魔法を使って人気者になりたいっ!   作:いちごみるく

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グダグダの説明回風なやつは今回ので終わりにしたい……
文才がない自分が恨めしい


主人公の簡単な能力について、グダグダと説明の巻

 今日は2月28日、明日から3月に入る。何が言いたいのかと言うと、明日から魔法研修が始まるのである!

 

 

 

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 魔法研修について今一度説明するとしよう。

 

 

 まず、参加資格は『特殊変異型』の場合は変異したすぐあとの年。

 そしてそれ以外は、6歳・8歳・10歳・12歳・15歳・18歳・20歳・25歳・30歳・40歳・50歳・60歳で、可能な限り参加する必要があるそうだ。

 また、期間は3月の春休みの時期と8月の夏休みの時期に10日間あり、研修期間中は学校は公休扱い会社は配慮するように法律で定められている。

 つまり、同学年の魔法使い達は必ず参加しているので疎外感は殆ど感じない……はず。

 

 研修内容は、訓練方法と魔法を使う時の心構え・規則などが中心で、その他には、魔石の換金方法や、中継の仕組みについてや、戦闘中の緊急時の対処法などがあるそうだ。

 

 研修の意義としては多分、自動車免許の教習所と自動車の定期メンテナンスみたいな感じだと思う……自動車持ってないから知らんけど。

 

 開催地は、各県に必ず100箇所、関東と近畿と九州は500箇所ある。わっちの場合は、マンションに入れるので東京で開催される研修に参加する予定だ。

 

 

 

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 3月1日、両親に暫しの別れを告げて上京してきたワタクシ。ただいま研修会場の大学の一室に来て思うことは1つ。

 

 思ってたのと違う。

 

 同学年がほとんど居ない。小学生になる少し前と思しき子とその保護者らしき大人達、大学生に見える人達は沢山居るけれど、同学年が殆ど居ないのである!

 

「すみません、15歳くらいの人達は何処に?」

 

 と、大学生みたいな男に聞いてみたらこう返ってきた。

 

「うん?まだ学校がある時期だから、例年通りなら卒業式後の21日からの部に来ると思うよ?君は態々学校を休んだっぽいけれども」

 

 聞いてみれば当たり前だった。これは同学年との交流は出来そうにないなぁと思う。

 結構ショックだ。田舎の能天気な おバカさん達とは違う、パリピしてるようなかっこいいバカたちに会えると思っていたのに。

 

 うーん…………よし、10日まで研修を受け終えたら、21日からの部にも参加しよう。基本的に研修には何回参加しても構わないみたいだし。

 そうと決まればこの10日間で基礎を完璧にして、21日からの10日間では交流をメインにしよう。

 

 

 それから20分後、予定では研修が始まる時刻になった。

 教壇に登ったのはスーツを着込んだ40くらいのメガネをかけた男。スーツは紺色で、魔石の換金や中継映像等の管理をしている『魔法協会』の制服だと思う。

 

「えー……魔法使いの皆様。今回も政府指導 魔法協会主催の研修に参加していただきありがとうございます。今回この会場で、新人研修の講師を務めさせていただきます、畔高(あぜたか) (まこと)と申します。早速ですが、研修の案内に移らせていただきます。普通研修、この研修に参加するのが2度目以降の方々は、会場が4つ隣の講義室になりますので、この挨拶が終わった後に、出席票を提出してから移動してください。また、新人研修に参加する方々はこの講義室に残ってください」

 

 

 シンジンケンシュウ……?これって、もしかしてだけど、21日からのやつにいきなり参加しようとしたら同学年が同じ場所にいるのに、交流できないパターンとかあった系?

 よっしゃ俺ナイスプレー!よくやった!さすが!人生万事塞翁が馬!

 

 

 

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 3月15日早朝、私は今田舎の実家に居ます。今日は卒業式の日だぜィ!…………え?研修はどうだったのかって?

 

 しょうがない、教えてあげようじゃないか、前半5日間は道徳とか規則とかの小難しい話を延々と聞かされたのですよ。ちびっ子達も半分以上寝てたし、あれって意味あるんかな?

 

 まぁいいか……そして、その後の5日間で一般魔法の使い方と訓練方法を教わり、固有魔法の確認をした。

 

 一般魔法の方は身体能力強化の倍率のテストだった。

 テスト結果は、40倍までは反動無しで発動可能、それ以上は肉体に負荷がかかるから120倍までは発動させてもいいけどそれ以上は使用禁止で自己責任との事だ。これは、あくまで今のところの肉体の限界であり、魔法の使用に慣れたり、基礎能力を上げれば出力をあげることも出来るかもしれないとの事。

 魔法使いの平均だと、負担無しで30倍・最大出力100倍くらいらしいので、吾輩は最大出力も分からないほど高いらしいので、優秀っぽい。やったぜ!

 訓練方法も、魔法使用を続けて体を慣らせとの事。

 

 固有魔法の方は、一般魔法でいいから魔法を1度使うと使い方がわかるらしい。というか、分かった。

 内容は、2つで、1つ目は『物質生成』という色々な物──作れたのは鉄球とか鉄の短剣とか、鉄製で直径30cm以内の物で作成から5分経つと消えてなくなる物と、毒薬や麻痺薬、睡眠薬、解毒薬など──を作成できる魔法。

 もう1つ目は『幻覚魔法』という、5感に作用する魔法だった。効果時間は相手の抵抗力に依るそうだが、魔物は総じて人に比べて、魔法に弱いので凄まじい効果が見込めるそうな。

 

 それと、幻覚魔法で同級生達に私の姿を幻視させれば卒業式で騒がれないって思ったけれど、人に対する魔法使用は原則禁止らしいので、諦めることになった。

 

 新人研修が終わったので、魔法免許と魔物退治仕事用のスマートフォンを用意してくれるそうだが、用意が終わるまで最低でも1週間かかるそうなので、魔物と戦って人気魔法使いになるには暫しの辛抱だ。

 

 

 そんなこんな考えているうちに久々の登校の時間だ……同級生達に騒がれないといいなぁ……




中継の仕組みは、対魔物領域に組み込まれている『領域把握』魔法と『記憶出力』魔法が関わっています。
対魔物領域に組み込まれている魔法は全部で3つ── ①『領域把握』②『記憶出力』③『仮想世界創造』──です。

この3つの魔法を、人間という種族全員に使えるように、『魔法出力上昇』魔法と『生贄』魔法を使って、『種族特性改変』魔法を超強化して全魔法使いに使用可能な1つの魔法にしています。

現実と違い、魔法や魔素(魔法の素)などが環境に影響を及ぼしていて、植生や繁殖速度等に影響を与えています。
地球も現実より大きく、人口も約10倍違います。
強力な魔物が世界中で現れてから、宗教の力は強まり、紛争や戦争などは減りましたが、優秀な人材(魔法器官持ちの子供)の拉致や、魔法を使った犯罪等が増えました。
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