Re. 海竜のヒーローアカデミア 作:willtexture
拳藤だけでも登場させようとしたのにどうしてこうなった………
騎馬戦を終えた後、兄さんからLINEが来ていたことに気が付いた。
と言っても5分前だけども
どうやらわざわざ九州から見に来ていたみたい。
俺は競技に集中していて気付かなかったけれども
トップスリーが勢ぞろいという事で会場の一般客はとても盛り上がっていたらしい。
あのエンデヴァーが警備を担当するとは思ってもいなかったな。
なんだかんだ言って息子の事が可愛いのかね?
LINEに返信したら午後には帰るというので少しだけ兄さんと話すことになった。
多分だけど、今日の昼は平日ながら珍しく一人で食べることになりそう。
家ではいつもだけれど学校でしかも行事がある日に一人になるとは………
「お疲れサマーランチ」
「もう昼の時間ですよ。来る予定だったなら一言位声かけてくださいよ。
周りの人がホークスが来ているって騒いでいているのを見て驚きました」
「サプライズってやつだよ。ホントは控室なり観客席にお邪魔するつもりだったんだけど
サイドキックたちから大量のクレームが来たからやめにしたんだ。
まったくチンピラレベルなら自分たちで対処しなさいよ。俺が行くまでもないでしょうに」
サイドキックの人達にはナイスとしか言いようがない。
ホークスが来たら皆がどうなるか容易に想像がつくからね。
特に緑谷は…………想像したくないかな。それに、知らせるなら自分の口から言いたいし
入学した直後というチャンスを逃してしまってその後も言えてないんだよね。
観客のヒーローは何人か知っていたみたいだから、そのまま広がってくれないかな?
「さっきまでの競技はしっかりと見ていたけれど、どう思った?」
「そうですね………少し慢心が過ぎたなともっと徹底的に潰すべきでした。
改めて、自分の詰めの甘さが嫌になります」
「うん、黒い部分が出てるから気をつけてね。
確かに悠雷は詰めが甘い。でも、それは優しさでもあるからね?
観客席から見ていても反省すべきところは結構多かった。
例え練習で出来ていても実戦で出来ないと意味がない。
幸いなことに悠雷はまだ学生だ。今のうちに多くの経験を積んでおきな」
「はぁ、ありがとうございます」
「なんでそんな微妙な顔してんの?今、結構いいこと言っていたと思うんだけど?」
「子供がそのまま成長したみたいな兄さんに言われたくなかったです。
兄さんは未だに高校生みたいな雰囲気纏っていますし」
仕事中みたいにちゃんとした雰囲気を纏って言ってくれればいいのに
普段通りの感じでいうから微妙な顔しちゃうんだよね。
贅沢は言わないが、せめてコスチュームくらいは着て欲しかったな………
「そうだね。男の子はいつまでも少年の心を持ったままだから!!
ところで、さっきから女の子がこっちの会話を聞いているけど知り合い?」
「知り合いではありますね。会ったのも話したのも今日が初めてですが」
「そっか。まぁ、高校生の間に青春しときなよ!!
中学の時のような子だったら何しても文句は言わないでよ?」
「言いませんよ。俺のためにっていうのが分かっていますから」
「それならばお兄ちゃん冥利に尽きるね。
あ、龍子さんも来るみたいだから気にかけておいてね、それじゃ!!」
何時会っても、やっぱり嵐みたいな人だ。
姉さんも来ているんだな。今は波動先輩の方を見に行っているのかな?
そういえば職場体験の際、兄さんと姉さんは俺のことを指名してくれるのだろうか?
そろそろ昼ご飯を食べに行きたいけれどもその前に…………
「なぁ、拳藤。そろそろ出てきたらどうだ?」
「海藤ごめんね、盗み聞きみたいなことしちゃって
………ねぇ、もしかしてだけどさっき話してた人って………」
「ああ、ナンバースリーのホークスだ。関係としては俺の義理の兄にあたる」
「そっか、義理の兄なんだ。なんかあの強さに納得したよ。
最速で上り詰めたヒーローの教えを受けていたんでしょ?」
「ああそうだ。滅茶苦茶辛かったけどな」
「でも、羨ましいよ」
「申し訳ないんだけど、このことは口外無用で頼む。
まだ、クラスメイトの誰にも言うことができていないんだ」
なんで俺は入学してしばらくのうちに言わなかったんだろうな?
