Re. 海竜のヒーローアカデミア 作:willtexture
ヒーロー殺しの事件がメインとなっています。
USJの襲撃の後、親睦会を行ってから暫くした日の事
…………大体雄英体育祭が終わったころだな。
弔から本当に珍しいゲーム以外の内容で電話がかかってきた。
本当にゲーム以外の話題で電話がかかってこない。大事なことだから二回言いました。
先生から教えてもらった事とか話してもらったこと無い。
先生に口止めでもされているのか?
で、肝心の電話の内容なんだけれど…………
「ヴィラン連合のメンバーを増やす?めぼしい奴に勧誘でもしてたのか?」
「いいや、黒霧が個人的に声を掛けていたみたいだ。何でもかの有名なヒーロー殺しなんだとか」
「へえーそれはすごいな」
ヒーロー殺しね…………名前は聞いたことがあるけれども興味はないな。
結局のところ勝手に期待して、裏切られてって思っているだけだろ?
その信念は立派なんだろうが、ヴィランではなくヒーローとして意識開拓をすればよかったのに
ヴィランに落ちた以上、何をなそうがヴィランに変わりはないからな。
さめて、ヒーローだったのならば成す事も出来ただろうに…………哀れな人間だ。
「だから、悠雷。お前も来い」
「残念なことに先生から別件を任されたから今回は無理だな。
幾つかの街の要所要所に爆弾を仕掛けなくちゃいけないから、それが終わったらな」
先生も先生だ。
親睦会に呼ばれなかったからって拗ねて面倒臭い仕事を押し付けてくるんだからさ。
結局のところ、顔出しというか暴れるのは暫く控えるみたい。
どうせなら最高の舞台を用意しておかないとねとのことです。
まぁ、その代わりの爆弾なんだけどね。
ハロウィンの日にはお菓子を決して切らしてはならない。
いたずらで家が吹き飛ぶからね。
戸籍が幾つか消し飛んでいるからね?変装のバリエーションはあまり多くないんだから
それと新聞に載るレベルで暴れて来いとも言われている。
それが弔の成長に繋がるってことらしいよ。
「まぁ、いいか。終わったら連絡しろ」
「ほーい」
電話が切られたことを確認すると部屋からリビングに戻る。
そこには当然のように火伊那さんとトガがいる。
最初に家来たらちゃんと帰っていたのに、気が付いたら私物の大半が俺のじゃないって…………
やっぱり女子って怖いよな。
しっかりと外堀から埋められています。
「また何か仕事?」
まだ朝の五時なのに二人とも起きているんだな。
スケジュールを教えているわけではないのになんで行動が読めるんだ?
火伊那さんはなんだかんだ俺の仕事の手伝いをお願いしてるし、仕方ないとしても
(朝食がしっかりと用意されていることは見ないこととする)
なんでトガまで起きているんだか…………なんでかを聞いたら間違いなく
「愛の力です!!」って返ってくるだろ。
「いや、仕事ではないな。弔がヴィラン連合に新メンバーを加えたいんだとさ。
それに来ないか?って誘われたんだよ。まだ仕事が残っているから断ったけどな」
「悠雷くんが仕事終わったらデートに行こうと思ってましたけど、無理そうですね」
「そうだねぇ…………あと街一つ分残ってるし、それ終わったら弔に合流しなきゃだし」
「流石に新メンバーの顔くらいは拝んでおきたいものね」
「無能な味方ならそれとなく消しておかないといけないし、
使える奴ならこれからのために友好的な関係を築きたいしね」
「わたしは使えるやつですかぁ?」
「そうだと思うぞ」
「やった──!!」
朝食食べ終わったし、そろそろ行こうかな。
後は保須とベストジーニストの事務所か…………
実はベストジーニストの他にも何人かのヒーロー事務所に爆弾を仕掛けている。
例えばシンリンカムイだったりね。
何でもヴィラン連合の拍付けのためなんだと
多分だけど弔が脳無を使うだろうし、それまでに終わらしておこう。
「悠雷、今回の仕事も手伝おうか?ベストジーニストの事務所に仕掛けるんでしょ?」
「何で知ってるの…………」
「お義父さんが教えてくれましたよ。ついでにデートしましょうよ!!」
「デートがメインになる気がするから行かない。まぁ、それはそれとして手伝ってもらおうかな」
「ええ~悠雷くんのケチ」
「時間があったらな」
「なんだかんだ言って悠雷は甘すぎる…………私が誘ってもあまり乗り気じゃないのに」
「火伊那さん。何か言いましたか?」
「いいえ」
「俺は乗り気じゃないんじゃなくて照れているだけなんですけれども」
「じゃあ、服屋でも行こうか」
「それはちょっと…………」
デートは楽しいけど、服屋はNG。
公安時代にいろいろと我慢していた影響なのかね?
