返信した後に変な文章になってないか気にしてしまうビビりなので、あまり返信は出来ませんがハーメルン開く度にコメ欄みてます
就活とか課題とか色々あるけど続きは地道に書いてるので気長に待っていてくれると嬉しいです
いつの間にか馬になってから早6か月。10月にもなると北海道の田舎は段々と肌寒い空気に包まれていく。特に今週の日曜日には気温がグンと5度も下がるらしいとお世話してくれてる牧場のおっちゃん、高山がボヤいていた。そんな中私は乳飲んで草食って走り回って柔軟して寝て、たまに人間観察する日々を過ごしている。
今はキャンペンガールの1992として頑張って、ファンを増やし引き取ってもらえるように頑張らなければ…あと欲を言えばテーマパークとかの乗馬体験で子供を乗せる仕事がしたい…!
まあそんな上手くいく訳ないのでカイチョーの固有台詞みたいに勇往邁進、道は自ら切り開く!といった感じで朝昼晩休憩挟みつつ走り回っている。
嘶きながら。
「ブヒーン!ブヒヒーィン!」ドカドカ
結構スタミナが付いてきて普通に走っても疲れにくくなったので、最近はフォームも気持ち意識しつつ走る。
今日は放牧場だいたい8の字ステークス、その名の通り放牧場をだいたい8の字に走ってコーナーに慣れておこうという作戦なのだ!効果あるかは分からない!
しかし同世代のとねっこ達からは気味悪がられてるみたいで、近づくと逃げられるから併走が出来ないのが辛い…
右目が魚目なのが怖いのかな?結構可愛いと思うんだけどな…マッマも高山のおっちゃんもかわいいって言ってたのにな…
いつもマッマは元気でよろしいといった感じで見守ってくれているし
チョット良い所見せちゃおうカナ❓
…
……お母さん?
あっもしかして!!乳離れ!ちょっと待ってまだ最後のお話してないんですけど!?
そう気づいた私は一目散に出入口に向かって駆けてゆく。
「お母さん!」
「ぼうや、私が離れた後も頑張るのよ?特に新しい環境に行った時は舐められないように、売られた喧嘩はしっかり買いなさい。」
「え?」
「相手よりも長く嘶いて、ヒトにも同族にも舐められないようにするのよ…げんきでね」
「…うん、わかった。お母さんも体に気をつけてね」
別れを告げた後、私は身体を翻し日課のトレーニングを再開した。3年後弟を産んだ後亡くならなかったとしても、再会の可能性はほぼ0に近いだろう。
牝馬じゃあるまいし
『うわ〜ん』『ママどこ?』『かーちゃん!?でてきて!?』
(スゲーうるさいんですけど!?)
いきなり親と離されて寂しいからなのは分かってるけど!うるさい!寝ながらヤケ食い止まりませんよ!
「お前はほんと静かだなぁ…もう寝てるし」
おっちゃん!おっちゃんじゃないか!寝藁食ってる場合じゃねぇ!ガサァ
「うお、なんだなんだ…ってさっきあげた飼い葉がもう無くなってるじゃないか…どれだけ食べるんだお前は……」
「ブヒン!ブルル!ヒヒィーーン!!」(おっちゃんめしくれ!!)エサカゴガシャガシャ
「飯かあ…夜の分も残しておかないとお腹が減るだろうし、もう少し後でやるから…痛ッッたい!」ガブゥ
撫でるな!!
高山のおっちゃんさぁ、私が足りぬと言っているのだから出しな!あるんだろ!?
なあ!なあ!!な〜〜〜〜あ!!!
登場人物?紹介
キャンペンガールの1992
本作の主人公
史実のキャンペンガールの1992とは似て異なる存在
芦毛で流星がスペに似てて右目が魚目
見栄えはあまりよろしくないが動きはマジで良い
暇すぎて五月蝿い心の中の声だとマッマと呼んでいるが口に出す時はお母さんと呼ぶ派
マッマ(キャンペンガール)
みんなご存知おかあちゃん
言葉遣いは丁寧だけど気は荒い
元ヤンママみたいな雰囲気がある
この世界線のウイポだと虹札になってそう
仔出しも6から10になってそう
パッパ(オグリキャップ)
言わずと知れたアイドルホース
競馬のシナリオライターがロベルト一子相伝拳ならぬネイティヴダンサー隔世遺伝拳でサイアーラインを繋げようとしている世界線
なおウイポの仔出しは不動
牧場のおっちゃん(高山)
おっちゃんはおっちゃん以外の何ものでもない
噛まれた跡と1歳の仔馬と思えぬ食糧の消費スピードが合わさり色んな意味で痛い