霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して!   作:みけさんわーきゃっと

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呪界真悟様、なさちら様、ゴトイ様、ポポポポン ID:AyNHSjf6様、くっつく餡玉様、あっちゃんWTマークⅡセカンド様、kure様、みょ〜ん様、tukue様、はにワ様。感想どうもありがとうございます。


誤字脱字報告者の孝也様、ゴトイ様、提督様、テレサ様、クオーレっと様。
ありがとうございます。

霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して!のチラ見せ
というネタバレ、小ネタ用の投稿もしております。
パンチラが見たいとご連絡ください(羞恥プレイ)



天狗が可愛かった話

「しんぶーん!」

 

「うわああっ!?」

 

いきなり窓から何か投げ込まれた!?

……なんだ?なんか文字が書いて――

 

 

「なによ、騒がしいわね」

 

「あ、霊夢ちゃん、なんかいきなり投げ込まれたんだけど……」

 

「ん?ああ、文々。新聞ね」

 

どうやら投げ込まれたのは新聞らしい、って乱暴な配達方法だな!?

寿命が縮む新聞みたいに突き破ってこないだけましだが、褒められた配達方法ではない。

 

「ぶんぶん……まる?どっかで聞いた覚えが……」

 

「アンタこの前取材受けてたじゃない、天狗の射命丸文が書いてる新聞よ」

 

「ああ、あの可愛い子。……こんな奇行するんだ……?」

 

霖之助のところを出て霊夢ちゃんのところに厄介になってしばらくたつが、幻想郷の女の子はとにかく可愛かったり美人だったり外見はすごい秀でている。

しかし、かなりの人間(妖怪や神霊もいるけど)が奇行持ちという非常に残念な娘さんたちでもある。

 

霊夢ちゃんのところによくくる魔理沙ちゃんとかは謎の喋り方はまあ、個性だからいいとして。

挨拶代わりに極太レーザーぶち込んでくるのはいかがなものか(なお、奇跡的に持っていた帳面が防いでくれた。そのあと霊夢ちゃんが俺を一般人だと説明して、魔理沙ちゃんをぶっ飛ばしてた。怖い)

 

あとは小傘ちゃんも、いきなり驚かせてくる。

幻想郷の住人は慣れているのかリアクションが薄いらしく、必要以上にビビった俺に執拗にまとわりついてくる。

いや、落ちてた傘拾ったらベロが出てくるとか初見殺し過ぎるだろ。

 

ただ、こう、なんだ。小傘ちゃんは可愛いし明るくて元気な基本的にはいい子なので悪い気はしない。

ちょっと距離が近いこともあるが、迷惑というより、困惑と混乱であり、むしろ嬉しいほうが多い。

それに、雨降ってたりする時は普通に傘として使わせてくれたりする。のだが……晴れるとその状態からいきなり分身体?が現れて肩車状態になったりするのはやめてほしい。

俺が盛大に動揺するのが近ごろのお気に入りらしく、執拗にそれを狙い雨が降るといつの間にか玄関先に小傘ちゃんの本体?が置いてあったりする。

あえて無視して外に行こうとすると聞こえる声で「しくしくしくしく」とウソ泣きするので質が悪い。

 

いや、生足で肩車って本当に驚くんだってば!いろんな意味で!!

なんかすべすべだし!ぬくやわこいし!いい匂いするし!いつまでたっても下りないし!太ももで締め付けてくるし!!(混乱)

 

正直ここに来てからいろんなことがあって、どうでもいいと心が死んでて、ある程度立ち直った今でも男としても割と死んでいたのだけど小傘ちゃんの濃厚なスキンシップで獣が目覚めそうで怖い。

目覚めた場合タガが外れそうでさらに怖いんだ。みんな可愛いからな。

 

霊夢ちゃんも可愛いっちゃ可愛いんだけど、なんか冷めてて苦手だ。生けるしかばね状態の俺を立ち直らせてくれたのには感謝してるけども……

会話はするんだけど、あんまり弾まないんだよなあ……

 

