の床には1つの魔法陣が置かれていた。2人はその魔法陣の前に立ち、呪文を唱え始める。

「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。 降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ...」

詠唱を始める蘭子。すると蝋燭の火が消え、外は雨が降っていないのに雷が鳴り始める。

「ら、蘭子...少し様子がおかしくないかい?やめた方が...」

飛鳥の制止も聞こえず、詠唱をすすめる蘭子。

「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」

詠唱が終わると同時に庭に雷が落ち、閃光に目を瞑ってしまう。

「ぴぇっ!!び、びっくりしたぁ...」

「だ、大丈夫かい蘭子?どうやら庭に落ちたようだね」

すぐに目を開け始め、窓から外を見ようとする。すると、部屋には見慣れない人影がある事に気づいた。

「ヒッ!あ、あれなに...?」

「人影...?に見えるけど...扉はボク達の後ろだし...もしかして幽霊...?」

怯える2人に対して、怪しげな人影が、優しげな声で話しかける。

「サーヴァント、セイバー。召喚に応じ参上しました。レディ、どちらが私のマスターでしょうか?」




閲覧頂きありがとうございました。登場キャラのセリフについて、まだ掴めていないので何卒ご容赦のほどよろしくお願いします。次回もぜひよろしくお願いします。感想などもお願いします
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