そして、我が魔王の最初に使うレジェンドウォッチは…おっと、危うく先まで読んでしまうところだった。
それでは気になる皆さんはこの後の戦闘を見れば分かりますよ。
シズのからだが完全に炎に包めれ、そこから現れたのは炎の髪に黒い肌、赤い目に黄色い瞳の大男《上位精霊 イフリート》だった。
(こいつがイフリート…)
「念のため聞くぞ、イフリート!お前に目的はあるか!?」
リムルの問いにイフリートは答えずただ指を上にあげた。
(上?)
すると大量の火球が現れ、イフリートが指を下に指すと火球が襲ってきた。
「だった全部切る!!」
『ジカンギレード ケン!!』
リードのジクウドライバーからマゼンタでケンとかかれた剣が現れ、リードは『閃光』を使い全て切断した。
「す、すげえ!」
ガバルも同じ剣を使う者としてリードの実力にただ驚いていた。
すると分が悪いと判断したのかイフリートが三匹の炎をまとった小さいドラゴンを召喚した。
「何だあれ?」
「あれはサラマンダー、あの三匹は私にお任せください」
「行けるのか?」
「これがございます」
ウォズがそう言うと緑のドライバーと黒と銀のデバイスを見せた。
「それって!?」
ウォズが緑のドライバー『ビヨンドライバー』を腰に巻き、黒と銀のデバイス『ウォズミライドウォッチ』のスイッチを押した。
『ウォズ!』
ウォッチを右のくぼみ『マッピングスロット』に嵌め込むとウォズの後ろに投影機が出現した。
「おいおい、今度は何だ?」
ウォズもリードと同じセリフを言った。
「変身」
そして取っ手である『クランクインハンドル』を前方にやると、投影機に水色でライダーの文字が浮かび上がった。
「アクション!投影!フューチャータイム!スゴイ!ジダイ!ミライ!仮面ライダーウォズ!ウォズ!!」
銀のスーツに肩、体、頭に緑の鎧に緑のマフラーで水色でライダーの文字がはいった戦士『仮面ライダーウォズ』に変身した。
「ええ!ウォズさんって現役ギルド最強の冒険者予言者ウォズだったの!!」
「あっしらてっきり、同じ名前の人だとばかり!」
どうやらこの三人はウォズのことも気づいていなかったようだそんなことも気にせずウォズが自身の武器である槍『ジカンデスピア』を構えた。
「こっちだ、サラマンダーども!」
『ジカンデスピア!ヤリスギ!』
ウォズの声を聞きサラマンダー達はウォズの後を追った。
そして、リードがリムルに指示を出した。
「リムル!俺がイフリートの中に入るから少し間気を引いてくれ!」
「分かった、ランガ!」
「お任せを!」
リードはイフリートの背後に回るため翼と羽を使い、イフリートよりも上を飛び、それを阻止しようと火球で打ち落とそうとしたが、リムルの『水刃』で邪魔され、リムルはさらに攻撃をしたが寸前で蒸発してしまった。
「蒸発した!?」
「リムル様、精霊種に爪や牙などの攻撃は通用しません、下位精霊ならば、雨で弱体化するのですが…」
物理攻撃が効かないと分かり、他に方法がないか考えていると、ある考えが浮かんだ。
(大賢者、水刃用に溜めてる大量の水をぶっかけて奴を弱体化出来るか?)
『解。弱体化しますが水蒸気爆発が生じる可能性があります。』
(!?生じるとどうなるの??)
『建設中の街を含むこの辺り一帯が更地になります。実行しますか?』
(するワケねーだろ!!)
リムルの考えが最悪の結果に繋がると分かり即却下した。しかしこのままではダメージを与えることが出来ない他に何かないかと考えるとイフリートが炎の分身を作った。
(分裂!?まずいな、まだ有効な攻撃手段も見つかってないのに)
「
エレンの魔法がイフリートの分身体の一体を貫いた。
(!?効いた!?なるほど魔法か!!)