可愛いと言えばこの前、ルーミアって子に懐かれた。

「食べてもいい人間?」とか聞かれて最初はビビったが「おなかすいてるのか?」という質問に頷いたから、空腹の苦しさをよくわかってる俺が芋粥を作って与えたところ、なんか「えへへー」とか言いながらまとわりつくようになった。可愛い。

 

俺も楽しくなって近頃は料理に凝りだした。まあ、無駄に食料減らすのも霊夢ちゃんに悪いから畑とか作ってみたけど、これも結構難しい。

だが一応一般常識レベルとはいえ俺には現代知識チートがあるので、農作業に体が慣れさえすれば徐々に成果は出ると思っている。

 

「そういえば天狗なんだっけ?」

 

「そうよ、妖怪の山に縄張りを作って住んでる感じね……今のアンタにはちょっと危険だから行かないほうがいいわよ」

 

「わかってるよ」

 

 

 

そう答えた俺が、まさか数時間後には妖怪の山にいることになろうとはこの時点では思いもしなかったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おーい!魔理沙ちゃーん!!……だめだ、どこ行ったんだ……」

 

魔理沙ちゃんに「暇してるだろ?ちょっと遊びに行こうぜ!」と言われてホイホイついていった(箒でタンデムという(合法的にしがみつける)心躍る状況につられたのも確かだ)

生身で空飛ぶってすげえなと思ったが、風圧やら乱暴な機動やらで振り落とされないようにするので精いっぱいだったのだが、それが大間違いだった。

途中で「やっべ!ばれた!?」とか言って俺を地上すれすれで落とすように下ろして、魔理沙ちゃんはどこかへ飛び去って行ってしまったのだ。

 

飛び去って行く魔理沙ちゃんを光弾(弾幕というらしい)を撃ちながら追いかけていく何者かの影から……「待ちなさーい!」「シャンハーイ」などとかすかに聞こえてきたが、魔理沙ちゃん一体何やらかしたんだ……?

これまでの魔理沙ちゃんの行動からして、何か壊したとか、不意打ちで極太レーザーぶち込んだとかそんな感じだろうけど……

 

それにしてもまいったな。

待っていれば迎えに来てくれるかもしれないが、普通に忘れ去りそうなのが魔理沙ちゃんだ……あれ、俺やばくね?

 

多分現在地はモロに妖怪の山だと思うんだよな……一応夜にならなければ食われることはないみたいに霊夢ちゃんが言ってたけど。逆に言えば夜になれば食われるかもってことだよな。

……うん、やばいわこれ。

 

魔理沙ちゃんを呼ぶのも、大声で変なの呼び寄せる可能性があるから……とりあえず無事に帰れたら魔理沙ちゃんに何とかして仕返ししよう。さすがに許せん。

 

「まずは……川だな!」

 

人里には何本か川が走っていて、どれも妖怪の山の方から流れてきている。

香霖堂も付近に川があるのでとにかく川を見つけたら下流に向かえば間違いなく脱出できる。

 

川にも妖怪がいるかもしれないが川の代表的な妖怪の河童は割と話が通じるし(そういえばスマホどうなったんだろう、分解するけど絶対直すからって言ってたが)なんなら送ってもらえるかもしれない。

 

考えがまとまると少し気が楽になった。

 

「さて、どの方角に向かうか……」

 

そう独り言ちて、歩き出そうとすると、誰何の声をかけられた。

 

「そこの人間!ここは妖怪の山である!一体何用か!」

 

「うえっ!?誰だっ!?」

 

声はすれども姿は見えず……妖怪か……?

って妖怪の山なのだからいて当たり前か。

 

「特に用はない!と、いうか迷った!!」

 

姿が見えないのでとりあえず叫んで返事をする。友好的ではないにしろ、問答無用で攻撃を受けるようなことはなさそうで少し気が楽になった。

 

「迷った……?どうやったらこんな奥深くまで迷い込むというのだ!嘘をつくとろくなことにならんぞ!」

 

「いや本当だってば!魔理沙ちゃんって女の子にここに置いて行かれたんだよ!」

 

「魔理沙……霧雨魔理沙か!あいつはそういう悪さもするのか!?」

 

いや、マジで魔理沙ちゃんの悪名が留まるところを知らないんだが……

方々に悪名が通るって何なの?

