転生したら天魔人だった件   作:通りすがりの気分屋

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今回は私、江沢静江(シズエ・イザワ)がやるね。
私達の会議が終わったその頃、ヒナタ達も今後の方針で会議が始まろうとしていた。
だけど、ヒナタが戦いを選ぶなんて事はきっとしない。もしそうなったら、姉弟(きょうだい)で戦う事になってしまうからね


魔国連邦(テンペスト)とルベリオス 後編

 

ヒナタ:「待たせたわね。それでは始めましょう」

 

ヒナタの到着で始まった会議は、サーレの最初の文句の一言だった。

 

サーレ:「まったく、遅れてきたのに謝罪の一言もないのかい?」

 

タロス:「そうか。では最後に入ってきた私がそうだな。すまない少し資料の準備で遅れてしまった」

 

タロスの言葉にサーレは表情を僅かに強ばるが、すぐに大人しくなった。

この二人は手を組んでいるが、それをヒナタに悟らせないよう、いつも通りに過ごすことを決めているのだ。

そして、“水”のリティスからの報告が始まった。

 

リティス:「報告します。ジュラの大森林は平和そのものでした。ヴェルドラが復活したにもかかわらず、商人出入りする様子も確認されています」

 

タロス:「魔素濃度はどれくらいだった?」

 

リティス:「流石に若干高めでしたが、人体に影響の出るレベルは下回っていました」

 

タロス:「つまり、人との友好は望んでいるのだな」

 

ヒナタ:「それで、ヴェルドラは?」

 

リティス:「それなのですが、“封印の洞窟”の立ち入りが禁止されており、その存在を確認出来なかったのです」

 

タロス:(だろうな。元々そこに封印されていたのだから、残りカス程度に残っていても、人間にどんな影響が出るのかわからんからな)

 

リティス:「しかし、孤児院という場所で魔王リード=テンペストを確認しました」

 

リティスの報告でこの場にいる全員に緊張がはしった。

魔王の存在を確認して出来たことはそれだけ大きいからだ。

 

ヒナタ:「…続けて」

 

リティス:「はい」

 

リティスはそこで孤児院で見た事を話した。

そこは、ジュラの大森林から親のいない子供、捨てられた子供を種族問わず集め、一緒に生活する施設であるという事で、一年前から魔王リード=テンペストが始めたことであった。

リティスはそこで子供達と楽しそうに遊んでいるリードと妖鬼(オニ)の巫女が昼食の準備をしていたようだ。

そして、孤児院の子供達を全員集め、楽しそうに昼食を食べていたということであった。

リティスの報告にタロス以外の者は驚きを隠せていなかった。

魔王がまるで聖人君子のような行動に動揺するなと言うのが土台無理な話である。

 

フリッツ:「しかし、ヴェルドラの存在を確認出来なかったとなると、復活したのは間違い───」

 

そう問いかける“風”のフリッツの前に一本のナイフが刺さった。

 

タロス:「フリッツ、貴様ヒナタ様の言葉が嘘だと言いたいのか?」

 

タロスの殺気にフリッツは慌てて謝罪する。

タロスが来てから、ヒナタへの侮辱や不敬な言動をした者は、ここ最近行方不明または異常な改心をしている者が出ているからだ。その為、タロスは『ルベリオスの死神』という異名がついていた。

そして、各員の報告が進み、最後はタロスとなった。

皆の報告をまとめると、魔王リードと魔王リムルはファルムスに内乱を起こさせようとしているのとヒナタが何者かに利用されたということ、そしてリムルとリードが異世界で死んでこの世界で転生した者だったという事実があった。

そんな中、三武仙の一人“巨岩”のグレゴリーがヒナタに『ヒナタの失敗は、ルベリオスの失敗ではない!』と叫び、サーレはこの会議が終わった後の事を想像し、憐れんだ。

そして、ヒナタは魔国連邦(テンペスト)と事をかまえる気はなく、神託でも手を出してはならないと皆には伝えた。

 

ヒナタ:「タロス、最後はあなたの報告よ」

 

タロス:「は。報告の前に私も伝えたい事がございます」

 

ヒナタ:「なに?」

 

タロス:「私もヒナタ様と同じくテンペストと戦う気は全くありません。それを知った上で私の報告を聞いてください」

 

タロスの言葉に周りの者達はざわめき出したが、タロスは気にせず、報告を始めた。

 

タロス:「先日、テンペストの西側にある金の採掘で栄えていたラージャ小亜国とその隣国との間に戦争が起き、テンペストがラージャ小亜国に援軍を派遣したようです。その部隊の隊長と思われるのは四名、時魔縁護(エンゴ・トキマ)時魔生夢(ショウム・トキマ)時魔釈迦人(シャカト・トキマ)時魔自然(シゼン・トキマ)と名乗った人間です」

