大人気バンドの人見知りなキーボード担当と俺の秘密の日常~冬真と燐子のシークレットカップルライフ~   作:小説家やっさん

5 / 6
えークリスマスもだいぶ過ぎ、もう大晦日ですね....
大遅刻ですが、クリスマス編お届けします。


クリスマス番外編 冬真と燐子と聖なる夜

 クリスマス...それは年に一度カップルたちで夜が賑わう日だ。そんな幸せな時間を過ごす者がいるようにそんな存在を妬む者も存在している。

 そう。去年までは俺も街を行きかうカップルたちを亡き者にしてやりたいと思っていた非リアの一人でした。だが今年は違う。俺には最高の彼女燐子ちゃんがいるからな!この間誕生日を祝ってからずっとこの日を楽しみにしていた。2か月かけて俺はクリスマスデートの計画を立て、先日燐子ちゃんにクリスマスデートのお誘いをした。そして返ってきた返事がこちらだ。

 

 『トーマ君、クリスマスのデートのお誘いありがとう♪でもごめんなさい(´・ω・`)クリスマスはroseliaのみんなでクリスマス会を行う予定なんです(´;ω;`)ウゥゥ』

 

 ……デスヨネー

 人生っていうのはうまくいかないものだよね。まぁなんとなく予想はついていたけど...今年もクリぼっちかぁ...燐子ちゃんと性なる....じゃない聖なる夜を過ごしたかったなぁ.....

 

 

 同時刻、roseliaクリスマス会会場。

 

 (いいんですか白金さんトーマ君のところに行かなくてトーマ君寂しがっているんじゃないんですか?)

 

 (お気遣いいただきありがとうございます氷川さん。でも、私1人断ったら怪しまれてしまいますし....)

 

「んー?どーしたの?2人とも?そんなところでこそこそ話してて~あ、まさかトーマのこと?☆」

 

「い、今井さん!そんなことじゃないですし声大きいです!」

 

「へ~そんなに慌ててるってことはさては燐子図星だな~☆」

 

「違いますから!」

 

「またまた~☆燐子顔赤くなってるよ?」

 

「うぅ...今井さんってば意地悪ですね....」

 

「あははごめんってそれより紗夜も言ってたけどトーマの所に行かなくってよかったの?トーマすんごい張り切ってた様子だったよ?」

 

「えぇ...トーマ君には別日に会おうとは話してありますしトーマ君も納得していたようですから....」

 

「もう!燐子ってば後悔が顔に出てる!ほらこっちはもういいから今からトーマに連絡してトーマの所行ってきなよ!ゆきな~!あこ~!燐子、用事があるから帰るって~!」

 

「ちょっ、ちょっと今井さん!?何言ってるんですか!?」

 

「ほら燐子!早くトーマの所に行ってきな!」

 

リサに急かされるように燐子はクリスマス会の会場を後にする。最初は戸惑った燐子だったが、リサの厚意に甘えることにし、トーマに連絡するのだった。

 

「あぁ.....俺の完璧なクリスマスデートが....2ヶ月も頑張って計画したのに....しょうがないよね....燐子ちゃんには燐子ちゃんの時間があるもんね....」

 

(ねぇ....お兄ちゃんどうしたの?あたし帰ってきてからこんな調子だけど.....)

(彼女さんをデートに誘おうとしたら友達のクリスマス会があるからって断られたんだって)

 

(うわーそりゃショック受けるよねー)

 

「来年こそは.....来年こそはデートを行うんだ....」

 

ピロンとトーマのスマホに通知が届く。

 

「なんだ?スパムか?えーとどれどれ....ってなんですと!?」

 

「お兄ちゃん急に大きい声出さないでよ!」

 

 「俺、ちょっと外出てくる!」

 

 「お兄ちゃん!?どこ行くのこんな時間に!」

 

 「帰ったら教える!」

 

「あまり遅くならないようにね~」

 

 トーマのスマホに入ったのは燐子からのLI〇Eだった。あまりの嬉しさに冬真は勢いよく家を飛び出していった。

 

「ごめん!待った?」

 

「ううん大丈夫だよ?それよりごめんね?こんな時間に....」

 

「全然大丈夫!それより燐子ちゃんよかったの?Roseliaのみんなとクリスマス会だったはずじゃ....」

 

「今井さんが気を遣ってくれて.....」

 

サンキューリサ!このお礼はいつかしてやるからな!

 

「それでこれ....トーマくんにプレゼントなんだけど....」

 

「え!?ホントに!?嬉しいよありがとう!」

 

「じゃ、じゃあ俺からもこれ...」

 

「え....私に?」

 

「女の子にどんなの渡したらいいか分からなくってさ...無難なマフラーと前に欲しいって言ってたNFOグッズだけどね...貰ってくれるかな?」

 

「もちろん....だよ?えへへ....トーマくんからのプレゼントだ....」

 

「せっかくだし駅前のイルミネーション見に行こっか」

 

「うん!って....これ雪?」

 

「ホワイトクリスマスかぁ....ロマンチックだね」

 

(ほほぉ....トーマと燐子ラブラブじゃ~ん☆ほら紗夜も見なって)

 

(し、しかしこれではまるで盗み見てる感じで申し訳ない気持ちが....あ、今井さんもう少し屈んでください)

 

(ちょっ!?紗夜!?これ以上屈むのは無理!)

 

「うわぁぁぁ!」

 

「い、今井さん....氷川さん....こんなところで何してるんですか....?」

 

「おい、リサ、紗夜....お前ら何時からそこにいた...」

 

「い、いや~燐子が帰った後すぐにお開きになってね~紗夜とイルミネーションでもってここ通ったらたまたま2人がいたからつい.....えーとじゃ!逃げるよ紗夜!」

 

「今井さん!?ちょっと待ってください!」

 

「待ちやがれ2人ともォォォォ!」

 

俺と燐子ちゃんの2人だけのクリスマスになるのはまだまだ先のようだ。




皆様今年もありがとうございました
来年もよろしくお願いいたします
次回は本編更新します...多分
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。