霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して!   作:みけさんわーきゃっと

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注意!前話の最後の方かなりの加筆してあります。お読みになっていない方はご一読ください。
特に幽香ちゃんが好きな人は必見です!

なさちら様、アイシクル21様、石夏 ID:80ZDnF0o様、ゴトイ様。感想どうもありがとうございます。


誤字脱字報告者のすかたず様、tmtdk様、SERIO様、satake様、 クオーレっと様。
ありがとうございます。

こんかいは久しぶりのやまなし、おちなし、意味なしの日常回です。
ゆるーいのもいいよね。


鬼のパンツは良いパン……履いてないだと!?

「美味いな」

 

「だろ、だろ?こいつあんまり飲めないくせに酒のアテ作るのめっちゃうまいんだよな」

 

「甘味もとても上手ですよ。向こうとこちらでは手に入る物の質量ともに違うでしょうに、工夫していろいろ作るんですよ」

 

「はっはー誉めても何も出ないぞー?ほい、唐揚げお待ち」

 

出来上がった唐揚げを毛氈の敷物の上に置く。

今日の依頼はささやかな宴会のホストである。

料理、給仕や話し相手とやることは多岐にわたるんだが、見知った顔が相手なんで気楽にできるぜ。

 

ゲストは華扇ちゃん、萃香ちゃん、勇儀ちゃんの鬼娘たちだ。

ちなみにもうすでにかなり飲んでいるが誰一人として顔色一つ変わらない。流石鬼だな。

 

鬼と言えば前に華扇ちゃんが真面目な顔で――私、実は鬼なんです。と言ってきた時はどうしようかと思った。

 

どうやって「知ってた」をオブラートに包んで話そうかと考え込んでいたら、なんか深刻な顔で――そ……う、ですよね……とか勝手にドツボにはまろうとしたからストレートに「知ってた」っていったらなんか燃えつきてた。

 

そも、屠自古ちゃんとか見た目が(足が)完全に幽霊(なおめくったらちゃんと履いてた。ただし、色気のないデカパンだった。そのあとすごい勢いで雷を落とされた(説教&物理)なのにも俺は動じないんだから、完全に人間形態取ってる華扇ちゃんが気持ち悪いわけがない。

 

ちなみになんでわかったかと言うと、一番大きいのは「茨木の百薬枡」である。

正直あれを使いまくってて鬼であることを隠してたつもりだったというのがまず俺には理解できなかった。

いや、単純にアレだけみたなら「すげーアイテムだなー」みたいな感想だっただろうけど萃香ちゃんも勇儀ちゃんもなんか似たようなの持ってるし!

 

さらに渇き物に炒り豆だしたら、絶対食べないし(なお、これも萃香ちゃんたちと同じ、豆大福や餡子は食えるので大豆のみダメなんだろうか……でも豆腐食うので謎が多い)ほかにも手に鎖ついてたり(というかこれもバレバレパターンだろ)行動や発言の端々に鬼をにおわせていて隠す気あるんかい!?とおもったわ。

そこまでバレバレなのに恐ろしいことに幻想郷で知ってるのは数人だけということ、魔理沙ですら知らないらしいマジか!?

 

そして今は封印されてるので鬼としての権能は怪力に生命力と酒に強いぐらいらしいので、どこに恐れる理由があるというのだろうか。幻想郷で貴重な巨乳枠だし。触っても「やだもー」程度で済ましてくれるし(実際は説教されるけど、怖くない)

 

シニヨンキャップの下に小さい角があって本当の姿の時は頭一つ分ぐらいまっすぐ伸びてるらしい。

一度触らせてもらったら、思ったより硬質感があって、ほんのりと温かい。

言い方は悪いが、クワガタ(萃香ちゃん)とカブトムシ(勇儀ちゃん)に対して鬼型宇宙人っぽい。

 

「ラ〇ちゃんの角みたいだなー」とか言ったら。「えっ、ラ〇ちゃんの角触るの……そ、それって求愛行動ですか?あなたが望むなら私は……」とバグりかけてたのでチョップして正気に帰しておいた。

華扇ちゃんドラ〇ンボールネタも知ってるし、どこかから漫画を手に入れていると確信した。

すいません、念能力の奴今何巻まで出てますかねえ?そろそろ完結してますか?