 

タロスの報告から、自然の名前が出たことでリティスの報告時以上の緊張がはしる。

ヒナタがリムルを討伐するのに失敗したのは自然という人間とリードの助太刀によるものだというのは周知の事実であるからだ。

 

タロス:「この四名の戦った痕をこの目で確認しました。おそらく、ヒナタ様の言っていた男で間違いなく、そして他三名も同等の実力があるものと見て間違いありません」

 

ヒナタ:「そう。確かにそれなら尚更事をかまえる訳にはいかないわね」

 

ヒナタの言葉にタロスは、内心安心した。今回もし、ヒナタが戦うと言ったら、本来の力を解放させてでも止める気でいたタロスにとってありがたいことこの上なかったからだ。

そして、会議が進みヒナタは一度話し合いに出向き、必要なら謝罪もすると宣言すると、皆は反対し、止めようとした。

 

タロス:「ヒナタ様、ここは私が使者として参ります。私なら何かあっても対処可能です」

 

ヒナタ:「その必要はないわタロス。先ほども言ったけど全ては私の独断だった事にする、と。だからあなたが行く必要はないわ」

 

タロス:「…っ」

 

タロスは拳を強く握り、歯を食いしばった。それは自身の現状からくる怒りなのだと、誰にも気づかれずに。

そして扉をノックする音が響いた。

 

      ⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫

 

会議の間に入ってきたのは、ニコラウス枢機卿、大司教レイヒムそして、予想もしていなかった人物“七曜の老師”の三人が入ってきた。

 

タロス:(ちっ!面倒な奴らが来たな)

 

ニコラウスが七曜の存在を答え、その場の全員が起立し礼を取る中、タロスは悪態をついていた。

 

タロス:(いずれ始末するつもりだが、今回のようなタイミングで来るとは‥‥‥予定より早く始末するか…)

 

タロスは七曜の言葉を全て無視して考えるなか、レイヒムが説明を始めると、考えを中断した。

 

レイヒム:「私は、愚かでした。恐ろしい、余りにも恐ろしい者達を相手にしてしまった。あれは、正真正銘の魔王です。我らの手、新たなる魔王達を誕生させてしまったのです!」

 

そして、二万の軍勢を皆殺しにした事実を告げられると、この場にいる全員が重苦しく沈黙した。

そしてその沈黙を破ったのはヒナタだった。

 

ヒナタ:「そう。魔王リムルと魔王リードは“覚醒”していると見るべきね」

 

サーレ:「その通りだね。僕としては放置するのは危険すぎる」

 

アルノー:「落ち着け。魔王リムルと魔王リードが元人間で、人類との共存を願っているなら、無理に争う必要はないはずだ」

 

リティス:「そうね、向こうの出方を見るべきよ」

 

皆が話し合ってるなか、タロスの部下の一人がヒナタに謝罪し耳を塞いだ。

 

レナード:「しかし、二万のもの騎士達を躊躇わずに葬ったのは事実です‥‥‥紛れもないきょ───」

 

脅威と言おうとしたレナードの言葉は、手を強く叩いたタロスによって遮られた。

 

タロス:「静かにしろ。今魔王リムルと魔王リードがどういう者なのか私なりに理解した」

 

タロスの部下がヒナタから離れると、ヒナタはその言葉に耳を傾けた。

 

ヒナタ:「続けて」

 

タロス:「ありがとうございます。まず、魔王リムルと魔王リードは話がわかる相手という情報があり、ドワルゴン、ブルムンドはては魔導王朝サリオンと国交を樹立しているのが、その証拠」

 

リティス:「!」

 

タロス:「しかし、我らが一方的に仕掛けてしまって向こうにも犠牲が出た。それを帳消しに出来るとしたら魔王ミリムの伝承だ」

 

全員:『『!?』』

 

タロス:「それを行うには覚醒する必要があった。そこに来たのが二万の軍勢であった。だから皆殺しにした」

 

レナード:「し、しかしそこまでする必要があったのか!?」

 

タロス:「逆に聞くが、お前は今ここに魔物の大軍が来たら、何の抵抗もしないのか?」

 

レナード:「そ、それは‥‥‥」

 

タロス:「つまりこれ以上の犠牲が出ないようにせずかつ国を守るにうってつけだったのが、今回の二万の軍勢だったというだけのことだ」

 

グレゴリー:「だが、それを理由に野放しにするなど」

 

タロス:「ラージャ小亜国に加勢をした時、将は討ったが後の軍勢は降伏したら全員帰したようだ。これなら、二人は犠牲を極力出したくないというのがわかるのだが?何か反論は?」

 

グレゴリー:「くっ…!」

 

タロスの言葉に、ヒナタは納得していた。

タロスの情報の正確さはヒナタがよく知っている。それだけタロスの情報が役に立っている証拠である。

 

七曜:『おお、レイヒムよ。他に伝言はないのか?』

 

レイヒム:「そ、そう言えばこれを。魔王リードよりヒナタ様への伝言だとか」

 

タロス:(なぜ伝言の存在を知っている?)

