遂にシオン達を蘇生させた聖司と三上さん、けれど目覚めた時に果たして元の人格が残っているのかの確認があった。
まぁそれはまた後ほど~
自然:「進化の眠りぃ!?進化する為に眠るなら、なんでシズさん達も眠っちまうんだ?そんでなんで俺とフラメアになんの影響もない?」
ミュウラン:「シズさん達が眠ったのは
フラメア:「お父様から聞いた事があります。主が魔王へと進化の眠りつく時、配下も新たな力を得るために眠りにつくと」
自然:「成る程な。俺と聖司は主従関係じゃないし、フラメアは俺の配下だから、聖司達の進化の影響を受けなかったってワケか」
シゼンがリグル達が眠った原因をミュウランとフラメアに聞くと、進化の眠りは魔王に進化する主とその系譜の者達に起こる現象だと知った。
自然:「まあ、取りあえず皆を屋根の下に運ぶか…ヨウム達も手伝ってくれ!」
ヨウム:「そうだな」
ガルム:「じゃあ俺達はシュナちゃんを「言っとくけど、聖司とシュナは俺が運ぶ!異論は認めん!!」…はい…」
シュナを運びよう言おうとしたドワーフ達だったが、シゼンが背後に怒りに満ちた破壊神を出現させ、全員の配分を行っていく。
しかしその必要はなかった。次々に町の者が目覚めていったのだ。そんな中目覚めたシュナはリードの頭を膝に乗せ、リードが目覚めるのを待ち続けていた。
自然:「シュナ、聖司は俺が預かるからお前は…「やらせてください!」………」
朱菜:「リードさんが目覚めて最初の挨拶は誰にも譲りたくありません」
シュナはテコでも動かない意思を示すと、シゼンはシュナの事をますます気に入った。
自然:(ホント、お前には最高の女じゃん。ここは兄貴として一肌脱ぐとしますか)
「シュナは本当に聖司の事好きなんだな。未来じゃ最低最悪の魔王になるかもしれないのに」
朱菜:「関係ありません!!」
自然:「じゃあお前は、聖司がオーマジオウになっても愛せるの?」
朱菜:「勿論です!わたくしは今のリードさんもオーマジオウになったリードさんもどちらも愛しています!!」
シュナの真っ直ぐな瞳に、シゼンの中のシュナの評価が最大まで上がった。
自然:「なら、聖司が目覚めたらその想いを伝えろ!今の聖司なら真剣にお前の想いに答える事を俺が保証するぜ」
朱菜:「シゼンさん…」
自然:「それじゃあ、フラメアはシュナの世話を頼む。俺は三上さんと聖司が目覚めるまで皆に指示出しとくから」
フラメア:「は、はい!」
シゼンは目覚めたベニマル達と共に町の確認に向かった。
自然:「ベニマル君、兄としてさっきの言葉はどう思う?」
紅丸:「どうも何も、妹の覚悟は本物というのは確かです。それにリード様なら安心して妹を任せられます」
自然:「本音は?」
紅丸:「妹が嫁に行くのは兄として寂しいです!」
自然:「
その後、二人は町の治安維持に努めながら寂しさを紛らわすために、三日間共に酒を大量に飲んだ。
⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫
リード:「う…うん…」
目を開けると、いつものように桜のような桃色の髪が俺の視界を覆うと、その髪の主は俺に笑顔を向けた。
朱菜:「おはようございますリードさん」
リード:「…おはようシュナ」
目覚めのシュナの笑顔はやっぱりご褒美だな…こんな風に思うようになった時点で末期かな。
リムル:「よう、リード」
紫苑:「おはようございますリード様!」
次に俺に挨拶をしたのは、さっき起きたリムルと生き返ったシオンだった。
リード:「おはようリムル。シオン、無事に復活してよかった」
紫苑:「はいリムル様、リード様!お二人のお陰でこうして我等一同、生き返る事が出来ました!」
復活した一同:『我等一同、一名の欠落もなく無事に生還しました!!』
百名からのお礼に俺は嬉しさよりも申し訳なさが勝ってしまった。
そもそも、俺があんな選択しなければシオン達は死なずに済んだのに俺がお礼を言われるのは筋違いだ。
紫苑:「リード様、リグル達からは事情を聞いています。リード様の選択を責める者はここのは一人もいません!リード様の選択によって我等一同、新たな力を得る事が出来ました!感謝はすれど恨む者などいません!!」
