この度新たな読者参加型小説を始める事にしました。仕事が忙しく、更新はまばらですが、参加していただけると嬉しいです。
その日その場所の頭上にはぶ厚い雲が空を覆っていて、ただでさえ薄暗い繁華街の路地裏はよりその暗さを増していた。普段野良犬や野良猫くらいしか通らないであろうそんな路地裏で、鈍い音が無機質な空間に響く。
「ゴハッ...!!」
「うぐっ...!!」
ドスッ!!という硬いものに叩きつけられた様な鈍い音とプラスチックのゴミ箱が倒れた時の軽い音が、2人の人物の痛みに悶える声と同時に物静かな路地裏に響いた。その声の主である2人は、共に腹部を両腕で抑えながら痛みに耐えるように目を瞑り、歯を食い縛っている。
「おいお〜い、もう終わり?もうちょっと頑張ってよ〜」
そんな2人の元へ1人の人物が近づき、倒れる2人の側まで来ると腰を落として俗に言うヤンキー座りになって2人の顔を覗き込んだ。その人物は派手な赤い髪に剃り込みの入った眉毛、更に耳には無数のピアスをつけており、見た目からしてヤバい奴だということが一目瞭然だった。
「それくらいにしとけよ
「はぁ...つまんね〜の」
“テオ”と呼ばれた赤髪の人物はそう言ってため息を吐くと、ぐるっと首を回して自分を止めた人物に睨みを効かせた。
「なぁ〜、こいつらほんとつまんねぇよ。お前の正論くらいつまんねーよ、
赤髪の人物──“テオ”にそう言われたのは、青い髪に黒縁の眼鏡をかけた人物──“カズミ”だった。テオの後ろで壁にもたれかかりながらテオと2人の喧嘩を傍観していたカズミは、身体に力を込めて壁から離れると、かけていた眼鏡をクイッと直しながらテオを睨み返した。
「...喧嘩売ってのか?闇雲に突っ込んでいくしか脳がない野生動物が」
「あァ?誰が野生動物だってェ?」
正に一触即発の空気が辺りに立ち込める。もはや両者とも先程まで相手をしていた2人のことは忘れ、目の前の気に入らない奴の事だけしか頭の中に無い様子で、互いにメンチを切っている。
「やめろよ、2人とも」
その時、そんな2人を後ろにいた人物が低くややドスの効いた声をかけて2人を静止させた。
黒髪のセンターパートに深紫色の瞳をしたその人物は、路地裏に置かれていたゴミ箱に腰を落としながら、自分のスマホを横にしてなにやら動画を観ているようだった。
「なんだよ〜、今せっかくこのインテリヤンキーを伸してやる所だったのに」
「ふん。どの口が言ってんだ。命拾いしたのはテメェだろ、この脳筋」
「んだとゴラッ!」
「あァ?」
静止されてもなお煽り合いをやめない2人に、黒髪の人物は小さくため息を吐きながら諦めたように視線を自分のスマホへと戻した。
「つーかさ、お前はさっきから1人で何観てるわけ?……
そんな彼をテオは“ヒメ”と呼び、彼に近づいて肩に手を回してスマホを覗き込みながらそう問いかけた。テオの突然の肩組みに微動だにもせず、ヒメと呼ばれた人物は眉間に皺を寄せてテオに言葉を返す。
「ヒメって呼ぶんじゃねぇ」
“ヒメ”と呼ばれた黒髪の人物───【