俺の個性で若返ったから精神が体に引っ張られているのかもしれない。
個性の影響で人格どころか、性別が変わることだってあるからね。
「二人とも早くいきますよ!!イチャイチャするならわたしも混ぜてください!!」
「あらら、怒られちゃった」
「それじゃあ、行きましょうか」
こうして俺たち三人は超小型爆弾を懐に忍ばせてベストジーニストの事務所へと向かった。
新幹線を使ったけれど、隠蔽措置を取っているとはいえ
警備があまりにもざる過ぎないか?
見つかったら困るからこのままでいいけれども
▽▽▽
新幹線で移動すること約5時間。
ようやくベストジーニストの事務所周辺に到着した。
もう少し近い拠点に住んでおけばよかったな。
先生…………オールフォーワンが用意してくれた拠点とは別に大体15の拠点を持っている。
先生に何かあった場合やバレてしまった場合も考えてね。
備えあればうれしいなってよく言うでしょ?あれ言わない?まぁ、良いでしょう。
「ようやく着きましたね!!悠雷くん。どこから回りますか?」
「いや、デートじゃないからね?」
「ヒミコ。仕事優先で終わらしましょう。デートはその後ね」
「デートは決定なんだな…………まぁ、いいか。
ならさっさと終わらせような。で事務所ってどこだっけ?」
べべべ別に方向音痴っていうわけじゃないんだからね!!
最近、忙しかったから調べる時間がなかっただけだから。
だってしょうがないじゃないか…………情報収集を怠った俺も悪いんだけど
そう言えばベストジーニストの事務所には爆豪くんが職場体験に来てるらしいね。
顔見られているから一応、警戒しておいて出来たら戦おう。
流石にベストジーニストと分断してだけどね。
あの人の個性は服着ていると厄介だからなるべく不意打ちを狙っていこう。
「悠雷くん。もうすぐですよ!!楽しみですね!!」
「楽しむために来た訳じゃないんだけれども楽しみだね」
「矛盾が酷いわね。取りあえずちゃっちゃと終わらせましょう」
「そうだね~」
話している時間が少し多すぎる気がするな。
多分、弔は既にヒーロー殺しとご対面しているだろうし少し急ぐか
そうしないと爆豪くんに会いに行く時間が無くなってしまう。
それは非常に重要な問題だからね。
ヴィラン連合に勧誘しておきたいから、今のうちに種を蒔いておいても悪くない。
「あれって爆豪くんじゃない?それとベストジーニストもいるわね」
「おや本当だ。ジーンズ着させられているんだな。
思ったよりも早めに見つかったな。ちょっかい掛けたいから爆弾を早く処理しないと」
「私がやっておくから悠雷は楽しんできて」
「それじゃあお言葉に甘えて。トガ行こうか」
「火伊那さんまたね。楽しんできます!!」
火伊那さんの厚意に甘えて爆豪くんの方に向かう。
近くにベストジーニストもいるからそっちを優先させようかな。
いや、トガにやってもらうことにしよう。
正直言って、暗殺とかならもうトガの方が向いているからね。
「トガはベストジーニストを頼む」
「わかりました、血も採ってくるのです。
このお仕事が終わったらご褒美をくれますか?」
「いいよ。さらに混沌へ…………全ては我が魔王のために」
その言葉の後、トガが気配を消してベストジーニストに接近する。
しかしながら流石にこのままだと気づかれてしますので俺が注意を惹く。
ポケットに入れておいたコインを取り出し、腕に電気を纏わせる。
まぁ、所詮超電磁砲と呼ばれるものだ。
たった一枚のコインを消費するだけでビルを幾つか貫通するほどの威力の技を放てる。
如何せん隙が大きいので、実践では使いづらいのがネックだ。
コインを弾くくらいならそのまま殴った方が効率がいいし
放たれた超電磁砲はビルを4つほど崩壊させ、サイドキック4名を葬った。
これで邪魔者が減った…………後はベストジーニスト含めて5名。
「やっはろ~爆豪くん。久しぶりだねぇ~今は時間あるから遊びに来たよ」
「てめェ…………USJにやって来たヴィラン連合の奴か!!」
