『クロノ執務官と武装隊員16名が重傷。対象キリエ・フローリアンは確保しましたが、対象イリスは上空へと逃走。また対象アレルの手引きによって対象シュテル、レヴィも逃走した模様。ギャレット隊と八神捜査官の隊が共同で対象らの追跡と包囲を――』
「離して!! 私はイリスのところに行かなきゃいけないの!」
「そんな訳にいくか! お前は事件を起こした容疑者の一人なんだぞ! 頼むから大人しくしてくれ!!」
リインに加勢したいのは山々だが、11歳の俺と16歳のキリエでは体格に差があるし、リインの前でキリエを押さえつけるのは抵抗が――じゃなく!
イリスの事が気にかかるのは俺たちも同じだ。それに巨大鉱石の中から現れたという“鋼鉄の翼”のことも気になる。おそらくあれが《永遠結晶》の正体で、カリムさんの預言に出ていた……。
「……イリスを捕まえた後は大人しくしていると約束できるか?」
「――えっ!?」
「――健斗!」
俺の一言にキリエは動きを止めながら俺を見、リインは咎めるように声を上げ、傍で聞いてた局員たちも驚きに目を見張る。そんな中、俺は言った。
「イリスはキリエやアミタさん同様、解析した魔法を無効化する《フォーミュラ》という技術を持っているらしい。それを考えたらキリエの協力は正直ありがたい。それに、こんな事件を起こしてまでイリスが鉱石から目覚めさせた“翼”……あれがおそらく、夜天の書のもう一つの管制プログラム《システムU-D》なんじゃないかと思うが……リイン、どうだ?」
俺が問いかけるとリインは顔を曇らせ、うつむきながら言った。
「……はい、間違いありません。あれこそ《システムU-D》――『ユーリ・エーベルヴァイン』です。魔導書の中にはいなかったので、あの時防衛プログラムとともに消滅したかもしれないと思っていましたが、まさか本体から切り離されていたなんて……」
「システム? ユーリ? 何よそれ? そんな話イリスから聞いてないんだけど!?」
初めて聞く言葉に、キリエは俺やリインに食って掛かる。それに対して、
「悪いが説明してる暇はない。とにかく、イリスと“翼”を止めるのに協力してくれるなら、俺の責任で同行を許してもいい。ただし、あいつらを捕まえた後は大人しく事情聴取を受けるのが条件だが……どうだ?」
そこまで言うとキリエは神妙な顔で俺を見つめ返して、首を縦に振った。
「わかったわ。考えようによっては、あんたたちが私に協力してくれるともとれるしね。その代わり約束して。あたしはともかく、お姉ちゃんとイリスにはひどい事をしないって」
「ああ、あんたたち姉妹にもイリスにも不当な扱いはしないしさせないと約束する。この世界の都市で暴れた以上、お咎めなしとはいかないと思うが」
うなずきを返しながらそう答えると、リインはキリエを離しながら念で声を送ってきた。
《健斗、いいのか? 勝手にそんな約束をして》
《仕方ない。フォーミュラというものがどういう技術かわかってない以上、下手に拘束してもすぐ抜け出してしまいそうだ。それに《システムU-D》――ユーリが目覚めたとしたら、はやてたちだけで何とか出来ると思うか?》
《そ、それは……》
その指摘にリインは言葉を詰まらせる。主の危機と管理局の規則、夜天の書の分身としてどちらを優先するべきかを考えれば、リインとしてはやはり主を救う方を優先するべきなのだろう。
それに拘留中の容疑者に協力を仰ぐケースはいくつかある。二年前の『J・D事件』でも、夜天の書の修復と防衛プログラムの破壊にテスタロッサ一家の力を借りた。それを踏まえれば、キリエを一時的に解放して協力させることくらいはできるはずだ。