その際、星愁とテオが組み合っていた拍子に偶然にも星愁の指が自身のスマホのボタンを強く押し込んでしまい、路地裏に大音量が響き渡る。
『フットボールフロンティアインターナショナル!見事世界一という栄冠を勝ち取ったのは、日本代表【イナズマジャパン】だァァァーーー!!!』
星愁の携帯からそんな男の声と共に大歓声が上がる。スマホ越しにも伝わってくるその熱量にテオは驚き、反射的に星愁から離れた。
「うぉわっと!?……ビックリしたー。え、日本世界一!?すげぇじゃん!何の大会?」
「キーキーうるせぇな....フットボールっつってんだからサッカーに決まってんだろ」
日本が世界一になったという事を耳にしてハイテンションなテオに対し、カズミは彼をやや小馬鹿にした口調でそう言い放つ。そんなカズミを無視し、星愁のスマホの画面をもう一度覗き込んだテオ。そこには煌びやかな紙吹雪の中、青いユニフォームを着た自分達と同じくらいの歳の少年たちが笑いながら喜び合う映像が映っていた。
「へぇー、こいつらが世界一かぁ。俺らと同じ歳くらいなのに凄えな」
「おい、いい加減離れろよ」
同年代の活躍に素直に感心するテオを突っぱねた星愁は、スマホをポケットに強く突っ込んだ。やけにイライラしているように見える彼の様子にカズミは若干違和感を覚えるが、テオはそんな事全く気にしない様で、星愁に自身が抱いた単純な疑問をぶつけた。
「つーかなんでヒメ、サッカーの大会なんて観てたんだよ?」
テオの質問に、星愁はバツの悪そうな顔をする。星愁が答えるのに渋っているとカズミが先に口を開いた。
「そういやお前、つい最近までサッカーやってらしいな」
「えっ、マジで!?おいおい、お前健康的なスポーツマンだったのかよ。想像出来ねぇー」
カズミの言葉を聞いて、テオのテンションは更に高まった。そんなテオにめんどくさがる様な視線を送る星愁。カズミに対しても「余計な事を言うなよ」という意味を込めて睨みを効かせた。
「五月蝿い。もう辞めたんだよ、サッカーは。……あとそれから、ヒメって呼ぶな」
そう言って星愁は座っていたゴミ箱から飛び退くと、2人を置いて路地裏を出て行った。
路地裏を出て人がごった返す繁華街に足を踏み入れた瞬間、先ほどまでの冷たい静かさをかき消す様な声が姫野の鼓膜を大きく揺らした。辺りを見渡すと、そこかしこで人が喜びの表情を浮かべながら、ビルの一角に取り付けられた巨大モニターを観ていた。
そこに映っていたのは先ほどまで観ていた映像と同じものだった。世界一という称号を勝ち取った選手たちへ、街中が、いや日本中が祝福しているのが周りの人々の様子を見て分かった。
そんな人々の熱気を更に煽る様に、モニターから実況であろう男の声がその場にいた全員の耳に届く。
『今ここに新たな伝説が誕生しました!日本代表イナズマジャパン!今後彼らが日本のサッカー界に多大なる影響を与える事は疑いようが無いでしょう!これまで無謀とされて来た日本の世界への挑戦!その苦難を見事乗り越え、優勝という栄冠を手にしました!正に彼らは日本の
「...
