魔法を使って人気者になりたいっ!   作:いちごみるく

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※近いうちにワクチンを打つので、更新が遅れる場合があります。申し訳ないです


研修-2

 

 

 

 講義室を移動してからは、22日以降の予定を説明されてから帰宅した。

 宮入さん等他の人たちは、魔法の出力測定を行ってから帰ったようだ。

 

 そして、今は25日。昨日までは新人研修で聞いた、法律と収入、動画投稿の諸注意や戦闘についてを聞いた。

 今日からは魔法の訓練や戦闘映像の解析授業が行われるそうだ。

 

 それと、昨日までの内容を聞いて「何故、人気魔法使いは戦闘回数が多いのか」という疑問は氷解した。

 魔物戦闘の連絡は、実績と出力を見てから、協会の探知系統の魔法使いが判断して出しているため、その両方を兼ね備えた人気魔法使いには依頼が多くいくようだ。

 また、現地で対魔物領域魔法を使った魔法使いが相手が格上だと判断した場合等も、強力な魔法使いに連絡が行くそうなので、戦闘回数が多くなるんだそうな。

 つまり、不正とか裏技とかそのようなものは一切なかった。忖度はあるかもしれないが……

 

 私の場合は現在の出力は魔法使いの平均より少し上くらい、固有魔法は相当優秀らしいので、実績を積んで、出力をさらに上げられるようになったら、出番が増えるかもしれない。なので、人気魔法使いになるために、今日から行われる訓練で全力で取り組むのは必須だ。

 

 がんばるぞー!

 

 

 

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「ぜぇっ……はぁっ……ぜぇっ……はぁっ……」

 

 そうやって意気込んだのはいいものの、準備運動のランニングでこのザマだ。

 なぁにが「身体強化魔法は元の体力に比例するから、体力作りは大切です」だ!最後に生身で走ったのなんて、去年の夏前なんだぞ!

 研修初日に話したユキちゃん(永村さん)マイちゃん(稲嶺さん)も女子なのに余裕そうに走ってるし……なんでですかねぇ?

 

「ノアちん大丈夫?」

「けホッ……大丈夫に……見えますか?というか、なんで 貴女たちは 余裕そう なんですか?」

「ランニングでもいいから兎に角体力をつけろって新人研修の時から口を酸っぱくして言われてたからだけど……ノアちん、体力作りをサボるのは良くないよ?」

「そんな事、初めて知りまし──」

 

 いや……この間の新人研修で言われたかもしれない……

 

「──いえ、新人研修で言われましたね」

「ほらー!サボってただけじゃん!自業自得ってやつよ!」

 

 これは自業自得というのだろうか?たしかに、10日間あればある程度体力はつくと思うけれど、そんなの誤差じゃなかろうか?

 うん。誤差だ!吾輩は悪くない!

 

「私は悪くないですね」

「いや、それは無理があるよ」

「いえ、誰がなんと言おうと私は私自身を肯定してあげないといけないので」

「そんなキメ顔で言われても……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そこ!私語は慎む!次のメニューに入るから集合しなさい」

 

 

 

 

 怒られてしまった。黙って運動をし続けるとか軍隊かなにかですか?……実質、世界防衛軍ですかそうですか。

 とりあえず監督官のところに集合しますか。

 

 

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 訓練は2時間かけて終わり、その後は先輩魔法使いの戦闘の解説授業があった。初見の種類の魔物にどう対応するかなど色々とためになった。

 

 

 今日の訓練は終わったけれども、明日から5日間もあるんだよなぁ。気が滅入っちまいそうだぜ!




 なお、初日は訓練内容は軽めで監督官は、主人公ノアちんのダメっぷりを見せつけられて、ノアちんにだけ周りより楽なメニューを課した。
 それでもとても疲れるノアちん。それでいいのか魔法最強(生身よわよわ)主人公。
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