非術師ですので!   作:かりん2022

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渋谷事変 ヒーロームーブ

渋谷のハロウィン。私は心置きなく、楽しんでいた。

 

「五条 悟を出せ!!」

 

 ……ま じ で ?

 あっ出られない!

 

 

 さて、私は転生者の久慈 選里である。

 今の今まで、私はこの世界が呪術廻戦の世界と知らなかった。

 

 やばくね?

 

 もう一度言おう。

 

 やばくね?

 

 

 渋谷事変じゃない!!

 ここ壊滅するじゃない!!

 

 待て、落ち着け。

 

 呪力のない者でも戦える。

 甚爾さんがいい例である。

 

 そして、ここには呪術師や呪詛師が沢山いる。

 呪具もある。

 

 私の前に、二つのルートがある。

 

 一つ。ヴィランムーブでブラックホールで人間も呪霊も吸い込む。渋谷事変は私が犯人ということで解決する。簡単だがのちの人生が大変すぎる。

 

 一つ。ヒーロームーブで五条 悟を助ける。個性フルに使えばどうにか? 呪霊感知して、呪具奪って、戦って……めっちゃ難しい。っていうか無理でしょ。

 

 どうすべきか……。

 考える時間はあまりないぞ。

 

 ……よし。

 私は、指名手配は嫌だぞ。頑張るしかない。

 

 顔を黒霧でごまかし、翼を広げ、感覚を広げる。

 

 幸運を操る男、あいつが現時点でも暴れてるはずだから、あいつの呪具を貰い受けよう。

 争いの気配を見つけるんだ。

 

 黒霧となり、騒ぎになり、写真を取られながらも上空を滑空する。

 

 ……いた。スーツ姿の男を襲う、多分あいつ。

 

「もう大丈夫! 私が来た!!」

 

 羽の剣で斬りかかる。

 

「うわっ 呪霊? 俺は呪詛師! 味方だって」

「呪霊? 呪詛師? 何のことだかサッパリわからないが、狼藉を見過ごすわけには行かない!」

 

 なんとか、倒れている人と引き離して、酸を掛ける。とにかく幸運値を減らさないと。

 顔の模様でわかるはずなんだけど、呪力のない私には見えないみたいなんだよね。

 

「うわっ なんだこれ。酸!?」

 

 油断せず、切りつけ続ける。溶けはじめたらテープで捕獲。

 その後、スーツの人を治療した。

 

「あの、貴方は……」

「私はAFO。通りすがりのヒーローさ! 助けを求める声が聞こえる。これで失礼するよ。無念のうちに死んだレディ、私に力を貸して欲しい。これ以上のティアドロップを防ぐために!」

 

 それらしいことを言って呪具を奪って空を飛ぶ。

 

 結構時間が取られてしまったな。

 勝利条件は2つ。虎杖を救うこと。五条先生を救うこと。

 

 帳の外に霧って設置できるかな。……出来るな。

 目につく人達、片っ端から帳の外に霧で飛ばしていく。

 

 索敵しつつ、慎重に移動していると、わりと時間を取られてしまった。

 透明な気配がいっぱいある、開けた空間。袈裟を着た人に四角いのが転がっている。

 遅かったか。

 

「もう大丈夫! 私が来た!!!」

「誰?」

「通りすがりのヒーローさ! さ、君達は出ていってくれたまえ!!」

 

 見えないが漏瑚もここにいるはず。まるっと移動させる!!

 

 黒い霧で根こそぎ遠くへ飛ばす。

 

 さて、残ったものをコピーさせてもらおうかな。

 サイズを図って、同じものを作る。ただし、それは空の獄門彊。

 流石に中のものまでコピーできない。

 

 後は、本物を、崩壊の個性で壊せるかな……壊せた!

 

「……君、は?」

「もう大丈夫、私が来た!! 私はAFO。通りすがりのヒーローさ! さあ、どうか君のサイズを測らせて欲しい。君の力が必要だ」

「サイズを、図る? 服でも仕立ててくれるのかな?」

「さあ、早く。時間がない。どうか私を信じて欲しい」

 

 そして、サイズを測らせてもらう。

 

 五条 悟は唖然とした。

 

 五条 悟が二人。うむうむ。

 

「さて、コピー最強くん! そう、君だ! 虎杖少年が狙われている。ミスター漏瑚はコレクションの10本の指を無理矢理虎杖少年に食べさせて宿儺の暴走をさせるつもりだ。それを防ぎたい。どうか力を貸してくれ! あ、本物のミスター最強。君も同じく狙われている。ここは私とコピー最強くんに任せるといい。私は引き続き人々を開放しよう」

