日本皇国浪漫録   作:日本皇国浪漫録製作委員会

17 / 19
第7話「絶対防衛」

2月2日午前11時13分

哨戒艦がレーダーで艦隊の艦影を発見した。このことはすぐに司令部に伝えられ、皇国艦隊が横須賀から出港した。

空母「加賀」を中心に戦艦「長門」、「比叡」も出撃。日米英エストポリア連合艦隊計16隻で航行している。偵察をするためホークアイが向かった。

 

正午12時38分

連合艦隊は哨戒艦が艦隊を捉えた最終補足位置にまで到達。その時ちょうどホークアイが敵艦隊を発見した。

ホークアイによると敵艦隊は連合艦隊から106km離れた海域を航行。そして艦隊は2艦隊に分かれており、第1艦隊は空母1隻、戦艦と思わしき大型艦が3隻。巡洋艦4隻、駆逐艦、フリゲート艦と思わしき艦が11隻。そして第1隊から東に34km離れた地点に第2艦隊がいる。

そして敵第1艦隊の上空を敵機と思しき航空機が6機ほど飛行している。

皇国艦隊はアウトレンジ戦法により敵艦隊を撃破することにした。駆逐と巡洋艦から対艦ミサイルが発射された。

これに反応した敵艦隊も練度が高く発射された対艦ミサイル数十発の内8発を既にミサイルで迎撃し撃墜している。更にCIWSや対空レーザーで5発を撃墜。しかし残りの3発は撃墜することができず、1発不発したものの、2発が駆逐艦1隻に命中。沈没した。

そこで皇国艦隊は潜水艦3隻を敵の進路付近に配置させ、誘い込み魚雷による攻撃のあと敵の混乱に乗じて沿岸と皇国艦隊、空母艦載機からの対艦ミサイルによる飽和攻撃で撃破するという作戦をたてた。

ここで潜水艦3隻を敵艦隊の進路上に配置するため先回りさせた。

 

午後1時03分

先回りをして位置についた潜水艦3隻が敵艦隊を捕捉した。航空部隊からの偵察と連絡により正確な敵艦隊の位置を掴めていたため、撃破しやすい位置につくことができた。

5分後、敵艦隊がキルポイントにまで来た。その瞬間3隻の潜水艦から一斉に4発ずつ、合計12発の魚雷が敵艦隊に向けて発射された。敵艦隊はこの魚雷をすぐ様探知し回避行動やデコイを発射した。しかし12本中7本が命中。駆逐艦3隻撃沈、巡洋艦1隻航行不能、戦艦1隻中破。

しかし敵艦隊も黙って見てはいなかった。潜水艦の位置を特定し、何らかの対潜攻撃を仕掛けてこようとしていた。

潜水艦3隻は素早く離脱を試みるもそううまくは行かなかった。とうとう敵艦隊に発見されてしまったのだ。敵艦隊の駆逐艦からミサイル、魚雷が発射された。

潜水艦の全力の回避でなんとか魚雷の直撃コースから外れたがミサイルは違かった。ミサイルを迎撃する手は無いため運に任せるしか他ない。着弾まで40秒。駆逐艦は追い討ちとしてまた対潜ミサイルを発射した。その瞬間、一気に対潜ミサイルが爆発した。

皇国艦隊だ。対空ミサイルで対潜ミサイルが水中に突入する前に撃墜することができた。そして対艦ミサイルで敵艦隊を撃破した。

戦果として駆逐艦10隻撃沈、1隻大破。巡洋艦3隻撃沈、1隻航行不能。戦艦1隻撃沈、2隻中破。空母1隻大破。その後、敵艦隊司令官が降伏宣言である白旗を自ら掲げ降伏した。

