賛否両論いただいていますが、どれも目を通しています。
近い内に他人から見たオッサンも書いていきます。
追記、不定期更新となります。
詳しくは活動報告の方へ。
「ま、紛らわしいんだよこのカマ野郎が‼︎」
そんな捨て台詞を吐いて、俺から逃げるように早足で二人組の青年達が去って行った。
顔も見たことないし、背は高かったから上級生だろうか?
いや、『ボク』の身長は平均と比べてかなり低いから同学年の人間だとしても大概は背が高く見える。
単に他クラスの名無しのモブだったのかもしれない。
学年ごとにブレザーのネクタイや靴の色を変えてくれたら学年の違いが分かりやすいというのに。
(……ったく。飯ぐらい静かに食わせてくれよ)
騒ぎの中心にいた俺を周囲の人間が四方八方から視線を寄越しているが、ガン無視だ。
こっちはあくまで人様の性別を勘違いしたバカに巻き込まれた側だし、何より楽しみにしていた食事の最中なのだから。
(つってもこれで3人目だぞ。まだ席について15分ぐらいしか経ってないっつうのに)
初めての食堂。
食券を購入して、係のオバちゃんに注文し、あっという間に用意された山菜定食をワクワクした気持ちで食べていると、見知らぬ男子生徒に声を掛けられた。まあ、俗に言うナンパだ。
皮肉混じりで心底丁寧にこちらの性別を説明してやったら先のように逃げ帰った。
まあ、此の所ストレスが溜まっていたので鬱憤ばらしに中々に嫌味な言葉を使った自覚はあるが。
(こりゃ、食堂には明日以降は来ない方がいいな。教室での視線は多少慣れたが、顔も名前も知らない大多数に監視されながら食事なんてゴメンだ)
ある意味では『よう実』世界における漫画飯的な扱いをうけている山菜定食の為だけに食堂にやって来た訳だが、ご覧の有様。
とても落ち着いて食事できる環境では無い。
余計なストレスが溜まるだけなのを痛いぐらいに実感している。
よっぽどの事がなければ、俺が今後この食堂に足を運ぶ事は無いだろう。
ちなみに予想とは大きく違い、山菜定食の味は普通に美味かった。
そもそも幾ら無料で提供される最低辺扱いされている貧相な料理とは言え、定食の形を取っているのだ。
米と味噌汁は他の定食と兼用しているのだろう。
炊きたてのご飯はふっくらツヤツヤで馴染み深い国産のものだし、ワカメと豆腐のシンプルな汁物は出汁の味がしっかり引き出されていて心が温まった。
山菜定食のメインである茹でた山菜の盛合せは、シャキシャキとした程よい歯ごたえが心地よい。
葉物独特の青臭さは好みが別れるところだろうが、気になるようならば酢醤油をかければ普通に美味い。
(個人的にはこの山菜の上に鰹節と茹でたシラス。それから白ゴマと刻んだ生姜なんかを散らせば更に美味くなりそうだな)
エネルギー溢れる十代の身体からすれば毎日コレだと辛いかもしれない。
だが、他所の二次創作のように二度と食べたくない味では無かったので安心だ。
(これで、もしオッサンボディのままだったら
毎日これでも良いかもな。実質タダって考えると魅力的だし。何より30後半になってから、昼に油物や肉系を食べると胃もたれがなぁ……)
歳を重ねる事の残酷さに落ち込みながらも手早く定食を掻き込み完食。
ご馳走様でした。と一声かけて食器を返却し、俺は足早に食堂を後にした。
Dクラスの教室内は常に喧騒に満ちている。大多数の生徒が授業なんか知ったことかとばかりに大声で私語に励み、猿叫のような馬鹿笑いを上げ、遅刻欠席が毎日のように起こっている。