そんな俺の考えを読んだのか、シオンが代表で答えると、皆も頷いてシオンの言い分に賛同していた。
リード:「皆…」
自然:「よう!起きたか聖司」
リード:「
自然:「色々報告する事があるんだが、その前に…」
リード:「ああ、そうだったね」
俺と自然義兄さんは、俺が意思のない
自然:「それじゃあ、いくぜ!」
自然義兄さんがソレを高く投げると、ソレを見た時の俺は目を疑った。
気づけば体が勝手に動いてソレを空中で取る。
リード:「自然義兄さんが持ってたんだ…」
俺はソレを見て涙を流した。
ソレは四つ葉のクローバーのラミネートされた栞だった。
その後、誕生日プレゼントでお揃いの栞にしてプレゼントしてくれたな。
自然:「…どうやら本物みたいだな」
リード:「自然義兄さん、これをどうし「勿論覚えているとも」ん?」
リムル:「
リード達:『!!??』
リムルの恐ろしい言葉で、この場の空気が一気に凍てついったのを感じた。
そして、俺と自然義兄さん、シュナはその場から巻き込まれないよう他の場所に移動した。
⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫
俺と自然義兄さんは
リード:「あ、危なかった…もう少しでシオンの料理に巻き込まれるところだった…」
自然:「三上さん、偶に俺達でも予想つかないことやるからな。久しぶりに疲れた」
扉を開けると、
リード:「…ただいま、皆」
リード:「………え~っと、ゲリオン?」
ゲリオン:「はい、リード様!」
ゲリオンだ。俺の記憶が確かならゲリオンは大きなカブトムシだったはずだ。
しかし今目の前にいるのは真っ赤な鎧を全身に纏ったような大男だった。
キッカーとパンカー、スコードにドライガンも似たような姿に進化していた。
後でホウテンとベルン、レミンの話によると
さらに、
リード:「仮面ライダーの力を獲得した!?」
リグル:「はい、ここにいる
リグルの話によると、元々持っていたウォズ以外の皆が仮面ライダーの力を獲得したようだ。
進化と獲得したスキルを纏めると
・リグル
ユニークスキル『仮面ライダー響鬼』
『
・ウォズ 人間→
・
ユニークスキル『仮面ライダーゴースト』
『
・
ユニークスキル『仮面ライダーブレイド』
・
ユニークスキル『仮面ライダーダブル』
・
ユニークスキル『仮面ライダーダブル』
・ベルン ドワーフ(
ユニークスキル『仮面ライダービルド』
・ギドラ
ユニークスキル『仮面ライダー龍騎』
・ゲリオン
ユニークスキル『仮面ライダーカブト』
・レミン
ユニークスキル『仮面ライダーキバ』
・キッカー
ユニークスキル『仮面ライダーキックホッパー』
・パンカー
ユニークスキル『仮面ライダーパンチホッパー』
・スコード
ユニークスキル『仮面ライダーサソード』
・ドライガン
ユニークスキル『仮面ライダードレイク』
………うん、
ていうかウォズが
グレイド:「我が主、お目覚めになられたのですね」
接待室から俺が召喚した
リード:「俺が召喚したのはお前一人じゃ…」
グレイド:「あの者達は我が同士です。それより我が主、契約の内容を覚えていますか?」
リード:「ああ、アレか」
確か働き次第で配下にしてやるって話だったな。けどコイツは召喚した時点で受肉してたし、明らかに
リード:「リグル、コイツが捕らえてきたヤツは?」
リグル:「今は地下牢に捕らえています。ただ酷く怯えた状態でした」
リード:「なる程」
リムルを見て心が折れなかったヤツを捕らえたとなると、コイツはやっぱり思ってた以上の
ホウテンやレミンの話じゃ
リード:「俺は世界を支配するとか、そういう独裁的な目的は無いし極力戦闘は避けるように努めるけど、それでも構わないか?」
グレイド:「勿論です!あなた様の理想実現の為なら、人を殺すなと言えばこの世が終わるまで殺しませんし、人間を守る為に戦えと言えば例え竜種だろうと怯まず戦う事を誓います!だからどうか、俺達を配下の末席に加えてください!!」
ティアノとダイロス:「「お願いします!!」」
リード:「………わかった。お前達を俺の配下に加える。お前達の名前は?」
グレイド:「は!
