家に帰っていく途中、トイレに行きたくなってきたので近くの建物でトイレを借りようと思い建物に入り受け付けに言ってからトイレを借りたのだが、
「なんで僕捕まってんだ?」
捕まっていた。
状況を説明すると、トイレ借りる、その間にテロの人が来る、立て籠り完了、という流れだった。
さらにここが魔法師育成の塾だったらしく、それゆえにテロリストの人数が多く犯行がスムーズだったのだろう。
命はカンピオーネなので人間が相手ではまったくといっていいほど相手にはならないのだが別にそのまま帰れたのだが、当の本人は、
(う~ん、面白そうだし残ってみるか!)
面白がっていた。
そんなバカみたいなことを考えていると、テロリストの人間がこう言ってきた。
「おい!さっさと歩け!」
さすがにイラっとしたが命にとってはゲームの様なものなので我慢する。
それから1分ほど歩き部屋に入れられるとそこには40人ほどの人質がいた。
そのほとんどが学生で皆一様に怯えた表情をしていた。
部屋に入ってから10分ほどすると流石に命は飽きてきて近くの人に声をかけ始める。
「ねぇねぇそこの君、なんかゲームもってない?」
命は横にいる女の子に声をかけると、
「持ってる」
そう言ってゲームを貸してくれた。
「おお、ありがとう。いやー暇すぎて困ってたんだよねぇ、いつかこの恩は絶対に返すよ」
そう言ってゲームをし始めると今度は向こうから話しかけてきた。
「怖くないの?」
「ん?僕は怖くないよ。それよりもこのゲーム難しいね、すぐに死んじゃうよ・・・あ!また死んだ。ねえ君これなんか攻略法ってないの?」
「ない」
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立て籠りテロが始まって一時間ほどたったころ命はと言うと、
「・・・・・・・・」
イラつきがもはや限界だった。
遊びで捕まってはみたものの、特にこれと言ったイベントも起きず、ゲームも難しすぎてすぐに死に、部屋はボタンを押す音以外聞こえない、流石に我慢できなくなったのか命は、
「あ~つまんねー。・・・・・・飽きたな、帰ろ」
ゲームを止めて返しこう言った。
「ねえ、おじさん、飽きたから帰っていい?」
「は?なにいってんだガキ、ダメに決まってんだろ」
「え~だって飽きたんだもん帰らせろよ」
駄々をこねる命にテロリストの人間は切れたのかただ一言、
「死ね」
そう言い手に持っている銃を使って命に向かって撃ちそのまま命の体を、
「ダメじゃないか、現実じゃ死んだらコンテニュー出来ないんだぞ」
貫かなかった、否、弾が出なかった。
「テメェ何しやがった!!」
テロリストは怯えを隠すように叫ぶ
命はそれに対し、
「きっと妖精が悪戯したんじゃないかな?」
そう返した。
そして聖句を言う。
「我は太陽を司るものなり、その太陽をもって全てを焼き尽くす者なり!」
瞬間、ビル内にいた全てのテロリストが焼き尽くされ灰となった。