霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して! 作:みけさんわーきゃっと
感想どうもありがとうございます。
たくさんの人が本気でれいぱんを愛してくれていることがわかって本当に励みになりました。
ありがとうございます。
誤字脱字報告者のすかたず様、陽灯様。
ありがとうございます。
霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して!のチラ見せ
というネタバレ、小ネタ用の投稿もしております。
パンチラが見たいとご連絡ください(羞恥プレイ)
「はあ……」
軽くため息をついて、延々と続く石段を見上げる。
本日の依頼は、命蓮寺へのお届け物&住職の説法を受けてくることである。
なぜこんな奇妙な依頼が舞い込んだかと言うと、閻魔様――映姫ちゃんに軽い説教を受けている最中に、映姫ちゃんを抱きしめて、胸をつかんだ挙句、すっころんでまくれた服の中。股間に顔をうずめたからである。
ちなみに半分目を閉じながら指を一本立てて後ろ歩きしつつ(俺の移動に追従してきてた)俺に説教していた映姫ちゃんが全面的に悪いと思うんだが、転ぶのを阻止しようとしたにもかかわらず、烈火のごとく怒られて、煩悩を払ってきなさいとこのような仕打ちを受けた。
けっこうアダルティなパンツ履いてたからそれに言及したのは確かだが、あそこまで怒らなくてもいいじゃないかとは思う。
アソコに言及したせいかもしれないが。
だって、サイドが白で総レースで透けてて、中央が黒で股間の形状がはっきりわかるようなピッチリフィットタイプなんだぜ?(外見に比べてちゃんと成熟した大人でした。毛も生えてたし)
おもわず「白黒はっきりしてる」とか感想でてもしかたないじゃないか。
で、烈火のごとく怒られて「あなたは少しばかり煩悩が強すぎる」と説教され、休憩時間が終わりそうなので背負子にいっぱいの荷物と手紙(説教してくれとの依頼)を持たされて、こうやって命蓮寺に向かってるわけだ。
ちなみに荷物にほとんど意味はなく、重たそうな食材を詰め込んだ、修行というか、ある意味映姫ちゃんの嫌がらせでもある。
石とか鉄が入ってないだけ有情なのだと思うことにしよう。
「それに白玉楼とか守矢神社と違って、歩いて移動できる距離だしな」
独り言ちて歩を進める。石段に差し掛かってここからがちょっと大変そうだ。
ちなみに博麗神社も結構遠いのだが、それはもう慣れたというか、俺の生活の拠点だから気にはなってない。
人里から近いせいかそれなりに参拝客もいるようで、ぽつり、ぽつりと人影も見える。
……道のりが遠いのでほぼほぼ身内しか来ない博麗神社、守矢神社に比べればこれでも驚異の人影かもしれない。
……博麗神社のお賽銭、現金に限れば俺しか入れてねえからな(なお、野菜や果物などはたまに妖怪が入れて(置いて)いく、油断すると腐るので注意が必要だ)
今年の年末は人里に出張神社でも作ろうかと思っている。霊夢ちゃんはお賽銭が目当てになるだろうけど、もう少し博麗の巫女はとっつきやすくてもいいと思うんだ。もう、何代にもわたって幻想郷にいるわけなんだから。
正直言って早苗ちゃんの方が割と人里でなじんでいて冗談抜きでこのままでは何かがやばい気がするんだよな。俺の勘だけど。
すれ違う人とあいさつを交わしながら参道を登っていき、石段の途中、少し踊り場のように平坦な部分のある場所の道の外れに、一件の小屋がぽつんと建っている。
その小屋の主から声をかけられた。
「これ、そこのお前さんよ。一服つけて行ってはどうじゃ?」
「マミゾウか!?なんでこんなところにいるんだ!?」
鈴奈庵でよく顔を合わせる化け狸。二ッ岩マミゾウが、そこの店主だった。
「ううむ、なんというか暇つぶしじゃの。命蓮寺に来て日が浅いから、あまり居場所がなくてのう」
「絶対嘘だろ。いやマミゾウは、傍若無人にみえて結構気を使う性質だってのはわかるけど、どっちかというとマミゾウが遠慮してるんじゃね?」
とりあえず腰を落ち着けて背負子を下ろす。
壁に貼ってあるお品書きにはすさまじい達筆で「茶(餅つき)、100円」「食事(茶付き)、400円」と書いてある。
相変わらず幻想郷はくいもん安いな!?