 

さておき、わざわざ仕事として受けたのだから、普通に料理を出すだけでは面白くない。

コネと能力フル活用してのおもてなしだ。

 

この前能力が進化?して複数能力の同時使用が可能になったからな。

なので魔法による空中炙り焼き(一頭丸焼きが格好いいんだが絶対食いきれないのでケバブ)やチルノの能力でアホみたいに酒精を高めた(アルコールと水分の凝固点が違うことを利用した技だ)焼酎や、ほぼ華扇ちゃん専用チョコフォンデュなどがある。

……最初チョコファウンテン(フォンデュ用のチョコが噴出してるアレ)見たときグラスに酌んで飲もうとした華扇ちゃんにはちょっとビビった。

鬼じゃなければ糖尿になるぞ……

 

海魚の刺身だって今回は大奮発だ。イワシは頭がなければ食べることができるそうなのでつみれ鍋もあるぜ。

子持ちシシャモ(だがカペリン)や、だし巻き卵なんかもあるし、雰囲気的には日本の居酒屋だ(なお、チョコフォンデュ)

 

「いやー豪勢だなーお足たりるかー?」

 

心配する萃香ちゃん。お足とは代金の事である。なので赤字の事を足が出るというんだな。

 

「た、足りなければ私が体で払ってもいいぞ、たりないぶん乳、揉むか?」

 

paypay(パイパイ)払いですか!?勇儀ちゃんはバグというほどではないけど普通にエロに抵抗がないよな。

というか、華扇ちゃんは積極的ではないが寛容ではあるし、萃香ちゃんも普通にエロいことに抵抗ないし……

 

 

 

 

 

鬼はエロい?(疑問)

 

 

 

 

 

「いや、大丈夫だよ、ちゃんと間に合ってる」

 

そも、ここで金の価値が低すぎる、数グラムある金の小粒が一万ぐらいの価値しかねえからな。逆に紫さんに渡して買い物して来てもらう分には余るぐらいだ。

……どうやって換金してんだろう…‥?

問題は紫さんはあんまり動いてくれないから頼みすぎると無視されるってことぐらいか。

なので幻想郷で手に入ったり、増やせるものはこちらで賄う方針だ。

 

「ならいいけど……別に遠慮せず揉んでもいいんだぞ?」

 

勇儀ちゃん揉ませたいだけなんじゃないんですかねぇ!?

まあ、乳で散々からかったのでそのせいかもしれないけど。

 

「私のも揉むかー?」

 

「萃香ちゃんは揉むほどないでしょ、いや少しあるのは知ってるけども」

 

ほんのわずかに膨らんでるんだよな。ただ、妙に色気があってロリコンなら間違いなく一発で落ちるような感じだ。

 

「なんというか、あなたは萃香や勇儀ととても仲が良いんですね。こんなにも人間に心開いている二人は千年ぶりぐらいに見ましたよ」

 

と、華扇ちゃんが驚く。そういえば三人(?)そろってるの初めてか。

 

「そういう千年単位の年代聞くと華扇ちゃんも人外だなあっておもうな。普段はまるっきり食いしん坊のお姉さんなのに」

 

「食いしん坊って!?普段は厳しい拳法の師匠のつもりなんですがっ!?」

 

んなこといわれても、ここしばらくはほぼほぼ甘味くってメス顔(マジで時々見てるだけで勃つようなお見せ出来ない顔になる)さらしてる姿しか見たことねえぞ?

