ピッコロ達のナメック星到着の3時間前、ベジータもナメック星に到着していた。
「到着しました。ベジータ様、ナッパ様」
「ふん、やっとか。
よし、行くぞ。ナッパ。」
「お、おう。
でもよ。本当に王族用の戦闘服着なくて良かったのか?」
「ふん、今更惑星ベジータに未練などない。
それにしても、フリーザの野郎は何を企んでやがる。」
「お、おい。フリーザの前ではちゃんとしてくれよ?」
「知るか。あいつ程度、いつでも始末できる。」
「あ、あのー。本当にナッパ様じゃないですけど、フリーザ様の前ではお願いしますよ?」
「あー、分かった。分かった。とりあえずは、大人しくしてやる。」
兵士に案内されながらベジータ達がフリーザの元へと向かう。
一方、フリーザ達
「フリーザ様、ベジータ様が到着されました。」
「おや、思ったより早かったですね。
困りましたね。まだドラゴンボールを集めきっていなかったのですが、まあ、いいでしょう。」
「ふん、ベジータの奴が我々よりも強いとは信じられないですが、スカウターで奴を計測しても数百程度しか出ていませんし・・・。」
「おや、不満ですか?ザーボンさん。」
「い、いえ、フリーザがお決めになられたのですから。不満などは!」
「ホホホ、構いませんよ。まあ、実際、ベジータさんの戦闘力の上昇は事実です。
それにスカウターの数値で数百しか出ていないと言っていますが、実際コントロールできるようになったんでしょ?
以前低く見積もっていましたが、今ならそうですね。最低3000万はあると思いますよ。今のベジータさんはね。」
「さ、3000万ですか?
そ、そんなふざけた数値をベジータがですか?」
「ふふふ、まあ、流石に私の本気には及びませんが、私の第3形態でも苦戦しそうですしね。もう少しトレーニングをしておいて良かったかもしれませんね。」
「はあ、確かに今のフリーザ様はそのお姿でも戦闘力530万ほど、以前の10倍の力を手にしていらっしゃいますから、本気を出されればベジータごときに遅れは取らないと思いますが・・・。」
「まあ、1ヶ月程度のトレーニングでしたからね。もっと本気で取り組めば更に強くなれそうでしたが、強くなるために努力するなど私の趣味ではないですからね。
まあ、ベジータさんの真の力を見てから更にトレーニングするか決めるのもいいでしょう。」
「ん?ベジータが来たようですね。」
兵士に連れられてベジータが現れる。
「ようこそ、ベジータさん。おや?私が用意した戦闘服はどうしたのですか?」
「あんなもの俺には必要ない。」
「ベジータ貴様!フリーザ様に向かって!!」
怒り心頭なザーボンをフリーザが止める。
「フフフ、少し強くなったからと言って調子に乗っているんですか?
まあ、分かりますよ。貴方の気持ちも。
いきなり圧倒的な力を手にしたら図に乗ってしまうものですしね。」
「ふん、だったらどうする?俺を始末するか?」
「まさか?何を仰っているんですか?
貴重なフリーザ軍の兵士いえ、隊長を始末などしませんよ。
しかし、私はあなたの実力を認めているのですけど、他の者は未だに疑う者も多いのですよ。そこで力を少し見せて頂きたいのですよ。
とは言え、今の貴方のお相手を出来るのは私ぐらいでしょう。」
「ふん、なら最終形態になるんだな。
今の貴様を相手にしたところでつまらんからな。」
「おや、私の最終形態をご存じでしたか。
では、お見せしましょう。ですが、ここでは少々まずいですね。
近くにナメック星人の方々もいらっしゃいますし、少し離れたところへ行きましょうか。」
「ナメック星人だと?貴様が他人を気にするとはどういうことだ?」
「ホホホ、貴重なドラゴンボールを作り出す種族ですよ。丁重にもてなさなければいけないでしょう。
本当ならあなたが到着する前にすべて揃えておきたかったのですが、なかなか試練の突破に苦戦していましてね。まあ、それでもあと1個になりましたがね。」
「な!もうそんなに集めやがったのか。
だが、全部揃ってないなら問題はない。
俺がお前をぶち殺してそれで終わりだ!」
「いや、私を殺すのもなしでお願いしますよ。
あくまでもデモンストレーションですよ?これからするのは。分かってますか?」
「な、なに?
宇宙の帝王、フリーザ様ともあろうものが怖気づいていやがるのか?」
「まあ、そう取っていただいても構いませんよ。
正直、今の貴方は底が見えません。貴方の上司としてはあなたより強い存在でありたいですけどなんですかね。今の貴方は得たいが知れないのですよ。
まるであの破壊神ビルスと対峙している時みたいにね。」
(フリーザの野郎、本能的に何かを感じ取っていやがるのか。
しかし、ナメック星人を殺さずにドラゴンボールを手に入れているとはどういうことだ?
仕方ない、少し様子を見るか。)
「なら、適当なところで切り上げるとしてどこで戦うんだ。」
「そうですね。どこか人のいないところがいいのですが、それだとデモンストレーションになりませんしね。困りましたね。ん?戦闘力測定不能が二つ・・・。これは一体。」
「この気は悟飯か?それとピッコロか?なんだ、この気は、この短時間で何しやがった?クリリンの奴もかなり気が上がっていやがる。」
「こちらに向かってきているみたいですが、貴方のお知り合いみたいですね。」
「戦闘力測定不能が二つ、130万が一つ、あとは3?これは一体・・・」
「な、なんだこいつらは・・・。」
「こんな化け物みたいな奴がナメック星人にいるのか?」
フリーザ達が話していると、そこにピッコロ達が到着した。