大人気バンドの人見知りなキーボード担当と俺の秘密の日常~冬真と燐子のシークレットカップルライフ~   作:小説家やっさん

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お久しぶりです。
ネタが思い付かなかったのとリアルがそこそこ忙しかったので更新遅れました。
今回からついに本編ですがまずはりんりんの周辺キャラを会わせようということでヒロインのりんりんの出番はほぼありませんご了承ください


交際1年目
第四話 冬真と紗夜


俺と燐子ちゃんが秘密の恋人となってから1週間が経過した。あれから俺達は秘密の恋人という関係ということもそうだが燐子ちゃんはRoseliaの練習やライブに生徒会の仕事でいそがしいのと、俺も俺で最近バイトを始めたことでお互い会えない日々が続いている。

そして今も学校からチャリを漕いでバイト先に向かっている途中だ。

 

「はぁ~久しぶりに燐子ちゃんに会いたいな~」

なんて愚痴をこぼしていたらタイミングよく燐子ちゃんから連絡が来た。

 

『トーマくんは今日もバイトかな?どんなバイトかは分からないけどq(*・ω・*)pファイト!』

 

ありがてぇ....LI○E1つ送ってくれるだけでも俺元気出てくるよ燐子ちゃん.....

燐子ちゃんに元気を貰うとバイト先にたどり着いた。俺のバイト先はコンビニエンスストア『NOWSON』だ。

 

「ちわーっすお疲れ様でーす」

スタッフ用の入り口に入り控え室に入るとちょうど休憩に入っていたであろう先輩が俺に気付いて挨拶してくれた。

 

「お~トーマくんおつかれ~」

 

挨拶してきたのは白髪というべきかそれとも銀髪というべきか不思議な髪の色をしたマイペースな性格の少女青葉モカさんだ。

彼女は両手でパンを持ち幸せそうに頬張っていた。

「あれ?今日はモカさんだけなんですか?」

 

「そ~なんだ~リサさん今日は用事があって休みなんだって~最近リサさんと会えなくてモカちゃんさびしい~」

 

「へぇ~そういやモカさんってリサさんと仲いいですよね?なんかきっかけとかあるんですか?」

 

「ほほ~モカちゃんとリサさんの運命的な出会いのことが知りたいんですな~長くなるけど大丈夫~?」

 

「あ、ならいいです....」

 

「しゅ~ん」

 

数時間後、バイトも終わり、俺はモカさんと別れ、帰路についていた。

 

「あ、そういや、今日発売の雑誌にRoselia特集があるんだよな後ゲーム誌にNFOのアプデのことも載ってるんだった。買って帰るか」

 

「おっ、あったあった。あぶね~最後の1冊か...」

 

と、ゲーム誌に手を伸ばそうとしたと同時に別方向から伸びてきた手を触れあった。

 

「あっ、すいませ....って、ええええええ!?」

 

手が伸びた方向に顔を向けるとそこにいたのは燐子ちゃんと同じく『Roselia』のメンバーでギター担当の氷川紗夜が立っていたのだ。

 

「.....なんですか?人の顔を見ていきなり大声で叫んだりして。他の方に迷惑ですよ?」

 

うわ~怖え~いざ目の前で対面するとマジで怖え~

 

「あー、すみません知り合いに顔が似てたもので....」

 

「そうですか....ところで貴方もこの雑誌を?」

 

「え?あぁはいNFOのアプデのことが載ってるんで。あぁでもいいよ最後の1つだし、あなたが買ってください」

 

「よろしいんですか?」

 

「アプデのことをしりたいだけだったからいいよ。友達にでも聞くから。」

 

「な、ならお言葉に甘えて買わせて頂きます」

 

彼女が会計を済ませようとしてる間に出ていこうとしたところ、彼女に呼び止められる。

 

「あ、あの!雑誌譲っていただきありがとうございます...」

 

「別にお礼いわれるようなことはしたつもりはないけどな」

 

「それでも、私が言いたいんです。私は氷川紗夜と言います。貴方は?」

 

「柊木冬真だ。しがない普通の高校生であり、あんたのバンドのファンだよ」

 

「....!?まさか私のこと知ってて!?」

「そういうこと。じゃーな」

 

「ま、待ってください!」

 

「何?」

「あ、あの....またお会い出来ますか?」

「どうして?」

 

「お礼は要らないと仰ってましたが、やはり何かしらのお礼がしたいので」

 

....お礼がしたいかぁ....どうするかなぁ。これ見方によっては浮気になるでしょ?でも厚意を無駄にするわけにもいかんし....

 

「分かったよ。だが、条件がある。」

 

「条件?」

 

「そう。会うならここじゃなくて別の所に行こう。ちょうど行きたい所があったからそこに連れてくから」

 

「分かりました。では、日程については後ほど連絡します。」

 

紗夜とLI〇Eを交換し、そう言うと紗夜は駅の方へ歩いていった。

 

これ燐子ちゃんにバレたら修羅場になりそうだな .....

 

 

同時刻。燐子の家。

 

課題に取り組んでいた燐子の元に親友宇田川あこからチャットが届く。

 

『ねーりんりん?最近練習にもNFOにも出てないけどどうしたの?リサ姉も紗夜さんも心配してたよ?』

 

『ごめんねあこちゃん。最近色々と忙しくて....』

 

『そうなの?まーりんりんももうすぐ卒業だし大学に行くもんね~』

 

『うん....それに次の生徒会長のこともあって練習に顔出す時間が無いんだ。落ち着いたらまた行くから。』

 

『うん!あこ、待ってるからね!じゃあ、りんりんおやすみ!』

 

『うん.....おやすみ....』

 

「ごめんねあこちゃん。生徒会長のこと以外は嘘ついちゃった....」

 

「トーマくん....どうしてるかなぁ....」

 

 

 

次の日、俺は昨日のこともあり、あまり眠れなかった。だって燐子ちゃんという世界一可愛い彼女がいるというのに彼女のバンド仲間の女の子(しかも超美人)とお出かけだぞ!?これ端からみたら浮気だよ!?バレたらなんて言われるかわからない以上燐子ちゃんにも話せねーよ!

 

そんなことを考え頭を抱えていると燐子ちゃんからチャットが届いた。恐る恐る開くとチャットにはこう書かれていた。

 

『トーマくん。最近どう?しばらく会えてないからさ...今度の土曜日遊びに行かない...?』

 

...なんだと、り、燐子ちゃんからお出掛けのお誘いだと!?

こ、これは了承するしかねぇ!?ありがとう神様!神様はちゃんと俺が真っ当な人間だと思ってくれてたんですね!

早速燐子ちゃんに返信し、るんるん気分で学校に向かっていると紗夜から連絡が届く。

 

『柊さんおはようございます。氷川です。先日のお礼ですが、今度の土曜日買い物に付き合って頂けますでしょうか?ご都合よければお返事お待ちしております。』

 

....え?今度の土曜日....燐子ちゃんとの約束がある日だよな...?

 

こうなれば仕方ない。誘われたからには断るわけにもいかない。燐子ちゃんとのお出掛けを午前中、紗夜との買い物を午後にすればなんとかなる!

やってやるぞ!ダブルデート!

 

...ってこれ他人からすれば2人の女性に同じ日に会うってクズ男だよなぁ今の俺....

 

 

 

 

 

 

 

 




次回はなるはやで書きます。
ダブルブッキングデート編お楽しみに
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