それともう一つ、そもそも管理局にキリエたちを拘束する権利はないはずなのだ。
時空管理局は現在で50近くの『管理世界』を統制下におき、各世界に駐留する地上部隊のみが唯一武力を持つ事が認められ、現地世界においての治安維持も同組織が担っている。
だがその反対に、自局の管理下に置かれてない『管理外世界』に対しては、必要以上の干渉は固く禁じられている。この地球もそうだし、アミタさんたちがいた『エルトリア』も管理外世界にあたる。管理局がこの件で動いているのは、第一級ロストロギアだった夜天の書が関わってるからに他ならない。
つまり、本来管理局にアミタさんやキリエ、イリスを逮捕する権限はないはずで、監視付きであれば彼女たちをある程度自由にさせてもいいんじゃないのか。執務官であるクロノやフェイトならもう少し詳しいと思うが……。
そんな事を話していると――
『司令部より各員へ緊急連絡!』
「「――!!」」
脳裏に届いてきた通信に俺たちは意識を傾けた。思念通話が使えず戸惑うキリエを置いて、オペレーターは報告を続ける。
『東京湾の現場に新たな敵性存在が出現。状況から永遠結晶から出現した魔導師であると推察中。イリスの言動から新たに出現した敵性存在を『ユーリ』と呼称する。『ユーリ』の魔力攻撃により武装局員多数が負傷。現地にいる局員は至急現場に――』
「ユーリだと? これは――」
たまらずリインの方を向くと、彼女は険しい顔で首を縦に振る。
「はい。あの子……ユーリが持つ能力によるものだと思います――やはり主でも止められなかった」
「――話は以上だ! 行くぞリイン……キリエさんはどうする? 絶対に逃げず、俺の命令に従うと約束できるなら一緒に来てほしいが――」
「行くわ! イリスの真意を聞くためなら、あんたみたいな子供の命令だって聞いてやるわよ!」
鼻息荒く答えるキリエさんに、俺はうなずきで応じる。
そしてキリエさんとともに俺たちは、イリスとユーリがいる東京湾上空へと飛んだ。
◇
……時は少しさかのぼる。
明るい街に囲まれた暗い海を眼下に収めながら、イリスは“鋼鉄の翼”を引き連れて、《王》たちと合流していた。
「ちょっと見ないうちにずいぶんボロボロになったわね」
満身創痍だったレヴィとシュテルを見て、小馬鹿にするような口調でイリスは吐き捨てる。それに対して二人は不満げに顔をしかめるも、アレルは泰然と腕を組みながら……。
「貴公の方はずいぶん様変わりしたものだな。一緒にいたモモイロはどうした?」
「ああ、あの子なら捕まっちゃったわ。まっ、私はこうして
両手を上げてあからさまに肩をすくめる仕草をとるイリスに、アレルは目を細めて彼女を睨む。
(裏切りか……口先一つで王と我らを利用した事といい、食えそうにない女だと思っていたが……そろそろ見切り時か。だがしかし……)
「イリスといったな。一体どういうつもりだ? “それ”はなんだ? 貴様らの狙いも永遠結晶だと思っておったのだが」
アレルが“翼”に目を移すと同時に、ディアーチェもそれについて問いを投げる。
一方、イリスは動じた様子もなく、“翼”に体を向けながら答えた。
「どうもこうも、私のすることは一貫してるわよ。王様たちが欲しがってる無限の力は、“この子”の胸の中にある《本物の永遠結晶》に封じ込められている」
「――えっ、胸の中って!?」
レヴィは驚きの声を上げ、シュテルも冷静さを保とうと努めながら、
「“その子”の胸から《本物の永遠結晶》を
「もちろん、“この子”は必死になって抵抗するでしょうけど……」
シュテルの問いにうなずきながら、イリスは彼女たちに向き直り意地悪そうな笑みを向けながら告げた。
「――舞台はこの世界のすべて! “この子”を殺して勝ち取ってね」