 

「まあ、悪さというか、なんか追いかけられたみたいで……逃げるためか知らんけど、おいていかれたんだよ」

 

「さもありなん、あいつはしょっちゅう追いかけられているからな!……災難だったな、今そちらに行く、ただし、怪しい動きはするなよ?」

 

「わかった!気を付ける!」

 

声からして女の子っぽいが……というか幻想郷って女の子異常に多いな!しかもみんな可愛いんだよ。

考えたらおかしいよな。俺ここに来てからブスって見たことねえもん、男もおっさんはいるけど割といい男ばっかりだしな。もしかしたら俺が一番不細工かもしれないと思うぐらいには顔面偏差値高いんだよ。

 

「待たせたな人間。して怪我などはないか?」

 

俺の前に現れたのは……

 

「どうした人間?私の顔に何かついているのか?」

 

神秘的な白髪の凛としたたたずまいの美少女だった。

 

「あ、いや。なんでもない……その綺麗だなって思って」

 

「わふっ!?か、からかうなよ、人間」

 

あれ、なんか今髪の毛のほうがピコって盛り上がった気が……?

 

「いや、白髪が神秘的でマジでそう思った」

 

「きゅうーん……はっ、いかんいかん。で、けがはないのか?」

 

ん……?なんかスカートのうしろがもぞもぞした気が…‥?

 

「ああ、ついさっき置いて行かれたばっかりだからな。えっと……」

 

「ああ、私は犬走椛。白狼天狗であり、妖怪の山の哨戒を担っている」

 

「椛……ちゃん?さん?」

 

「わふっ!?ちゃんなどと……ま、まあお前が呼びたいなら好きに呼んで構わない」

 

……やっぱ見間違いじゃないよな、今、ケモミミみたいなのが一瞬生えた気がするんだけど……?

犬走とか言っているし犬妖怪なのか……?でも白狼とか言ってるし、犬扱いしたら失礼なのかもしれないし、くそっ!気になる!

 

「じゃあ椛ちゃんで。で、聞くんだけど、俺ってここから無事に帰れる?椛ちゃんが送ってくれたりする?」

 

「そうしてやりたいのは山々なのだが……今ほども言った通り、仕事があるゆえここは離れることができないのだ」

 

むう、やはり無理か。まあ道さえ(ないけど)教えてもらえれば何とか脱出できるかな?

 

「まあ、落ち込むな。私は動けないが、運が良ければ……」

 

そういって椛ちゃんは笛らしきものを咥えて吹いた……音が聞こえないから犬笛って奴だろうか、ますます俺の中で犬疑惑が巻き起こる。いや狼も聞こえるだろうけどさ。

 

「誰かくるんですか?」

 

「運が良ければだが、手の空いている烏天狗が……とくにこういう時には文が来たりするからな」

 

「文……?射命丸文ちゃん?」

 

「知り合いか?」

 

「ああ、この間取材を受けたよ」

 

「取材?お前何かやったのか?」

 

と、警戒の目になる椛ちゃん。

まあ、文ちゃんのあのテンションからすれば、いつも問題や事件に突撃取材してるのが目に浮かぶようだし、何かやらかしたと思われてもしょうがないわな。

 

「いや、俺外来人なんだわ」

 

「……お前が!?いや……しかし文の記事ではもっとこう、なんというか……」

 

「ああ、あの時はまだ混乱してたから、ようやく落ち着いたところだな」

 

取材受けたときはまだ暗かったからな。なんとか立ち直ったよ。

霊夢ちゃんに活入れられて、あと懐いてくれたルーミアと藍さんのところの橙、それと大量の謎の兎(モブイナバっていうらしい)に癒された感じだな。

可愛いとモフモフは正義。

 

そう考えてたら、激しい衝動に襲われた。

 

 

 

椛ちゃんをめっちゃモフりたい……!