エレンの方を向き有効な攻撃手段が魔法だと気づいたリムルの行動は早かった。
「ランガ!」
「はっ」
「もういっちょお…」
エレンの杖に光が放ち氷の塊が現れた。
「
魔法を放つとリムルがその軌道上に現れた。
「ちょっ、リムルさん!?」
ガバル達はぎょっとしているが、リムルはエレンの魔法を『捕食者』で吸収した。
「うぇぇ!?私の魔法、どうなっちゃったんですかぁ!?」
「悪い、説明は後だ」
『告。『
「よし!」
リムルの周りに三つの魔方陣が現れ、大量の氷の塊がイフリートの分身体を破壊した。
「えええ!?なに今のアレンジ!!」
(よし魔法なら通用する)
(リムル十分だ、後は俺に任せろ!)
(よし!頼むぞ相棒!)
イフリートが次の攻撃のモーションに入るとき気づいた、背後から凄まじくかつ静かにリードが近づいていたことに。
「!!」
「力借りるぜ、『ウィザード』!」
リードのジカンギレードには黒と銀のウォッチ『ウィザードウォッチ』が嵌め込まれていた。
『フィニッシュタイム!ウィザード!ギリギリスラッシュ!』
イフリートは咄嗟に両腕で防ごうとするがもう既にリードの剣の間合いであった。
「遅えよ」
リードの剣がイフリートを切り裂くとイフリートの体に大きな亀裂ができ、リードはその中に消えていった。
「あれ!?リードの旦那は?」
突然消えたリードに驚き辺りを探すが見える範囲にいるのは自分達とおとなしくなったイフリートだけだった。
(…頼むぞ、リード)
⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪
サラマンダーを引き付けたウォズは既に二匹倒していた。
一匹は貫かれたような穴があり、もう一日はジカンデスピアで張りつけにされ絶命していた。そして最後の一匹はウォズの猛攻を受けていた。
「ふっ!はっ!」
冒険者として培った経験と才能のあるウォズにとって、サラマンダーはとるに足らない小物であった。
正確なパンチと蹴りは確実にサラマンダーの体力を削っていった。
「そろそろトドメだ」
ウォズはドライバーの取っ手を後方に放し、再び前方に動かす。
『ビヨンドザタイム!』
ドライバーから巨大な正方形の物体が現れサラマンダーの背後に回り、それとほぼ同時に走り出した。
サラマンダーは迎え撃つ為にウォズに突撃するが、ウォズの右足に力が溜まり、緑色のオーラを纏い、緑色でキックの文字が現れた。
『タイムエクスプローション!』
「はあ!!」
ウォズの蹴りはサラマンダーをそのまま後方の正方形の物体まで吹き飛ばし、閉じ込められた。
最後に、デシタルな時計が12時を指すとサラマンダーは爆発四散した。
「………さて、急いで我が魔王の所に戻るか?」
ウォズは変身を解除し、急いでリード達の元に戻った。
⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪
ウォズが戻ってくるとイフリートは動かず、リード以外の皆がいた。
「リード殿は?」
「お!ウォズさん無事だったんだな!?」
「私があの程度の小物に苦戦するわけないだろう、それよりリード殿は?」
「それがイフリートの中に入ってどういう状況なのか分からないんだ」
ウォズの無事を知ったガバルは安心して息をはいたが、ウォズはそんなことよりと話を切り、リードの場所を聞くとリムルがからだを伸ばしてイフリートの方を指した。
「それならばこれで」
ウォズは自分の持っていた本『時空魔王伝説』を広げると大きな映像になって撮しだされた。
「何すかこれ!?」
「これはリード殿の現状を記録もしくは撮しだす特殊な本だ、これで状況をしることが出来る」
「ナイスだ、ウォズ!!」
「でもこれ真っ黒だよ?」
エレンの言う通り映像は黒く所々に光が見えた。
「おそらく、リード殿はシズさんの精神から記憶まで移動しているのだろう。そしてたまに見える光はおそらくイフリートの炎だろう」
