S.O.N.G.…通称、頂上対策起動部タスクフォース「Squad of Nexus Guardians」と呼ばれる組織で作戦指揮を執る風鳴弦十郎の元様々な事件に当たっていた。
そしてそこで彼らが保有している平行世界を繋ぐ事ができる完全聖遺物「ギャラルホルン」が突如反応を示し、装者と呼ばれる少女達が集められ、世界を渡ってきていたのだが。
「どうしよう、みんなとはぐれちゃった」
雪音クリス、小日向未来と共に来たはずだったが渡ってきた際に、はぐれてしまったようで知らない土地に一人で取り残されてしまった立花響は困った顔で歩いていく。
歩いて数分で街中に入り、誰か二人を見てないか聞こうするも、そう簡単に事が運ぶわけではなく途方に暮れていた。
「う~、どうしよう。このままじゃまたクリスちゃんにどやされちゃう。未来助けてくれるかなぁ…」
「…ううん!平気へっちゃら!きっと直ぐに会える!」
知らない場所にだた一人になってしまった立花響は凹んでしまうが直ぐに立ちあがって凹んでられないと拳を握り、頑張ろうと気合を入れると突然後ろから声を掛けられる。
「ねぇキミ、どうしたの?」
「え?…私ですか?」
声を掛けて来たのは二人組の男性でいかにもチャラそうな感じで近寄ってきていた。
「そうそう!キミキミ!一人でどうしたの?」
「えと…実は友達と一緒に来ていたんですけどはぐれてしまって…」
「それなら見た事あるかもしれないよ」
「!?ほんとですか!」
「近くにいるから付いてくるといいよ」
「…あれ?」
そう言って案内しようとする二人組に立花響はなにか違和感を感じた。
「…まだ詳しい事言ってないのにどうしてわかったんだろう?…アッ!」
彼女はまだ二人の詳しい特徴やらを教えてないのになぜこの人たちはわかったんだろうと考え、ここで初めて自分がナンパを受けていてそれに引っかかろうとしていたのだ。
「すいませんやっぱり大丈夫です!」
そう言って早くこの場から離れようとすると直ぐに一緒にいた男がそれに気付き、引き留めようとしていた。
「どうしたの早く行こうよ」
「いや、私は大丈夫ですから」
離れたいのに中々離れることができない。無理にやろうと思えば簡単に突破できるが彼等は一般人なので傷つける事はできない為、悩んでいた。
「だから俺達がジックリ朝まで教えてあげるから」
「ほらほらおいでってちゃんと優しくしてあげるからさ」
「いっいや…やめてくださ…」
そう言って彼等は無理やりにでも彼女を連れて行こうと手を伸ばしてきて、こうなったら仕方ないと無理にでも突破しようと構えようとし、そして。
「はーい、ちょっと通りますよぉっと」
突然別の男子が割って入ってきたのだ。