祝福の歌声~コナン世界でライスは頑張って生きてみるよお姉さま!~   作:クレナイハルハ

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うp主は警察学校組については二次創作でしか知らないため、あまりキャラを理解&話し方もこんな感じかな?で書いています。それでもよければ見ていって下さい。




ライスはチートじゃないよねお姉さま?

思わず目を見開いて目の前に広がる観覧車の一つの中にいつの間にか先ほどと同じで格好で立っていた。

 

「あれ?ライスは…………」

 

ふと観覧車の窓から外を眺めると、観覧車の下の方には沢山の人が集まっており遠くではパトカーのランプが光っているのが見える

 

うん、ライスはすっごくデジャブを感じてるよお姉さま……。取り敢えず外套を深く被り直してからそっと外を眺める

 

なんであんなに観覧車に沢山の人が押し寄せてるのかな?

 

そんな事を考えている内に私の乗る観覧車のゴンドラが下がっていき、またもや知らない男の人が入ってくる

 

「?」

 

取り敢えず頭を傾げると、男の人の動きが止まる。沈黙が続き観覧車も降りれないぐらいの高さまで来ていた

 

「え?ひ、人が乗っていたのか!?」

 

男の人の驚きの声にまたもや耳がピクリと動き出そうとしたのを両手で押さえて止める

 

「ひぅ!?は、はい。一応」

 

そう返事をしながらゆっくりと頭から手を下ろす。

 

「取り敢えず落ち着いて聞け、このゴンドラには爆弾が仕掛けられている。」

 

「ば、爆弾!?」

 

二回目とはいえ、爆弾と言う単語に思わず小さく悲鳴を上げると同時に頭のウマ耳がピンと立つ

 

「は?」

 

「あ……えへへ?」

 

即座に両手で外套の上から耳を押さえて前と同じように愛想笑いを浮かべる。それにしても、また爆弾か………ライス、不幸なのかも

 

「取り敢えず、仕方ないか」

 

そう言いながら男の人は私の向かいの席に置いてある何かに向かい合う。恐らくは男の人の向き合っている機械のような物が爆弾なのたろう

 

「あ、あの?」

 

「安心しろ、この爆弾を解体してお前を下ろしてやるからな」

 

振り向かず、そう言う男の人の声には少しだけ優しさを感じた。取り敢えず座って待っていると解体することが出来たのか安堵の息を吐く

 

次の瞬間だった。男の人の顔が強ばる

 

見れば様々な配線が切断されている機械の画面に移った数字がゆっくりと減っていく

 

あと数十秒もすれば、カウントは0となり私と男の人は死ぬ。せめて窓かドアが空いていればウマ娘としての身体能力をごり押ししてこの爆弾を外に投げるんだけど………観覧車は密室なんだよね。

 

何かでドアか窓を壊すか切れれば良いんどけど……あ

 

外套に隠れた勝負服に付いている短剣柄に触れる

 

もし、ワンチャン、ウマ娘の異常な身体能力ならあるならこの短剣で切れないかな?試してみる価値はある、かな?

 

そう考えながら席から立ち上がり、ウマ娘プリティダービーでライスシャワーが発動する固有スキル『ブルーローズチェイサー』を思い浮かべる。Fate風にするなら青薔薇の追跡者(ブルーローズチェイサー)かな。

 

以前に動画でみたライスシャワーを思い出しながら静かに短剣の柄へと手を置き瞳を閉じる

 

頭の中で暗い教会を青薔薇の花束を持った私が歩く。

 

私は生きる、生きていく。私の何かで誰かを幸せにする、その時まで!

 

「───誓います。生きるべき人の為に、幸せの青いバラに……ライスだって」

 

目をカッ!と開いて短剣を半分程抜いて、即座にしまう。改めて冷静に考えよう

 

そもそも、いくらウマ娘の異常な程の身体能力でもそんなアニメみたいにライスが居合とか出来る訳ないのだ。

 

あれ、このままじゃライスあの人に頭の痛い人だと思われて死んじゃうんじゃ?

 

そう思っているとガタン!と言う大きな音がして思わず目を開くと私の目の前にあったはずの閉じられたドアに切れ目のようなものが入っていた

 

ワンチャン、ウマ娘の蹴りならドアを吹き飛ばせるかな?

 

そう思いながらドアを出来るだけ強く蹴る。

 

「咲いて見せるッ!」

 

 

すると、扉は簡単に外れ目の前には綺麗な青空が広がっていた。

 

「え?」

 

もしかして、ライスがやったの!?

