ワンハンドレットチェンジ!   作:かんろ

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2話目を投稿・・・おそらくまた、下手な文です。本当に生暖かく見守ってください・・・


第2話 能力と始まり(残り98回)

「ちょ、ちょっと待てよ!、訳が分からないことが多すぎるって!具現存在ってなんだ!?ワンハンドレットチェンジってなんだ!?そもそも最高に運がないってどういうことだよ!」

俺は感情の赴くままに目の前にいる厨二姿の少女・・・ルールに問い詰めていく

 

「まぁ、その気持ちは分かるが・・・でも」

 

「でも・・・なんだよ?」

俺がその言葉を言った直後、ルールが少し顔を赤くしながら

 

「・・・服を貸して頂戴、長らく人間にならなかったからこの姿になったら裸になることをすっかり忘れていたわ」とのたまったのである

その言葉で俺はやっと目の前の少女が全裸であることに気付いた、人間慌てている時は気付かないものだなぁ・・・って

「う、うわぁぁぁ!?服!!速く服を探さなくては!!」

確かに彼女は美少女だ、美少女の全裸を見れるのは眼福に値するのたが、もし・・・もし、家族に見られたらどうなるのだろう・・・

 

 

間違いなく次の日から変態扱いである。

そんな結末は意地でも避けたい・・・!というより避けなくては・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ・・・とりあえずそのジャージでなんとかしてくれ」

 

「ま、仕方ないわね。貴方のサイズだからぶかぶかだけど」

 

あの後俺は高校で使うジャージをルールに貸すことで、とりあえず全裸からは脱することは出来た・・・本当にとりあえずだが

 

「じゃあ貴方の聞きたいことについて改めて回答するわね」

 

相変わらずベッドの上にいるルールは淡々と語り始めた

 

「まず、具現存在についてね。でもその前に能力について教えた方が早いわね・・・貴方はファンタジーとか信じるかしら?」

「信じるも何も・・・」

 

ファンタジー・・・確かに以前の俺ならば即座に否定していただろう、だが死んだはずの俺が生き返り、目の前からいきなり少女が現れたら・・・

 

「信じるしかないだろう、というよりあれで信じられん方がおかしいだろ」

 

「そう、ならば話は早いわ、この世界には科学では証明できない不可思議なことが起こることがあるわ、それらを起こす大抵の原因は能力と呼ばれているものよ、巷でいう超能力も能力と呼ばれているわ」

 

「能力・・・単純な呼び方だな、もっと厨二っぽい言い方をするかと思ったけどな」

 

「下手に変な呼び方をしても困るだけでしょ?で、ここから具現存在に繋がるわけだけど、能力っていうのはね、生まれつきとか、突然出てくることもあってまちまちなのよ、でそんなことで下手なことで暴走しないように能力が発現したさいそれをどう使うのかを教える、もしくは指示するモノも表れるのよ、それが具現存在」

 

 

・・・教えたり、指示するものかぁ・・・あれ?でも、それだったら・・・

 

「だったら、そういう能力が悪いことに使われる際にその具現存在はどうするんだ?」

 

「それも具現存在によってまちまちよね、説得するものあれば、同調するものもいるわ」

 

「同調する奴もいるのか・・・まるで人間みたいだな」

 

俺は具現存在というもの精霊とかそんな遠いものではなく、もっと

身近な存在かもしれないとこの説明を聞きながら思い始めている

 

「さてと、能力と具現存在については大体分かったかしら」

 

「おう!科学で証明できない不可思議なことが能力、それらの指導役が具現存在だな!」

 

「えぇ、それと能力は人間にしか発現しないわ、これも覚えときなさい」

 

「人間にしか発現しないか・・・動物とかには発現することはないんだな・・」

 

しかし何故人間にしか発現しないのだろう・・・俺はそのことに少し疑問を思いながら説明を聞いていた

 

「次は私の能力についてね。私の能力、ワンハンドレットチェンジは端的に言うならば【やり直し】よ。貴方が死んだ場合、貴方が死ぬ前に戻されるわ、貴方が現にこうして生きているのもこの能力のおかげね。そして、このやり直しは1日に100

回は出来るわ」

 

「1日に100回はやり直しが出来る・・・だったら、俺のこの後の人生は安泰だな!つまりは寿命が尽きるまでは死ぬことはないということだしな!」

もし、死んだ場合はその前に戻される。痛みと引き換えになるが、それでも死ぬことはないから安心感が非常に違うぞ!そう思い俺は空元気かも知れないが、若干浮かれ始めていた

 

・・・彼女のその言葉を聞くまでは

「・・・気楽ね。ま、そんなことを言えるのも今のうちだけどね」

 

「・・・え?」

その言葉を発していたルールの顔はまるで氷のように冷たく、暗くなっていっていた

 

「言ったでしょ、最高に運が無いって・・・ワンハンドレットチェンジは能力の中では最悪の能力よ。死んでも1日に100回やり直しが出来るっていう、聞こえはいいかもしれないけど・・・」

 

ルールの言葉を聞いていたその時、俺の体が突然揺れ始めた。いや、俺だけではない。この部屋全体が揺れ始めている。

「は?じ、地震!?前の時はそんなことは無かったぞ!?し、しかも滅茶苦茶大きい!?」

 

体が、家具が、部屋が、大きく大きく揺れている。彼女を見ることも体が上下して困難になっている。しかし、そのような状況でもルールは言葉を発していた

 

「でもそれは全く違う、ワンハンドレットチェンジは死んだ時にやり直すと同時に死の運命も固定しているわ、だから死んだ時間を過ぎると一気に死の運命がやってくる。あらゆる手でワンハンドレットチェンジの能力者を殺そうとするのよ・・・」

 

彼女が悲しそうな声で言っているが、俺にはそれを聞く余裕などなかった。揺れは時間が過ぎるごとにその大きさを増していく・・・

「こ、このままだと家が潰れ・・」

 

グチャ

俺は近くでその音を聞いた後、激しい痛みと共に意識を失っていった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「残り98回・・・地獄の始まりね」

 

 




死因・・・地震による家崩壊の圧死
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