臨検隊が敵艦を完全に制圧させるため乗艦。小火器を持ったゴッターライヒ兵が抵抗し戦闘が発生したがすぐに制圧された。

司令部にもこのことが伝えられ次に上陸部隊の撃破が命令された。

「こちら司令部。よくやった。敵は九十九里浜に上陸。敵は数が多く味方は苦戦を強いられている。援護と撃破を頼む。」

皇国艦隊は敵上陸部隊を撃破するため一旦増援としてフリゲート艦2隻を捕縛した敵艦隊監視のため置かせた。

一方ゴッターライヒ第四帝国軍は千葉県の九十久里浜に大部隊で強襲上陸。関東全域に住民の避難命令が出され、街にはサイレンが響いた。

敵艦隊から発射された巡航ミサイルの攻撃を受けていたが九十久里浜の地下要塞の被害は軽微だった。そして空軍と海軍航空隊は既に攻撃に参加しており、多数損害が出ている。しかし、対艦ミサイルで攻撃し輸送船、戦闘艦を数隻沈めている。

陸でも対艦ミサイル発射機が応戦。岸に接近する舟艇を撃破していった。

だが敵の数は多く、遂に歩兵だけでなく装甲部隊の上陸を許してしまった。戦車、装甲車、兵士が一気に降りて防衛部隊に攻撃する。そして水陸両用装甲車が歩兵部隊をどんどん上陸させていく。

それを防衛部隊は対戦車ミサイル、機関銃、迫撃砲、榴弾砲を駆使し敵に大損害を与えた。

しかしゴッターライヒ第四帝国軍の練度は高く、装甲部隊を盾に機関銃陣地や塹壕を制圧する。防衛部隊は抵抗を続けるも遂には要塞の地下通路への侵入を許してしまう。侵入したゴッターライヒ軍が次々と制圧していった。これにより連合軍は劣勢となってしまった。

「HQ!HQ!こちら九十久里浜防衛隊!敵の攻撃は苛烈!至急増援を!」

「こちらHQ、今そちらに機甲科部隊と1個歩兵連隊、皇国艦隊が向かっている。持ちこたえろ。」

「ダメだとても持ちそうにない!敵は数十万人と数百両の装甲部隊だ!撤退の許可を。」

「HQ了解。撤退を許可する。第2防衛線まで後退し、そこで増援と合流しろ。」

「了解、撤退します!」

九十久里浜を防衛していた皇国軍、米海兵隊は撤退を開始。敵は装甲部隊で追撃するも味方航空部隊の援護と攻撃で追撃を諦めさせた。撤退した皇国軍と米海兵隊の防衛部隊は陣地の構築が完了されていた第2防衛線で戦力を整える。

そして増援部隊も到着したため防衛する戦力として十分揃った。

 

午後15時18分

皇国艦隊は偵察機と衛星からの情報で敵上陸部隊とそれを援護する揚陸艦と艦隊の位置がわかった。皇国艦隊は対艦ミサイルの射程圏内まで近づき発射。空母からも艦載機を24機を発艦させた。

また戦艦長門、比叡は主砲による攻撃(新型の砲弾で70km以上離れていても精確に目標に直撃できる。)で揚陸艦を撃沈した。艦載機は上陸部隊を爆撃。対艦ミサイルは護衛艦艇を撃沈した。生き残った艦は敗走したが追撃はせず、上陸部隊の物資集積所になっている海岸を砲撃することにした。

海岸についた皇国艦隊は戦艦長門、比叡と他の巡洋艦、駆逐艦が対地攻撃を開始した。砲撃により弾薬、燃料、食料、そして警備していた部隊に大きい被害を出した。これで敵上陸部隊は戦闘継続が困難となった。

 

2月4日午前4時58分

戦闘継続が不可能となった敵の上陸部隊は陸に取り残されていた。九十九里浜は皇国軍が占領。ゴッターライヒ軍は1個大隊規模が捕虜となった。そして占領後完全にゴッターライヒ軍を包囲した。

残ったゴッターライヒ軍は2個連隊規模で偵察機の情報から大規模突撃を仕掛けようとしているのが分かった。簡易な砲兵陣地が作られていたため航空部隊が叩こうとした。しかし間に合わなかった。