 

 

 

 

少なくともケモ系の妖怪だとは思うんだよな、ほぼ確実に犬か狼の。

ただ剣盾で武装しているし、うっかりやらかしでもしたら真っ二つにされてもおかしくない。

よしんば真っ二つにされなくても、ここに置き去りにされるだけで生存率は下がるだろう。

なので俺は……

 

「椛ちゃん、モフってもいい?」

 

 

 

 

許可を取ることにした。

 

 

 

 

「わふっ!?何を言っているんだ、お前はっ!?」

 

 

 

 

あ、耳生えた。

 

「白い毛がすごくきれいだからさ、その耳のあたり撫でさせてほしいんだ」

 

「え?耳?うわっ!?でてた!?戻れ、戻れ、戻れ……」

 

なんかてんぱってるな、こっちが素か?

 

「せっかく可愛いのにもったいない!ね、ちょっとだけ、、俺の不安な心を落ち着けるために!」

 

「かわっ!私は愛玩動物ではないぞ!なんだと思っている!?」

 

ここで犬とか言ったら多分だめだ……つまり答えは……!

 

「狼、神秘的な白狼だよな」

 

「そ、そうだ!だから気安く触ってはだめだぞ!」

 

「人間は神秘的なものにあやかりたいと思うんだ。だからその美しい白狼の毛並みほんの少し、触らせてくれないかな?」

 

「う……うーん……わ、わかった。そこまで言われてことわっては白狼の名が廃るな。す、少しだけだぞ?」

 

 

 

 

 

 

チ ョ ロ イ(何かダメな方向に俺のレベルが上がった気がする)

 

 

 

 

 

 

 

「では失礼して……」

 

「ふあっ……」

 

うおっ!?めっちゃ手触りがいいな!触ったことないけどシルクとかそんな感じか?

 

「めっちゃすべすべで手触りがさらっとしてて気持ちいい」

 

「せ、説明はいらないっ!」

 

女の子の髪の毛としての質と、獣の毛皮としての質の良いとこどりみたいな感じだ。

そして耳(?)のほうに手をやる。こちらはケモ分が多めで少し硬めだ。

が、くにくにとした独特の弾力がこれまた気持ちいい。

 

「ん、そこはっ……きゅーん」

 

耳をくにくにさわさわと愛でた後、耳と頭部の境目辺りを人差し指の先でコリコリと掻くようにして刺激する。

大抵の獣(椛ちゃんに失礼か)はこういうところは……

 

「わふぅ……」

 

脱力するポイントである。

次のポイントは頭頂部。耳と耳の丁度ど真ん中である。

ここも指先……今度は全部で少し強めにわしわしと撫で――

 

 

「え?なにこの絵面。とりあえず撮ればいいの?」

 

「うわああああああっ!!!?」

 

あ、椛ちゃんが正気に返った。

 

「えっと何?椛?カレシできたの私に知らせたかったの?」

 

「ちがっ!?ちがくてっ!こ、これはそのっ!私のご利益を分け与えてたんだよっ!」

 

新たに現れた少女……なんだろう学生服と山伏衣装の合いの子みたいなエキセントリックな服装で(なぜ脚絆を止める紐で一本下駄とハイソックスを連結してるんだ……?)ガラケー?みたいなものを持っている、可愛い女の子だ。

 

椛ちゃんと知合いらしく(というかさっきの呼子できたのかな?)俺が椛ちゃんを撫でまわしている状況にツッコミを入れてきた。

 

「ああ、彼氏ではないな。椛ちゃんの毛並みがあまりにも綺麗だったから、お願いしてちょっと撫でさせてもらってたんだ」

 

「ふうん、ま、その気持ちはわかるけどー「はたてわかるの!?」あなたは人間ね?ここは妖怪の山だけど一体なんでこんなところにきてんのー?」

 

なんか独特の喋り方する子だな、ギャルっぽいというか……

 

「ああ、なんか魔理沙ちゃんに置き去りにされた」

 

「……あの魔女、本当に迷惑しかかけないわねー。たぶん文がかくまってると思うから、よんでこようかー?」

 

だから、魔理沙ちゃんのこの信用の低さは何なんだ……?