 

嘘でしょ!?そ、そんな分けないよね?偶然、壊れただけ、だよね?

 

男の人の方を見ると、男の人は私をまるで信じられない物を見るような目で見ている。

 

え?まさか、本当にライスがやったの?元々ボロボロだったとか、寿命とかではなくて?

 

と、取り敢えず今は爆弾をどうにかしないと!

 

男の人の近くに置いてある爆弾を手に取り、そして

 

「えい!」

 

観覧車より少し上の空へと向けて全力で投げる。そして次の瞬間に投げた爆弾が爆発し突風が私を襲う、あまりの風の強さに顔を覆っていた外套が外れ後ろへと尻餅を付く

 

「うぅ」

 

痛い、でも取り敢えず爆弾で死ななくて良かった。そう思いなが一息付く

 

取り敢えずこれでまだ生きていられるかな?

 

「お前………」

「あ」

 

男の人がまるで信じられない物を見るような目で私を見る。いや、正確には私の頭の上……あれ?耳にあたる外套の感触が無い?

 

急いで頭の上に手を置くとウマ耳と顔が外に出ている状態だった。私は即座に外套を羽織り顔の耳を隠す。

 

また、だ。本能のような何かがまた頭の中で言うのだ『逃げなきゃ』『このままじゃ周りも不幸になる』と。

 

訳が分からない、なんで?そう思いながら外套を握る。あと少しでゴンドラが下に付く、逃げなきゃ

 

ゴンドラが地に付いた、扉が開く男の人と外に出る

 

そして即座に走り出す

 

「なっ!お、おい!」

 

本能に任せてただ走る、男の人には悪いけど私は逃げなきゃ

 

そう思いながら走り出し、また一瞬の浮遊感がして気が付くと私は最初にいた廃墟ビルのような場所に立っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松田side

 

 

「え?ひ、人が乗っていたのか!?」

 

観覧車のゴンドラに乗って、中にいたのは外套を被った怪しい女。

 

観覧車から一般の人はもう既に避難していても可笑しくない程の時間が立っているはずだ。

 

なのに、そこにいる女。しかも外套を羽織っている、まさか爆弾の犯人か?

 

「ひぅ!?は、はい。一応」

 

座っていた女から聞こえてきた声は思ったよりも幼く、小さな少女だった

 

外套からわずかに見える顔、どこか怯えるように両手で頭を押さえてそう答える少女に、思わず親からの虐待等を考えた。

 

それにしてもどうしてそんな少女が外套を羽織り、ギターケースを持っている。家出、か?

 

取り敢えず落ち着いてきたのか両手を膝の上でギュッと握る少女は怯えさせないよう出来るだけ優しい声色で口を開く

 

「取り敢えず落ち着いて聞け、このゴンドラには爆弾が仕掛けられている。」

 

「ば、爆弾!?」

 

少女の驚きの声からまさか、なにも知らずに乗っていたのか?

 

そう思っていると、少女の羽織っていた外套のフードから2ヵ所が内側から押し上げられる

 

「は?」

 

思わず困惑の声が口から漏れる、何が起こっている?

 

「あ……えへへ?」

 

そんな俺にまるで隠すように笑う少女の笑顔は、守りたいと思えるほどに幼く

 

同時に、いつの間にか消えてしまいそうな程儚かった。なんで、お前はそんな風に笑うんだ?

 

いや、取り敢えずこの子のことは爆弾を解体した後だな。萩原を殺そうとした犯人と恐らくは同じ犯罪者、絶対に捕まえる

 

でも、今はまずこの子を助けて無事に地上に返して上げないとな

 

「取り敢えず、仕方ないか」

 

目の前の爆弾に向き合い、解体するための道具を握りしめその爆弾の解体を始める

 

「あ、あの?」

 

後ろから、不思議そうと言うよりは心配そうな少女の声が聞こえ振り返らずに返事をする

 

「安心しろ、この爆弾を解体してお前を下ろしてやるからな」

 

そう言いながら作業を続け、無事に解体をすることが出来た。思わずため息が出る、防護服無しでの解体

 

とてもじゃないが心臓に悪いな、そう思い少女に爆弾の事を教えようとした

 

その時だった

 

確かに解体したはずの爆弾に付いたデジタルタイマーが動き始めた

 

思わず息を飲む、まさか遠隔操作だと!?