 

タロスが“火曜師”マーズの言葉に疑問を抱きながら、レイヒムは水晶をヒナタに渡した。

そして、水晶に写っていたのは異国風の服装であるで、その姿は、青年の姿ではあるが、しなやかで鍛えられた身体から百戦錬磨の猛者という印象を受ける。目隠しをしていており、それがさらに色気を放っていた。

 

ヒナタ:(この子が、リード=テンペスト…?なぜ『この子』って思ったの?)

 

ヒナタがそんな疑問抱くが、記録されたリードの言葉からその疑問は頭から消えた。

 

リード:『相手をしてあげます。俺とあなたの一騎討ちです』

 

リードのこのメッセージに会議のいる者全員に過去最高の緊張がはしる中、タロスが初めて激しく動揺していた。

 

タロス:(あり得ない!こんなメッセージを残すなどあるはずがない!)

「ヒナタ様失礼します!」

 

タロスはヒナタから水晶を奪い、解析を行う。

 

タロス:(何かの間違いだ。そうに決まっている!…うん?)

 

タロスは、リードのメッセージを否定しながら解析を終えると、突然笑いだした。

その行動に、一同は怪訝そうに見ると、タロスの笑い声はおさまり、レイヒムに視線を向けた。

 

タロス:「レイヒム大司教、もしや『転移門』を利用されましたか?」

 

レイヒム:「え、ええ」

 

ヒナタ:「どういう事?」

 

タロス:「この水晶に記録されていたメッセージが()()()いたんですよ」

 

七曜:『!?』

 

タロスは、水晶の映像情報復元すると本来の記録が再生された。

 

リード:『初めまして坂口日向(ヒナタ・サカグチ)さん。先月九星魔王(エニアグラム)の一人となった“時空聖魔王(タイムカオスキング)”リード=テンペストと言います。あのときは、相棒が大変な目にあったようですが、どうやらお互いに誤解があったようです。それにリムルもあなたと一度話し合いと言っています。なので話し合いの場を設けたので来てください。数人来てもかまいません。しかし、もし敵対するような行動をとり、俺がそれを判断したら、相手をしてあげます。俺の出せる全戦力で迎え撃ち、俺とあなたとの一騎討ちです。‥‥‥まああなたがそんな馬鹿な選択をしない人だと俺は知っています。どうか、無駄に傷つけ合う事態に繋がる選択はしないでください。俺は人類の中であなたの事を最も信頼出来る人だと信じています』

 

リードのメッセージはそれで終わった。それはどこか切実で争いを良しとしない者だというのがよくわかった。

 

タロス:「おそらく、『転移門』を通った際に何かしらの影響が出たのでしょう。次からは気をつけてください」

 

レイヒム:「は、はい!」

 

タロスの仮面の下では目線で既に七曜を捉えていた。タロスの中で七曜は排除すべき存在だと、決まった瞬間であった。

 

ヒナタ:「これでリムルもリードも話し合いたいという意思が確認された。一度会うべきでしょう?」

 

ヒナタは、そう告げて終わらせよとうしたが、またしても七曜が邪魔をした。

 

『フフフ。その決断や、良し!』

 

『神ルミナスの御加護が、お前を守るであろう』

 

『魔王リムルと魔王リードは確かに脅威』

 

『話し合いが不調に終わっても心配は要らぬ』

 

『お前なら倒せるであろうよ』

 

『だがヒナタよ、お前は忘れている』

 

『左様。あの邪竜の存在をな』

 

『如何にお前とて、あの邪竜は倒せぬ!!』

 

タロス:(成る程、目的はヒナタの始末か‥‥‥問題が片付いたら掃除しておくか)

 

『お前にこれを授けよう』

 

『この、竜破聖剣(ドラゴンバスター)をな!!』

 

一方的に好き勝手言う七曜にタロスは、もはや七曜を生かしておく気持ちが消え失せていた。

こうして波乱に満ちた会議は終了した。

 

      ⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫

 

会議が終わり、三武仙の一人であるグレゴリーは人気のない場所である者に呼び出された。

 

タロス:「来たかグレゴリー」

 

グレゴリー:「あっ?何の用だタ、ガアッ!」

 

タロスはグレゴリーの首を片手で押さえ付け壁に打ち付けると、グレゴリーを持ち上げた。

 

タロス:「貴様、会議のあの言葉、今すぐ撤回しろ」

 

グレゴリー:「なん、だと…

 

グレゴリーは抵抗する目でタロスを睨むが、タロスは更に強い力でグレゴリーの首を絞める。

 