「………なあウォズさん、リードの旦那に教えたシズさんを救う方法ってなんだ?」
「…まず最初に
「なっ!?」
「どうして、そしたらシズさん死んじゃうんだよ!」
「何考えてるんでやんす!」
ウォズの予想外の言葉に批難の言葉を言うエレンとギド
しかしウォズは彼らを制したのはリムルだった。
「ウォズ、続きは何だ?」
静かにかつ怒りが籠った声にウォズも僅かな冷や汗をかいた。
「…そしてその後_______」
⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪
シズの精神から記憶のある場所まで飛んでいたリードはシズの記憶が流れてきた。
それは、初めて出来た友達が自分の意思とは関係無く自分の炎でその友達を焼き殺してしまう。
そんな記憶を見てリードは強く握り締め、魔王レオンの怒りが強くなった。
(ふざけるな!こんな幼い子にあんな苦しい思いをさせて良いわけが…)
ふとリードはヴェルドラの言葉を思い出した。
『この世界の絶対ルールは弱肉強食』
そう思うとこんな考えも浮かんできた。
(もしかして、魔王レオンはシズさんを生かす為に?いや例えそうであれあんなことは許せないし、今は目の前のことに集中しないと)
やがて出口なのか光が見え、徐々に大きくなってっいき、そこを越えるとシズの記憶がいくつも流れている真っ黒い空間だった。
「ここは?…!」
辺りを見渡すとそこには炎の檻に閉じ込められているシズがいた。
「シズさん!」
リードが檻に近づき後少しのところで、巨大な火球がとんできてリードは咄嗟に上空に飛んだ。
さらに火球がとんできた方向から重い足音が響いてきた。
「やっぱりお前か………イフリート!!」
それはシズを苦しめている原因イフリートだった。イフリートはただ侵入者であるリードを見て口を開くと
「でて…ゆけ…」
と途切れ途切れであったが、はっきり言った。
(!そうかここはシズさんの中だから話せるのか)「断る!」
リードも負けじとはっきりとイフリートの言うことを断った。
「我が…消えたら…シズは…死ぬん…だぞ…」
「あいにく、その対策もした上でここにきた」
「なん…だと…」
イフリートはリードの言葉が信じられないのか、目を見開いていた。
「本当さ、でもまずお前と一緒にここを出るけどな」
リードの左手には赤と金のウォッチ『クウガウォッチ』を起動させた。
『クウガ』
リードは『クウガウォッチ』を左のくぼみ、『D'3スロット』に嵌め込み、ドライバー中央のスイッチでロックを外し、一回転すると筋肉質のような赤いアーマーが出現し、バラバラになるとリードに吸い寄せられるように装着した。
『アーマータイム!(アークル音)クウガ!』
アーマーがリードの装着するとライダーの文字が消えマゼンタでクウガの文字が仮面についた。
それを見ていたリムル達は
「姿が変わった!?」
「祝え!」
「うおぉ!?」
「全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え過去と未来を繋ぐ時の王者!その名も仮面ライダージオウクウガアーマー!レジェンドライダーの力を顕現させた瞬間である!!」
「「「「「………」」」」」
ウォズの突然の祝福にガバル達はもちろん、ランガやリムルもウォズの突然の行動に驚いていたが、リムルはリードが戻ってからいろいろ聞こうと約束してたため深く探ろうとはしなかった。
「多分ウォズが見てたら祝ってるんだろうな…」
リードが呑気なことを言っているとイフリートが火球を飛ばすがリードは難なく避けた。そこからイフリートに近づき、右ストレートが決まった。
「ぐ…!」
イフリートは呻き声をだし、リードから距離をとろうとしたが、
「無駄だ」
リードは翼と羽を広げ接近するとさらにパンチと蹴りを繰り出した。
「かは!」
イフリートはそのまま地に叩きつけられたが、ふらつきながら立ち上がった。