シンプルすぎるメニューだが、幻想郷の店は大体似たようなもんで、定食屋とか本当に定食(一種類)しかないことも多い。
逆に蕎麦屋とかのほうがバリエーションが多いぐらいだ。
とりあえず茶でいいや、飯ったってどうせ握り飯とみそ汁と漬物ぐらいだろうしな。
「じゃあ、お茶をもらおうかな」
「うむ、しばし待つがよい」
と、立ったままという珍妙な所作ではあるが、「ビシッ!」として鋭さすら感じられる綺麗な動きでマミゾウは茶を立てていく。
「急須じゃないんだな?」
「ここの湧き水は、良い空気をよく含んでいるから甘い。甘露という奴かの?じゃが玉露など使えるような店でなし、急須で入れるとなると一度沸かすからどうしてものう。その点、薄茶を立てるなら軽く沸かしただけでよいからの」
と、手際よく立てたお茶と表面を焼き固めた薄餅を二枚をだしてくれる。
一口飲む。
「おお……」
ぬるめで飲みやすい。ゆのみにいれるのと違って茶碗に薄茶が入っているので、量もたっぷりで、石段を登ってきて汗をかいて乾いた体にありがたい。
そして何よりも。
「甘いな」
「じゃろ?」
咲夜ちゃんも紅茶を入れるときに言っていたが、空気を含ませた水は甘いのである。
それをさらに茶筅で空気を含ませるようにしたものだから、本当に甘みを感じるレベルで甘い。
「安茶も、こうすれば割と飲めるものになるじゃろ」
「というか稗田家に悪いけど、あそこのお茶よりうまいぞ」
阿求ちゃんのところで出るお茶は高級そうなのが飲んだらわかるんだけども、ここまで鮮烈な感動はもたらさないと思う。
「腕じゃよ、腕」
と、ふぉふぉふぉとマミゾウが年寄り臭く笑う。
見た目こそは若いんだけど、しゃべり方と言い、着物の色合いと言い完全におばあちゃんだ。
しかし、本人は若いつもりらしく、年寄扱いすると機嫌を悪くする。
人心地ついてまったりすると、ふと俺の中にむらむらと欲望が沸き上がってきた。
マミゾウのしっぽもふりたい……!
そう思った俺は眉に唾を付ける。
今までみえていた普通の眼鏡のお姉さんの姿から、俺の目には巨大な尻尾とケモミミを持った獣人スタイルにマミゾウが変化する。
「ぬ、おぬし、またやりおったな?」
破幻術を受けたのか分かったのかマミゾウは俺をとがめてくる。
幸いにもこれは俺の目に映る姿だけが対象なので変化が解けたりはしない。
最初鈴奈庵で出会った時に、明らかに外見としゃべり方があっていないことと、大福帳を持っていることから、ほぼほぼ狸妖怪だと思ったので、確定させるために藍ちゃん(九尾の狐)の話を振ったところものすごい嫌そうにしたんで確定した。
鈴奈庵から出て、眉に唾を付けたところ、案の定化け狸だった(ばればれだったが)わけだ。
……なんで小鈴ちゃんは気が付かないんだろうか?
ちなみに二ッ岩の由来は…‥あんなん二ツ山ですやん。岩じゃないよ!(意味深)
「いや、マミゾウのしっぽちょっとモフりたいかなーって」
「嫌じゃぞ?おぬしにモフられるとぞわぞわするんじゃ。いや、ぞわぞわだけならいいんじゃが、いいところを触られると雌になってしまう。……言っておくが儂はそうなったら遠慮なぞせんぞ?絞って絞って絞りつくすぞ?」
と、マミゾウが、眼鏡を光らせながら俺に警告する。
怖ええな!?艶話でエロいよりも怖いに寄った女性は幻想郷では珍しい。
「くうっ……可愛いのに、モフモフなのに……!」
ちなみにマミゾウのしっぽは割とモサついている。毛の密度が高く硬めなのだ。だが、これはこれでいいものである。
ちなみにドロワーズむき出しタイプなのでパンツには全く期待できない。化けてるときはパンツらしいが……いわば幻術だしなあ。
「そも、おぬし割と容赦なく女妖撫でまわすが、同じこと人間社会でやったらどうなるかわかっとるじゃろうな?」
「その辺の記憶はないが、たぶん官憲のお世話にはなってない……はず」
「言い切れぬならいうでない。まったく、男は少しぐらい助平がよいが、おぬしはやや過ぎるようじゃな」
「あるとき境に完全にタガが外れた感じなんだよなー」
だいたい、俺は幻想郷に来てからはっちゃけたと思うんだよな。
というか自分でも時々思うけど、現代社会でこんなんいたら間違いなく社会不適合者だわ……はっ!?まさかそれで無縁塚に!?