そして魔理沙ちゃんは文ちゃんと仲いいのか…‥厄介そうなコンビだな。

 

「それは助かるけど、この山から自力で出れるならそっちでもいいけどな。魔理沙ちゃんは正直あてにならなさそうだし」

 

魔理沙ちゃんと一緒に行って、またどっかおきざりにされたら時間的にマジで死ぬぞ。

 

「文じゃなくてはたてが来たのは良かったよ。文にこんなところ見られたら記事にされちゃってたからね」

 

「私も記事にしないとは言ってないわよー?写真も撮ったしー」

 

椛ちゃんの喋り方がだいぶ柔らかいな。きっと仲がいいのかな、この……はたて?ちゃんと。

 

「はたてー……別に人間とは……はっ!?んっいや、私は人間とはあったばかりで、何の関係もないぞ?」

 

取り繕う椛ちゃん可愛いな。

 

「ん?そういえば文の記事にあなた載ってた気がするわねー。えっと博麗神社にきた外来人だっけ?」

 

「ああ、どんな記事かは読んでないから知らんけど、取材受けたのは確かだ」

 

「ふーん……でも記事の写真と大分印象が違うわよねー?なにかあったー?」

 

と、俺に近づいて――って近い近い近い!?目と鼻の先で俺の顔を下からのぞき込んで……近くで見ると一層可愛いな!?

目力があるというか大きい目のちょっと鋭い感じの瞳がキラキラしていて、じっと見つめられるとドキドキしてしまう。

 

「あー、なんだ。幻想郷に順応しようとちょっと心入れ替えた」

 

「へー。それなら私に取材させてくんない?対抗記事(スポイラー)ってやつね!近頃文ばっかりいい記事拾ってきててちょおムカついてたんだよねー」

 

「それは別にかまわないけど、えっとはたてちゃんでいいのかな?」

 

「うん、姫海棠はたてだよー。お仕事は新聞記者、あとたまに山の守護!」

 

と、チョリーッス!の声が似合いそうなピースをしながらはたてちゃんが自己紹介してくれる。

椛ちゃんが「山の守護がメインだよねっ!?」とツッコミを入れているが、はたてちゃんは黙殺して俺に話を続ける。

 

「で、なんで心境の変化とかあったか聞かせてくれる?あ、その前に一枚いい?」

 

とガラケーを……えっ!?それで写真撮るの?掲げて了解を求めてくる。

文みたいにまずいきなり撮ろうとしない分好感が持てるな。

 

「ん?ああいいぞ」

 

「はーい、じゃあ撮るよー」

 

「えっ!?ちょっ!?」

 

はたてちゃんが近づいてきて、俺に背を預けるようにもたれかかってきて、カップルがやるような自撮りを撮る。

はたてちゃんはけっこう肉付きがいいみたいで、むちっとしたぬくやわこい感触に挙動不審になってしまい慌てた顔がうつってしまう。

 

「ん-……あははははー変な顔ー!キモーい!」

 

撮った写真をチェックしてけらけら笑うはたてちゃん。まんま女子高生のノリだな!?

 

「まあ写真はこれでいいとしてー」

 

「いいのかよ!?」

 

正直あれが掲載されるのはいやかもしれないぞ、明らかに鼻の下が伸びてるぞ!?

 

「こう、仲良しっぽいほうが文のと違い出ていーじゃん?で、取材したいけどー。あーでも先に山を下りたほうがいいかなー?」

 

おう、そうだった。昼過ぎにこの辺に来たからあんまり時間かけるとまずいもんな。

 

「ああ、そうだな、でもどうやって帰るんだ?」

 

「ん?私飛べるよ?」

 

「いや、俺は飛べないんだが…‥」

 

というか幻想郷の住人デフォで飛べすぎじゃないですかねえ?

霊夢ちゃん能力が空を飛ぶって聞いてたから特別だと思ってたのに、みんなあらゆる手段で飛ぶからな……

 

それにそもそも俺が飛べるなら、もう飛んで帰ってるわ!

 

「だからー?」

 

「のわっ!?」

 

「こーやって私が抱えて人里付近まで送ればいーじゃない?」

 

「ちょっ!?」

 

わきの下に手を入れられて背後から持ち上げられる……すっげえ軽々と!?