「何故…この…女の…為に…戦おうと…する…」
イフリートはリードに問いかけた。本来シズとリードは初対面それどころか種族も違う、助ける理由が見つからない。それなのに何故この魔物はシズの為に戦うのか分からなかった。
「そんなの、俺が助けたいだけだ!」
「何!?…」
リードはさらにイフリートに追撃をし、それでも答え続けた。
「俺がこの力をもし使うとしたら、助けることの出来る命を助けたい!苦しみから解放させたい!それが『仮面ライダー』だ!だから俺は、それだけで戦える!!」
リードは再び《ウィザードウォッチ》の嵌め込まれたジカンギレードが出現し、構えをとる。
『フィニッシュタイム!ウィザード!ギリギリスラッシュ!』
リードは斬撃を放つとあらぬ方向にいき、そこに亀裂が生じた。
「どこを…狙って…いる」
『フィニッシュタイム!クウガ!』
イフリートが片膝をついた状態でリードの開けた亀裂を見て言った。だが、この時イフリートは気づくべきだった自分の位置と亀裂の場所が直線上にあることに、リードはジカンギレードを消すとドライバーの両方のウォッチを押し、再び回転させた。
『マイティ!タイムブレイク!』
リードの足元にクウガの紋様が浮かびそれが左足に溜まり、イフリートの向かって走る、左足が地につく度に火があがる。そしてジャンプをし、ライダーキック構えで必殺技をイフリートにはなつ。
「!…させ…ぬ…」
イフリートはリードの狙いに気付き今までにない炎の量で盾をつくりリードのキックを防ぐと、凄まじいエネルギーのぶつかり合いが生じた。
「はあああああああ!!!」
シズの中故、本気を出すとシズにどんな影響を及ぼすのか分からないため、今の状態ではイフリートが上であったが、リードはここで『太陽』で己を強化し一気イフリートの炎の盾を破壊した。
「!な…に…」
リードのキックはそのままイフリートに直撃し、亀裂まで共に吹き飛んだ。
「俺もお前も、シズさんの中に…いちゃいけないだーーー!!」
「ぐおおおおお!!」
そしてリードとイフリートは亀裂の中に消えて行く、シズを閉じ込めていた。炎の檻も小さな炎も消えた。
⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪
「グアアアアアアアア!!」
「な、なに?」
「いきなり苦しみ出したぞ!?」
突然苦しみ出したイフリートに警戒するガバル達、しかしリムルとウォズは違った。
「リムル殿、私の合図でイフリートをお願いします」
「ああ」
冷静に打ち合わせをして構えており、そしてイフリートからシズが前のめりで現れ、リードはイフリートと一緒の後方に現れた。
「リムル殿今です!」
「おお任せろ!!」
リムルは『捕食者』でイフリートを取り込み、ウォズはシズを抱えた。リードは無事に着地出来た。
「スゴいなリード!」
「そんなことないよ」
「リムル殿、リード殿、シズさんが呼んでます」
「「!?」」
リムルとリードは急いでシズの傍に駆け寄った。
「スライムさん、リード君…ありがとう」
その感謝の言葉にリムルとリードは笑みを浮かべた。
⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪
リムルに取り込まれたイフリートは暗く何もない空間にいた。そこで炎で脱出を試みるもただ遠くまで飛び消えていくだけだった。
【観念せよイフリート、貴様にはこの空間を破れん】
突然自分より高いところから声がし、回りを見渡すとそこいるにはこの世に4種のみ存在する一体『暴風龍ヴェルドラ』だった。
【リムルとリードは我が
「暴…風…龍…」
その暗い空間でヴェルドラの笑い声が響くだけだった。
⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪
あの戦いのあとシズは一週間眠っていた。リムルとリードは側にいて、目覚めるのを待っていた。