砲撃が始まり皇国軍陣地に砲弾の雨がが叩き込まれた。着弾と同時に伝わる衝撃波とその爆発音が寝ていた兵士達の目を覚まさせる。大口径砲の砲撃だ。ゴッターライヒ軍は250mm榴弾砲、対地ミサイルでの攻撃を行った。

この攻撃で多数のトーチカなどが破壊されるも被害は負傷者程度で済んだ。

30分に及ぶ攻撃が終わると敵装甲部隊が現れ突撃を敢行してきた。

防衛部隊の戦車が応戦し激しい戦車戦が開始された。味方対戦車ヘリの支援もあり敵装甲部隊は中々進むことができず撤退を開始した。一旦の防衛が成功した皇国軍と米海兵隊であったが戦車を含めた18両の戦闘車両が撃破されてしまった。

敵はこの突撃で戦力が削がれたと考えた皇国軍は更なる追い討ちをかけるため増援を要請。HQはエストポリア軍1個戦車大隊と2個歩兵連隊、1個砲兵中隊を送った。完全な包囲網と攻撃部隊が編成された。

 

2月5日午前6時00分

連合軍から攻撃が開始した。戦闘爆撃隊が敵の連隊司令部と砲兵陣地を爆撃。そして15機のアパッチが敵戦闘車両、支援車両を破壊した。その後、戦車部隊と歩兵部隊が一気に攻め込んだ。予想以上に敵の抵抗が激しく、戦車相手に白兵戦を仕掛けて来るなど狂気だった。

攻撃開始から3時間後、ゴッターライヒ軍は圧倒的戦力に勝てるはずも無く、1000人以上の戦死者、負傷者を出し、500名が捕虜となった。更に偵察と捕虜への尋問によりとある1つの集落に2個小隊が最後の抵抗をしていることが分かった。

最初にA-10攻撃機が爆撃で建物を破壊していった。そして3機の04式対戦車ヘリが前進する戦車4両、歩兵戦闘車1両と歩兵部隊を援護していた。

部隊が集落に突入すると辛うじて倒壊していない家屋の窓から銃撃された。対戦車ロケット弾が発射され戦車に命中する。履帯が破壊された。しかし歩兵戦闘車に狙い撃ちにされる。そして後続の戦車にも撃たれる。この調子で皇国軍は最後の敵部隊を撃破していった。最終的にゴッターライヒ軍は艦隊と数万の兵士を失った。

 

2月8日

ゴッターライヒ軍の上陸作戦が失敗してから3日目。皇国軍により放棄された兵器は鹵獲された。例えばマウス2超重戦車や多脚戦車などがアメリカのアバディーン性能試験場に運ばれた。

そして旭日国防衛司令官にある情報が伝えられた。それはゴッターライヒ軍が再度旭日国侵攻を企てているということだ。しかも同盟国であるランバー王国、ローディーン帝国、タルス帝国が参戦することになった。

 