タロス:「誓え、ヒナタ様の失敗は私たちが一丸となって帳消しにする、と。さもなくは首をへし折る」

 

タロスの目と行動で本気だと悟ったグレゴリーはスキルを発動させようとするが発動せず、戸惑っていくなか、タロスの言った言葉を口にした。

 

グレゴリー:「ひ、ヒナタ様の失敗は、私たちが一丸となって帳消しにすると誓います

 

グレゴリーがそう言うと、タロスは手を放し手拭いで拭い始めた。

 

タロス:「次にヒナタ様に無礼を働いたら、その席、空くと思え」

 

タロスはそれだけ言い残して、去っていった。

 

      ⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫

 

会議の翌日、寝室でヒナタは夢から目が覚めると、ほのかないい香りが漂っていた。

 

タロス:「ヒナタ様、おはようございます」

 

ヒナタ:「おはようタロス。いつもありがとう」

 

タロス:「いえ、多忙なヒナタ様の仕事等を考えればこの程度の事なんともありません」

 

ヒナタが椅子に座り、朝食を始める。ヒナタはこれが楽しみの一つにもなっていた。

 

ヒナタ:(猫舌の私でも飲みやすい温度のコーヒーとスープに、栄養バランスが完璧で味にもこだわった料理。本当に器用にこなすわね)

 

タロス:「ヒナタ様、やはり私も───」

 

ヒナタ:「あなたはレナードと共に留守を預かる。これは決定事項よ」

 

タロス:「っ…は」

 

ヒナタ:「安心してタロス、今回も大丈夫だから」

 

ヒナタはタロスが自分の身を案じていると思っているが、タロスが心配しているのはそれだけではないことに気づいていなかった。

 

      ⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫

 

サーレ:「七曜の老師を信じるな?どういう事だタロス?」

 

ヒナタを見送った後、イングラシアのレストランでタロスはサーレに七曜を信じないように進言した。

 

タロス:「言葉通りだ。七曜の目的はヒナタ様を消すこと。理由までは知らん」

 

サーレ:「なんでだ?伝説の英雄だぞ?」

 

タロス:「その伝説の英雄が何故今頃になって出てきた?それに何故伝言の存在を知っていた?」

 

サーレ:「!?」

 

タロスの指摘にサーレが気づくと、タロスの言葉の意味に気づきはじめた。タロスはさらに言葉を続けた。

 

タロス:「それと、昨日の魔王リードのメッセージ、改竄された形跡があった」

 

サーレ:「っ!?」

 

ここでサーレはタロスの言いたいことを完全に理解し、七曜に対して怒りがわいてきた。

 

サーレ:「成る程、そういうことか」

 

タロス:「ああ、だから七曜の言葉を信じるのは危険すぎる」

 

サーレ:「教えてくれてありがとう。気をつけるよ」

 

サーレは代金だけ置いて帰ると、タロスも食事を済ませてレストランを出た。

 

パンドラ:「(タロス様大変です!!)」

 

タロス:「(パンドラ?どうした?)」

 

パンドラ:「(レイヒム大司教が殺されました!)」

 

タロス:「(なに!?)」

 

パンドラ:「(犯人は七曜ですが、すべての罪をファルムスにいる悪魔の仕業という事ででっち上げ、各地の神殿騎士団(テンプルナイツ)がファルムスに向かっています!)」

 

パンドラの報告を聞くなか、自分の背後から飛んできたナイフを指で掴んだ。

 

タロス:「急ぐか(パンドラ、すぐに戻るから全員を集めろ!)」

 

パンドラ:「(は!)」

 

タロスは急いで、ルベリオスに帰還した。

 

      ⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫

 

“奥の院”で七曜の長たる“日曜師”グランは、計画の報告が来るのを気長に待っていた。

 

グラン:「あのタロスという男は危険すぎる。ヒナタ以上にな。故に始末させてもらう」

 

グランは、そう呟くと魔法の映像でタロスが帰還したのを確認した。

 




どうしよう!?このままじゃ最悪な展開に発展しちゃう!一体どうなるの!?

      ⚪⚫⚪⚫⚪⚫⚪⚫

生夢:「おっ!やっと出た!」

生夢は、ベスター達に頼んで作ってもらった検査機から、リードの検査の最新版が出てきた。

生夢:「さーって、何がわか───ぶーーーーーー!!」

生夢は検査結果の内容を確認すると、あまりの内容に驚き、コーヒーを吹き出すと、再び検査結果に目線を向けた。

生夢:「聖司(セイジ)のヤツ、サーカスなんて始めたら儲かるだろうな」

生夢は軽く現実逃避するが、すぐに戻ってきた。

生夢:「この結果、シズさん達にも知らせるか」

生夢は、仕事室から出て、シズとシュナ、兄弟達を呼びに行った。
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