初期のころのキリッとした華扇ちゃんはどこに消えたんだろうか……そういえばその日のうちに消えてたわ、たしかいちご大福とプリンだったな、ありあわせのもんだったが……

 

「よーし、鍋も煮えたぞー」

 

馬鹿話しててもちゃんと仕事はしてるぜ。

とりあえず最初の一杯は取り分ける。意外に萃香ちゃんは好き嫌いなく何でも食べる。華扇ちゃんは野菜や魚の練り物……ぶっちゃけおでんが好き。

ミスティアちゃんの屋台でめっちゃ食ってた覚えがある。

 

そして問題児が……

 

「やさい、いらない」

 

「子供か!」

 

単語で喋って拒否する勇儀ちゃん。

ちょっと可愛く見えるのは俺だけだろうか。

 

「よく煮えてて味が染みてるからうまいぞ?」

 

「……ふーふーしてあーんしてくれたらたべゆ」

 

なんか幼児退行してませんかねぇ!?…‥ふと思ったんだが、もしかして結構酔ってるのかもしれないな、チルノ酒はかなり強いからな。それを……一人一斗はあけてるのか。うんいくらなんでもまずいかもしれん。

 

でもまあ、でっかい子がこういう甘えてるのも結構来るものがあるな!いろんな意味で!

ま、今日の俺は饗応役だ、存分に甘やかしてやろうではないか。

 

「ほら、あーんして」

 

「あーん」

 

口の中は結構鋭い歯が生えてんのな、でもなんか怖いというよりもかわいいのはなぜだろうか。

白菜とかはどれだけふーふーしても汁をたっぷり吸っているので「バラエティおでん」状態になってしまうから冷めるまで放置で人参をチョイス。薄い輪切りなのですぐ冷める。

 

「よーし、えらいぞって……二人とも何してんの?」

 

「「あーん」」

 

食わせろと!?やっぱ結構酒まわってるだろ!?

いや、それはいいんだが、三人並んで口開けてると親鳥になった気分だぜ。……ごめん、嘘ついた。

 

 

 

白濁液ぶっかけてえ……!

 

 

 

 

 

並んで上向きで口開けてるとなんかすっごいエロスかんじるんですけど!?

特に萃香ちゃん、なんで口の前に手を持ってきてベロ出してるの!?絶対わかっててやってるよね?

収拾がつかなくなるので「1回づつな」と華扇ちゃんにはシイタケを、萃香ちゃんには容赦なく熱々玉子をほおりこんだが平気で食ってた。ふーふーいらねえだろ!?

 

 

 

 

宴もたけなわ。

唐揚げに酢橘でもめることも無く(三人ともかけない派で、結局酒と一緒に酢橘が消費されていった)俺が都都逸(俺の趣味)を披露して盛り上げたりしたが普段の宴会と違い割とおとなしく進んでいく。

今は食べるより飲む方がメインになっていて時々浅漬けを追加で出したり焼鳥を焼いたりする程度だ。

ただ時々変な会話が混ざるのでやはり鬼といえども限界超えると酔うのだろうな。

 

 

 

「ところで華扇よー?ちょっといいか?」

 

「どうしたの萃香?」

 

「お前こいつとずいぶん仲がいいけど……ヤッたのかー?」

 

ブバッ!

 

 

華扇ちゃんがダイナミックに酒吹いた。

それはもう漫画みたいに綺麗に。

 

「それは私も気になるな。世捨て人のようなお前がずいぶん楽しそうではないか」

 

「ヤッてません!あなたも何か言いなさい!」

 

「えっ……あっ、その、ああ、ヤッって……ないぞ?」

 

「なんでそんなわざとらしい言い方するんですかっ!?」

 

俺をつかんで揺さぶる華扇ちゃん、おおう、前後に揺れるたびにぽいんぽいん当たる華扇ちゃんのおっぱいが気持ちいいな!

 

「おいおい、封印されてたからってらしくないぞー?昔は一番お前が食ってたじゃないかー?」

 

「違います!違いますからね?物理的に食べてただけですからね!」

 

なぜか俺に念を押してくる華扇ちゃん。そして物理的とか。いや性的でないと言いたいんだろうけど、余計怖いことなってるからな?