3月2日午前5時23分 宮城県仙台市仙台基地付近

明朝、日が上り曇っていた天気が晴れていく。一人の哨兵が基地の近くにある浜辺でタバコを咥え、銃を片手に持ち見張りをしていた。

ヴヴヴゥーーーーー

「ん?なんだ?」

レシプロエンジン特有のあの動物の唸り声ような音が聞こえてくる。海の方からぼんやりと黒い物体が高度数千mを15機で編隊を組み飛行しているのが分かった。

「あれは…。敵か?あんな形の味方航空機は見たことがねぇぞ…。」

哨兵は基地に戻り上官に報告。そしてその上官は基地司令官に報告した。

「何?敵機が?そんな馬鹿な………。第一、防空レーダーに何も反応がないのだろう?見間違いじゃないのか?」

「いえ、外にいる皆が言ってます。早く司令部に伝え出動させるべきです!」

「分かった。とりあえず外に行く。」

基地司令官が外に出ると遠く高く飛行しているレシプロエンジンが何基もついた巨大な飛行機がいた。

「大尉…。司令部へ連絡!クソッタレナチ共が空からやってきた!基地の部隊にも出動させろ!」

「了解!」

基地内には警報が鳴り、部隊は配置につく。すると飛行船からミサイルが放たれ基地に着弾する。

「HQ!こちら宮城防衛部隊!敵が現れました!」

「こちらHQ、もっと具体的に頼む。」

「デカい飛行基地だ!15機のデカい飛行機が来やがった!攻撃されている!」

「HQ、了解。増援は必要か?」

「外はミサイルの雨だ!撃墜してほしい!」

「HQ、了解。松島基地から戦闘機をあげる。」

「了解!頼んだぞ!」

この見たことのないデカい飛行機、正式名称Hs-511カタストローフェ(天災の意)空挺輸送機は例えるならイギリスの爆撃機バルカンを全長:70m、全幅28mで主翼が4枚に2基ずつレシプロエンジンを搭載した空中戦艦にしたと言っていい。武装も防衛火器のそれぞれ4基の対空機関砲とミサイル発射機が機体内に格納されている。そして40発もの爆弾類を搭載でき、爆撃機としての能力もあった。そして何よりもゴッターライヒ軍が素材を最高機密としている特殊ステルス装甲だった。重すぎてこのような大型機にしか取り付けていないがこの装甲のおかげでどんなレーダーにも完全に映らないという代物だった。

そんなHs-511が15機宮城に来襲したのだ。

松島基地の滑走路から14機の迎撃機が上がり、宮城を防衛しに向かった。

 

午前5時57分

14機の迎撃機がAWACSの支援の元、来襲したHs-511をレーダーで捉えた。ミサイルの射程圏内に入りミサイルを発射した。

しかし防衛火器にミサイルを数発撃墜される。それでも残りの数十発は命中した。

…………にも関わらずHs-511は何事もなかったかのように悠々と飛行していた。Hs-511の特殊ステルス装甲はミサイルを耐えたのだ。

迎撃隊は混乱した。高威力のミサイルを耐えるなどありえないと。しかし現実には耐えている。ミサイルを再度発射する。流石に耐えれなかったのか1機が炎に包まれ海へ墜落した。

それでもまだ14機が残っている。迎撃隊は残りのミサイルを発射。3機を撃墜。合計で4機を撃墜した。そして20mm機関砲で攻撃するが全く歯が立たなかった。まるで20mm機関砲弾が豆鉄砲のようだった。しかも防衛火器で2機の僚機が撃墜された。

迎撃隊は補給のため帰投した。

 

午前6時12分

Hs-511から落下傘部隊が次々と降下していた。降下猟兵だ。

ゴッターライヒ軍の空挺部隊である降下猟兵は優秀なエリート部隊だ。着地するやいなや攻撃を開始した。やはりエリート部隊、空挺戦車などを駆使し防衛部隊を撃破。捕虜になった兵士は尋問されるでもなく即射殺された。

仙台市の半分を制圧されたが防衛部隊に加わり訓練された旭日軍1000名の善戦で敵は前進をやめた。

その代償として旭日軍は大きな被害を出しており200名の死傷者を出した。

また偵察機からの情報で推定800名と12両の空挺戦車、6両のジープが確認された。Hs-511は一時帰投したが再度現れると予想し哨戒機の数を増やした。

 

3月3日

やはりHs-511は現れた。しかも70機の大編隊だ。哨戒機は宮城防衛司令部に連絡後、通信が途絶えた。そして別の哨戒機から戦闘機と思しき機影が多数確認された。

空母機動部隊から戦闘機22機、4つの空軍基地から34機が迎撃に向かった。またイージス艦、巡洋艦、戦艦も迎撃のため宮城沿岸に展開した。陸ではパトリオット、06式中SAM、14式短SAMが展開された。

そして迎撃隊がダイブして編隊に突っ込む。ミサイルを一斉射した。もちろん装甲は1発目は耐えたが今回は数が多く11機撃墜した。敵護衛部隊が迎撃隊と交戦する。しかし迎撃隊より数が少なく物量で押された。

と言ってもまだHs-511は59機残っている。何よりも装備されている自衛火器が厄介だった。このCIWSのような火器は二連装20mm機関砲4基は精確に友軍機を捉え撃墜する。既に8機が撃墜された。