「なんだと!!"バクゴー"サイドキックと共に周辺住民の避難誘導を…………」
「後ろががら空きですよ?」
そこまで言いかけたところで気配を完全に絶って
後ろに回り込んだトガの麻痺ナイフと採血用の器具が背中に突き刺さる。
本来ならば頼りになるはずのヒーローが一瞬でやられたことで周囲が混乱状態に陥る。
竜化させた爪と強靭な尻尾で追加で三人を葬る。
残りの一人のサイドキックは1500メートルほど離れたところから
放たれた弾丸によってこめかみを撃ち貫かれる。
なんで距離分かるかって?そこはもう勘だな。
にしても流石、火伊那さんだ。仕事が早い。
「てめェ!!ブッ殺す!!」
「ん~今の君には残念ながら不可能に近いかな~攻撃を一度も当てられないんだからさ」
右の大振りを避けて、追撃の爆破も避ける、左足から放たれるハイキックをしゃがんで回避。
しゃがんだ俺に放ってきた爆破をバク宙で躱す。
予想通りだけれども期待外れだな。
戦っていくうちにどんどんセンスが磨かれているが、足りなすぎる。
まだまだ個性の使い方が未熟だ。
というか、煽るといい反応をしてくれるねぇ。
「爆豪勝己とかけて育ち切ったオタマジャクシと解く、その心は?」
「知るか!!」
「すぐに手が出る、おっと足が出る。
もっとも育ち切ったところで所詮は井の中の蛙ってね」
ほらね?本当にいい反応をする…………だから、ついつい揶揄ってしまう。
ベストジーニストはまだ痺れているし、まだまだ余裕ありそう。
というか、どのレベルの麻痺毒を使ったんだ?
レベル5なんかだと心臓麻痺を起こすレベルだぞ?
まぁ、いいや。死んでもどーでもいいし。
「お前よりも強い奴はサケの卵だ…………いくらでもいる」
「クソが!!」
この愉しい時間がもっと続いてくれればいいのに…………
でも、やる過ぎると他の街からプロヒーローが応援に駆けつけてしまうからな。
エンデヴァーなんかなら問題ないんだけど、オールマイトはキツイ。
火伊那さんのソゲキッに頼らざるを得なくなってしまう。
「なァ、なんで爆豪くんはヒーローになりたいんだ?」
「俺はオールマイトの勝つ姿に憧れた…………ただそれだけだ」
「そっかぁ…………ヴィラン連合に加わる気はないか?」
「は?」
「爆豪くんは勝ちたいんだろう?俺たちの仲間に加われば力が手に入る。
緑谷出久の手に入れた力を遥かに上回る力だ。
彼に怯えているんだろう?道端の石ころだったはずの彼に追いつかれるんじゃないかって
正面から戦ったら、負けてしまうんじゃないかって」
「…………俺は…………」
「悪い話じゃないと思うが?俺はお前がどんな選択肢を取ろうがその選択を尊重する。
もしも、俺たちの仲間に加わりたいなら…………
今は答えを聞かないでいいかな。言いたいことは言ったし、そろそろ帰らしてもらうよ。
今度会ったら答えを聞かせてね?楽しみにしているよ」
言いたいことだけ言って帰るってなかなかに酷いな。
ヴィランらしいと言えばそうなのか?
そういうところはいまいちよくわからない。
我が魔王やオールマイトのように曲がらない芯を持っている人が羨ましい。
ちなみにだけれどトガと火伊那さんは黒霧が回収しています。
俺の事は回収してくれないみたい。
そのまま保須に向かうとしよう…………いや、間に合わないから帰ろう。そうしよう。
あれ?デートするって話はどこ行った?
▽▽▽
保須市のとあるビルの屋上…………そこでヒーロー殺しと弔、黒霧が会話をしていた。
彼らの仲は意見の相違で軽いいさかいがあったので険悪ではあるが
これからすることに向けてそれぞれが想いを馳せていた。
「保須市って…………思いの外栄えているな」
「この街を正す。それにはまだ…………犠牲が要る」
「先程言っていた"やるべき事"というやつですか?」
「おまえは話がわかる奴だな」
「いちいち角立てるなオィ…………」
「ヒーローとは偉業を成した者にのみ許される"称号"!!