 

早く解体……だが残り数十秒

 

もはや俺に出来ることは何もない、俺の後ろにいる小さな命を守ることすら。

 

思わずゴンドラ椅子に座る、今更ながら恐怖で体が震え始めた

 

情けないな。頭の中に警察学校で仲の良かった四人の姿が脳裏によぎる

 

悪いな、みんな。俺は……

 

そう思った、その時だった。俺の目の前に座ってた少女は突如として立ち上がると遊園地の係員の人じゃなければ開けられないしまったドアの前に立つ。チラリと外套から見えた少女の表情はまだ諦めていない、そう見えた。少女は両手を胸の前で重ね祈るようなポーズを取ると、口を開いた

 

「───誓います。」

 

まるで、教会で祈るシスターのように。静かな声がゴンドラに響き渡る

 

「生きるべき人の為に、幸せの青いバラに……」

 

青いバラ?一体何を?そう思った次の瞬間だった、外套の中へとバッっと右手を入れるとチャキと、まるで、刃物を抜刀するかのような金属音がした。

 

「ライスだって」

 

瞬きをした瞬間だった、刃物が納刀される音が耳へと聞こえたと思ったら目の前のゴンドラの扉がまるで何かに切られたかのように切れ目が入る

 

「咲いて見せるッ!」

 

少女の蹴りでドアは外へと落下していった。一体、何が起こった?偶然、扉が壊れた?いや違う少女が()()()のだ。動く手、そして振り上げられる刃が見えないほどの高速の居合切り。

 

人間にはあり得ない、そんな限界を越えた先の得ることの無い速さ。噂に聞くルパン三世の仲間である石川五ェ門と同等か?

 

ゴンドラの扉を蹴り飛ばした少女は残り十秒を切った爆弾を片手で持つと

 

「えい!」

 

そんな可愛らしい声とは裏腹にとてつもない速さで爆弾を斜め上へと投げた。投げられた爆弾は恐ろしいほどの速さで飛んで行き、次の瞬間に空中で爆発した。

 

強い爆風がゴンドラへとも入ってくる、思わず顔を覆うように両腕を目の前にクロスさせて耐える。だが、少女は耐えきれず尻餅を付く形で後ろへと倒れた

 

「うぅ」

 

そして倒れると同時に少女の外套のフードが外れ、少女の顔が見えた。黒い髪に斜めに被っている青いバラの装飾品が付いた帽子。そして目元には大きな隈が出来ている、そんな彼女の顔で何よりも目を引くのはその頭部に生え時折動いているように見える獣と思われる耳。

 

「お前………」

 

本来なら人体にあるのはあり得ない位置にある耳、本来ならコスプレ等を考えるであろう。でも人間で耳のある場所には耳が無いことから、あの耳が本物の耳であることが想像できる

「あ」

 

すると少女は俺の視線に気付いたのか即座に外套を被り直し置いてあったギターケースを握りしめる。その場を沈黙が支配する

 

あり得ないとは思うが、何かの組織で薬品を飲まされ体が変化して、組織から逃げ出してきたとかだろうか?

 

そんなありもしない事を想像していると、ゴンドラが地上に降り俺と少女がゴンドラから出た

 

次の瞬間、少女が走り出す。

 

「なっ!お、おい!」

 

駆け出し、異常な程の速さで俺からどんどんと離れていく。そして近くから走りよってくる複数の足音に振り向くと佐藤達が俺の元へと走ってきているのか見えた。

 

その後、俺は佐藤達に酷く怒られた。そういえば、あれから思い出したことがある。『獣耳に目元に隈がある少女』その容姿に頭の中で過去に萩原から聞いた話を思い出した

 

“あのさ、あり得ない話なんだけど。実は前に防護服を着ずに爆弾を解体しようとして本物の獣耳をつけた女の子に命を助けられたんだ”

 

後から萩原と話したところ、恐らくは俺と萩原を助けたのはおんなじ女の子だと分かった。

 

そして彼女についての情報が一切無かったことも。

 

 

 





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???
「沢山の評価そして感想、感謝いたしますわ!感想と評価があればずっとずっと執筆できますわ!!小説といったらライス×コナンですわ!00×コナンもよろしくですわ!」

???
「何言ってるの?■■■■■■」

???
「ハッ!?■■■■?私は一体何を?私は少し前まで優雅にお茶をしていたはず………」


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