あと最近日本語能力に自信がなくなってきました。信じられるか?こいつ高校の時文系だったんだぜ‥?
11/6 誤字修正しました。太陽のガリ茶兄貴ご報告ありがとナス!
11/8 誤字修正しました。六四兄貴ご報告ありがとナス!
────────────────────────
予告状
今夜24:00、黒河 権三氏が所有する『紅い涙』を頂戴しに参上致します。
怪盗ヴィオレット
────────────────────────
「おい佐倉ぁ、いるかぁ?」
朝礼が終わってすぐ、8時過ぎ。
四係のオフィスにて、今日1日死ぬ気で頑張れば終わるところまで進んだ書類の整理に思いを馳せながらクソ甘い缶コーヒー(マックスコ○ヒー)を飲んでいると、オフィスの扉が開いて捜査一課の先輩刑事*1が入ってきた。
ちなみに三好警部補はまだお休み中である。
「あ、
「マジで言ってんのかお前‥2週間とちょっとで終わる量じゃ無かったろ」
「コツがあるんですよコツが」
「おーおー、機会があったらぜひご教授願いたいね‥‥ああそうだ、ボスが呼んでたぜ。お前また何かやらかしたんじゃねえだろうな」
先輩刑事が訝しげにこちらを見てくる。心外な。
「事件も無いしここしばらく本庁に缶詰なんですよ?問題なんて起こせるわけ無いじゃないですかHAHAHA」
「ほぉー?俺ぁ風の噂で聞いたぞ。桜色の髪の女刑事が随分前の事件の資料を紛失したってな」
「オットハヤクカチョウノトコロニイカナクテハ」
「精々絞られないようになぁ」
───
──────
72:一般モブ警察官
‥っていう事*2があったのを今思い出しました
73:名無しの転生者
絶対それじゃん怨嗟の原因‥
74:名無しの転生者
草
75:名無しの転生者
どっちもドジっ娘かよ
76:名無しの転生者
あー、つまりどういう事ゾ?
77:名無しの転生者
➀怪盗ヴィオレット(以下紫)は黒河(以下ハゲ)が持ってるクソ高い宝石が欲しい
➁じゃあハゲの屋敷の設計図が必要だね
➂何らかの理由でわざわざ警視庁まで取りに行く
➃お目当ての資料室になぜかめぐねえ
➄紫「資料プリーズ」
めぐねえ「おかのした!!!!」(違う資料)
➅後で気づいてキレ散らかす
ほぼ憶測だけどな
78:名無しの転生者
3行解説じゃない −114514点
79:名無しの転生者
3行解説要求兄貴厳しい
80:名無しの転生者
これを3行で解説は無理があるだろJK‥‥
81:名無しの転生者
ていうか紫はなんでわざわざ警視庁に設計図取りに行ったんや?普通建築家とか建築業者とか当たった方が楽やろうに
82:一般モブ警察官
二課の刑事さんに聞いたんですけど、建築家は仕事場への放火で死亡、建築業者は爆破テロの標的になって社屋も社員も文字通り跡形もなくなってるみたいですね
83:名無しの転生者
ヒェッ
84:名無しの転生者
さらっと死人情報出すのやめよう???ね???
85:名無しの転生者
ホンマに前まで平和やったんか万和日本‥‥??
86:一般モブ警察官
自信が無くなってきた
87:名無しの転生者
でよ、一課長に呼ばれた後どうなったん?
88:一般モブ警察官
まあ何と説明したら良いのか‥‥孤立無援?
89:名無しの転生者
はあ?
90:名無しの転生者
え?警視庁内で立場が孤立無援?(難聴)
91:名無しの転生者
職場内イジメかな?
92:名無しの転生者
>>91
うぐぅ
93:名無しの転生者
>>91
(心臓が停止する音)
94:名無しの転生者
>>91
それ以上言ってみろ、処すぞ
95:名無しの転生者
>>91
そんな事言うなよ‥‥思い出しちゃうだろ(吐血)
96:名無しの転生者
死屍累々で草
97:>>91
なんかすまんこ‥‥
98:一般モブ警察官
生き返れ生き返れ‥‥(祈念)
ええとですね、別に仲間はずれにされてるとかではないんです。
標的にされた黒河氏が警察の介入を拒否したんですよ。『ワシの優秀なボディーガード達が失敗続きのコソ泥に遅れを取るはずがない』とか言って。
99:名無しの転生者
なしてや‥‥普通そういう立場なら喜んで警察は介入させると思うんやが。やましい事でも無い限り。
100:名無しの転生者
きっとやましい事が屋敷の中にいっぱいあるんやろなぁ‥‥
101:名無しの転生者
ていうか『失敗続き』って‥‥紫はやっぱポンコツ枠やったか(歓喜)
102:名無しの転生者
‥‥ハゲが警察の介入を拒否したのとめぐねえが孤立無援になるのってなんか関係あるか?
