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「ここ、本当に何処だ。」
この俺、那由多は草原で呆然としていた。
◻︎
10分前、俺はアルター王国からレジェンダリアに向かっていた。
(セーブポイント巡り。最後はレジェンダリアにしたけど、この光の霞ってあれだよな。<アクシデントサークル>でどっかに飛ばされると面倒だな。帰りなら別にいいんだけど。)
そんなことを思ったのがフラグだったのか、濃密な光の霞が別色の光を発し始めた。
「あっ」
俺は意識を失った。
◻︎
目が覚めると、俺はどっかの草原に倒れていた。
「死ななかったか」
見覚えないし、アルター王国の海側か?
そう思ってマップを開くと、
【繝ェ繝サ繧ィ繧ケ繝?ぅ繝シ繧シ邇句嵜・<???>】
とエリア名が表示されていた。
「ふぇぁ!」
文字化けしてる!?嘘だろ!ログアウトしないと!
次回復帰地点にセーブポイントを選択してからログアウトしようとするが、ログアウトの項目が反応しない。
「……どゆこと?」
とりあえず、ウインドウのアイテムなどは文字化けしておらず、現在地とログアウト、メッセージがおかしくなっていた。
「ここ、本当に何処だ。」
あまりの事態に呆然としてしまった。
ログアウトできないとか、ラノベかよ
「ところで、俺になんかようかな?」
後方から近づいてきた何者かに声をかけた。
それは執事服を着た老人の男性だった。
「失礼致します。私はセバスと申します。我が主人と会っていただきたいのです。御同行願えますか?」
「いいよ。但し、こっちから手を出すつもりは無いけど、殺されそうになったら殺すからね」
「承知致しました。ではこちらへ」
「そういえば、セバスさんて人?」
「いえ、私は竜人です」
「えっ、龍人ってことは黄河の出身?」
「いえ、違います。黄河とはどこなのですか?」
「最上位のドラゴンと人間のハーフを祖とする皇帝の一族によって統治されてる国で、自然と魔法技術がすごいんだよ。かつての【龍帝】が<UBM>を封印して誰でもその能力をつかえるようにした封印珠なんかがそうだね」
◻︎略
いろいろ話していると、墓地のようなものが見えてきた。
「セバスさんの主人って墓に住んでるの?蜘蛛の巣にかかるのは嫌なんだけど」
「ご安心を。我らがナザリックは、偉大なる御方々に相応しいところですので」
その御方々ってアンデットだけとか無いよね。まあ、俺が住むわけじゃないしいいか
「ふ〜ん。で、あそこの何処に行けばいいの?」
「我が主人は第6階層にてお待ちです」
「割と深いね。ちなみに直通のルートとかあるの?」
「いえ、ございません。徒歩での移動となります。」
「じゃあ、少し走って移動しよう。どんな道かわからないから、先導して」
「かしこまりました」
◻︎
(ふむ、私も全力で走っている訳ではありませんが、彼もまだまだ余裕がありそうですね。)
「止まってください」
「どうしたの?」
「今回はこの先にあるトラップを利用して、一気に移動します。私の後について来てください」
セバスさんはそう言って踏み出すと、光と共に消えていった。俺も後に続いた。
◻︎
そこは薄暗い通路が一直線に続いていた。
「この先に主人がおられますので、ここからは走らずに移動します」
「了解。」
闘技場が待ち合わせ場所ってことは、「俺と戦え」とか言われるのかな。益体のないことを考えていると、異形の集団が見えた。
◻︎(モモンガ視点)
「お客人をお連れしました」
「ご苦労、セバス」
やって来たのは、真っ赤な鎧武者だった。
「来てくれたこと感謝する。私の名は「シュウ⁉︎」モモンガ。シュウとは?」
「ごめんごめん。知り合いと同じ声だからびっくりしちゃって。よく見たら骸骨だし、語尾に『ホネ』ってつけてないもんね」
語尾が『ホネ』って。それにしても、本当に赤いな。兜は白黒だけど、陣羽織は炎の模様だし、鎧は赤いし火の粉がときどきもれてるし。火属性特化なら要警戒だな。
「俺は那由多。普段は天地で活動してるんだが、レジェンダリアに向かっていたら<アクシデントサークル>で飛ばされてな。気がついたら草原だったって訳だ。現在地はバグってるは、ログアウトできないは、で困ってたんだよね。」
「ログアウトっ!あなたはプレイヤーなのか」
「?… うんそうだよ。プレイヤーって呼び方こっちじゃ使ってなかったから混乱したよ。<マスター>って呼び方嫌いなの?」
「<マスター>? (もしかして)ゲームのタイトルは?」
「<Infinite Dendrogram>だけど、そっちは違うみたいだね」
「ああ、ユグドラシル<Yggdrasil>というんだか知らないか?」
「神話関連ならともかく、ゲームタイトルとしては知らないなぁ」
「そうか」
「えっと、そっちは、状況把握できてる?こっちはウインドウ関連のチェックしかしてない」
