GOD EATER2   作:46猫

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第6話

俺は今任務の真っ最中だ。

 

内容は、オウガテイル3体、コンゴウ2体

ジュリウス隊長的には、楽な任務かもしれないが、

俺たち新人は、まだまだ日が浅い…この内容でも充分に手こずる。

 

特に、コンゴウだ。聴力がいいからなのか

かなり距離がある場所からでも、神機や俺たちの発する音に気づいてくる。

そして、コンゴウが俺たちを発見すると、どんな遠くにいようと同じ種であるコンゴウに知らせ群れて戦おうとする

 

1体だとたいして強くはないが、群れていれば、かなりの力を発揮する荒神だ。

本来なら、各個人で駆逐したいところだが、俺たちの戦闘技術は素人だ。

そんな身を捨てる事は出来ない。

 

だから、出来るだけ1体の敵に絞り迅速に対応していく事にした。

 

「ロミオ先輩!!コンゴウの頭に一発入れてやってください!!」

 

「おぉ!」

 

俺は、ミッション開始後すぐに1体目のコンゴウと遭遇した。俺たちは予定通りコイツを速攻で畳み掛ける方針で戦い始めた。

 

そして、初撃のロミオ先輩のバスターがコンゴウの頭部に炸裂する。

 

コンゴウは後ろに後退し距離を取るが、俺はすぐさまスナイパーの狙撃弾でコンゴウの頭に撃ち込む

 

更に、ロミオ先輩の一撃がコンゴウの頭部にめり込むとコンゴウの顔の表面が砕け散る。

いわゆる結合崩壊と言うヤツだ。

 

「見たか!見たよな?ハクッ!」

 

「はい、ちゃんと見てましたよ。ロミオ先輩…ナイスです」

 

ロミオ先輩はへへっと笑っていると、荒神が怒ったのか叫び始めた。

 

「ロミオ先輩!荒神が活性化しましたよ!」

 

「お、おぉ!」

 

俺たちは再び速攻で畳み掛けようとするが、コンゴウが攻撃の動作に入り高く腕を上げて構えた。

その隙だらけな攻撃を見てチャンスと思ったのか、ロミオはコンゴウの懐に入って行った。

 

だが、その姿を嘲笑うかのようにコンゴウは拳を振り下ろしロミオ先輩にダイレクトに直撃する

 

「うわぁっ…!」

 

ロミオ先輩は後ろに大きく吹っ飛び地面に打ち付けられた

 

「ロミオ先輩!!」

 

俺はとっさに走り出しロミオ先輩の方に向かおうとするとコンゴウは身体を回転させながら俺の方に突進してきた。

 

「あっ…ヤベッ…」

 

俺は装甲を開こうと神機を構えたがそれよりも早くコンゴウの突進がヒットし俺も後ろに飛ばされた。

 

「ぐはっ…」

 

ああ…痛いな畜生…

そして、目の前にいるコンゴウに目を向けると、2体目のコンゴウが合流していた。

 

ヤバイな…これはヤバイ…どうするか…

隊長達と合流するまで、ロミオ先輩と耐えるか、ロミオ先輩と逃げるか…だな。

 

今頃、隊長達はオウガテイルを相手にしているだろう。

だが、オウガテイルといえども荒神だ。

 

簡単に倒せる相手じゃない。もう少し時間がかかるだろう

 

俺は目の前にいるコンゴウに目を向けたまま、ロミオ先輩の近くによりロミオ先輩を起こし、少し後退する。

 

「ロミオ先輩…どうします?この状況」

 

「う、うーん。ハクはいい方法なんかある?」

 

「いい方法ではないですが、方法はあります。」

 

「どんな方法?」

 

「今、とっさに思いついたので、全然作戦ではないですが、まず、ロミオ先輩には、傷付いたコンゴウの注意を引いてもらいます。そして、俺がもう一体のコンゴウに攻撃するので、ロミオ先輩はそのコンゴウを誘導しながら、隊長達と合流してください。俺は、このコンゴウを相手にしながら時間稼ぎするので、ロミオ先輩はコイツを倒したら合流してください。」

 

「わ、わかった!」

 

ロミオ先輩は銃形態に変え傷の付いたコンゴウに攻撃を開始する。

2体のコンゴウはロミオ先輩に向くが、もう一方のコンゴウは俺のロングブレードによる斬撃で此方に振り向かせる。

 

「さぁ、お願いしますよ!ロミオ先輩!!」

 

俺は、コンゴウに何度も斬りかかり完全に注意を此方に引かせた。

そして、ロミオ先輩もコンゴウを誘導しながら後退していく。

 