自分でもたまに自分が何をしたいのかわからなくなる。
クラスメイトの事を信用しきれていなかったのだろうか?
「わかった」
「それと昼がまだなら一緒に食べないか?
皆は先に食べているから今日は一人で食べることになるんだが
出来れば一人よりも二人で食べたいからな」
「いいよ。その代わりにさっきの騎馬戦で思ったことがあったら言ってくれない?
他の人からの意見を大事にしたいし、アンタなら核心を突いたこと言えるでしょ?」
「それくらいなら全然かまわないぞ」
「ありがとう」
「それじゃ行こうか」
俺は拳藤と一緒に食堂に向かった。
今日は一般開放がされており、多くのヒーローやOBの姿を見ることができた。
ヒーローオタクにとっては聖地に近いのではないだろうか?
幸いなことに席が空いていたのですんなりと座れた。
俺はいつもの海鮮丼といきたがったが、
今日は人が多いために刺身などのナマモノは姿が見えない。
仕方がないので、ハンバーグ定食にする事にするがチーズにするかトマトにするか……悩むな。
野菜にするという選択肢?そんなものは残されていないね。
「海藤決まった?」
「いや、まだだ。なぁ、チーズとトマトどっちがいいと思う?」
「私はトマトの方が好きだからトマトにするけど」
「なら、半分ずつシェアしないか?」
「いいね。そうしようか」
俺はチーズハンバーグ、拳藤はトマトハンバーグ
飲み物はいつものFAXコーヒー。拳藤はブラックコーヒーとなった。
正直言うとブラックなんてよく飲めるね。
俺は飲もうとしても気が付いたら砂糖とかシロップをポイポイ入れてる。
いや、飲めなくはないんだけど苦いからさ………ホントだよ?飲めるからね?
砂糖やシロップを入れたものでは見た目は大して変わらないから
それを姉さんが誤って飲んでしまって顔を顰めていたのをよく覚えている。
それから更に姉さんの甘党化が加速したんだよね。
イメージ作りで外では基本ブラックなんだけれどさ。
姉さんを見習って俺もそうするべきだろうか?
それとも甘党という信念を貫くべきか?
「あっという間にB組の体育祭は終わっちゃったね」
「なんか……すまんな」
「別に攻めているわけじゃないよ。悔しいから少し嫌味を言ったのはあるけどさ。
1度ヴィランと戦っただけでこれ程に差が出るんだね」
「戦うだけだと多分こうなることは無い。命の危機を味わったからこそ成長出来たんだ。
今回はA組が勝ったが、来年はどうなっているか分からないだろ?」
「そうだね。来年はB組が全勝させてもらおうかな」
「望むところだ」
これまで関わることがほとんど皆無だった影響からか少しだけ壁があるように感じる。
何でここまで関わることがなかったのかね?先生同士の仲が悪いからか?
この前のオールマイト主催で行なわれた花見にもB組の姿が見えなかったし
これからは合同でやることも増えるのではないだろうか?
「そういえば海藤のチームには普通科の生徒がいたよね。
あの普通科の子の個性って結局何だったの?」
「何だと思う?」
「触れた相手を洗脳してたけど、触れた後に会話してたから相手が応答すると洗脳できるとか?
質問が発動のトリガーになっているの?」
「そうだぞ。よくわかったな」
「やっぱりそんな訳ないよね……あるの!?」
「あるんだなこれが、さすがB組の委員長だ。
考察能力まで高いとはな。騎馬戦とかじゃないグループ対抗戦なら負けてたかもな」
「完全に冗談のつもりだったんだけど…………それにお世辞はいらないよ」
「割と本心だ。一応、これも話さないでおいてくれ。組んだ俺たち以外はまだ知っていない。
心操のアドバンテージを失わせるわけにはいかないからな」
「わかった。にしても本当にバランスのいいチームだったんだね
そもそもあの姿になった海藤を相手にするだけでもキツイのに
電気を飛ばしてきたり心音も飛んでくるんでしょ?
その上、奪えたとしても心操の洗脳によってやられる可能性があるってどんな無理ゲーよ」
「ゲームとかやるんだな。少し意外だな」
「やっぱりそうなんだ?