男の言葉に人々のボルテージが最骨頂に高まるのを他所に、小さくそう呟いた星愁は目つきを鋭くしながらその場を後にした。歓喜に沸く人の波を掻き分けて行く彼の眼は、怒りに満ちているというよりも、どこか諦めた様な、何かを悟った様な、そんななんとも形容し難い感情を孕んでいる様だった。
その時、彼の脳裏にある光景が浮かび上がっていた。
場所は巨大なイナズママークが特徴的な中学校のグラウンド。そこで白黒のボールを追いかけ合う少年たちの姿を、校門の外から眺めるだけの自分。その時抱いた感情の名は、紛れもない“嫉妬”。そして──────
『───お前には失望したぞ』
『───諦めろ』
『───お前に才能は無い』
1人の男に向けられた、煮えたぎるほど湧き上がる“怒り”だった。
そんなかつての光景とある男の言葉を思い出し、姫野はポケットに突っ込んでいた手を更に硬く握りしめた。
「そんな事、言われなくても俺が1番分かってんだよ....」
彼のその言葉は、街の人々の歓声にかき消された。
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
〜2年後〜
「ふぁ〜、眠...」
自宅の玄関で靴紐を結びながら、姫野は大きく欠伸をした。気怠げな様子で立ち上がると、床に置いていた鞄を持って右手の甲を自身の右肩に乗せた。そのままドアに手をかけようとしたところで、彼は背後から聞こえて来た声を聞いてその動きを止める。
「ちょっと待って下さい、
彼の背後からトテトテとリビングから玄関までの廊下を早歩きで来たのは、姫野と同じ深紫色の瞳に、艶やかな黒色で編み込みの入ったロングストレートの髪型をした少女だった。
「なんだよ。朝からうるさいぞ、
彼女の名は【
「なんだよとは何ですか、もう!途中まで方向同じなんですから、一緒に行きましょうよ!」
「何で高校生にもなって妹と通学しなきゃ行けねぇんだよ」
「高校生でもいいじゃないですか。月は兄さんと一緒に行きたいんです!」
「はぁ...はいはい」
そう言って月は慌てて自分の靴を履いた。対する星愁も、文句を言いながらなんだかんだで月の準備が完了をするのをちゃんと待っているのだから、兄妹仲は悪くないことは見て分かった。
現在、星愁と月はこの家に2人で暮らしている。3年前に両親が離婚してから2人を引き取ったのは母親であったが、その母親は病を患い、今は病院で入院生活を送っている。家では掃除、洗濯、料理、それらの家事全てを月がこなしている為、星愁は月に対してそれなりに感謝はしているのだ。
「あ、兄さん!ちょっと待って下さい」
「な、なんだよ」
月が靴を履い終えたのを確認した星愁がようやくかと言った様子でドアに手をかけると、再び月に呼び止められた。そして月は星愁の身体に自身の身体をグイッと近づけると、両手を星愁の首元まで伸ばす。
「制服乱しすぎです。シャツはインして、ネクタイはキチッと閉めて下さい。せっかくの入学式なんですから」
月はそう言って星愁の付けていたネクタイに手をかけて結び直し始めた。月の言う通り、今日は星愁の高校の入学式であった。今星愁が身につけているのは黒のズボンに濃い灰色のブレザー、そして深緑色のネクタイの制服。星愁は入学式前からその制服をかなり着崩していたが、月によって正しく着直させられた。
「めんどくせぇな、テキトーでいいだろ」
「ダメですよ。何もない日ならともかく、入学式くらいキッチリして下さい」
月のお節介さに若干の嫌気を感じ始め、星愁は話題を逸らそうと試みる。
「つーかお前はこんな時間まで居て良いのかよ。いつもなら朝練の時間じゃねぇのか?」
「今日はうちの学校も入学式なので朝練は休みです。....昨日も言いましたよね?」
そう言って目を狭めた月にジーッと睨まれる星愁。内心しまった...、と反省する。
「そ、そうだったか。悪りぃ」
「まぁいつもの事なので構いませんけど。それに今年は去年よりも更に新入生が増えたので、入学式は新入生だけで執り行われるんです。一部の2、3年生以外は午前中ほぼ自習時間みたいな物なので、練習はその時でも大丈夫なんですよ」