「全員動かないで! 次元法違反で逮捕します!」
「――!!」
突如頭上若い女の声が響き、声の主であるドレス状の甲冑を着た女騎士シャマルをはじめ、守護騎士たちとはやて、そして大勢の武装局員がイリスたちを包囲した。
目を見張りながら《王》たちは彼らを振り返る。しかし、それに反してイリスは背を向けたままグーの形に握った手を上げた。それを見てヴィータは背後から「動くな」と言いながら、
にもかかわらず、イリスは片手を上げたまま――
「いつまで寝てんの…………起きな――さいっっ!!」
強く握りこんだ拳を振りかぶり、“翼”に向かって思い切り叩きつける。
その衝撃で“翼”から火花とともに、波のような波動が周囲に流れてくる。その瞬間――
「ぐっ――ぉぉおおおお!」
「ぎゃああああっ!」
「う――ぁああああっ!」
“翼”が広がりその中身が露わになる一方で、局員たちの体から赤黒い杭のようなもの生えてきて、杭に貫かれたままその場に固定され意識を失い、はやてと守護騎士達も身動きが取れなくなる。
その中心で、扇状に広がった“鋼鉄の翼”を背中に纏いながら、イリスの言う《悪魔》が目を覚ました。
その《悪魔》は幼い子供の姿をしていた。
ウェーブのかかった長い金色の髪を垂らし、上半身は裸体の上にベルトのようなものが巻き付けられ、手に手袋と付け袖を装着し、脚は膝上を露出させながらも裾の広いズボンを履いている。
「やっと会えたわ……《ユーリ》」
幼子の姿をした《悪魔》を前にして、イリスは口を開く。それが伝わったように《悪魔》ことユーリは目を開き、髪と同じ金色の瞳で目の前にいる彼女を見た。
「――イリス!」
「目が覚めた?」
忌々しそうな目を向けながらイリスはユーリに尋ねる。そんな彼女に何かを訴えるように「イリス、あなたは――」と言いながらユーリは手を伸ばす。しかし彼女に届く前に、ユーリの目に赤い光が灯り、その腕も体も止まってしまった。
イリスは冷たい目でそれを眺めながら言った。
「あんた専用の《ウイルスコード》を打ち込んである。すべては私の思い通り――」
そう言ってイリスは右手を強く握り、ガツンとユーリの顔を殴りつける。
苦悶の声を漏らしながらよろめくユーリの頭を鷲掴み、イリスはさらに言葉をぶつけた。
「抵抗は不可能。これは復讐よ。私はあんたからすべてを奪う――あんたが私にそうしたように!」
そこまで言ってから、イリスはユーリに“赤い文字列”――《ウイルスコード》が浮かんでいる両眼を近づけ……
「まずは邪魔者の片付け……手伝ってもらうわ」
「イリス、私は――はぐ……うぅぅぐっ――あぁう――ぁぁああああああ!!」
その“命令”を聞いた瞬間、ユーリは苦しげに胸を押さえながら声にもならない悲鳴を響かせ、自身の体に紫色の闘気を纏わせた。それを見て――
「テスタロッサ、止めるぞ!」
「はい!」
たった今駆けつけてきたシグナムとフェイトが、この状況を見て即座にイリスとユーリに向かって降下してくる。
それを見ながらイリスはただ一言「ユーリ」とだけ口にした。
それだけで命令が伝わったように、ユーリはきっと目を細めて敵を睨む。
フェイトは構わず突貫するも、ユーリは彼女のそばへ瞬時に移動してその頭を掴み、シグナムに向かって投げつけた。
強い衝撃に耐えながら、シグナムはその身でフェイトを受け止め、彼女とともに眼下を見る。だがそこにいるのはイリスだけで――
「――はっ!」
とっさに後ろを振り返ると、赤い光を纏った右手を突き出したユーリの姿があった。防御する間もなくその右手から放たれた炎を浴びて、フェイトとシグナムは海へと落ちる。
――だが、それだけではない!