私ってバイクとかも好きだからよく趣味が男勝りだねって言われるんだよね」
「そうなのか、普通にいい趣味していると思うけどね
俺もバイクとか好きだから体育祭が終わったら色々話さないか?」
「良いねそれ。確か近くのショッピングモールに新しくできたところがあったから
体育祭が終わった後の休みの日にでも一緒に行かない?」
「俺もちょうど行きたいと思っていたんだ。そうしよう。
当日の予定なんかは今度決めるっていうことでいいか?」
「うん大丈夫だよ。連絡先交換しようか」
「ああ」
今、ふと我に返ったが俺は何をしているのだろうか?
昼休憩の後には午後の部が始まるのに何をのんきに過ごしているんだ!!
というかさらっとデートの約束しているんだ?俺
拳藤がそう思っているのかわからないが、俺は当日どう振舞えばいいんだ?
そん時になったら決めればいいか………
「ん?苦い…………これ拳藤のか?」
「私のだね。ブラック苦手なの?」
「苦手なわけではないが単品で飲むなら個人的には甘い方が好きだ。
普段苦めのコーヒーを飲むときは甘い菓子とかを用意しているからな」
「甘党なの?」
「ああ。兄さんも姉さんも甘いもの好きで昔からよく食べていたんだよ。
あ、姉さんはリューキュウな」
「…………もう父親がオールマイトとかでも驚かないと思うよ、私」
「なんか…………すまん」
「ううん、大丈夫だよ」
「お前のコーヒー俺が飲んじゃったからお代わりいるなら買ってくるけどどうする?」
「そうだね。海藤のやつを貰おうかな」
「これかなり甘いぞ?」
「何事も挑戦でしょ?Plus Ultraってやつ?」
「その言葉便利だよな」
「…………甘すぎないこれ?」
「だから言ったのに。ブラックの後にこれ飲むとか狂気の沙汰じゃないぞ」
「そこまで?」
「そこまで」
そういえば、それって俺がガッツリ口付けたやつじゃないか?
拳藤が特に意識した様子はないけれども…………
高校生にもなって間接キスがどうとか言っているのはおかしいか?
間接キスをしていたことを指摘したらどんな反応をするのだろうか?
「そういえば間接キスなんだなコレ」
拳藤から反応がないな…………言わない方がよかったか?
拳藤の方を見ていると顔を赤くしていた。予想以上に初心な子だったようです。
きっとアレだな。小説とかでありがちな男勝りなのに初心な女の子。
まさか現実の世界にも存在していたとはな………
「拳藤、顔が熱いが熱でもあるのか?」
「へ?い、いやないよ。大丈夫だから!!」
「そうか、ならいいんだけどさ。ツラかったら言えよ?
保健室に連れていくくらいならしてやれるからな」
「海藤さ、絶対わざと指摘したでしょ?
普段女子とやるように自然にやっていたから気付かなかったのに
…………意識しないでも良かったのに」
「悪い。どんな反応をするのか気になった」
「絶対にドSでしょ」
「さあな」
顔を赤くした状態でこっちのほう見るなよ
若干涙目になっている上にこっちのほうが身長が高いから上目遣いになっていて心臓に悪い。
というか涙目になるレベルなのか、砂糖の量。
少し量を控えた方がいいのか?老後のことを考えて
「…………そろそろ時間だ。観客席に戻ろう」
「…………逃げた。まぁ、いいか。午後の部頑張ってね」
「敵に塩を送られてしまっては優勝するしかないな」
「なにそれ」
「俺も思った」
拳藤と話して思ったがとても話しやすいと感じた。
何というか気を使わなくていい感じなのかね?他には上鳴や切島辺りが当てはまるんだよな
単なる友人として認識しているのかそれとも女子と認識していないのか
個人的には後者ではないことを祈ろう。
自分の事は自分が一番わかっているとはよく聞くが、自分のことが一番わからない。
間接キスを意識するんだから女子扱いはしているのか…………というか俺ってやっぱりSだわ
「海藤くん!!これからはレクリエーションが始まるんだって!!」
「レクやるんだな。いきなりじゃなくて正直少し安心した」
「予選や第二種目で落ちた人への救済処置みたいな感じだな。
この場しかもう俺らに出番はなくて先に進めたものは参加が自由だそうだ」
「そうなのか、なら俺はここで皆の事を見ていようかな」
「楽しそうだからウチは参加するけどね」
「俺もだ」
「そうか。頑張ってな」
ほとんどの人がレクリエーションに参加するみたいだ。
残っているのは爆豪と轟だけだ。なんか少し寂しいな。二人もどっかに行ってしまったし
ん?そういえば次の種目の順番を決めるんだったな。
俺の人間強度は著しく下がってしまったようだ。
生きていれば何が起きるのかわからない
…………だから、関りはしても深く踏み込むことはない。
けれどもそんな生き方を改める時が来たのかもしれないな。
『最終種目の前に予選落ちの皆へ朗報だ!!