多すぎるんだよ…………英雄気取りの拝金主義者が!!
この世が自ら誤りに気付くまで俺は現れ続ける」
「あれだけ偉そうに語っといてやる事は草の根運動かよ。健気で泣けちゃうね」
「…………そう馬鹿にも出来ませんよ」
「?」
「事実、今までに彼が現れた街は軒並み犯罪率が低下しています。
ある評論家が「ヒーロー達の意識向上に繋がっている」と分析し
バッシングを受けたこともあります」
「それは素晴らしい!!ヒーローが頑張って食いぶち減らすのか!!
ヒーロー殺しはヒーローブリーダーでもあるんだな!!回りくどい!!!
やっぱ…………合わないんだよ。根本的に…………ムカツクしな…………
黒霧、脳無出せ。俺に刃ァ突き立ててただで済むかって話だ。
ブっ壊したいならブっ壊せばいいって話…………ハハ」
「…………」
「大暴れ競争だ…………あんたの面子と矜持潰してやるぜ、大先輩」
黒霧が開いたゲートから三体の脳無が街に放たれた。
その脳無は先生…………オールフォーワンから与えられたものだが
それらのいずれも良個体と呼べるものではなかった。
せいぜいが並のヒーロー数人を殺せる程度…………
「やっぱ…………良いね。脳無」
「あなたは参戦なさらないので?」
「馬鹿が怪我してんだよ。だから奴らを持ってきたんだ」
そういいながら、ここに来る前の会話を思い出す。
「先生…………脳無は何体出来ているんだ」
『雄英襲撃時ほどの奴はいないが、六体までは動作確認しているよ』
「よこせ」
『何故?』
「ヒーロー殺しが気に入らないからだよ。気に入らないモノはブっ壊していいんだろ、先生!!」
『…………………………三体までだ。
──────…………これを機に学んでくるといい』
「ハハハハ…………夜が明ければ世間はあんたの事なんて忘れているぜ。
ヒーロー殺し 」
解き放たれた脳無が街に降り立ち、破壊の限りを尽くす。
それにヒーローたちが立ち向かうが、彼らは所詮並であるため
最弱の個体であるとしても複数個性もちには苦戦する。
しかし、ヒーロー殺しを追って来ていたエンデヴァーと謎の老人によって
瞬く間に脳無は鎮圧されてしまう。
ヒーロー殺しも職場体験で来ていた緑谷、飯田、轟によって捕らえられてしまっていた。
「何殺されてやがるあの脳無!!何であのガキ共がいる!!
言いたいことが追いつかないぜ。めちゃくちゃだ。何で、思い通りにならない」
死柄木弔は憤慨し、首をかきむしる。
何故、こうもうまくいかないのか…………
自分と同じく先生に目を掛けられている悠雷は任された仕事をこなしているのに…………
自分のやりたいことを行えているのに…………
…………………………何故だ?…………………………
『三人のヴィランはいずれも住所・戸籍不明の男。
その外見的特徴と偶然捕らえた二人の男の姿から先月雄英高校を襲った
"ヴィラン連合"との繋がりを指摘する声も上がっています。
"オールマイト"以降の単独犯罪者では最多の人数。
犯罪史上に名を残すであろうヴィラン“ヒーロー殺し・ステイン”
犯行の詳しい動機など追ってお伝えします』
『──────────────-…………
──────────────-…………』
その後もニュースキャスターは昨日起こった事件について話していく。
しかし、死柄木弔が放った脳無については特に言及されていない。
せいぜいがヴィラン連合とヒーロー殺しの繋がりを指摘する際に言われるくらいだ。
その話題も俺が起こしてしまった事件…………
ベストジーニストが多量出血で病院送りにされた上に
サイドキックが16名が死亡。近隣住民にも数十名もの被害が出ている。
単独犯罪という点ではヒーロー殺しが上といわれているが
集団による計画的な犯罪としては最大級の者になっている。
「…………………………どこもかしこも脳無は二の次か………………
忘れるどころか…………俺らがおまけ扱いか…………………………
しかも、ベストジーニストが重症…………………………
市民を恐怖に陥れたヴィラン…………“ラギアクルス”……………………」
「俺、何かやっちゃいました?」
いや、これについてはマジですまん。
先生に頼まれていたことなんだよ…………爆弾仕掛けるついでに暴れてきてって
ヒーロー殺しと解き放った脳無が霞むくらいにって
それが弔の成長につながるからって
「爆弾を仕掛けに行ったんじゃなかったのか?