ちなみに朝練というのは月が所属している部活動の朝練の事である。月は今年から中学2年生であり、更にかの有名な雷門中サッカー部のマネージャーをしている。
2年前に中学生日本一を決める大会【フットボールフロンティア】で優勝して以降、雷門中サッカー部は瞬く間に名門と呼ばれるまでに成長していた。更にその名声を高めた要因は、同じ年に開催された世界大会【フットボールフロンティアインターナショナル】で優勝した日本代表【イナズマジャパン】のメンバーの多くが、雷門中学出身だった事も挙げられる。
イナズマジャパンが世界一の栄冠を手にしてから2年の月日が流れた今でも、その影響は収まる事を知らず、世間は空前のサッカーブームを迎えていた。特に中学サッカーはその規模とレベルをメキメキと上げ、名門と呼ばれる学校には多くの生徒が入学して来る様になったらしい。
「ふーん、なるほどな」
「あの...兄さん」
「ん?」
「あ、その...兄さんはもう、サッカー...やらないんですか?」
突然、月は言葉を詰まらせながらそんな事を口にした。申し訳なさそうに、淡い期待を込めた様に。
「・・・・・」
星愁はその問いに何も答えず、玄関のドアを開けた。月は自身の言葉に後悔する。これはあくまで自分のわがままであり、兄の気持ちを汲んでいない事は分かっている。それでも、月は期待せずにはいられなかった。あの頃の兄に、かつて目を輝かせながらボールを追いかけていたあの頃の兄を姿をもう一度見たいと、そう思わない日は無かった。
月がそんな事を考えていると、星愁から声をかけられる。
「何してんだ。一緒に行くんだろ、さっさとしろ」
「あ、はい!」
こうして兄妹は家を出た。これから起こる予想外の出来事の連続など知る由もなく。
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
家を出て十数分が経った頃、月と別れた星愁は月に直されたネクタイを徐に緩めながら自らが入学する学校を目指して歩いていた。そんな中、彼のスマホが突然振動し、着信が入った。
「もしもし」
『おっ、出た出た!おーい、ヒメ。どうだよ、入学初日の朝は』
「どうもこうもねぇよ。朝から妹に身だしなみまで直されてうんざりしてたとこだ。あと、ヒメって呼ぶな」
『ハハッ!相変わらず家では月ちゃんに頭上がらないのな』
「うるせー。それで何のようだよ、テオ」
星愁は電話をして来た相手であるテオに用件を尋ねる。朝から耳元でテオの高い声を聞いて若干うんざりした様子の星愁など気にもせず、相変わらずのハイテンションで星愁の質問に返す。
『あ、そうそう!それがさ、この前ボコした西中の奴らが入学する高校の先輩引き連れて俺らにやり返そうとしてんだと。あ、これカズミ情報な。だからヒメも気をつけた方が良いぞって忠告』
「西中?...あぁ、あいつらか。自分らで始めた喧嘩に先輩巻き込むとか、冷めることしやがるな」
『全くだぜ。ま、とにかく伝えたからな。いくらここら一帯の不良をみんなぶっ飛ばしたからって油断すんなよー!ただでさえお前は俺たちと学校別々になっちまったんだから』
「油断するなってお前が言うな。...そっちこそ気をつけろよ」
そう言って星愁は通話を切った。あの路地裏での会話以降、星愁、テオ、カズミの3人は一層喧嘩の絶えない日々を送ることになった。喧嘩はいずれも3人側から仕掛けると言うよりも、3人を気に入らないと勝手に思った他の不良たちが次々にやって来ては3人に返り討ちにして来たと言った方が正しいが、そんな事は全く関係なく、3人の悪名だけが街全体に噂として広まり、2年経った今では星愁たち3人を問題児扱いする声が街のそこかしこで上がっている程である。
「・・・ん?」
テオとの通話を終えた直後の事だった。通りかかった本屋の前で、星愁はふと立ち止まった。星愁が目に入ったのは本屋の前に置かれていた雑誌棚に並べられているスポーツ雑誌の表紙。そこにはこんな文章が書かれていた。
『イナズマジャパンメンバーが選んだそれぞれの道!!』
『“炎のストライカー”、京都の名門へ』
『
