知らない世界に転生してしまった俺!?ヒーローアカデミアって何だよ!? 作:岬サナ
………気にせずにGO!だな。
今回は少し飯田と言い争いになってる場面があるけど飯田の言い分に多少なりとも思ったことを書いたけど賛否は別れるかも~とか思う。
拝啓、もう会えない前世の俺の両親たち──
あなた達の息子は新しい世界で普通に生きていこうと誓いました。
それが何故って?……それはね。
『みんな盛り上がっているか~~い!これから雄英の実技試験だぜ~~!』
「「「「うおぉぉぉぉぉ!!」」」」
この倍率300倍の難関校の雄英に受けることになったんだ!
「何でここを受けるはめになるのかな」
別にそこまでヒーローに拘りを持っていない俺が……。
事の起こりは中学3年になり進路希望の調査を担任が確認した事に起因していた。
大半のクラスメイトは個性を自由行使が認められているヒーローを目指すためにヒーロー科を希望していた。
この時に特に決めてないし、何処でもいいやとか思わなければと本気で悔やんだ!
……何故ならその結果が、
「椋鳥って何処を受けるんだ?」
「さぁ~知らない」
「あそこでも無い」
「ここでも無い」
「じゃあ残ってるのは雄英か!?」
「椋鳥は雄英を受けるのか!!」
「椋鳥は雄英だよな!」
「A判定貰ってるもんな~」
「椋鳥なら行けるぜ!」
「椋鳥は雄英に行くのか?パンフレットを渡しておくぞ」
「個性もヒーロー向きだしな♪」
「我が校から雄英に入学する受験者が出るのは初めてだよ」
「先生は応援してるぞ!」
「俺達のトップが雄英に行くとか最高かよ!」
「椋鳥くんは雄英を受けるとか凄いね!!」
こんな風になってあれやこれやと進んでいって両親も乗り気になり俺は雄英を受験する事となった。
「ヒーローとか面倒だな」
ついつい愚痴を言っても許されるだろうと思う。筆記試験が終わり、次にする実技試験の説明の為に講堂に来ていた。
「ブツブツブツブツブツ」
後、横にいる奴がスゲーブツブツ言ってるのは何なんだろうか?そういう個性?
何か緑髪でボワボワしたような髪型だな~と思い見ていると。
『今日は俺のライヴにようこそー‼︎エヴィバディセイヘイ!』
ーシーン....ー
無言だった。
『こいつぁシヴィー‼︎受験生のリスナー!実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!アーユーレディー⁉︎イエーーーー‼︎』
ーシーンー
またも無言であった。プレゼントマイクは涙目になりながら説明を再開した
『入試要項通り!リスナーにはこの後!10分間の模擬市街地演習を行ってもらうぜ!持ち込みは自由!プレゼン後は各自指定の演習会場に向かってくれよな!演習場には仮想ヴィランを三種多数に配置してありそれぞれ攻略難易度に応じて1P~3Pを設けてある!各々なりの“個性”で“仮想ヴィラン”を戦闘不能にし、ポイントを稼ぐのが君達リスナーの目的だ!当たり前の事だけど、他人への攻撃等アンチヒーローな行為はご法度だぜ⁉︎』
ポイント制なのか……そう俺が考えていると一人のメガネを掛けた真面目そうな男子生徒が手を挙げる。
「質問よろしいでしょうか⁉︎プリントには四種の敵が記載されています!誤載であれば日本最高峰の恥ずべき事態です!我々受験者は規範となるヒーローのご指導を求めてこの場に座しているのです!」
「うるさいな、お前」
「何だと!?」
つい本音を溢してしまったが後悔はない。そのまま俺は真面目そうな男に話す。
「ヒーローを目指してんだろ?全ての事件の情報が前以て与えられてる状況なんて皆無だ。それともお前は事前に全ての情報を与えられてないと何も出来ないのか?」
俺は煽るように話し続ける。
「中には聞く情報と教えられた情報の違いだってある。それの可能性も考えられないならヒーローなんて目指すだけ無駄になるから止めといたら?」
「だが、これは正確な情報を渡されて然るべきな物だ!だけど……その考えも否定はできない」
そして、そのままメガネを掛けた男子生徒が自身の隣を指差した。
「それと君!さっきからブツブツと言っているが物見山なら今すぐ帰りたまえ!!」
「わあぁ!?ご、ごめんなさい!」
こいつマジかと涼は思った。個性の関係でブツブツ言ってる可能性もあるのにそれを考慮してないとか頭が固すぎるかアホだなと思ってしまう。
『受験番号7228くん、それに受験番号7111くん。ナイスなお便りと考え方にサンキューな!四種目の敵は0P!そいつはいわばお邪魔虫だ!各会場に一体所狭しと大暴れするギミックよ!戦わず逃げることをおすすめするぜ!』
0Pで1体しかいないなら入れる意味はあるのか?むしろ100Pとかにして受験者を振るい落としたらいいのに。
『俺からは以上だ‼︎最後にリスナーへ我が校の校訓をプレゼントしよう。…かの英雄ナポレオン=ポナパルトは言った!『真の英雄とは、人生の不幸を乗り越えていく者』と!更に向こうへ!”Plus Ultra!!”それではよい受難を‼︎』
「よい受難って何だよアホか」
俺は指定された会場に向かい試験に挑む。何やかんやで受けてるけどやるからには合格しときたいしな。
涼を含めた受験者は指定された会場に到着し、開始の合図を待っている。涼が周りを見てもざっと200人以上が周りに見えるが実際はもっと多い数がこの会場にいるのだろう。
『ハイ、スタート』
おはよう並の軽い感覚でスタートって言ったけどあれでいいのか?取りあえず俺は周りを置いていって先に進む。
『おいおいどーした!現実に開始の合図なんてないぞ!1人のリスナーは先に前に先行したぜ!』
どうやら合ってたようだ。
「行きますかね。……解放【シュウ・スターリング】」
俺は特典の力の1つを解放して進んだ。目の前に1Pと書かれている仮想敵ロボが現れた。
『排除シマス』
「テメェが排除されてろ」
バキッ!ドガンッ!!
仮想ヴィランを殴って破壊する。
「これで1Pか…先が思いやられるな」
『排除シマス』
『排除シマス』
「めっちゃ出てきたな」
次の仮想敵ロボが出てきて俺は破壊する為に動き出す。
椋鳥涼が得た特典の片鱗は見せたけど、もうタグに何かしらを付けた方がいいのか迷うな?