「さてと、ちゃっちゃっと片付けるか…頼りない先輩が一緒だとまともに戦えもしない」

 

俺はコンゴウにブレードを突き付け、腕を切り裂く。

 

「ギャアァァァァオ!!!」

 

痛感によるコンゴウの悲鳴が鳴り響く

 

「うるさいんだよ…このクソ荒神!!」

 

ゼロスタンスの構えから、剣先を相手に向け銃形態ではないが、銃撃をする。

 

そう、これがロングブレード特有の技…インパルスエッジ

銃形態に変えずとも、放射型の弾丸で攻撃することが可能。威力もそこそこあり発射後はかなりノックバックする

 

隙がある為あまり多用は出来ないが、確信の持てる一撃である。

 

焼き切るような砲撃を食らったコンゴウは顔を崩壊させ結合崩壊がおこった。

そして、コンゴウが活性化をし、攻撃してくるが、ステップによる華麗な動きで攻撃を避け隙があれば、斬り込みを入れていく。

 

胴体を斬り裂き背中についているパイプ状のものを破壊し尻尾を斬り落とし体の隅々まで刻む

 

俺は、トドメに入る為に神機を捕食形態に変えコンゴウの肉を千切らせる。

 

そして、荒神の細胞を体に取り入れ荒神で言う活性化状態になる。

人間はこれをバースト化と言う。

 

そして、捕食した時に荒神の細胞ともうひとつ、荒神の特有の能力を弾丸に変え、荒神の技を弾丸として扱う事が出来る。これもまた強力でかなりの威力を誇っている。

 

バースト化した俺は身体が強化され今までの倍の速さで動き攻撃する事が出来る。

 

俺は、コンゴウにトドメを刺すように神機を振り下ろしコンゴウ頭部を裂いた。

 

コンゴウは悲鳴をあげることなくその場に力なく倒れた。

 

そして神機を引き抜き、神機を捕食形態に変え荒神のコアと素材を剥ぎ取った。

 

「ふぅ〜 疲れたな。」

 

神機を肩で担ぎその場から歩きだし隊長達に合流を開始する。

 

「おーーい!ハクー!」

 

ロミオ先輩達もコンゴウを倒したのか、俺の方に向かって合流してきた。

 

「お疲れ様です。ロミオ先輩。」

 

「おぉ!やっぱり隊長は凄いなぁー!コンゴウなんて一瞬だったぜ!そういえば、もう一体のコンゴウは?」

 

「さすがは隊長ですね。コンゴウなら倒しちゃいましたよ」

 

「うそっ!?マジで?凄いなぁ〜」

 

「いえいえ、ロミオ先輩も凄いですよ」

 

そんな会話をしていると隊長達とも合流し、任務完了の指示が来たが、オペレーターのフランから通信が入った。

 

「そのエリアに感応種が侵入しました!今すぐ、撤退してください!!」

 

感応種……これは撤退しないとヤバイな。

たしか、神機が機能しなくなるんだったよな。

 

そして、感応種が俺達の前に姿を現したが………

 

「うおぁぁぁぁぁ!!!何故だ!何故神機が動かない?」

 

あれ、エミールだ…

 

「ピンチだ!まさにピンチだこれは!!」

 

感応種の攻撃によりエミールは情けなく吹っ飛んだ

 

 

あ、吹っ飛んだ…

 

 

感応種が俺の近くよって来たので、神機を構えようとしたが、神機が動かなかった。

 

動かない!クソッ!

 

そして、感応種による攻撃で俺は吹っ飛ばされた。

 

なんとか受け身を取り感応種を睨むと、体の底から湧いてくる不思議な力を俺は感じていた。

 

「はあぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

神機を構え大きく振りかぶると剣の部分が赤いオーラに包まれた。

この感じ…以前ジュリウス隊長に見せてもらった時と似ている…

 

「はっ!」

 

「なんだ…この感じ…」

 

「これ、あの時の隊長と同じ感じ…」

 

「血の力…ついに覚醒したか!」

 

ドクン…ドクン…ドクン…ドクン……

 

「くらえぇぇぇぇ!!!!」

 

近寄って来ていた感応種に俺の切上げが目にヒットし感応種が宙に浮き吹っ飛んだ。

 

「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

俺は肩で息をしながら地面に膝をつけて、感応種を見る

 

感応種は再びゆっくり近づいてくるが、俺の仲間達の銃撃の援護により、ビルの上に飛び乗り此方をしばらく見て後退していった。

 

そして、ジュリウス隊長に肩をかしてもらい。

 

「たいしたヤツだ。よくやっな。」

 

と、一言もらい撤退した。

 

 

 

 

 

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