ごく一部の真面目な生徒はこの惨状に迷惑そうに顔を顰めているも、周りのクラスメートに特に指摘や注意をする事もなく、黙々と板書に励んでいる。
その瞳の奥には、周囲の愚者達に対する侮蔑の色が浮かんでいるようだ。
(うん。やっぱ普通にクソ煩えな、コイツら)
まるで動物園の猿山だ。心身共に過剰なまでのストレスが蓄積していくのが実感できる。
ここ最近はすっかり眠りが浅くなり、常日頃から軽い頭痛に苛まれているのだが、心なしか痛みが強くなった気がしてくるのだから堪ったものじゃない。
担任の茶柱はもちろん、各授業を行う全ての教師がこの無法状態に触れる事はない。
時折、騒いでいる生徒に視線を向けて何やらメモを取っている事から、恐らく私語や携帯端末を弄っている生徒の名前を控えているのだろう。
もっとも、Dクラスの場合は真面目に授業を受けている人間の割合が非常に少ないので一々名前を控える意味すら無いのかもしれないが。
「……ってなワケよ‼︎ どう思うよ春樹⁉︎」
「ギャッハハハハハ‼︎ お前バカすぎだろ寛治‼︎」
馬鹿はお前もだ。山内。
そんなツッコミを脳内でいれつつも、もはや授業の形を保っていない午後の時間は終わった。
(想像以上に規模がデカい。こりゃ読書家にとっては、これ以上ない環境なんだろうな)
放課後、俺は図書館にいた。
流石は国営の学校。その広さと蔵書の膨大な数に驚きつつも案内図に従って目当ての本を探しに歩き回る。
5分程度かけて、ようやく目当ての歴史や趣向品についての棚を見つけ、めぼしい本をいくつか手元に確保してパラパラと立ち読みする。
本来の『ボク』なら軽く目を通しただけでスポンジが水を吸う如く知識を吸収できる。
それだけのスペックを誇る身体なのだ。
だがどうにも目が滑り、全く集中が出来ない。
(体調が悪い。確実にストレスのせいだ。今朝は櫛田に顔が青いと指摘された。他人に分かる程度には不調が顔に出ちまってるみたいだな)
憑依転生という未知なる体験。
元の自分とは何もかもが違う身体の違和感。
クラスメートから感じる若者特有の全能感との温度差。
周囲の男達からの肉欲を滾らせたような気色悪い視線。
崩壊寸前のクラスの喧騒。
……ついでに相変わらず櫛田以外とまともに会話出来てない現状への不満が、ほんの少し。
一つ一つなら大した事は無くても、積み重なる事によってダメージの量は膨れ上がる。
そして何より俺の心を苛める重大な事件がある。
それこそが……
(クソクソクソクソ‼︎ 何で酒が出来ないんだ‼︎ やり方は合っている筈なのに‼︎ 前世では水と蜂蜜だけでちゃんと出来たじゃねえか‼︎)
酒造りの失敗。
これこそが今の最大のストレス要因なのだ。
(温度だって暑い中我慢して暖房をガンガンかけて調整した。なのに発酵する素振りすら見せないって、どう言うことだクソ‼︎)
何も俺は知ったかぶった知識だけで実践した訳では無い。
少なくとも前世では、全く同じ方法で問題なく蜂蜜酒を生成できた。
しかも営業職についていた時に知り合った養蜂家の主人から直々に教えて頂いた方法なのだ。
当時は夏場に作ったせいなのか、割と早い段階から発酵の証である気泡がプツプツと芽生え、3日もする頃には問題なく酒として美味しく頂いている。
その時に使った材料は間違いなく水と蜂蜜だけだった。
むしろ素人が適当なモノを入れると失敗する率が上がると注意を受けていたので、余計なものは確実に入れなかった筈だ。