「なかなか起きないな」
「まだ時間はかかるだろう…………あのさ、リード」
「なんだ?」
「ウォズから一時的であるがシズさんが助かる方法は聞いてる、だから話してくれ…お前の秘密を…」
「………わかった、元々約束したしな」
リードは先ず、『クウガ』から『ビルド』の歴史を話し、最後にジオウのことを話した。リムルも仮面ライダーのことを知っていて、その一つ一つの歴史のスケールが大きさを理解していて、冷や汗をかいていた。
「成る程、たしかに誰にも言えないなそんな強過ぎる力…」
「………ゴメン、ずっと黙ってて」
リムルと向き合うことが出来ずリードは下を向いた。しかしリムルは近くにあった台を持ってきて、それに乗りからだを伸ばし、リードの頭に置いた。
「リムル?」
「安心しろ、もしもの時は俺が胃袋の中に放り込んでやる………だから苦しい時は
「!?」
それだけでリードの目に涙が溜まった。自身の強大な力をこんな簡単に何とかすると言う言葉にだけで、リードは嬉しかったからだ。
「………スライムさん、リード君」
「「シズさん!?」」
「良かった、気がついたのか」
「もう目が覚めないと思ったよ」
シズの意識が回復し、喜ぶ二人、シズも笑みを浮かべた。
「話聞いたよ」
「「!?」」
シズに先程の話が聞かれていたことに驚いていたが、シズは言葉を続けた。
「私が助かるその方法お願いしていい?リード君のあの話を聞いて私も力になりたいし、イフリートを食べてくれたスライムさんにお礼もしたい、だからお願い」
シズが弱々しくしかしどこか強く言うと、リードは頷きジクウドライバーを出し変身した。
『仮面ライダー!ジオウ!!』
そして今度は黒とオレンジのウォッチ『ゴーストウォッチ』を左に嵌め込み、回転させた。すると両肩に目玉のようなものが額には角のようなものがあり、胸に眼の紋様が入ったアーマーが現れた。
『アーマータイム!カイガン!ゴースト!』
アーマーがリードに装着すると仮面にマゼンタでゴーストの文字がついた。すると何処からともなくウォズが現れた。
「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え過去と未来を繋ぐ時の王者!その名も仮面ライダージオウゴーストアーマー!新たなライダーの力を受け継いだ瞬間である!!」
祝福が終わるとウォズはお辞儀をしマフラーを使い姿を消した。
「………何だったんだ?」
「気にするなあと20回くらいあるけど馴れると思うから」
「……大変だな」
「じゃあ、シズさんいくよ?」
「うん」
リードは人差し指と中指をたて、ゴーストの紋様を描き始めた。
⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪
「シズさん大丈夫かな…」
花を持ってシズとリムル、リードのいる天幕に向かう。ガバルとギドにエレンそしてウォズが向かっていた。
「心配いらねーって、リムルの旦那とリードの旦那がいるんだ」
「そうでやすよ、リードの旦那の力で助かるってウォズさんに聞いたでやんすから」
「………」
エレンの心配を少しでも軽くしようとガバルとギドがフォローしたがやはり心配なのか、表情は軽くならない。
「おや、これは皆さんお揃いで」
雑談を続けていた彼らに声をかけたのは着替えを持ってきたリグルドだった。
「皆さんもお見舞いですかな?」
「ええ、リグルドさんもっすか」
「はい、シズ殿の着替えをお持ちしたところです、リムル様、リード様失礼___」
「「「「!?」」」」
扉を開けるとそこにいるのは何かを持っているリードと服を着ていない裸の少女がいた。
「え…何!?」
「裸の女の子!?」
「え…誰!?え!?」
「リムル様、そのお姿は…」
「「「えええ!?」」」
「この子が、リムルの旦那!?」
混乱した三人はリグルドの言葉に目を見開いた。
そして裸の少女、リムルが振り向くと顔がシズと瓜二つで僅かに涙が流れた。