あくまで体育祭!!ちゃんと全員参加のレクリエーション種目も用意してんのさ!!
本場アメリカからチアリーダーも呼んで一層盛り上げ…………ん?アリャ?』
『なーにやってんだ………………?』
『どうしたA組!!?』
「峰田さん上鳴さん!!騙しましたわね!!?」
何やってるんだよあいつらは…………
いや、この場じゃなければ普通にファインプレーと褒めてあげたいけどさ
全国生中継だぞ?これから先も付きまとってくる問題となりそうだな。
例えば、チアコスを写真に収めようとする輩とか…………俺じゃん。
黙ってれば問題ないか…………ファイルの一番奥に保存しておこう。
あとで上鳴たちにも送ってやろう。
そろそろ先生の所に行っておくか。何やっているのか怪しまれそうだしな。
『さァさァ皆楽しく競えよレクリエーション!!
それが終われば最終種目進出チーム総勢16名からなるトーナメント形式!!
1対1のガチバトルだ!!』
「トーナメントか…………!!毎年テレビで見ていた舞台に立つんだ…………!!」
「去年トーナメントだっけ?」
「形式は違ったりしてるけど例年サシで競い合っているよ」
「去年はスポーツチャンバラだったっけ?」
「そうそう!!見ていてとても面白かったよな!!」
『レクに関しては進出者16名は参加するもしないも個人の意思に任せるわ
息抜きしたい人も温存したい人もいるだろうしね。
んじゃ1位のチームから順に引いていきましょうか』
公平なるくじ引きの結果…………
一回戦 緑谷VS.轟 二回戦 飯田VS.発目
三回戦 瀬呂VS.心操 四回戦 爆豪VS.麗日
五回戦 切島VS.砂糖 六回戦 海藤VS.上鳴
七回戦 耳郎VS.芦戸 八回戦 常闇VS.八百万
というような結果となった。
「マジか最初から海藤かよ…………勝てても常闇かヤオモモって…………」
「女子の事を騙した報いじゃないの?」
「なぁ、海藤…………手加減してくれたり?」
「竜化はしないでやるよ」
「やっ「容赦はしないけどな」oh…………」
「麗日?」
麗日は爆豪なのか…………不運なことで
心操は瀬呂なんだな。
テープをつかむことさえできれば手の内を限りなく見せずに行けそうだな。
『よーしそれじゃあトーナメントはいったん置いておいてイッツ束の間
楽しく遊ぼうレクリエーション!!
レクリエーション一発目は借り物競争だぁ!!!』
あ…………なんか普通…………個性アリとかそういうルールはないのね。
借り物競争ってどんなお題が出されるんだろうか?
こんなヒーローを連れて来いとかかね?
まぁ、俺に声がかかるようなお題があるとは思えないからゆっくり休んで英気を養っておこう。
と、思っていたんだけどなぁ…………
「悠雷、お題が席が近くの人だから来てくれない?」
「海藤、お題が一緒に昼を食べた人なんだ来てくれないか?」
何でこうなった?しかもなんで二人同時なの?
どちらか片方ならともかくとして二人同時にはいけないだろう。
「耳郎の近くの席は海藤だけじゃないでしょ?譲ってくれてもいいんじゃない?」
「ウチの周りの人はもう全員ゴールしちゃっているから無理。
拳藤だってほかに昼ご飯を食べた人いるでしょ?」
「二 人 き り で 食 べ た からいないよ」
なぜそこで二人きりを強調した?
響香が凄い目でこっちを見ているんですが…………ウチの誘いは断っておいってて事ですね
なんか悪いことした気持ちになるけど、俺と拳藤が食堂に着いた時にはもういなかったからね?
たまたま会ったから一緒に食べただけなんだけなんだけどもさ………
浮気を問い詰められた夫ってこんな感じなのかな?
