ドォォガッ!
マジかよ、セイバーが終わって次の仮面ライダー楽しみにしてたのに最悪だ。
「おい、大丈夫か!?すぐに救急車が来る!」
おいおい、聞こえなくなってきてるなぁ。まぁ、人助けで子供を交通事故から救ったやったから後悔はそんなないけど、一度で良いから仮面ライダーになる夢が見たかったなあ。
『告:スキル『仮面ライダー』を獲得。』
やっぱりなるならジオウがよかったなあ、全ての平成ライダーの力が使えるんだから。
『告:ユニークスキル『仮面ライダージオウ』の獲得に成功しました。』
しかもあれ、絶対並の冷気とか熱とか平気だろ
『告:スキル『熱耐性』と『寒さ耐性』を獲得。』
あ、でもあの漫画敵対種族なのに子供ができてすごいな俺もあんなチート種族になりてぇ。
『告:転生種族を半天半魔にします。それにより、エクストラスキル『魔力感知』、『闇』、『光』を獲得。さらにエクストラスキル『閃光』、『竜巻』、『大海』、『太陽』、『
ああでもみんなの繋がりが失くなるのは悲しいな。
『告:エクストラスキル『繋がる者』を獲得。』
そうして俺は意識は失くなっていった。
「いててて……アレ?俺確か事故にあってもしかして助かったのか?」
俺は再び目覚め起き上がり、辺りを見回した。
「…………絶対ここ救急車の中でも、病院の部屋でもないな。」
周りは薄暗く、今手に触れているのは明らかに冷たく岩の様に固かった。
「それより喉が渇いたな、水はどこだ?」
俺立ち上がり、水を探すとすぐそこに池があった。
「助かったぁ、取り敢えず水分補給とって!?!」
水を飲もうとした瞬間池に映ったものを見て驚愕した。
「誰だこいつ?」
そこに映っていたのは、明らかに自身の顔とは違う顔で黒いズボンに白いシャツ上には黒いロングコートを着ていたが、肩甲骨辺りまであるであろう髪の色が白く、背中にはあり得ないものがあったからだ。
「これって…翼と羽?」
背中には天使のような翼と悪魔のような羽があったからだ。
「一体なにがどうなってんだ?!」
まさか俺化け物になっちまったの?最悪じゃん!交通事故なんてかわいいレベルだろこれ!?!?
プルンッ!
なんだ!?振り返るとそこにいたのは、
「………スライム?」
やっぱりここファンタジーの世界なのかなもう泣こうかな。俺が涙目になるとスライムがゆっくり近づいてきた。
「なにお前、俺のこと慰めようとしてんの?」
なんなら日本語でも話してほしいよ、そう考えているとスライムはなにかを俺に向かって伸ばしてきた。
「…もしかして握手してえの?」
まあでも1人でいるよりかは良いか。俺はスライムの伸ばしたものに手を握った。
『告:エクストラスキル『繋がる者』を発動させますか?』
いきなり頭の中で声が響いてきた。
「これってさっき死ぬ間際まで聞こえた声、幻聴じゃなかったのか。………取り敢えず‘YES’でお願い。」
そういうと急に俺とスライムの間がひかりだした。
『(まさかこんなところで、俺と同じような奴に会うとは。)』
『(俺もまさか同じような人に会えるなんて思っていませんでした。)』
俺とスライムさんは無言のまま洞窟の中を探索していた。 あの光は俺とスライムさんが脳内会話を可能にさせるものだったらしく同じ元日本人として嬉しかった。
スライムさんもとい悟さんとの脳内会話で知ったことは、悟さんは平成の時に亡くなったこと、俺より15歳以上歳上ということだった。
『(まあでも、いきなり違う姿で周りに誰もいなかったらそりゃあ泣きたくなるだろうな。)』
『(これからずっと1人ぼっちなんだって絶望していたので、悟さんに会えて嬉しいです。)』
あと翼と羽は、消えろと念じたり、出てこいと念じたりすると勝手に消えたり、出てきたりするのでは?っと悟さんの提案でやってみたら、成功した。これで見た目を気にする必要が無くなった。
『(ああ、あと敬語はいいよ、この世界に来た時間はそんな変わんないから。)』
『(わかったよ悟さん)』
そんな会話を続けると、
(あっ、悟さんそれ以上は!)
(エ?)
ドボン
ヤバい、今の悟さんスライムだから多分泳げないぞ!?
早く助けないと!
ざばあんっ!
アレ?呼吸してないのに苦しくない、なんで?
『解:エクストラスキル『大海』より、呼吸ぜずに水の中を移動することが可能です。』
(わっ、なにこの声!?あっもしかして悟さんが言ってた『大賢者』さん?)
〖はい〗
(なんであんたの声が俺の頭に聞こえてくるわけ?)
〖解:エクストラスキル『繋がる者』によりいくつかスキルが使えるようになったからです。〗
(成る程つまり逆に悟さんも俺のスキルが使えるのかって!そんなことより悟さんは?)
慌てて探すと透明な物体が漂うのが見える、多分あれが悟さんだな、うん。
掴んで陸に上がろうとすると悟さんが水を大量に吸い込んで一気吐き出した。
『(ウゲッッ、なにこれ速!!)』
『(アレ、聖司君?なんでいるの?)』
『(悟さんを助けようと潜ったら今の状態になった。てっゆうかこれ止まれるの?)』
『(スマン、止め方がわからん)』
『(エ?それじゃあまさか(汗))』
すごい勢いで進むと目の前には岩の壁。
『『((ぶつかるうーーーー!!?))』』
勢いは止まらず、岩に激突する直前
(あっそうだこれなら『竜巻』!!)
ビュー゛ー゛ー゛!
岩の前に風の壁ができなんとか、激突は免れた。
『(助かったよ、聖地君)』
『 (いやぁ、なんとか対処出来るかもしれないスキルがあったから、咄嗟に使ったけどなんとかなったなぁ。)』
ホッと一息つくと
【聞こえるか?小さき者達よ。】
『(うん?悟さんなにか言った?)』
『(いや、それに〖大賢者〗の声じゃないみたいだ。)』
【聞こえるなら来い、小さき者達よ。】
『(アッチから聞こえて来るな。)』
『(行ってみるか?)』
『(ああ。)』
俺は悟さんを抱えて声が聞こえる方へ向かった。
『(おぉ、ここみたいだな……………ッッッッッッ!!!)』
『(おい、どうした?)』
『(さ、悟さん俺のスキルで多分エクストラスキル『魔力感知』が使えると思うから使ってみて。)』
(?よくわからんがやってみる。『大賢者』可能か?)
『解:エクストラスキル『魔力感知』を使用しますか?』
(YESで、おおおーーー!?)
どうやら悟さんも周りが見えるようになったようだ。
『(さて一体なににビビってるのかなっって!)』
悟さんを俺が見ているものをみて絶句した、まあそれが当たり前だろ、なんせ目の前に
(ドッドッドッドッドッドッド、ドラゴン!?!)
巨大なドラゴンがいたら 。