店頭に置かれていたスポーツ雑誌の表紙のほとんどに書かれていたのは、2年前に世界一となり、日本の英雄となった中学生だった選手たちの進路に関する話題だった。この2年でイナズマジャパンメンバーは一人一人が有名人となり、中でも、代表メンバーのほとんど占めていた当時中学2年生だった選手たちは世間から【
彼らは数多の強豪校や名門サッカークラブから声がかかり、その進路については多くの人々から興味を寄せ、各選手の進路が判明するたびにネットニュースに上がるほどになった。
「どこもかしこもサッカー、サッカー。有名人連中の気が知れねぇな」
もはや自分には何の関係もない事だと星愁はその場を後にする。世間のサッカーに対する熱に、彼は良くも知らない英雄達に動揺の念を送った。
星愁がその場を後にした瞬間、不意に吹いた風が雑誌のページをめくった。そこに書かれていたのは─────
『“伝説のキャプテン”、その進路の行方は誰も掴めず』
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
「着いたな」
ようやく目的地にたどり着いた星愁。一度校門の前で立ち止まった彼は目線を上げ、校舎を見渡した。校舎の1番目立つ箇所に設置された校章には【蕾山】と書かれており、校舎は目新しいとも古いとも言えない、どこを見ても一般的な高校だった。
ここは【私立
星愁がこの蕾山に入学した理由は特に無く、強いて言うならば距離がある程度近い事と、他の高校に比べて、普通クラスへの進学ならば比較的に素行に関しても緩い事が挙げられた。
数秒校舎の観察をしたのち、星愁は学校の敷地内へと足を踏み入れた。特に世界が変わる訳でも無く、やや周りにいる他の新入生や上級生と思われる生徒達がこれまで周りにいた人物達とは違い大人びて見えるくらいだろうか。
「まだ時間あるし、どっかサボりやすそうな場所でも探すか─────」
校門を跨いですぐ、入学式までの時間を確認した星愁が学校の敷地内の探索に出ようともう一度周囲を見渡した時だった。星愁は視線はある場所に注がれる。
校舎を入ってすぐ右手にあったのは大きなグラウンドだった。そこには白線が引かれており、2つのゴールネットが置かれている。紛れもなくそこはサッカーグラウンドだった。蕾山にもサッカー部がある事はもちろん星愁も知っていた。サッカーから離れたとは言え、あまり関わりを持ちたいとは思っていなかった星愁が蕾山を選んだのも、サッカー部が弱い事も知っていたからも理由の一つだった。
星愁はしばらくそのグラウンドを見つめていた。特に何の変哲もないそのグラウンドを見て、星愁が胸に抱いたのはたった一言。
「───…サッカーなんてくだらねぇ」
彼がそんな言葉を吐き捨てたその時だった。大きく激しい声が校門側から聞こえて来たのを耳にし、彼の視線はグラウンドから校門へと向けられた。
「うおぉぉぉォォォォーー!!」
蕾山高校の校門に現れたのは1人の少年だった。希望に満ちた表情で校舎を見つめるその少年は、猛ダッシュで星愁のすぐ近くまでやってくると、サッカーグラウンドを見つけてすぐ、そこに向けて大声で言い放った。
「んぅーーーっ!!遂に、来たぜーー!!」
隣で鼓膜を揺らすほどの大声に、星愁は耳を塞ぐ。そして彼は驚愕した。それは目の前に現れた人物に見覚えがあったからだ。そこにいたのは彼の知る人物。いや、彼だけではない。今となっては知らぬ人はいないほどの有名な人物だった。頭に巻かれたオレンジのバンダナが特徴的なその人物の名を、星愁は気づけば自然と口にしていた。
「円堂...守...」
目の前に現れた人物。それは紛れもなくあの男だった。無名の弱小だったサッカー部を日本一へと導き、日本代表のキャプテンとして世界一の栄光に輝いた人物。英雄世代の顔とも呼ぶべき伝説のキャプテン────【円堂守】だった。
彼の姿を見て、星愁は言葉を抑えずにはいられなかった。
「なんでテメーがここにいんだよ!?!?」
こうして2人は出会った。サッカーに愛され伝説になった男とサッカーに見限られた男。この2人の出会いが新たな伝説の始まりとなる。
※追記解説
キャラ紹介
・テオ(15)
本名「
・カズミ(15)
本名「
・姫野 月(13)
姫野星愁の実妹。雷門中サッカー部の2年生マネージャー。特技は家事全般。趣味はホラー映画鑑賞。ややブラコン。