そして後は迎撃艦隊に任せ、迎撃隊は帰投した。

迎撃艦隊の旗艦長門は多数の巡洋艦と駆逐艦をつれてHs-511を迎え撃つ準備をした。

そしてミサイルの射程圏内に入り、友軍機が退避したのを確認。対空ミサイルを一斉射した。50発に及ぶミサイルがHs-511の編隊に突っ込んで行く。Hs-511はチャフと20mm機関砲の弾幕でミサイルを迎撃する。しかし50発全弾を撃墜できるはずもなく、28機が撃墜された。その後も艦隊は絶え間なく対空ミサイルを発射。猛烈な攻撃でHs-511の編隊はとうとう散り散りなってしまい1機ずつ撃墜されていった。

残りの16機は仙台市上空に到達するも地上からの対空ミサイルでまた8機が撃墜された。その間生き残った8機は降下猟兵の降下に成功するも帰還途中に迎撃隊による攻撃で6機撃墜。最終的に63機撃墜。5機行方不明。2機帰還という結果となった。

また、3機程が仙台市に不時着しており、2機は先に降下した部隊に救出され合流したがもう1機は皇国軍側に不時着。降下猟兵を拘束後、Hs-511も回収された。

 

3月7日

しばらく降下猟兵部隊との睨み合いが続いたが皇国軍が遂に作戦を開始した。部隊を展開後、戦闘爆撃隊による空爆を行った。仙台市の北側から2個機甲中隊と1個歩兵連隊を南進。西側から1個歩兵大隊と1個砲兵大隊が東進を開始。西南から2個歩兵中隊が対戦車ヘリ部隊が、南側から1個機械化歩兵大隊北進を開始した。また旭日国陸軍の精鋭である呑龍騎兵隊も参加した。事前の空爆と航空支援のもと、包囲する形で降下猟兵部隊と交戦する。降下猟兵部隊の戦力は1個連隊規模。彼らは地形や建築物を有効に利用しながら防衛をするがやはり数が圧倒的に足りない。数少ない空挺戦車とジープも対戦車ヘリ部隊の攻撃で破壊。皇国軍戦車部隊が3両と交戦。装甲車1両が撃破されたが反撃し空挺戦車3両とも撃破した。また砲兵による砲撃で物資集積所が爆発した。補給のできなくなった降下猟兵部隊は次々に投降。その約半数が戦死、負傷或いは捕虜になった。

最後に残った降下猟兵部隊は道が狭く民家が密集した地域に立てこもった。しかし旭日国陸軍の呑龍騎兵隊が60人が旭日国の刀である旭光刀を装備し突撃。騎兵隊隊長の「抜刀!!」の掛け声で60人がゴッターライヒ兵士に斬りかかる。

恐ろしい切れ味の旭光刀は腕、首は簡単に斬れる。その素早い剣術で銃を構えたゴッターライヒ兵の腕を切断。ゴッターライヒ兵はこれに恐怖し最後に残った降下猟兵部隊は降伏した。

これにてゴッターライヒ軍の旭日国侵攻は完全に失敗に終わった。

 

3月13日

旭日国は自由主義による反抗同盟に加盟。そして旭日国政府は交渉でレアメタルなどの資源輸出、軍の駐留、食料支援を行うことを約束。皇国は技術提供、兵器輸出、訓練支援を行うことを約束した。

 

4月2日

アメリカ、日本皇国、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、カナダ、イタリア、エストポリア、カナリアス王国、ミレステリア共和国、アーフェン公国、ルーン共和国亡命政府がエストポリアの首都カルカの自由主義による反抗同盟本部に集った。今後のゴッターライヒ帝国とその同盟国への対応についてを会議した。

結果としてゴッターライヒ帝国の同盟国を潰し、最後にゴッターライヒ帝国へトドメを刺すということにした。

クルーヴァー大陸や他の大陸でゴッターライヒ帝国に支配された国々の解放を掲げ、ヒトラーの首を切ること決意した。

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。