ないな。
「ところでなんで尻尾がアライグマなんだ?」
そう、たぬきのしっぽに本来縞はない。
だが、マミゾウのしっぽにはアライグマのような縞々が入っている。
「ん?この方がきゅーとじゃろ?一色だと味気ないしのう。おしゃれじゃよ、おしゃれ」
「そんな理由かよ!?確かに可愛いけども!」
「ゆっくり?とやらのたぬきめらもしっぽがアライグマじゃしのう」
「誰だよそれ!?」
「ふぉふぉふぉ、気にするでない」
マミゾウと話しているとしょっちゅう煙に巻かれる感覚味わうのはさすが狸妖怪と言ったところだろうか?
しかも突っ込むとやばそうな話題を投げてくるもんでなかなかに気が抜けない。
「あいかわらずとらえどころがねえな、マミゾウは」
「狐狸の類とはのう、遊びで済むうわべの付き合いにとどめておくのがいいのじゃよ。ここの九尾はちと、情が深いようじゃの、あれではいかんのじゃ……」
マミゾウはついこの前まで向こうにいたって聞いたしな。向こうにはもはや妖怪の居場所がないんだろうな
だけど、だから人間と接しないっていうのも何か違う気はするんだけどな。
マミゾウに100円払って店を出る。
命蓮寺まではもう数分ってとこだ。
気合いを入れなおして俺は石段を登り始めた。
山門をくぐり僧房へむかう。
「誰かいるかな……ごめんくださーい!」
入り口で声をあげると「はーい、只今伺いますー」
と返事が返ってきた。
相変わらず女性か!今回はどんな子かなーとわくわくしながらまってると……
薄茶色の巨大なオッサンの頭が現れた
「うわああああっ!?」
思わず叫ぶ、いやそりゃ叫ぶわ!
女性の声で油断させておいてオッサン(巨大顔面)だぞ!?
ちかごろめっきりマンネリ化した小傘ちゃんの脅かしの1024倍は驚いたわ!
「ぬ、すまないな!驚かせてしまったようだ」
と、おっさんの後ろから美女……うん。幻想郷では珍しい正統派美女だ。つまりその分どっかねじが外れてるに違いない(偏見)
服装は尼さんのようではあるけど、微妙にシスターっぽくもあり、鮮やかな色の服がまぶしい。
しゃべり方が独特(だが幻想郷では十分普通のカテゴリ)だが、そこはかとなくエロスを感じる。
「私は僧侶見習いの雲居一輪。こちらは入道の雲山。私が使役しておるので心配は無用である。見ての通り巨大だが、ほれ、気は優しくて力持ちというだろう?あまり怖がらないでほしい」
「あ、ああ。いきなりだったのと、女性の声の後にオッ――巨大な顔だったからちょっと驚いただけで、怖がってはいないぞ。えっとよろしくな、雲居さんに雲山さん」
「普通に呼び捨てで結構かまわん」
「じゃあ一輪ちゃんで」
「ものすごく対応するの速いなっ!?」
基本的に妙齢の女性はデフォルトではちゃんで呼ぶことにしている。
妖精や魔理沙やマミゾウは呼び捨てだが、この呼び捨ては各々の人物で少々異なる。
で、名前にさん付けは俺が畏怖を感じる相手だったりする。
紫さんとかがそうだが、性的に食われそうな相手もさん付けだし、ある程度情を交わした(ヤってないですよ?ヤりたいような人ではあるけど)相手も同じくだ。
「正直幻想郷では外見では年齢判断できないからな、基本的にちゃんで呼んでおけば礼儀にうるさい一部の人以外は何とかなるから」
映姫ちゃんとかは割と怒るけど、侮っていないということを理解してもらったらしぶしぶ容認してくれたので、現状幻想郷で怒りそうな人間はいない。
屠自古ちゃんは神子ちゃんを神子ちゃんよびすると怒るけど、本人が「構わない」と言ってるためあまり強くは言ってこないしな。
「ふつうその場合はさんを敬称に使うのではないかおもうのだが……」
「俺は自分でいうのもなんだけど、普通じゃないからな。あ、でも不快だったらやめるぞ?」
「いや、大丈夫だ。ところでお客様人。命蓮寺に何用であるか?入寺希望の場合、出家は女性のみとなっている。女所帯で殿方が入るのは少々問題があるゆえにな……在家信者なら問題はないが」
雲山は?と突っ込みたかったが、一輪ちゃんとセットみたいだし(今も背後に浮いている)そもそもアレがついてないみたいだし問題がないんだろうな。
「ここのご住職にお届け物です。映姫ちゃん……閻魔様から」
「閻魔様からだと!?いったい何があったのだ……?」
うん、ごめん。ここの住職さんに問題があったのではなくて、俺に問題があったという、多分一輪ちゃんからすれば絶対に思いつかないパターンだと思う。
まったく、困るな映姫ちゃんは!(他人事)
「文もあずかっておりますので、こちらに書いてあると思います」
荷物の受け渡しは一応仕事モードで。
ずっとこうしてろって妖夢ちゃんや神奈子ちゃんなど武人系にたまに言われるが、疲れるんで嫌だ(傲慢)
「お預かりしても?」
「はい、荷物もありますが」
「そうですね……とりあえず、こちらへ。重かろう?」
「はい、わかりました」
と、わざわざ茣蓙のようなものを引いてその上に卸すよう指示をくれる。
あれ?おかしいな。
まともな美人だ(驚愕)
さておき荷物を下ろしているうちに「聖様ー」と呼びかけながら一輪ちゃんは本堂の方へ向かっていった。
聖様ってのがここのご住職か……で、俺はここで待ってりゃいいのかな?