なんで戦闘してるんだよ…………脳無が完全に霞んでいるじゃないか…………」
「爆弾を仕掛けに行ったのは本当だよ。ほれ、これがそれらを全て起爆する爆弾のスイッチだ」
『お疲れ様、悠雷。弔…………今回の事で分かっただろうか。
何が今の君に足りていないのか、それは僕やオールマイト、ヒーロー殺しにあるものだ。
それを見つけることが出来れば君はもっと上のステージに行くことができる』
「…………先生」
『これから暫くは身体の傷を癒やしながらヴィラン連合の戦力の増強。
及び、自らに足りないものを探していくといい』
「…………わかった」
弔は俯きながら奥の部屋に戻っていった。
弔に足りていないものは恐らくだけれど“信念”だと思う。
それがある人とない人では瞳の奥にある輝きが違う。
…………俺にも同じ様に信念がまだ足りていない。
今まで、そしてこれからも先生に妄信的に従っていたが、
弔が後継者となるならば自分のこれからも考えていかないとな。
『悠雷はこの後、ネットを使って爆破予告を仕掛けてくれるかな。
爆破するのは今から3時間後くらいでね。
勿論、痕跡は少しだけ残して僕の存在にオールマイトが気付けるくらいにね』
「わかりました」
俺はバーから退出し、黒霧のゲートで自宅へと帰宅する。
パソコンからヴィラン連合として名乗り犯行声明をあげる。
予告時間が迫ってくるにつれて混乱に包まれる警察内部の様子を見ながら
起爆スイッチを弄る。
これから自分はいったいどう動けばいいのだろうか?
“ヒーロー殺しステイン”が所属していると思われるヴィラン連合。
ここには世捨て人が集まってくると想定できる。
それらの人々が持っている僅かな悪意は混ざりあい、より大きい悪意へと変貌していくだろう。
悪意の連鎖はヴィラン連合にも留まらず、他のヴィランたちにも浸透していくはずだ。
時間となり、幾つかの街に仕掛けられた爆弾が爆発し大きな被害が街を襲った。
それを見ながらオールフォーワンはこれからの物語に想いを馳せる。
『悠雷はこれからも僕の忠実な僕として動いてくれればいい。
君を育て上げたのも、弔を後継者としたのも
…………全ては僕のために
これは僕が最高の魔王になるための物語なんだから』
────────────────────────────────────────────
死柄木悠雷
爆弾を仕掛け終わったら、爆豪くんと遊んだ人。
トガと火伊那さんが手伝ってくれてよかった。
世間に“ラギアクルス”の名前が認知されてご満悦。
死柄木弔
ヒーロー殺しの一件で自分に足りないものを探すことになった。
大まかな流れは原作通り。
しかし、悠雷の存在によって成長が早い。
黒霧
弔専用だったが、しっかりと女性陣にタクシー扱いされている。
レディ・ナガン
悠雷の気持ちを汲んで爆弾の配置を受け持った。
その後はサイドキックを狙撃して、他のヒーローの足止めをしていた。
トガヒミコ
久しぶりの出番でご満悦。
中学校卒業から魔王の強化プログラムに取り組み
火伊那さんとの特訓のおかげで原作以上の技術を得た。
オールフォーワン
計画通りに事が進んでいるし、弔の代わりとして悠雷がいるため
オールマイトへの嫌がらせを第一に考えるようになる。
夏休みが楽しみな人。
ベストジーニスト
トガの麻痺毒を喰らって心臓麻痺寸前までいっていた。
刺された上に血をかなりの量取られてしまったので病院送りになった。
爆豪勝己
悠雷と戦い、完全なる敗北をした。
ヒーローとヴィランの間で心が揺れている。
彼については特に決めていないので
アンケートをとる予定ですので要望があればどうぞ。
職場体験編は書き終わったら投稿します。
建国記念日前には出します。(予定)