「「それは出来ない。傑を助けに行かないと」」

「ミスター最強。君と虎杖君が敵の手に落ちることこそ最悪だ。後はコピー最強くんに任せるんだ。衝撃を受けたら消えてしまうとはいえ、コピー君はなかなかに強いからね」

「ごめん。いくら反転術式があると言っても、術式を使えば脳にダメージがあるのは変わらない。いつもどおり術式を使えば、僕は壊れてしまうと思う。人手も足りないし、共闘したいかな」

「そうか……。しかし」

「心配ならさ、君も来てよ」

「いや、私は見ての通り霊感が全くと行っていいほどなくてね。足手まといになるだろうし、沢山の人々が助けを求めているからね。虎杖くんの顔を私は知らないし、君の助けが借りれないのは残念だが、情報は渡した。私は無辜の人々を助ける事に専念しよう」

「ちょ、待って! わかったよ、僕が傑を探してコピーが悠仁を探す。君はそれについていってよ」

「NO! 人々が私を待っている!」

 

 そうして、私はその場から人々ごとその場から転移した。

 

 その後、私は人々を救出。帳が消えて出られるようになり次第、家に帰った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 通りすがりのヒーロー、AFOによって東京は守られた。もっと言えば、AFOによって救われた最強によって救われた。一人でも最強なのに、二人で解決出来ない方がおかしかった。主犯取り逃がしたけど。

 七海は驚愕の表情で2人に増えた五条を見ている。虎杖、恵、釘崎も一緒である。

 

「で、君、いつ消えるの?」

「さあ……? AFOに聞いてよ」

「まさか本当に衝撃与えるまでそのままなのかな? とりあえず、術師登録しちゃおっか。遊ばせておくのも勿体ないしね」

「ええ? それこそ勿体ないよ。僕働きすぎだし、黙ってて交互に休んでも問題なくない?」

「確かに!」

「確かにじゃあありません。なんで五条さんが2人いるんですか」

「僕もわかんない。メジャーであちこちサイズは測られたけど。凄いねAFO。術式は見えなかったよ。本当に非術師。天与呪縛でもない。無限と六眼を持ってて、衝撃を与えると消えるってさ。イジメちゃダメだよ」

「確かに、呪力由来ならカメラにも映るのはあり得ないですね。……五条さん、体の方は」

「すこぶる元気だよ」

「一応、身体検査と報告はしてください」

「元気なんだけどなー。わかったよ、一応ね。報告は止めておいて」

「五条さん」

 

七海はイラッとして呼びかける。

 

「……虎杖が狙われていると言ってた。傑の偽物や、AFOも追わないといけないからね」

「そういうこと」

 

 2人の五条の言葉に七海は納得した。

 

「……しかし、隠すにも限度がありますよ」

「うるさいなぁ。それなら、臨時で生徒が1人増えます! 僕の双子が体弱くってさあ。死ぬ前に学校通いたいって。護衛お願い、3人とも♪ どの程度のショックで戻るか分からないから、やさしくしてね」

「「「ええー!?」」」

「生徒として潜入は無茶にも程があるでしょう」

「僕もサバ読みすぎだと思うな……臨時教師じゃ駄目なの?」

「なんとかなるなる♪」

 

 コピーも物申すが、オリジナルは気楽なものだ。

 

「わかりました。2人いるということは伏せましょう。今更五条 悟に双子がいたと言うよりマシです。ただし、学長には報告を」

「AFOはすぐ見つかると思うな。あの制服のデザインの学校を探せばいいんだし。あの偽物の傑よりも早く見つけないとね。」

 

 そして、五条オリジナルを送り出した生徒と七海。

 

 まさか、信じて送り出した五条先生が壁ドンされてプロポーズでできちゃった婚するとは思わないのだった。

 




マシュマロたくさん、ありがとうございます!!

善の組織と渋谷事変ヴィランと渋谷事変ヒーローでどれから続き書くか
アンケート取ろうと思ったんですが、接戦で悩んでます。

渋谷事変の続き(2ルート)から書いて、その間に構想練りますか……。

それと、ヒーロールートは読み切りっぽくならなくてごめんなさい。明らかに続き物ですね、すみません。

匿名感想・ネタはこちら
https://marshmallow-qa.com/lucaluca

渋谷事変はどちらが好みでしたか?

  • ヴィラン!
  • ヒーロー!
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