103:名無しの転生者
なんとなく?
104:名無しの転生者
なんとなくってなんだよ
105:一般モブ警察官
いやほら、怪盗を黒河サイドが捕らえたとして、警察としては彼女を窃盗とか不法侵入でしょっ引きたいんですけど、黒河サイドが警察の介入を絶対拒否するもんですから。二課の人がお話(意味深)をして、屋敷に連絡係を1人、屋敷付近に警官隊を配置して、
黒河サイドが怪盗を捕らえる
↓
連絡係から付近の警官隊に連絡する
↓
逮捕
っていう流れを認めさせたみたいです。
106:名無しの転生者
あ、今までみたいにマジの無援って訳でもないんや
107:名無しの転生者
>>105
つまりめぐねえの役割は?
108:一般モブ警察官
連絡係です!!!(1人ぼっち)
109:名無しの転生者
草
110:名無しの転生者
なんでめぐねえ???
111:名無しの転生者
あれ、俺の勘違いか?めぐねえって一課勤務だよな
112:一般モブ警察官
本当なんでですかねぇ‥‥?
113:名無しの転生者
ところでよ
114:名無しの転生者
どしたん
115:名無しの転生者
そのハゲって悪い噂が絶えないような奴なんだろ?そこに所属が違うはずのめぐねえが送り込まれるって事は‥‥
116:名無しの転生者
あっ(察し)
117:名無しの転生者
これ警察上層部分かってやってんな???
118:名無しの転生者
ドンパチの香りが漂ってきましたね
119:名無しの転生者
かわいそうなめぐねえかわいい
120:一般モブ警察官
今回はドンパチはないはずです!!!(確固たる主張)
121:名無しの転生者
ほんとぉ?
───
──────
夜。
吸い込まれるような程よく澄んだ夜空にはまん丸の満月が浮かび、地上を優しく照らしている。
そして、その月明かりを頭頂部で反射する小太りのおっさん、本名黒河 権三。
ハゲは、傍に立つ側近───まあつまるところ私に掴みかかっている。
「おい!なんでよりにもよって奴が来るんだ!ええ⁉︎」(小声)
「わ、私に聞かれましても‥‥!」(小声)
ハゲの視線の先には、屋敷の装飾品を「ほへー」と物珍しそうに眺める桜色の髪の刑事。名前は、確か佐倉と名乗っていた。
警察から彼女が連絡係として屋敷に派遣されたのだが、ハゲはそれがどうも気に入らないらしい。
「警察共め‥‥よりにもよって『ピンクの悪魔』を送り込んでくるとは‥‥薄汚い手を使いよる」
お前の方がよっぽど薄汚いのでは、と心の中で思ったが決して口には出さない。
自分の本音をうまく隠すのがこのハゲの下で安全に働くコツである。辞めれるならさっさと辞めたいけどなかなか辞めさせてくれないんだよねコイツ。前任者はこれが下手っぴで3週間で“いなくなった”とか。
しかし、あの警察官、界隈では『ピンクの悪魔』と呼ばれ恐れられているらしいが、側から見るとどうにもそうは見えない。
だって見てほしい、あの数百万円する抽象画を見つめる彼女の顔を。
あれは絶対「これぐらいなら私でも書けそうですけどねぇ」とか考えてる顔だ間違いない、私は詳しいんだ。
あんな顔をしているが、界隈で有名だった重武装強盗を1人、生粋のサイコパスを1人、そして傭兵団を1つ抹殺*3しているというのだから、人の外見ほど信用できないものはないとつくづく思う。
「(どうやって辞めようかなぁ)」
静かに怒り狂うハゲを傍目に見ながら、私は安全に転職する方法を考えるのだった。
時刻は20:00。
予告状に記された時間まで、あと4時間。
───
──────
───これぐらいだったら私でも描けそうですけどねぇ。*4
:めぐねえが描いたのなら欲しい
:500円ぐらいで買うわ
:めぐねえが描いた絵、絵画本体より額縁の方が高そう
───失礼な、これでも前世は美術3だったんですよ?