ティアノ:「
ダイロス:「
リード:「よし、今後もよろしく「ちょっと待ったーー!!」どうしたホウテン?」
ホウテンがいきなり割って入ってレミンとベルンが俺の両腕を拘束すると外に連れていかれた。ホウテンとリュウエイ、ウォズもその後に続いた。
レミン:「リード様!あなたとんでもない化物を召喚しましたよ!!」
リード:「?」
鳳天:「
龍影:「それに自我のない
ウォズ:「我が主、少し考えた方が良いのでは?」
ベルン:「下手したら、リード様の命が危ないです!」
鳳天:「そうですよ!絶対にやめとくべきです!」
リード:「けど、
俺は『万能空間』から光だしているファイズウォッチ、ウィザードウォッチ、ドライブウォッチを見せた。
それを見たウォズ達は察したようで絶句していた。
鳳天:「な、何故?」
リード:「さっき俺の配下に加わったことが原因だと思うよ」
ウォズ:「既に手遅れだった…」
リード:「それにあいつら、裏切らないと思うよ」
レミン:「その根拠は?」
リード:「なんとなく?」
ベルン:「一番不安な理由ですけど、何かあったらリード様のせいにしするってことで良いですか?」
リード:「容赦ないなベルン…まあいいけど…」
リグル:「リード様!先ほど親父殿が宴の準備が出来たそうなので参りましょう」
リード:「わかった」
リグルが扉を開けると三つのウォッチが宙に浮き、グレイド達の手に収まった。
そして、三人がウォッチのスイッチを押すと
世界の言葉:『確認しました。個体名グレイドはユニークスキル『仮面ライダーファイズ』、個体名ティアノはユニークスキル『仮面ライダーウィザード』、個体名ダイロスはユニークスキル『仮面ライダードライブ』を獲得しました。』
リード:「これからよろしくな、グレイド、ティアノ、ダイロス」
グレイド達三人:『ハハ!』
リード:「それじゃあ行こう」
俺は皆と一緒にテンペスト復活祭が始まる中央広場に向かった。
リード:「ところで自然義兄さん、
自然:「お前の遺品争奪戦で手に入れた!」
リード:「ああ…そう…」
聞かなきゃよかったと、軽く後悔した。
⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫
リグルド:「___というわけで、これよりテンペスト復活祭(仮)を開催する!」
リグルドの言葉で町がいつも通りのお祭り騒ぎとなった。
あの後、リムルとベニマルはシオンの料理(?)を食べたようだが、シオンが獲得したユニークスキル『
そして、皆が祭りで楽しむ景色を見て、俺はこの幸せが長く続いて欲しいと願う。
朱菜:「リードさん」
振り向くと、シュナが何かを決したような真剣な表情だった。
朱菜:「二人きりでお話があります」
リード:「………わかった」
俺も、シュナに言いたい事があるし。
俺とシュナは人気のない森に入っていった。
こうして、我等
果たして、我が魔王はシュナ君にどんな言葉をかけるのか、それはまた次のお話で