「悠雷ウチと一緒に来てくれるよね!!」
「海藤、私と来てくれるよね!!」
『レクリエーション一発目の借り物競争!!
7回目にして修羅場が起こっているぞ!!
A組の耳郎とB組の拳藤が海藤の奪い合いだぁ!!!』
マイク先生…………何してんすか
修羅場って別に二人のどちらかと付き合っているわけではないんですが…………
ミッドナイト先生も面白そうに見てないで助けてください。
相澤先生は既に寝ているから期待できない。
「…………こうなったら」
「拳藤?お前、何しようと…………」
『おおっと!!停滞状態に見えた修羅場に進展アリ!!
拳藤が個性を使い、海藤を奪取!!そのままゴールへと向かう!!
一方耳郎!!わずかに出遅れたがすぐさま拳藤の事を追う!!』
いや、ホントにどういう状態なんだよ…………
これで昼ごはんが云々とか隣の席が云々だと知ったらクレーム来ないか?
そこはミッドナイト先生が空気を読んでくれることに期待するしかない。
いいや、きっと読んでくれるさ。
『スタート時の差を保ちながらゴールにたどり着いた拳藤!!
気になるそのお題は!!?ミッドナイトCOME!!』
ミッドナイト先生頼みますよ。
ここで落胆されるとかはヒーローとして大して関係ないのでマジで頼みます。
『男のために必死になるその姿、嫌いじゃないわ!!
さあ、気になるお題は…………『尊敬できる異性』だったわ!!』
「え?」
「拳藤、先生に合わせろ。あのお題が知られたら面倒なことになる。
なんでもいいからでっち上げてくれればいいからさ」
「わかった」
『ちなみに尊敬すべきところは?』
「えっと……」
「言ったのは俺だけれども、無理に無い物出さんでいいぞ?」
「そうですね………気の使えるところかな。
食堂でもぶつかりそうになるとさりげなく庇ってくれたし
誤ってコーヒーに口付けちゃった時も新しいの買ってくれようとしてくれた。
そういうナチュラルに気遣いができるところです。後は下心を見せないところかな」
「意外に高評価なのな」
「揶揄ったことは忘れてないけどね。公衆の面前で辱めたことの責任はとってもらうから」
「言い方に悪意しか感じないんだけど」
「ごめんね」
『2人がどんな関係か知りたいけども
続いてもう一人の気になるお題は…………『尊敬できる異性』全く同じものね
2人に奪い合いをされるほど尊敬されているなんて羨ましいわ!!』
「ウチも言った方がいいのかな?」
『もちろんよ!!』
「そうだね…………やぱっり誠実で優しいところかな
口では何と言おうが、ウチ等が本当に嫌がるようなことは絶対にしないしね」
『やっぱり誠実な男子はモテるのかしら?
そこは後で議論するとして次の組に行きましょう!!』
ミッドナイト先生が空気を読んでくれたおかげで大惨事にはならないですんだ。
ただ、この後が大変だな…………
「おい、海藤…………ツラ貸せや」
「お前ばかり女子にちやほやされて羨ましいんだよ!!」
「お前ら…………特に上鳴はさっきのやらかしさえなければそこそこいい線いったと思うぞ?
騎馬戦での活躍を見ていた人が多かったし、惜しいことしたな」
よし、これで矛先はずらせたはず…………今のうちに退散しよう。
はぁ、なんか疲れた。
その後は大玉転がしで障子と常闇が活躍して
3角ベースでは拳藤と切島がいい勝負をしていた。
結果的にB組の勝利で終わった。
両組の応援をしていたら、皆に咎めるような視線で見られた。解せぬ。
上鳴と峰田には先程の写真を送っておきました。
「オッケーもうほぼ完成」
『サンキューセメントス!!
ヘイガイズアァユュウゥレディ!!?いろいろやってきましたが!!
結局これだぜガチンコ勝負!!
頼れるのは己のみ!!ヒーローでなくてもそんな場面ばっかり!!わかるよな!!
心・技・体に知恵知識!!総動員して駆け上がれ!!
一回戦!!両者トップクラスの成績!!まさしく両雄並び立ち今!!
緑谷バーサス轟!!!START!!!』
アンケート結果を考慮してトーナメントを組みました。
どんな結末にするのかはまだ考え中なので投稿日は未定です