(器具の消毒も熱湯でしっかりやった。温度と湿度の管理も完璧だった。購入した蜂蜜は間違いなく純正で、人工甘味料は入っていない。なのに何で酒にならないんだ‼︎)
未成年が利用する図書館だからだろう、酒に関する書籍は少なかったが、それでも歴史や文化に大きな影響を与えた趣向品ということで、多少の図鑑や解説書は置いてある。
だがその内容については、素人ですらテレビやラジオか何かで、聞いたことがある。そんな程度の薄っぺらい情報程度しか載っていないのだから堪ったものじゃない。
ポイントを使ってパソコン等のインターネットに接続できる電子機器を購入して検索するのが一番手っ取り早いが、足がつく危険性がある為、それは避けたい。
今だって、わざわざ監視カメラの死角にそれとなく移動してから立ち読みしているのだ。
本来なら何冊かまとめ借りして、寮の自室でゆっくりと調べたいところだが貸し出し履歴が残ったらお終いだ。
スーパーで大量の蜂蜜を購入したものが酒の歴史書を借りている。
ほんの少しでも酒造の知識がある人間なら、その程度のヒントだけでアウトだろう。
(つか蜂蜜酒だって俺の中ではだいぶ妥協してるんだぞ‼︎ 本来ならもっと飲みたい酒があるんだ‼︎ キンキンに冷えたビール。トワイスアップのウィスキー。クーラーでガンガンに冷やした室内で頂く熱燗の日本酒……)
白ワインに似た風味の蜂蜜酒は嫌いではないが、どちらかというと俺は洋酒よりも日本の酒が好きなタイプだ。
ビールは当然として、焼酎や日本酒、ウィスキー等。雑食である自覚はあるが、特にこれらの酒が大好物なのである。
……まあ果たしてビールやウィスキーを日本の酒という類にカウントして良いのかは判断に困るところなのだが。
(考えたら飲みたくなって来たよ畜生。つーか酒がダメ、煙草もダメ、女もダメって地獄かよ。学生の時の俺って、一体どうやってストレス発散してたっけか?)
前世では俺が35歳になった夏、親父が肺癌で死んだ事をきっかけに煙草を辞めた。
結局、その影響で週末の暇な時にしか外で飲まなかった酒を毎日自宅で飲むようになったのだから、禁煙が正解だったかは定かでは無いが。
入社祝いに先輩に初めて連れてかれたソープで風俗というものを体験してからは世界が変わる。
童貞は高3の時に捨てていたものの、後腐れなく女を抱ける悦楽を知ってしまいすっかりハマった。
若手の頃はひたすら残業して金を稼ぎ、出世してからも碌に貯金もせず娯楽に使っていたのだからダメな大人の典型だろう。
だが別にそれでいいでは無いか。
俺はまあ、多分、幸せな生活を送っていた気がするし。
何より、誰にも迷惑をかけてなかったのだから。
(煙草は今さら吸おうとは思わない。女も……まあ、セフレとかウリやってる女ならともかくとして悠長に恋人なんか作る気も無い。この学校ではむしろ足を引っ張る存在になり兼ねないからな。だからこその、酒‼︎ 酒‼︎ 酒ぇっ‼︎アルコールウウウゥゥ‼︎)
頭痛が酷い。吐気もだ。
息が荒くなり、目が血走って行くのが分かる。
嗚呼、飲みたい。酒が飲みたい。
ビールが飲みたい。
山盛りの唐揚げを頬張り、しつこい油を黄金の液体で喉を鳴らしながらゴクゴクと流し込みたい。
焼酎が飲みたい。
新鮮な刺身に山葵をたっぷりつけてからムシャムシャ貪り、冷えに冷えた美味い芋をあおり、その甘さに浸りたい。
日本酒が飲みたい。
薬味をこれでもかと乗せた冷奴を肴に、大吟醸が醸し出すマスクメロンのような芳香な香りに酔いしれたい。
(酒‼︎ 酒‼︎ 酒‼︎ 酒‼︎ 酒‼︎ 酒‼︎ さ……ん?)