:そこは2じゃねえのかよ‥‥
:反応しづらいラインやめろ
:今世はどうでしたか‥?
───うーん、この花瓶も高そうですねぇ!
:誤魔化し方下手クソかよ
:これは2ですわ間違いない
:ウチのちょび髭も風景画とか建物は上手かったんだけどなぁ
:Ⅱ号兄貴じゃないか、オッスオッス
:オッスオッス、収容所暮らしはどうや
:もうね、最高だね。平和が1番!Love&Peace!
───じゃあ次はドイツ統一ですね!
:えっそれは(困惑)
:あと数十年ぐらい待ってもろて‥
なんて事を脳内で話していると、ふと背後に気配を感じたので振り返る。
そこにいたのは、どこかへと向かう、周囲にごまんといる黒スーツ黒サングラスの警備員?と同じ格好の黒服‥‥‥んー?
:あの黒服‘sってなんか”逃走中“のハンターみてえだな
:それな
:こんだけいるって事は誰かミッション失敗でもしたんかwww
:ひーふーみー‥‥ざっと120人ぐらいかしら?
:クッソ多いですね‥
:1、2、3から‥‥の間にどうやって120まで数えたおめえ
:三次元空間把握っていう固有魔法よ
:ああ、なるへそ
:‥‥‥ん?
:空間把握‥‥固有魔法‥‥ミーナ中佐⁉︎*5
:に、憑依した転生者よ
:ストパン関係者もいんのかこのスレ‥‥
:めぐねえはあの黒服が気になるんか?
───気になるというか‥‥あの黒服だけなんかふいんきが違くないですか?
:ふいんき(なぜか変換できない)
:ちゃんとした日本語話してもろて
:『首の皮洗って待ってろ』の紫といい勝負やぞwww
───わ、わざとですよ???
:まあそれはそれとして、ふいんきが違うんか?おまいらどう?ワイは分からん
:全部ふいんき同じに見えます‥‥
:ふいんき草
:歩行フォームソムリエのワイに言わせて貰えば、歩き方が他の黒服と違うな
:なんだよ歩行フォームソムリエって
:言うて違うか?
:俺には分かる‥‥あれは良く矯正された歩き方だ。普通の奴が一目見ても分からんやろな。だがワイの目は誤魔化せんで。
:転生者っていろんな奴がいるんやなぁ
───矯正された、と言うと?
:なんていうかな、他の黒服は自然な歩き方なんよ。でもめぐねえが目をつけた黒服は、『その歩き方に見えるように歩いてる』って感じなんよな。まあでもちゃんと見なきゃ分からんわ。
:なんでそこまで分かるんや‥‥
:愛のなせる技や
:つまり変態か
:変態言うな
───はえ〜、そうなんですねぇ。あ、速くなった。
こちらが見ているのに気づいたのか、その黒服(?)はこちらをチラリと見てから歩く速度を上げた。
:‥‥はーん?ワイもなんか分かったわ。参戦させてもらうで
:またなんか来たぞ
:お前は何モンや
:サラシソムリエや
:サ ラ シ ソ ム リ エ
:なんだ変態か
:変態言うな。あれはE‥いやDカップをサラシで締め付けてるわ、間違いないで
:やっぱり変態じゃないか‥‥
:ぱっと見じゃ分かんねえんだけどどこが違うんや?
:外見はほぼ完璧やで、プロの刑事でも分からんわ。だがワイの目は誤魔化せんかったな。あと変態言うな
:変態怖っ‥‥
───近寄らんとこ‥‥ていうかサラシって事はあの黒服女性ですか
:女性‥‥というか、『黒服(男性)に扮した黒服(女性)』って感じやな
:まあ見たところここにいる黒服って男ばっかやしな。扮する気持ちも分からなくはない
:多分そういう事やないで
:⁉︎
:今度はなんや‥
:スーツソムリエや
:普通やな
:普通で安心したわ
:スレ民の感覚麻痺し始めてて草
:だってアレの後に見ちゃうと‥なあ?
:ひでえやひでえや‥‥
すっかり拗ねてしまったスーツソムリエ兄貴が言うには、周囲の黒服とスーツの質に差があるらしい。ぱっと見では分からないが、兄貴曰く
:多分薬品かなんかで周囲の黒服のスーツの質に寄せてるわ
との事。やっぱり変態じゃないか。
そんな感じでスレ民の知恵を結集しつつ、そのあきらかにふしんな黒服(?)の後を追う事にした。
多分次か次の次ぐらいには怪盗編終わると思います(曖昧)