しかし、単なるクロスオーバー聖杯戦争としても楽しめます。
まあ、Fate/zero みたいなものだと思って軽く楽しんでおくんなまし。
ではでは、血肉沸き踊る、豪華絢爛、帝の集いへいってらっしゃいませ
キンッ キンッ キンッ
剣撃が響いている。それと、息を切らす女の声が聞こえてくる。
五月蝿い、脳の芯にまで響いてくる。
「ハァ……ハァ……!」
「ハハハ!キャスターよ!いつまで余の剣を受け続けられるかな!」
起きなけば
しかし、指先一つ動かすことは出来ない。
このままでは、あの女は死ぬ。
“余”が立ち上がらねば
女は必死に剣戟を捌く。私を捨ておけば簡単に逃げおうせたものを。
一体なんの得がある?お前が私を助ける理由がどこにある?
キンッ キンッ キンッ キンッ
「お主は、ワシが、、、此処で、、、、倒す!」
息を切らし、所々に避けきれなかった剣戟による血を滲ませながらもその目は滾っている。
杖を構え、眼前の“セイバー“へと向き直る。
「吠えたな“キャスター“!」
「魔術師の、いや呪術師の身分でよくぞ吠えた!ならば、見せてやろう!“余“の宝具を!!!」
「宝具開帳」セイバーがその剣を地面に突き立てる…
「我が才を見よ!万雷の喝采を聞け!」
世界が塗り変わっていく
あぁ、未来なぞ見えずともわかる。
終わりの時がやってくる。
キャスターよ。
「座して讃えるがよい……“黄金の劇場“を!!」
ならば、“余“が立ち上がろう。
遠い記憶の彼方
いや、これは余の記憶では無い
遥かなる悠久の時を経て、我の中に見出されし虚空の記憶
あぁ、王よ。何故だ。何故なのだ。何故……。
何故、お前は蘇ってしまったのだ。
皇帝たれ、皇帝たれ、皇帝たれ、皇帝たれ、皇帝たれ、皇帝たれ
皇帝あれ、皇帝あれ、皇帝あれ、皇帝あれ、皇帝あれ、皇帝あれ
ローマよ、ローマよ、ローマよ、ローマよ、ローマよ、ローマよ
忘れ去らせし過去は、今此処に顕現する。
6つの帝を□せ。6つの王座を□によって彩れ。6つの魔術師を□としろ。
6つの□□□□を束ねよ。6つの魂にて□を塞げ。6つの□をこえ、眠りから覚めよ。
『聖杯戦争』
それは、7人の魔術師らによる降霊儀式。
7人の英霊の魂を座から呼び出し、その魂を霊基へ新たな器へと呼び込む。
そして、その器を破壊し、魂が座に帰ろうとした時に座ではなく聖杯へとその魂を溜め込み、7騎の英霊の魂を“同時“に座へ帰還させる際のエネルギーを用いて、この世のあらゆる事象……、万物の願望を叶えると言われる大魔術。
富、名声、力。願いの形は人それぞれ、挑む理由も人それぞれ。
しかし、此度の聖杯戦争の目的は万能の願望期に在らず。
これは、王の頂を決める戦い。
『Fate/Kingdom』