ダンジョンで狂信者ロール?をするのは間違っているだろうか 作:ベーコンエッグトースト
ただいま本腰を入れて執筆しております「戦争狂じゃないんです!!」(リメイク版)の制作に少々疲れてしまいまして......息抜き用に執筆したので気長に見てもらえるとありがたいです。
それでは本編をどうぞ!!
もう既にとっぷりと日もくれたオラリオの路地を一人の神物が急ぎ足で歩いて行く。
「はぁー、後片付けが思ったよりも長引いちゃったな〜」
そう言いながら歩いて行く神物───神ヘスティアはついこの間天界から降りてきたばかりであり、とりあえずの住処(廃教会)は見つかったものの当然と言うべきかまだ眷属はおらずバイト活動に勤しんできた帰りという訳だ。
そんなこんなで住処である廃教会へと向かっていたヘスティアは普段見かけないものが道の端に転がっていることに気づいた。
疑問に思いつつ近づいてみる
「君!大丈夫かい?!!!しっかりするんだ!!」
そこにいたのは............
まだ齢二桁にも満たない少女が倒れていたのだ。
少女は目立った大きな傷こそ無いものの、薄汚れた格好をしておりその目に宿る光は酷く弱々しかった。
「体が冷えきってるじゃないか!ボクの
そう言いつつ少女を担ぎ上げると、廃教会へと向かい、一直線に走って行くのだった。
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うーん、あれ?
ここどこだ?
何か気がついたら知らない部屋にいた。
いや、マジでここどこだよ......?!( ゚д゚)
落ち着け。
一旦落ち着くんだ俺......
何があった......
何をしてた......?
■
「クヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ......!」
「モンエナを活力の通貨として......3日間耐久......なんと素晴らしいのだろう......!!」
そんな狂ったような笑い声を上げながらパソコンの前にかじりつく男が一人いた。
「さて、このゲームもあらかたクリアしたしロールプレイも楽しんだ。次はどのゲームをするか......」
そう、この男三連休を利用して狂気の三徹ゲームプレイという
「ん?
キャラクリか......このゲームは自由度高めなんだな」
どうやらまだゲームを続ける......と言うかこれから始めるらしい。
「うーん、そうだなぁ〜
こう、ロリと凶暴性を併せ持ったようなキャラを......」
最早末期らしい..................
一時間後──
「できた!!完璧だ!素晴らしい......!!やはりロリこそ至高なりッ!!」(欲を言うのであればロリ巨乳こそ至高であるが無駄に作り込みのいいゲームらしく重量によってバットステータスが追加されてしまうので辞めにした)
「...いや、にしても初期装備がボロ布一枚という......また何とも際どい格好を...」(まぁ、初期装備だから仕方ないよね?)
「初期に一つだけつけられる最下級スキルは〘 自然回復力上昇 〙」
「クラスは剣士」
「プレイヤーネームは......」
「アレクサンドラ・アンデルセン」
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(うん。そうだ...そうだった)
あの後急に視界がボヤけはじめて、
(あ、コレ疲労だわ)ってことに気がついた時には、もう手遅れだったんだ......
と、言うことはここはひょとすると天国ないしは転生の間と呼ばれるところかな?
いや、ひょっとすると死因が余りにも情けなさ過ぎて命を粗末にしたってことで地獄行きという可能性も捨てきれなくはないけど......
もしくは、部屋でぶっ倒れているところを何らかの手段により(不可能だろ独身一人暮らしだぞ)発見され病院へ搬送されたのか......
にしたって、ねぇ ......?
病院、地獄、天国、転生の間
実際に見たことはないけど一つだけわかることがある......
少なくともこんなボロ部屋では無いはずだ
うん、いやまぁ〜
中々に失礼な事を言っているっていう自覚はあるよ?
それにしたって...ね〜?
などとくだらない事を考えていると、ふと視界の端に自分の手?らしきものが写った。
色白でぷにぷにしてる ちっちゃなおてて......
......これ、俺の手か?!!!!!
握ったり開いたりしてみる......
目の前のおててもそのように動く。
......。
待て!
こういう、ジャンルのものなら......!!
部屋を見回して見ると案の定ご都合主義鏡があった。
鏡を覗き込んでみる、
色白の肌
彫りの深い顔立ち
翡翠色の綺麗な瞳
ショートカットに切られた砂金のような金髪
左頬に入ったデカい傷
これ、さっきキャラメイクで作ってた凶暴ロリじゃね......?
...いや、なんでだよ?!!!
確かに!
確かにね?!!!
「キャラメイクで作ったキャラが現実に出てきたらいいな〜」とは思ってたけどさ?!!
それはあくまでも自分の嫁にしたいとかそういう思考回路であって、少なくとも俺自身がキャラになりたいとかそういう願望は一欠片もないからな?!!!!!
あ〜!!なんでだーどうしてだーバカヤロー!!!!!
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!?!!!!!!!!
ガチャ...
「おや?目が覚めたかい?気がついて良かったよ。道で倒れている君を見つけた時はビックリしたからね」
...?誰か入ってきた?
俺は部屋に入室してきたその人物を見やった。
蒼い空をそのまま溶かしこんだかのような美しい瞳
艶やかに流れる黒髪
あどけない表情
そして『胸』男のロマンである。
うん、俺のロリコンセンサーが反応しまくっているこの御方は......ケンサクチュウ
女神ヘスティア様だァ!!!!!
ん?!!!!!てことはここはダンまちの世界かァ?!!!
あぁ!!神さま、仏様、ロリ巨乳様!!ありがとうございます!!!!!
