「うぁ゙~やっと片付けが終わりました……」
「というか、分身してちゃっちゃっと終わらせれば良かったのに……何でバカ正直に一人でやってたんでしょう……」
もういいです、疲れたので早く部屋に戻って寝ます。ここに私がいたことがバレると面倒ですし。
そう思って入り口の方に振り替えるとそこには赤い弓兵が立っていました。
「あ……この……これは……」
「これは君がやったのかね?カーマ」
「う……あ……はい……」
「……ありがとう。助かった」
「へっ?」
「いや、言い訳にしかならないが最近私たちも忙しくてね、この部屋の整理が雑になっていたんだが。……それを片付けてくれたのだろう?」
「そっそうです!そうです!そういうことです!いや~あなたたちがですね?不甲斐ないからですね?この私がわざわざ手伝ってあげたんですよ!」
「ふっ、耳が痛いことだ。あまりに綺麗に片付きすぎてアイスの箱が減っているのが一目瞭然だが」
「うぐっ」
「まぁ、それが駄賃ということにしておこう。重ねて礼を言おう。ありがとう、カーマ。……ではな」
そう言って去って行く赤い弓兵。
「はぁ、なーんかあの人を相手にすると調子狂うんですよねぇ……早いとこ部屋に戻って休──」
「んっふっふ~♪見ましたよ~♪見ちゃいましたよ~♪カァ~マ♪」
うっざいのが現れました。
「なんですか、パールヴァティー。覗きなんてしてると旦那に愛想尽かされますよ」
「私が世界を滅ぼしかけても(腹筋で)受け止めてくれる素敵な旦那様ですから大丈夫ですよーだ。そんなことより~♪見ちゃいましたよ~♪カ~マ♪」
うっぜぇ。いまさらっと惚気られました?
「見たって何をですか。私は何もしてませんよ」
「またまた~♪マスターにあ~んなんてしてたじゃないですか~♪きゃー♪や~ん♪照れるな~もう♪」
「えっ……はっ?なぜあなたがそれを!?あのとき私とマスターの他には誰もいなかったはず!」
「あなたのことで私が知らないことなんてありませんよ?それより~♪暗所で二人きり。そこは肌寒く、そんなつもりはないが自然と二人はお互いの熱を求める。気づけばお互いの肌は触れあい、熱を交換するために口づけを……な~んて!きゃー♪やだも~♪恥ずかし~♪きゃー♪青春してますね~♪このこの~♪」
「キャーキャーうっさいんですよ!この色ぼけ!ていうか突っつかないでください!あとマスターとはまだキスもしてませんよ!」
「まだ、ということはいずれするんですね?まあそんな野暮な突っ込みは置いておきまして。安心しました、カーマ」
「はん?急に落ち着かないでくれます?テンションの落差で風邪引きそうなんですが」
「ええ、普段あんなに恋する乙女の顔をしておいて、いざマスターと会うと逃げ出すから心配してたんですよ?それがあんなに……きゃー♪」
「ええぃ、そのテンションがうっとうしい!「♪」使うのやめてください!」
「おっと失礼、あまりにもうれしくてつい。とにかく、もうあなたのことを監s…見守る必要もなさそうですね。どうぞ、末永くマスターとイチャイチャしなさってください……それでは、チャオ☆」
「あなたどこの神ですか」
「……えっ、ていうか私のことなめすぎじゃありません?ふん、確かにですねぇ、いままでは面倒くさかったからあんまりマスターのことを堕落させようとしてませんでしたけどねぇ。……あぁ、またなんかイライラしてきました。ふっふっふ、いいですよ。私のことをなめたことを後悔させてあげます。マスターが私にべったりになっても知りませんからねーーーーー!!!!!!!!」
こうして生まれたのが水着カーマよ(多分)