と、半ばあまりの欲望に発狂しかけたその時だった。
四冊目へと突入した酒造に関する解説書の中程に気になる記述を見つけた。
(『発酵を促す酵母の存在こそが、酒という趣向品を産み出した立役者である』。酵母……酵母か‼︎)
酵母。
パンを膨らませるイースト菌がもっともメジャーなそれは言うまでもなく、発酵という過程を必須とする酒造りにとって重要な存在だ。
本来、蜂蜜酒は発酵が止まっている天然の蜂蜜と水を混ぜ合わせる事によって浸透圧を下げ、アルコール発酵を促して作る酒である。
ここで思い出したのだが、前世で酒造りに使用した蜂蜜は製品とは別にとっておいた養蜂家のご主人のプライベートストックからお土産として分けて頂いたものだった。
本来製品として出荷する蜂蜜は製造過程において食品安全の関係で、火入れを行うのではなかっただろうか。
もし、その火入れの作業によって酵母が死んでいたと考えれば……
(そうか‼︎ 市販の蜂蜜には生きた酵母が入ってない‼︎ なら酵母を足してやればいい‼︎ スーパーやデカいコンビニでも売ってるよな、ドライイーストなら‼︎)
天啓、得たり。
最低辺だったテンションが最高潮まで爆上がりである。
頭痛を始めとした体調不良が嘘のように消え失せ、心に歓喜の音色が響き渡っていく。
いっそ一曲歌ってやりたい気分だ。
ウッヒョルンルンという気分でさっさと本を元の棚にしまい、スキップするかのように弾んだ足でそのまま帰路へつこうとしたその時、もう一つの用事を思い出した。
(……あっ。教室で読む為の本を適当に見繕うの忘れてたわ)
酒の事を調べるのが本命だったがそれとは別に、ついでに日頃の読書用に普通の文庫本を借りに来たのだ。
潔癖症という訳では無いとは言え、本来なら誰が触ったのか定かではない図書館の本など好き好んで読みたくない。
だから基本的に教室で読んでいる本は、わざわざ自腹で購入した完璧な俺の私物だ。
言うまで無いが、わざわざポイントを消費して購入したモノなのだから当然俺の好きな作品ばかりである。
が、これが今回ばかりは不味かった。
(毎日読書に励んでいるせいで、すっかり読書家の印象を櫛田に植え付けちまったからなぁ。1日に1回は絶対にその日に読んでいる本の話を振って来るから困る。流石にJKとの会話のタネに官能小説の話はマズイだろうし)
そう。俺の私物の本は、俗に言う官能小説の類いしか持っていないのだ。
好きな作家は? と聞かれた際、すかさず「団鬼六」と答えてしまう程度には俺は筋金入りの男である。
櫛田とまともに会話を始めた当初は深く考えていなかったが、冷静に考えて16歳の美少年が毎日のように教室内で官能小説を読んでいる様は、何というか。
タイヘンにヘンタイな扱いをされかねないだろう。
(でも俺、エロ小説と漫画ぐらいしか本来は興味ないから自腹切ってまで用意したく無いし。なら図書館で妥協するつもりで借りに来たんだが、どうするかなあ。有名どころを適当に借りるのが無難か?)
前世の頃から趣味は読書と称しているが、そのきっかけは三十路に差し掛かったあたりの時、お気に入りの風俗嬢に官能小説の素晴らしさを力説されたからだ。
高い買い物では無いし、そこまで言うなら試してみるか。と適当に有名どころを購入して読んでみたら中々にエロく、なかなかに面白かった。
ではこれを機に読書家になろうかと様々なジャンルの本を手に取ったものの、どうにも肌に合わない。
分かりやすい濡れ場が無いと、読んでいる内に飽きて来てしまうのだ。
エログロやナンセンスホラーの類なら、まだ官能小説に通ずるところがあるので、どうにか読めるのだが……
(江戸川乱歩でいいか。短編集なら暇つぶしになるだろ。久々に『人間椅子』読みたいし)
悩んだ挙句、俺は日本でもっとも著名と言っても過言ではないミステリー作家の短編集を探すことにした。
ちなみに言っておくと俺はミステリー作品が別に好きではない。むしろ苦手な部類である。
どのぐらい苦手かというと、冒頭で事件が発生したシーンを確認すると、すぐさま一気に巻末をめくって犯人とトリックを確認して読了した事にしてしまう程度には苦手だ。
読書家の同僚に「お前はミステリーを冒涜している」と酒の席でマジギレされたのは未だに覚えている。
いや、だって本来なら娯楽の筈である読書で頭を使うというのは疲れてしまって、何というか、本末転倒ではないだろうか?