 

「はたてちゃんも妖怪?」

 

まあ、妖怪の山にいるからには妖怪なんだろうし、椛ちゃんと仲がいいってことは天狗なんだろうけど、雰囲気があまりにもギャルすぎる……!

 

「一応烏天狗だから人間より強いよ?」

 

「あー、やっぱそうかー」

 

「じゃあ飛ぶよー?」

 

そう言って俺を持ち上げて飛び始める。

まあ、天狗は怪力っていうし、よっぽどのことがない限り落とされるようなことはないんだろうけど、大きな問題が一つ。

 

いや大きな山が二つと言うべきか……!

 

 

 

 

 

 

おっぱい当たってる(戦慄)

 

 

 

 

 

 

はたてちゃん、むっちりしていて肉付きいいなとさっき思ったけど、どうやら胸にもいいものを持っているらしく背中にはっきりとした二つの感触が……!

 

救出してくれてるのにこのままでは(嬉しいが)申し訳ない。

断腸の思いで持ち方を変えてくれるように頼んでみる。

 

「はたてちゃーん!」

 

「んー?どうしたのーっ?」

 

とんでいるため大声で会話する。

 

「持ち方変えてくれないーっ!?背中におぶるとかさーっ!」

 

「ごめーん!ほとんど妖力で飛んでるんだけどー!一応羽も必要だからーっ!」

 

なるほど!妖力で揚力を得てるわけだな!(混乱中)

 

「じゃ、じゃあせめて違う持ち方とかは―っ!」

 

「これが一番飛びやすいんだけどー!なんでーっ!」

 

う……うごごごご……恥を忍んで白状するしかあるまい……

 

「その、おっぱいあたっててすっごい気になるっ!」

 

そう、俺の叫び(慟哭レベル)をきいたはたてちゃんは「んっふっふー」と笑ってから俺の耳元に唇を寄せてこう囁いた。

 

「あ・て・て・ん・の・よ」

 

「な゛あ゛っ!?」

 

そしてさらに「んふー」と鼻息荒く笑ってから「オトコノコはこういうのが好きって聞いたよー」と。

 

空中で逃げ場がない俺は完全に手玉に取られた状態で博麗神社に送り届けられた。

 

 

 

その後のインタビューで何を話したかは覚えていない。

 

 

 

 

 

 

あと魔理沙ちゃんの事は紫さんにチクっておいた。

困ったことがあれば言いなさいって言ってたので甘えさせてもらった。

 

 

 

 

 

 

 

~しばらくあと~

 

 

「ちょっと外来人さん!なんで私の取材の時あんなに言葉少なげだったのに、はたての時だけいろいろ面白い話してるんですかっ!?おかげではたてに勝ち誇られたじゃありませんかっ!私も対抗記事(スポイラー)を書くために今日はみっちり取材しますからねっ!」

 

文ちゃんが襲来してきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~さらにあと~

 

「ねーちょっとー!あなたまた文に取材受けたでしょー。仲良くなった人の話とかして、めっちゃウケてたんですけどー。文も文で勝ち誇って報告にくるしちょおムカつくんですけどー、んーこうなったら一日密着取材ね!ほらあなたもこんなかわいい私とデートできて幸せでしょー?」

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく天狗に振り回された

 

 

 

 




お気に入り、ご意見、ご感想、評価などお待ちしています。
とくに感想を返したり、感想に合わせて、ちょろっとづつ作品の事を語るのは好きです。

お気に入りや評価は増えてるの見てるとエモいです。エロいじゃなくてエモいです。
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お気づきの方もおられるかもしれませんが消化したエピソードに関係のあるエピソードがねくすとに追加されます。
永遠亭のメンバーや河童が出てこないのはそのせいです。

ねくすと

  • 魔理沙とデートした話
  • 決戦!星海恐怖異変
  • 因幡の白兎した話
  • 屋台で駄弁るだけの話
  • 人里で遊んだ話
  • 新聞記者に振り回された話
  • 白蓮ちゃんと愉快な仲間たち
  • かわいいクソガキに子分にされた話
  • 神奈子ちゃんにシゴかれた話
  • 邪仙が甘やかしてきた話
  • 本編
  • 二刀流の剣士とやりあった話
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