 

「大体鬼ってもんは一緒に飯食うだろ、酒飲むだろ、いい気分になって気が付いたらヤッてるだろ?な、勇儀」

 

「私はどちらかと言うと、戦って昂ってからの方だから全くないとは言わないが……あまりないな。そういう時は大抵相手もう死んでるし。だから、こいつは……まあけっこう気にいってる」

 

鬼トークというか、妖怪トークというか、普通に殺人が出てくるな。そして意外に萃香ちゃんが一番穏便だ。

あと勇儀ちゃんからの好感度が結構高い、やったぜ俺。

 

え?怖くないのかって?人間として思うところは確かにあるが殺しに来て殺されないって思う方がアホだろ。

まあ最初は鬼から仕掛けたのかもしれんが、その辺はよくわからん。が、勇儀ちゃんの様子を見てれば、負けたならたぶん潔く笑って死んだと思うな。

食われるのも食事だし、逆に命を無駄にしてなくていいんじゃね?とだいぶん向こう寄りの考え方だな。

 

「人食ったり殺したりするの人間からしたらどう思うー?」

 

「人を食おうが動物を食おうが命としては同じなんじゃね?なら美味しく肉食ってる俺がなんか言うべきじゃねーな。ただ遊びで殺すのはちょっといただけない気はするな」

 

「人間でそれ言えるのはすごいですよ、釈尊みたいです」

 

「そうだな、大抵の人間は私たち(人外)より自分たちを上に見ているからな」

 

「やっぱおまえ。おもしろいなー。好きだぞー」

 

「なんとなくの感想だけどな、人間だって動物だろ」

 

褒められすぎの気もする。当たり前のことしか言ってねえんだけどな。

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういえば鬼のパンツはいいパンツっていうけど、本当なのか?」

 

「また唐突に何を言っているんですかあなたは!?」

 

「華扇ちゃんは普通に天冠(幽霊の頭……まあ幽々子ちゃんの頭についてるような三角の布、渦巻き模様はないけど)のような小さめの紐パンツ履いてるよね?」

 

「普段はそうですね、動きやすいのと洗濯も楽なので」

 

普通に答えてくれる華扇ちゃん。まあさんざんもっとすごいの見たもんなあ……

 

「普段じゃないときは?」

 

「ピンクの、茨模様が両サイドに入ったほんの少し透けたやつです、勝負パンツというらしいですね」

 

まさかの勝負パンツを教えてくれた。確かにいいパンツではあるが!

 

「萃香ちゃんは確かお子様パンツだよね?」

 

「バックプリントも各種揃えてあるぞー?あと勝負パンツは今はいてるから、見てみろ」

 

「見てみろって……ほかの二人の前で!?」

 

「まーまー気にせずに確かみてみろ!」

 

「えー、しょうがねえなあ、じゃあせっかくだから」

 

なんか無敵対空しそうな感じの圧をかけられたので、しぶしぶと応じる俺。

嫌とかいうと嘘判定されるがな!

 

立ち上がった萃香ちゃんの前に跪き、結構長めのスカートの端を持ってそろりそろりと自分を焦らすようにめくりあげていく。

 

いや、すっごいワクワクするな!なんだかんだいってロリ枠のくせにエロス成分多めだからな、萃香ちゃんは。

レミリアさんに匹敵するんじゃねえかな?

 

ゆっくりとめくっていくと下から徐々にあらわになっていく。

細い足首からスラっとした脚、すべすべした太ももそして……

 

「なんも履いてねえ!?」

 

綺麗な一本筋である。

ただし、フランのと違い少しぽってりとしていてもう少しで具が見えそうな感じではあるが。

うーむ、本人の申告通りなら結構使いこんでいるはずだが、綺麗で全くそんな感じはせず年端もいかない少女のようだ。

 

って冷静に批評してる場合じゃねえよ!絵面が犯罪的すぎんだろ!?

 

「そりゃそうだろ。ヤる気ならパンツなんて邪魔だからな。だからこれが勝負パンツかなー?」

 

「まず、パンツの定義が完全にどっかに消えてるんだが、それは……?」

 

「……鬼の伝統エアパンツ?」

 

「人間の俺でも嘘だってわかるぞ?」

 

まあたしかに勝負パンツ=セックスアピールなら正しいのかもしれな――なんかだまされそうになったが、やっぱりパンツじゃねえよな!?