コミックなんかの某見た目は子供、頭脳は大人な探偵ものなら、どうにか楽しんで読めるのだが。
ちなみにミステリーが苦手な俺が、何故ミステリー作家として名を馳せている江戸川乱歩の作品を求めているかというと、単純に乱歩氏はミステリー以外にも色々書いているからである。
特に、エログロ系の作品が多く、またその評価もかなり高い。
『陰獣』や『人間椅子』などが特に有名だろう。
(ここまで広いと本一冊探すのにもヤケに時間かかるよな。江戸川乱歩、え、え、え。あ、ここか)
この時、俺は間違いなく浮かれていた。
様々なストレスの重圧から解放される兆しが見えたのだ。無理もない。
だが俺はこの時、決して油断などするべきでは無かったのだ。
念には念を入れて、自分の好みから外れていたとしても、ミステリー作家として名高い江戸川乱歩の作品など借りようとするべきではなかったのだ。
(お。短編集あるじゃん。……うん、これで良いや。んじゃ、とっとと借りてスーパーでドライイースト購入だ‼︎)
繰り返すが、この時の俺は間違いなく浮かれていた。
だからこそ、気づかなかったのだろう。
(受付カウンターは入り口の方だろ。んじゃ、とっとと借りて……っ⁉︎)
ーーー学校の『図書館』という場所で。
「きゃっ⁉︎」
「うおっ⁉︎」
ーーーよりによって『ミステリー作家』として有名な著者の作品を手に取るという意味を。
(地味に痛え。誰かとぶつかっちまったか)
突然の衝撃にたたらを踏む。バサリと音立てて手にしていた本が落ちる。
気分が高揚していたせいで、注意力が散漫になっていたのだろう。
どうやら本棚で死角となっていた角に差し掛かった際に、誰かと衝突してしまったらしい。
(ヤベ。とりあえず相手が誰だか分からないけど謝っとかねえと。面倒事の火種はどんなに小さくても見落とせない)
どうにか体勢を正し、とりあえず相手に謝罪をしようとした。
「……江戸川乱歩・短編集ですね」
「え?」
ーーーそして、何よりこの世界が『ようこそ実力至上主義の教室へ』の世界だという事を。
鈴の音のような声に導かれるようにして、俺はゆっくりと顔をあげた。
流れる銀髪。夜空のような深い群青の瞳。
細い手足に白い肌。
そして両手に抱える本の題名はアガサ・クリスティ著『ABC殺人事件』。
俺は目の前にいる『彼女』を認識したその瞬間、喉の奥がヒュッと音立てて閉まり、顔が青くなり。
何より高揚していたテンションが真っ逆さまに地に落ちた事を自覚した。
『図書館』×『ミステリー』+『よう実』
その答えが今、まさに目の前で、お目々をキラキラさせて立っているのだから。
「あなたもミステリーがお好きなんですか⁉︎」
(イヤあああああああああああああああああああああああああああああっ⁉︎)
関わってはいけないクラスナンバーワンであるCクラスの才女。
頭のおかしいドラゴンボーイから一目おかれる特急の爆弾フラグ。
『椎名ひより』と出会ってしまったのだ。
我ながら書いててこのオッサン馬鹿だな。と思いました。
追記
酒を密造する事は法律違反です。飲む、飲まない関係なく免許の無い人間がアルコール度数1パーセント以上の酒を密造する事は犯罪ですので真似しないで下さい。