……
雲山が見てる
(某小説風に)
雲山とコミュニケーションをとろうかと口を開きかけたら、一輪ちゃんが一人の女性を伴って現れた。
結構早いな!?
振り向くと綺麗な女性がいた。
それはいい。綺麗な女性は世界の宝だ。
しかし……
金髪に紫色が入ったロングウェーブの髪の毛。
フリル多めのゴシック調の服。
パンキッシュに各所にあしらわれている紐。
そしてその紐で強調されている乳と脚。
……住職?
いや、明らかにおかしいだろその恰好。
マーラーとか言われたほうがまだ納得するぞ?
もしそうなら存分に誘惑していただきたい。
「えっと、ご住職様で?」
「はい、私は聖白蓮。ここ、命蓮寺の僧侶で住職です。文を読まさせて頂きました。人より煩悩が強いと閻魔様が嘆かれているようで……」
「まあ、多少は自覚はありますけど……そこまでひどくはないと思うんですが」
「女性の下着に異常に執着を見せるとか書いてありましたが?」
「それは映姫ちゃんの思い込みです。確かに女性の下着を見れたら嬉しいが。執着しているわけではない。盗んだりはしないし。無理に見たり奪ったりはしない」
痴漢とは違う。あくまでも許される範囲でしか俺はそういうことはしない。
「なるほど……あ、どうぞ、こちらへ。このようなところでする話ではないでしょうし」
「荷物はどうするかな?これも届け物ですけど」
「浄財ですね。えっと、たけのこがありますね!あとは大根なども。これは厨房に運ばせますので、おいておいてください、背負子は後程お返ししますね、さ、こちらへ」
と、嬉しそうにいって俺を先導してくれる。
「たけのこ、お好きなんですか?」
「ええ、おなかの持ちがよいので」
と、世知辛いようなことが返事で返ってくる。
先導していく後についていっているんだが……
「たけのこごはん♪たーけのこごはんっ♪」
小さく歌ってるんだよ。
純粋に好物なだけだろ!?可愛いな!?
しばらく歩くと落ち着いた部屋に通された。
客間……かな?
「どうぞ」
と座布団を……博麗神社のと違ってちゃんとふっくらしてる座布団だ。
指し示して、自らも向かい側に、ブーツらしきものを脱いで座布団に――生足!?
むっちりしてて、めっちゃエロい。
この人マジで住職?俺間違えてイメクラ的なとこ来てない?
心の中でツッコミを入れていて行動の遅れた俺に再び座布団を進めてくれる。
基本的には良い人だと思うんだが、姿とのギャップがすごい。
「どうぞ、遠慮なさらず」
「あ、じゃあ失礼します」
と、差し向かいで座る格好になった。
……こうして眺めるとわかるんだが、めっちゃ美人。しかも優しそうで、たけのこご飯の一件から可愛い一面もあるようだ。
ただ、服装がやばい。派手なだけならともかく全身がエロイ。ちらりと見えてる膝もまたエロイ
なんでこんなエロいんですかねえ!?
「さて、お話をする前に、まずはお仕事お疲れさまでした。閻魔様にもお礼を致しますが。重い荷物をもってここまで来るのはあなたもさぞお疲れだったでしょう。ありがとうございました」
と居住まいを正して深々とお辞儀をしてくれる。
「あ、いえ仕事ですので」
いや、マジでめっちゃいい人。
幻想郷で出会った人の中(妖怪含む)で一、二を争う人格者じゃね?
