「さて、それじゃ、かかってきなさい。」
「ああ、行くぞ!!」
ベジータがブルーへと変身する。
「はあー!!」
「ほう。少しはやるようになったね。」
ベジータの猛攻をビルスが難なくかわす。
その様子を見ていたフリーザ達が話し始める。
「な、なんなんですか。あの変身は・・・。
スーパーサイヤ人とは違うのですか?」
「ん?ああ。あれはスーパーサイヤ人ブルーだ。
スーパーサイヤ人ブルーってのはよ。スーパーサイヤ人ゴッドの力を持ったサイヤ人のスーパーサイヤ人でな、長くなるからオラたちはブルーって呼んでんだ。」
「確かに夢で見ました・・・。あの形態。しかし、あなたたちはそれ以上の変身を残していますね?」
「ん?あー、変身っていうかオラの場合技だけどな。
身勝手の極意っていってよー。こいつがなかなか難しいんだけどな。」
「身勝手の極意・・・。では、ベジータさんもその技を使えると?」
「いや、ベジータは使えねーと思うぞ。
その代わりブルーを更に超えた姿に変身できるんだ。」
「ほう・・・。」
(なるほど、夢で見た形態とは少し異なりますが、この孫悟空とベジータはまだ力を増すということですか・・・。
それならば、私もさらにトレーニングを積み重ねる必要がありますね。
夢の通りならば、私はあの二人に圧勝しているはずですし・・・。)
「ほらほら、どうした。ベジータ。そんなものか?」
「ち、舐めるなー!!」
ベジータの拳がビルスを捉え、吹き飛ばす。
「はあー、ダダダダダ!!」
ベジータの連続エネルギー弾がビルスを追撃する。
「この・・・。調子に・・・乗るなよ!!」
ベジータの猛攻を受けたビルスが、イラつき破壊の力を解放する。
「な!」
「お返しだよ!」
ビルスが放った小さなエネルギー弾がベジータを襲う。
「ふん、その程度で!!」
ベジータが弾き返そうとするが、そのエネルギー弾はベジータに近づくと近くで爆発を起こす。
「ぐあーー」
その爆発に巻き込まれベジータが地面にたたきつけられる。
「どうだい?これが破壊神の破壊の力だよ。
身勝手の極意なんかより、ずっとすごいと思わないかい?」
「く・・・。なんて力だ。」
「あら、珍しい。ビルス様が、他人に技を教えるなんて。」
「ふん、まあ、ベジータのほうが破壊の力に適応しそうだからね。
それに、僕は手取り足取り教えるつもりはないよ。
死にたくなければ、みて覚えるんだね。」
そういって、ビルスがベジータを更に追撃する。
「く、このーー!!」
ベジータが反撃するが、ビルスは余裕でかわす。
「ち、身勝手の極意か。
くそったれめ!!」
「まあ、僕はあまり得意なほうではないけどね。
あれは天使が使う技。破壊神の僕が好んで使うような技じゃないよ。
それに破壊の力には限界なんてないからね。
さっき君に放った力のように破壊の力は少しでもあれだけの破壊力がある。
どうだい?素晴らしいと思わないか?」
「その破壊の力は俺に使えるのか?」
「さあね?それは君次第さ。
さて、そろそろこの茶番を終わらせるか。」
そう言ってビルスがブルマに向かってエネルギー弾を放った。
「な!やめろー!!」
そして、ビルスの放ったエネルギー弾がブルマに命中する。
しかし、そこには無傷のブルマが立っていた。
「あーあ。なんでばれたのかしら?
うまく立ち回ってたと思ってのだけど?」
「僕を舐めるなよ。時の精霊。
ブルマの姿になって誤魔化していたようだけど、君、不必要に干渉しすぎたね。
僅かな力だったけど、僕は見逃さなかったよ。」
「あちゃー。せっかく面白くしようとしてフリーザに未来の記憶を見せたのがまずかったみたいね。」
「ウイス!」
「はい!」
ビルスの合図でウイスが動き、すぐさま結界を張る。
「これで逃げることはできませんよ?」
「そうね。困ったわ。もう少し見ておきたかったのだけど、まあ、いいわ。
暇つぶしにはなったしね。
でも、最後にもう一つだけ楽しませてもらえないかしら?」
「何をする気だ?」
「ふふ、私が呼び出す戦士たちとあなた達に戦ってもらうわ。
それに勝てたら時を元に戻してあげる。」
「僕がそれに従う理由があると思うのか?」
「あら、じゃあ、この姿ならどうかしら?」
そういって時の精霊が姿を変えていく。