「あ゛あ゛あ゛あ゛――」
海から浮かび上がった二人の背中が異様な形に盛り上がり、局員たちと同じように赤い杭が突き出してきて、彼女らの体を海上まで押し上げる。
それを見下ろしながらイリスは嗜虐的な笑みを浮かべた。
「生命力を結晶化して奪い取るのがこの子の
「イリス……わたしは…………」
動けなくなった敵を見下ろしながら、ユーリはイリスに語り掛けるが、イリスは意にも介さず。
「意思も能力も自由にはさせない。大切な命も無関係な命もすべてを殺して――誰もいなくなった世界で泣き叫びなさい!」
「イリス!」
啖呵を切ったところで背後から声をかけられ、イリスは眉を吊り上げながら後ろを振り返る。
そこには銃口を向けながら自分に声を浴びせてきた桃色髪の少女と、その左右に浮かぶオッドアイの少年と銀髪の女がいた。
「キリエ……それにあんたたちもか」
「N-H……ケント……」
◇
キリエさんとその両側を飛ぶ俺たちを見て、イリスは面倒そうに吐き捨て、ユーリも俺とリインの名をつぶやく。
イリスは気を取り直したように表情を消し、俺に向けて声をぶつけた。
「さっき忠告してあげたわよね、地上のどこかで隠れてなさいって。運がよければあんたたちが巻き込まれる前にすべてが終わってるかもしれないわよ」
「そういう奴に限っていつまで経っても気が収まらず、自分が倒されるまで破壊をやめないんだよな。それに俺とリインは、ある意味この事件が起こる前から巻き込まれてる。お前が復讐だか利用しようとしているユーリって子は夜天の書の管制人格の一つでな、できる事ならあの子の事も助けてやりたいってずっと思っていた。2年前、いや、300年前からずっと――」
「あらあら、お優しいこと……でもこの子、かわいい見た目に反して相当えげつないわよ。ユーリは私の家族同然だった『惑星再生委員会』の人たちを殺して、その後私もユーリに殺されたんだから」
それを聞いてリインは驚きに目を見張り、ユーリの方を見た。
「ユーリ……本当なのか? お前がイリスたちを……」
「……N-H……わたし、は――うっ」
ユーリは何か言いかけるが苦しげな声を漏らすのみで、首を振る事すらできなかった。そんな彼女に代わるような口振りでイリスが答えた。
「そう、この子がみんなと私を殺したの。まだ幼かったグランツ君とエレノア――その子の両親以外はみんな!」
「――えっ?」
両親の名前を出されてキリエさんは思わず声を漏らす。そんな彼女にイリスは言った。
「聞いたでしょう。このユーリって《悪魔》が、あなたのパパとママの人生を狂わせたの。この子があんなことをしなければ、あなたたち家族だけがエルトリアに取り残される形で、無為な研究に人生を捧げる事にならなかったでしょうね。少なくともグランツ君、あなたのパパが体を壊すまで無理を続けることはなかったはずよ!」
「――!」
イリスの言わんとすること察して、キリエさんは銃型のザッパーを握りながら唇を強く噛む。眼下にいる
それだけではない。『惑星再生委員会』には両親だけでなく、研究員や職員として父方母方の祖父母も所属していた。イリスの言うことが本当なら、ユーリは顔も知らない祖父母の仇にもあたる。
「どうする? その銃と
「……っ」
イリスが言い終えるのも待たず、キリエさんは眼下で浮いているユーリに銃を向ける。それを見て――
「おい、待てキリエさん! 俺たちの指示に従うって約束だぞ!」
「そうだ! イリスの言うことが本当かはまだわからない! まずは――」
「…………」
俺とリインの呼びかけにも応えず、キリエさんはユーリに狙いを定め、引き金にかけた指に力を込める。
その直後、パァンと乾いた破裂音があたりに響き、桃色の弾丸が放たれた。
「……キリエさん」
「お前……」
「はぁ……はぁ……」
俺とリインは呆然とキリエさんに向かって言う。キリエさんは荒い息をつきながら自らが撃った
イリスは信じられないように放心した顔で自らの頬を指でなぞり、その細い指に付いた赤い血を確かめる。そんな彼女に向けて――
