時の精霊が姿を変えていく・・・。
「その姿・・・天使か?」
姿を変えた時の精霊を見たビルスが話すと、時の精霊が答える。
「不愉快ですね。その姿は・・・。」
ウイスが不快感を露わにし、時の精霊を睨む。
「あら、いいじゃない。別に。
あなたたちが要らないって判断して処分したのを私が再利用してあげただけなんだから。」
「おい、ウイス。あいつ、どのくらい強いんだ?」
ビルスの問いかけにウイスが答える。
「あの容姿から、恐らく大神官様に近い実力があるかと推測されます。
彼女は、かつて大神官様と互角の戦いをしたと言われている天使に似ていますからね。」
「げっ、そんなのを依り代にしやがったのか。くそ、ふざけやがって。」
「ふふふ、心配しなくても私は戦わないし、そもそも、これから私が呼び出す戦士にそこの孫悟空達が戦ってくれれば大人しく封印されるわよ。」
「ち、おい。悟空!
さっさと戦ってしまえ!」
ビルスが悟空にそう言うと、時の精霊が割り込む。
「まあ、まってよ。
せっかくだし、孫悟空、あなたが最強と思えるメンバーを選出してもいいわよ。
私の力である程度、未来のあなたたちと同じ時間軸の力を持つメンバーを呼び出してあげるわ。」
「え?本当か?
うーん、そうなってくると、誰にすっかな。」
悟空が見渡すと、ベジータが割り込んでくる。
「カカロット、俺、フリーザに悟飯、ピッコロ、あとジレンとヒットあたりだろう。
魔人ブウもいいかもしれんが・・・。」
「それだと8人か。そうね。せっかくだし10人選んじゃいましょう。
あと2人は私が追加で呼んであげるわ。」
「え?」
悟空が答える前に時の精霊が動き、悟空たちの周りに次々と戦士が召喚されていく。
「・・・ここはどこだ?」
「孫悟空にジレン?
一体、何が起こった?」
「んー、俺なんでここにいるんだ?
サタンはどこ行った?」
キョロキョロと周囲を見渡すジレン、ヒット、ブウの3人に悟空が声をかける。
「オッス、久しぶりだな。おめーたち。
悪いんだけど、ちょこっとオラ達に協力してくれねーか。」
「・・・それは構わないが、状況を説明してくれ。」
「そうだな。よく分かりもせずいきなり協力しろと言われてもな。」
「ああ、分かった。でもちょっと待ってくれよ。
えっと、あと2人来るんだよな?」
「ええ、ちょっと待ってね。結構、面倒なのよ。あなたたちの時間軸に合わせて召喚するのって、えっと、あ、少し未来になっちゃったかも。まあ、誤差の範囲ね。」
「ん?どういう・・・。」
光に包まれて新たに戦士が2人召喚された。
「・・・ここはどこだ?
俺は確か、トワ達を追いかけていたはず・・・。」
「トランクス!
まさか、お前が召喚されるとはな。」
「父さん!それに悟空さんも?
これは一体・・・。」
「いやー、色々あってな。
まあ、それよりよ。おめーは誰だ?
ベジータの知り合いか?」
「俺も知らないぞ、こんなやつ。」
悟空達がトランクスと一緒に召喚された戦士に目を向けた。