「ボクの名前はヘスティア、よろしくね。起きて早速質問して申し訳ないけど君の名前は?」
ハッ!!
ヘスティア様を放置して一人暴走していたとは何たる不覚!!
自己紹介自己紹介......
アレ?そういえばダンまち世界の神様って嘘を見抜けるよな......この場合本名とプレイヤーネームどっちで名乗ればいいんだ...?
まぁ、どう考えても前の名前はこの身体にあうとは思えないからプレイヤーネーム一択だけど......指摘されたらまぁ...謝れば何とか......
「俺の名前は...アレクサンドラ・アンデルセン」
「アレクサンドラ君か、いい名前だね」
んれ〜?指摘されなかった?なんで?
「それで...君はどうしてあの時道の端で倒れてたのかな?ご両親は?」
どうして?どうしてって言われてもなぁ...そこはおれが一番聞きたいものである。ちなみに親父もお袋もすでに他界していたりする。
「分からない...けど気づいたらここにいた、親は...もう亡くなってる」
うん、少なくとも嘘はついていない。
「そっか...」
そんな俺の言葉を聞きヘスティア様は何やら思案している御様子...ギュッ、(え...?)
突如として、唐突に、前兆も、なんの前触れも無く......
俺はヘスティア様に抱きしめられた
「君には二つの選択肢がある。一つはこのまま孤児院系のファミリアに行く、もしくは...ボクの眷属になってくれないかな?」
どちらにするのも君の自由だけどね。とヘスティアさまは付け加える。
い、いややややッ、ヘスティア様!!
ご、ご立派なたわわ様がががががががgggggg......
答えはもちろんYESに決まってるだろ!!(感涙)
折角ダンまちの世界に来たのだ。そして転がり込んできた原作介入チャンス。乗るっきゃない、このビッグウェーブに!!
「よろしくお願いします...、俺を眷属にしてくださいッ!!」
「うん!!よろしくねアレクサンドラ君!!それじゃあ早速で悪いけど神の恩恵を刻むから上を捲りあげてうつ伏せになってくれないかな?」
お、早速か。
俺は言われた通りにうつ伏せになり服を捲りあげ待機していると背中に柔らかい感触が伝わってきた。
「大丈夫?重くないかな?」
「大丈夫...です」
今はヘスティア様よりも体格が小さいせいか多少重くは感じる。だが、それを差し引いてなお......
(ぜんっぜん大丈夫です!!むしろご褒美です!!!!!)
俺は今現在のこの状況に歓喜していた
ヘスティア様が指に針を刺し神の血を俺の背中ヘ垂らすといかにもな感じの光が溢れ出てきた。
「あくまでそれっぽい演出のためだけどね」
あ、ハイソウデスカ...
「ん...?!!!」
お、どったのヘスティア様?
「いや、なんでもないよ!!それよりスキルがついてるね」
スキルってあの?
「うん、そうだね。スキルは本質や、望み...思いの丈によって付くらしいからね。稀に最初からスキルが付いているということもあるらしいよ?
にしても...最後の文字化けした部分はいったい...」
アレクサンドラ・アンデルセン
Lv.1
《基本アビリティ》
力:I0
耐久:I0
器用:I0
敏捷:I0
魔力:I0
《発展アビリティ》
《魔法》
《スキル》
【
・自然回復能力上昇
【狂信者】
・早■■る
・主■■の■仰
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あれ?なんか黒く塗りつぶされてるけどなんて書いてあったんだろ?
「あぁ、ゴメンゴメン!!間違えて書いちゃったから消しておいたんだ!!」
あ、なるなる...そゆことか......
ビックリした、てっきりよくある二次創作系オリ主みたいに何かへんなイロモノスキルでも付いちゃったのかと思ったよ。
へんなスキルや珍しい魔法が付こうものなら一発で神の玩具確定だろうし......
しかしだ......、せっかくダンまち世界に来たのであればやりたいことがない訳でもない。
俺のやりたいことはそう...
ズバリ、ロールプレイングであるッ!!
そう、そうなのだ。俺はロリを愛でると同時にロールプレイングも大好きなのだ!!俺の死因...?にもなった三徹ぶっ通しゲームプレイにおいても勇者、魔王、ヒロイン、などなどありとあらゆるキャラクターをロールプレイしてきた。そして俺は今回のロールプレイにおいて狂信者をテーマとしたロールプレイを行おうとしたのであるが...本気で信仰することができると思わしき対象が全く見つからなかったのである。
無いなら作ればいい?偽ればいい?確かにそれも一理ある。だがそれ等は所詮デジタル世界に創造されたら贋作...、偽りの想い、本物とは言い難い。
しかし、そうしかしである!!今俺の目の前には、俺の信仰対象とするべきロリ巨乳神が確かに存在して居て!!現在完了形でこのいと尊き御方の眷属となることができたのだッ!!何たる幸運であろうか!!これで本当の意味での狂信者ロールプレイができると言うわけだ!!
フハッハハハハハハ!!
...ま、まぁ何はともあれ...改めて、
「これからよろしくお願いします、ヘスティア様」
「うん!!こちらこそよろしくね!!」
ズタボロになった主人公が拾われ優しさにふれ少しずつ信頼を寄せていく(ヘスティア様からは少なくともそう見えてる)
う〜んッ!!王道......?
次回は一気に原作開始時まで時間を進めようかと......
冒頭でも説明した通り、息抜き用で執筆しているので気長に見てもらえるとありがたいです。
それでは次回、お楽しみに!!