「これ以上あなたに騙されるのも、誰かを傷つけるのに利用されるのももうたくさんよ。だからまずあなたとユーリを止めて、その後でイリスが言ったことが本当なのか確かめさせてもらう! 今度は私自身の判断で!!」
「キリエ――この馬鹿ガキがぁぁぁ!」
イリスが吼えるとともに彼女の目に毒々しい赤が宿る。それに反応してユーリは再び紫色の闘気を纏いながら、すさまじい速度と勢いでキリエさんに突貫した。
ここは――
「フライング――」
「シャイニング・サブジゲーション!」
俺が技能を行使する直前に、誰かが自身の技の名を叫びながらユーリの前に飛びはだかった。
薄灰色の髪に、赤と碧色のオッドアイ、前世の頃に俺が着ていたものとほぼ同じ造形の純白の鎧。
彼を見てユーリがつぶやく。
「……アレ、ル……」
「突然の横割りと主の許可なき抜刀お詫びする。だが、己が打つべき敵が誰か確信が付いた。“貴公”は必ずここで止める――勝つのは己だ!」
アレルは自身とぶつかるユーリ――ではなく、その上にいるイリスに向かって布告する。彼の主たるディアーチェたちは呆然とそれを眺め、イリスは、
「この……が。役に立たないどころか、いいところで邪魔を――ユーリ、潰しなさい!!」
「いや、うっ――」
「ぐぐっ……」
イリスの命令に反応して、ユーリが纏う紫色の闘気がさらに勢いを増し、さしものアレルもうめきを漏らす。彼の能力では闘気で身を守る相手に攻撃する
なら俺が固有技能で後ろからユーリを――
『Fire!』
そう思っていた矢先、彼方から放たれた桃色の光線が直撃し、ユーリは動きを止め、アレルも後ろに下がる。
砲撃を放った少女の体は黒く染まり《結晶樹》が生えかけるが、彼女の防護服に加えられたフォーミュラシステムによる防御機構がそれを跳ねのける。
少女――高町なのはは、同じくフォーミュラシステムによって改修された《レイジングハート・ストリーマ》を構え――。
『System drive,“folmula mode”』
「フォーミュラカノン――フルバースト!!」
なのはが構えるレイジングハートから先ほどより膨大な光が放たれ、それはユーリに直撃し、その余波でシグナムとフェイト、局員たちに突き刺さっていた結晶樹を砕き、彼らは再び意識と自由を取り戻す。
そのうちの誰かに言ったものか、それともユーリに言ったものか、イリスに言ったものか、あるいはその全員に向かっていたものか、なのはは高らかに告げた。
「待っててください――今度は、必ず助けます!!」
わずか11歳の魔導師の声と桃色の魔力の残滓が降り注ぐ中、いつの間にかキリエの傍まで寄ってきたアミティエに、キリエは小さく囁いた。読んでもらった絵本の感想を言うような口調で。
ねえお姉ちゃん、ミッドチルダやベルカという世界の《魔導師》って、『魔法使い』って意味なんだって。
『魔法の指輪』が嘘でも、悲しい物語が進んでいても、
泣いてる女の子を助けてくれる“魔法使いたち”はちゃんといたよ。
第二部前半となるReflection編はここで終了です。次からはDetonation編に入ります。その前にラストあたりの展開について弁解をさせてください。
ここまで読んだ読者様の多くが「最後健斗何もしてねえじゃねえか!」「劇場版通りなのはがおいしいところ持っていってるじゃねえか!」「むしろ健斗よりアレルの方が活躍してるぞ」という突っ込みを入れるような気がします。
ただ、遅れて来たなのはが健斗やアレルの活躍を黙って見てるだけなんて、私には想像つかない。ラストは原作通りにしようと決めました。
それに、前後編の作品で前編では活躍してないキャラが、後編で活躍する作品も多くあります。マスタング大佐も散々雨の日は無能と言われながら、その能力は最強クラスということが明らかになりました。まどかも前編ではほとんど巻き込まれてばかりで後編のラストで初めて魔法少女になります。
つまり何が言いたいかというと――健斗が本格的に活躍するのはDet編からです! フォーミュラシステムも組み込んでいないし、まだ芽が出せないんです!
以上です。至らぬところもある作品ですが、よければこれからも『愚王の魂を持つ者』をご愛読ください。