 

 

「やべえ、なんか言いくるめられるとこだった」

 

とりあえず、これは鬼のパンツではないと思う。

 

「大体、ガチな鬼のパンツなら勇儀だろーな」

 

「いいっ!?私かっ!?」

 

「なるほど」

 

頷きながら勇儀ちゃんに向き直る。

そう言えば勇儀ちゃんのパンツは見たことはなかったな。

スカートがかなり野暮ったい感じなのとパンチ主体で戦うせいで見る機会がなかったんだよな。

 

「えっと……見たい……のか?」

 

「見たいな」

 

鬼は正直に言えば暴言以外の大抵のことは許してくれる。

あるいみチョロイ種族ではある。多分萃香さんの気が付いたらヤってるっていうのも酔って理性が飛んだ状態で純粋な下心(意味不明な言葉だが、そういうものもあるはずだ)で口説いた結果だと思うんだよな。

 

「……しょうがないな」

 

そういうと勇儀ちゃんは俺の目の前でうっすら透けているスカートをめくってくれた。

スカートの下にはもう一枚長いスカートをはいているようだ。これは鉄壁、まさに金城で胡坐をかいてもパンツが見えないわけだ。

 

では失礼して――

 

「お、おいちょっと!?」

 

二枚目のスカートに手をかけると勇儀ちゃんが焦ったように声をかけてくる。意外に勇儀ちゃんは乙女というか鬼の中では奥手というか男慣れしてない感じはするよな。

まあお相手をことごとく撲殺したせいかもしれんけど。

 

「おりゃあ!」

 

一気にめくりあげる。

俺の眼前には綺麗に整えられた茂みが――金色である。あり、角度的に中身も見えたのだが、だらしない感じではなく、つつましい感じだった。

 

「きゃああああっ!!」

 

 

「ごっ!?」

 

 

いい感じで蹴りをもらったが、いつものような重さはなく、本当にとっさに出した蹴りのようだ、ほんの少したたらを踏むだけで済んだ。

勇儀ちゃん悲鳴可愛いな!

 

「あっはっはっはっはっはっはっ!!」

 

そして萃香ちゃんが爆笑している。

にゃろう、こうなるのわかってやがったな?

 

「あなたって人は……!」

 

そして華扇ちゃんが柳眉を吊り上げて怒っている、えー俺が悪いの?

 

「一体どういうことだ……?」

 

混乱していると萃香ちゃんがネタばらししてくる。

 

「鬼のパンツは腰巻の事だよ。虎の毛皮っていうけど、霊獣のだったり錦だったりするけどな。今みたいに履くタイプのパンツではないんだよ」

 

そう言えば、可愛い鬼ばっかりで完全に失念してたけど、確かに絵本とかの鬼ってそんな感じのパンツだわ……!

ちなみに腰巻ってのは昔の日本の女性の下着だ、文字通り腰に布を巻いてある。

 

「つまり俺のやったことはスカート捲りではなく……?」

 

「パンツ脱がせたに等しい行為っていうかそのものだな!あっはっはっはっはっはっ!!」

 

「笑い事じゃねえだろっ!?ごめん勇儀ちゃん」

 

「わざとじゃないなら……いい。お前なら……いい」

 

声小っさ!?勇儀ちゃんはなんだろう、こういう恥ずかしがってるのすごい可愛い!

でっかい子が身を縮こまらせて羞恥でもじもじしているのいいよね!(外道)

 

ところで我が息子よ。自己主張するのはやめてくれないかな。発覚した場合何をされるかわからんぞ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――と、いつもいっているように、まったくあなたは注意力が足りません」

 

「おっしゃる通りです……」

 

華扇ちゃんの説教のおかげで俺も息子もしょんぼりしている。

助かったと言えば助かったな。

 

「まあ、そう怒ってやるな、華扇。結果を分かっててけしかけた萃香も悪い」

 

フォローしてくれる勇儀ちゃん。犠牲者なのに優しいな!

 

「私は悪くないぞ、よく考えてみろ、普通はスカートだってめくらないだろ?」

 

「そういわれたらそうだが……でもこいつだぞ?」

 

「ええ、そういう人ですものね」

 

俺、酷い言われよう。少し注意しないといけないな。(反省)

 

でも目の前に見ていいパンツがあったらめくるよね?(反省の念が見えない)

 

「ですがこの煩悩、使いようによってはすごいものになるかもしれません、漫画にいました、煩悩パワーをすごい霊力に変える人が」

 

「どこの霊能事務所の助手ですかねえっ!?」

 

華扇ちゃん、本当に漫画好きだな!?しってたけど!

