題名の無い物語   作:扶桑畝傍

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第5話

沢沿いに歩く事そこそこ

「お?柵?」

「な~に~?」

「あぁ、多分街か?柵が見えたんだ。」

「あ。」

「あ?」

「まちにはいるのにおかねいるかも。」

「なんですと?」

「ぁ~・・・ギルド登録ですか。」

「えぇ、その筈だったんですけど、

 野党とやり合って、あはは。」

こそっと盗賊?野党・・・失礼、夜盗からパクった

『金貨』を受け渡す

(ちょっ!?公国金貨っ!?)

(公国?)

(今のこの一帯を統括している国家ですよ!!)

(へ~、後で時間あるかな?

 情報が欲しいんだ、なにせ、

 辺境から来たばかりだから、

 知らない事だらけでさ)

(そ、それでしたら、

 そこの小道に喫茶店があるので

 そこでお待ち下さい)

「へぇ。」

ぞわっ!?

「ひっ!?」

「ちゃんとした喫茶店なんだよね?」

「は!?はひぃ!!それはもちろん!!」

(あ、またぱぱ怒ってる?)

「ぱ~ぱ、おなかすいた。」

「ぱ・・・ぁ~、そうだな、

 その喫茶店で待っている、

 頼めるかな?」

「はい!!直ぐに代わりの人間にここを任せます!!

 行きます!!今すぐ行きます!!」

喫茶店

「取り敢えず日替わりで、

 水はあるかな?」

「日替わりと水で、

 公国銅貨20枚だよ?」

「はい、銀貨しか残って無いから、

 これでお釣り貰える?」

更にウエイトレス?さんに、銀貨を一枚受け渡す。

「え?ちょ。」

「わりと早めに持って来て貰える?

 うちの子、お腹空かしてるからさ。」

「はい!特急でお持ちしますね!!」

「おい、兄ちゃん?なにしてんだ?」

「あ?」

へぇ、普通の服?らしいヤツが声を掛けて来た

「そいつ奴隷だろ?俺にも遊ばせろよ?」

あ、いけね、つい

「おごごごごっ!?」

野郎の顔を掴み持ち上げる

「生憎、この子は俺の娘だ、奴隷を撤回しろ?」

「でっがい?」

ん~、もうちょい力を込めていいかな?

「あがががっ!?」

「お、お待たせしま、した。」

「あぁ、ウェイトレスさん、娘を先に、

 あと、涎、拭いてあげてくれる?」

「あ、あはは、はい、娘さん、お口拭きますよ?」

「む~・・・ナビット、

 わたし、サカシオ・F・ナビット、

 娘さんはなまえじゃない。」

「お、おや、御貴族様でしたか。」

「まぁ、廃嫡したけどな、

 それなりに繋がりはあるぞ?」

(って、言っとけばそれなりの牽制になるかな?)

あちこちから

げ、御貴族様がらみかよ

くわばらくわばら

それにしちゃぁ、似てない親子だな?

「はぁ、俺も腹減った、あんたは?」

「ぶはっ・・・はぁ、はぁ、御貴族様がらみは勘弁だ、

 どうすれば、見逃してくれる?」

「・・・情報だな、

 門番のヤツもそろそろ来る筈だから

 そいつも含めて情報を売って欲しい。」

「情報?」

「あぁ、辺境だったからな、この辺は疎いんだ、

 情報一つで銅貨50でどうだ?」

「一つでって・・・内容も聞かないで

 どうだって言われてもよ。」

バタバタと誰かが入って来る

「お、お待たせしました!!」

「あぁ、丁度良かった、って、お姉さんでしたか。」

「あ、はい、すいません、

 門番である以上、

 ああした態度を取らないといけませんので。」

「なるほど、

 さて、門番さんと、お兄さん、

 どれだけの情報を売って貰えるかな?」

ぁ~もぐもぐ食べるナビットが可愛い~

 

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