「スキルや魔法は使えたが、GMコールは出来なかったぞ」
「やっぱりか。これからどうする?」
「少し待ってくれ。先に皆へ指示を出す」
「どうぞどうぞ。端の方でスキルの確認してていい?」
「ああ、構わない」
彼は端によって行った。
◻︎
「お前達も聞いていたのならわかっただろうが、ここには我々とはまるで異なるところから飛ばされてきた者もいるようだ。我々の常識が通じるかわからない。十分に注意するように。それで、お前達に命じる。シャルティア。」
「はい」
「各層の警戒を厳重にせよ。〜〜〜(以下略)
◻︎
「待たせたな」
「全然。で、これからどうする?」
「とりあえず、お互いのゲームについて話さないか。互いのゲームの仕様は知っておいた方がいいだろう」
「そうだね。じゃあ俺から話すよ。<Infinite Dendrogram>通称デンドロの最大の特徴は、Infiniteの通り無限の可能性とオンリーワンが売りで、割と相性ゲーになってる。もちろん、相性だけじゃなくて地力の差も大きいけど、特定の状況・方法では無敵だとか、特定の状況・方法だと無敵じゃないとかあるから、相手の特性を把握しないと手も足も出ないこともあるよ」
「えっ。どうやって戦ってるんだ?」
「そりゃ、普通に戦ってるけど?自分のできる最善を探しながら、死力を尽くすのは当然でしょ。そうそう。ジャイアントキリングが得意な<マスター>もいるから気をつけてね。まあ、そうなる人はお人好しに多いから悪いことしなければ大丈夫じゃない?」
(えっ。こわ。戦闘狂?)
「こっほん。次はこちらだな。ユグドラシル<Yggdrasil>というゲームには豊富な種族と職業クラスによる無数の組み合わせが特徴だな。低レベルの攻撃は効かない場合が多いな。そういえば、レベルいくつだ?」
「この前、871になったよ。」
「そうか。… 871 ⁈」
「ごめんごめん。言い忘れていたけと、こっちのカンストは800だから」
「そんなに高いのか。… カンスト越えてるじゃないか!」
「超級職はレベル上限ないからね。その分なりずらいし、各一人しかつけないからなる方法が基本わからないんだよね」
(なんだそれ。無茶苦茶だな)
「それはゲームとして成立してるのか?」
「もちろん。レベル上限がないとはいえ、経験値がたくさん必要になるし、相手が強くてもそんなに増えないから、そうそう上がらないよ。」
「それでお前はどの程度の強さなんだ?」
「上の中か下くらいかな。上の上が桁違いに強すぎるから、よくわかんない」
「桁違いとは?」
「山とか消しとばしたり、AGI的には余裕で勝てるはずなのに、プレイヤースキルで手も足も出ないとかだね」
(あ〜。やっぱりそういう人いるんだ。)
「確かにすごいな」
「だいたい話したと思うし、そろそろ別行動で探索する?」
「ああ、そうだな。その前にお互いどの程度の強さなのか戦ってみないか?」
「願ってもないけど、俺前衛だよ?」
「ああ、戦うのは下僕の一人だ」
◻︎
「シャルティアよ。先程も言ったが、お前は離れて魔法による攻撃のみを行い、エインヘリアルが倒された段階で終了とする。油断するなよ」
「もちろんでありんす。このシャルティア・ブラッドフォールン、モモンガ様のため、全力を尽くすでありんす」
「審判はこの私、デミウルゴスが務めさせて頂きます。それでは、試合開始」
那由多は未だに刀を、抜かなかった。
「先手はどうぞ。本気で来てね」
「人間風情が。『清浄投擲槍』」
エインヘリアルは正面から飛び込み、シャルティアは上空からスキルを発動させた。
「《変異抜刀・光明一閃》」
那由多はエインヘリアルを切り捨て、なんらかの物体で清浄投擲槍を防いでいた。
「うわー、速いね。びっくりしたから、一撃で決めちゃったよ。俺の5倍くらいかな」
「なぜ、反応できたでありんすか」
「慣れだよ、慣れ。もっと速い相手と戦えば、、5倍くらいどうとでもなるよ。それにしても、物足りないよね。もう一戦しない?」
「今度こそ「そこまでだ」モモンガ様なぜ止めるのでありんすか」
「これで相手の実力もある程度わかっただろう。これ以上、手の内を晒す必要はない。那由多も構わないな」
「出来れば戦いたかったけど、そっちの都合に合わせるよ。無理強いはしない主義だから」
(やっぱり戦闘狂か)
「入り口までセバスに送らせよう。では、さらばだ。」
「じゃあね〜」
2話を書こうとして、もうすぐ6ヶ月。
正直このレベルですら、書ける気がしないです。
この小説について
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読めない
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話の内容がわからない