 

「あ、じゃあ華扇とヤリまくればいいじゃん」

 

だから萃香ちゃんはなぜそこに行きつくのか。

 

「なんでそうなるんで――あー。房中術ですか」

 

「えっと華扇ちゃん、それって……?」

 

「仙道の修行法の一つですね。私は別に構わないのですが……ちょっと彼には酷というか無理でしょうね」

 

「構わないってヤってもいいのかよ!?で、無理ってどういうこと、華扇ちゃん?」

 

前から思ってたけど普通に華扇ちゃんってエロのハードル低いよな……

これも鬼の特性なのか、それとも仙人の特性なのか……?

 

「房中術は接して漏らさずなのです」

 

「ん?どういうことだ?」

 

「…………ええとですね…………その」

 

華扇ちゃんがもじもじしてる、ちょっと可愛い。

 

「ひらたく、そうわかりやすく言えばですよ」

 

焦らすなぁ、そんなに言いにくいことなのだろうか?

 

「おう」

 

「射精管理です」

 

「しゃせい……かんり……射精管理!?」

 

「恥ずかしいので大声出さないでください!接して漏らさず、要は出してはだめなのです。しかし交合することにより陽の気と陰の気が合一されるので……つまりはひたすら寸止めです、そしてまじわっては寸止めのその状態を数年続けます」

 

「それ何のプレイかな!?しかもレベルかなり高い感じの!?」

 

それ何てエロゲ?もしくはウ=ス異本?

 

「女性側は、まあ多少は不便ですが、そこまでではないのです。ただ男性側は物理的にたまっていくので……地獄のような苦しみらしいです、もちろん何かのはずみで出してしまえば最初からやり直しですね。で、やがてこの溜まったものが自分の気となって巡回させれるようになります、そうしたら修業は終了です。早くて数年、遅い人は1200年ほどかかるみたいですね」

 

「まずその1200年の人逆にすげえわ。そして俺は無理だな」

 

若いせいもあるけどぬいとかなければ間違いなく間違いを起こす。

 

「一応男性自身にはめる制御宝貝もあるみたいですけど」

 

「もう、本格的にプレイだな!?」

 

そんなの明らかにSMやん……

 

「チンチン鉄でできたチンコじ、とか言う名前付いてそうだなー?」

 

萃香ちゃんが茶化す。

 

「斉天大聖を貶めるのはやめろ、そんなのは天子にでもはめとけ」

 

奴の袖には緊箍児がついてるからな……あれを締める呪文マジしりてえ(この前も俺の用水壊しやがった)

 

「でも強くなるならありなんじゃないか?ちょっとお前試してみないか?な?そしてまた戦おう!」

 

「可愛い子だらけの幻想郷でそんなことしたら発狂するわ!?というか間違いなくどこかで誰か襲うぞ」

 

「誰かを襲うぐらいなら私が絞ってやるから安心しろよー?」

 

「というか修行失敗しますが、出してもいいんですよ?お試しで修行してみます?」

 

「精を食らうのもありか……よし、閨で勝負しようぜ!」

 

華扇ちゃんも含めて普通に誘ってきやがる……俺は思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼はエロい(確信)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとチルノ酒は一人2升までにしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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R18は紅魔館です。
ただし、個別に書いてからハーレムです。いきなりハーレムには愛が足りません。

ねくすと(次は呪いとか祟りとかなんとかしてみた話)

  • 魔理沙とデートした話
  • 決戦!星海恐怖異変
  • 因幡の白兎した話
  • 屋台で駄弁るだけの話
  • 人里で遊んだ話
  • 新聞記者に振り回された話
  • 白蓮ちゃんと愉快な仲間たち
  • 神奈子ちゃんにシゴかれた話
  • かわいいクソガキに子分にされた話
  • 白玉楼で料理した話
  • 本編

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