「さて、閻魔様からのご依頼についてですが、情欲の罪を犯した後の地獄のお話をしたところで貴方には効果がないと書いてあります」
「あ、はい。そんな感じです」
そも地獄怖くないしな……いや、痛そうだし、苦しそうだけど。なんだろう……えっと。
あれだ、見てしまったせいで怖くないんだわ。
地獄が怖いのは未知だからだと思うんだよな。見てしまったことによりそこまで怖くなくなった。
これは映姫ちゃんのチョンボだと思う。俺を怖がらせようとして、耐性つけただけだからな。
それに萃香ちゃんの言うには「鍛えておけば痛くないぞ?」とのことなので死ぬまでにレベル上げ(?)しておこうと思ってる。
「もう、お仕事は終わったので、楽にしていいですよ」
「ああ、わかったよ」
肩の力を抜く。
真面目モードでもいいんだが、やはりこっちのほうが楽だ。
「じゃあ白蓮ちゃんは、どうするつもりかな?」
「びゃ、白蓮ちゃん!?」
「あ、不快だったらやめるけど」
「いえ、そんな呼ばれ方したのは数百年ぶりぐらいでしょうか……すこし、驚いただけです」
うーん、相変わらず幻想郷の人間は年齢がわからん!
有史以前から生きてるってのも何名かいたし……
「こほん。問答形式で行きましょう。私が質問を投げますので、それにお答えください。自分を深く知り、見つめなおすのに良い方法ですよ」
「わかった、やってみてくれ」
では……と前置きして白蓮ちゃんが俺に質問を投げかけてくる。
「あなたは女性が好きですか?」
いきなりな質問だな!?
まあ、答えは簡単だが。
「もちろん好きだ」
「相手が性悪であったとしても好きになれますか?」
「理由があるならな。それを解決するのはやぶさかじゃない。だが拒絶されたんなら無理には近寄らねえよ」
「女妖怪なども好きになれますか?」
「今のところ危険なのにはであってはないが人に危害を加えないなら、十分好きになれるよ」
え?幽香ちゃん?あんなのはじゃれてるだけだと思うぞ。
熊にじゃれつかれたら怪我するだろ?そんな感じなだけで本気の殺意あったら俺はもう死んでるって。
たぶん一番最初の知らずに花摘みまくって色素作ったときが危険度のピークだったと思う。
それはそれで俺が(花妖的に)悪いことをしたのでしょうがないと思うぜ、人間に例えたら、子供をゆでてエキス絞ったようなもんだしな。
いや、まてワンチャン美少女の風呂の残り湯と考えれば……!
「人間の女性は?」
「考えたら人間少ないな!?まあ、でも好きだよ」
頭によぎったのは霊夢ちゃん。魔理沙もまだ人間なんだっけ?魔理沙も好きっちゃあ好きだが、何だろう。残念過ぎるんだよな。早苗ちゃんは人間やめたみたいだし(言い方ァ!?)マエリベリーとかいうめっちゃ舌噛みそうな女の子も可愛かったな。小鈴ちゃんも人間だっけ?まあ、ざっと考えただけでも嫌いなのはいないな。
「妖精たちなどは?」
「悪戯はちょっと困るけど、懐けば可愛いし、好きだよ」
チルノとかチルノとかチルノとか三月精な!
チルノ一人で三月精合わせた分の三倍悪戯してくる。つまり9倍お仕置きしてるわけだが、全く懲りない。
懐いてきてるときは可愛いのと、ガチ説教すると一応反省するのでチルノは嫌いじゃないけどな。
あと夏場はくっつくと気持ちいいしな。妖精の中でもっともプニってて気持ちいいんだよな。完全にお子様体型なのに。
三月精も能力を駆使してのいたずらは厄介なのだが、おやつを貧相にすることによってしつけられた。
それにマミゾウの変化破りと同じく三月精の程度能力を使ったいたずらも破る方法(歌を歌いながら服を脱いで裏返しに着る、実はほぼすべての妖精の持続系の能力はこれで消せる)もあるんで現状ほぼ完封できる(ただし、時々は三月精の遊びに付き合う。いつも完封してたら妖精の魅力が死ぬからな)
「不死者や霊の女性はどうですか?」
「んー、祟られたり、吸われたりするのは困るけど、向こうは向こうで寂しかったりしてるからなー、事情があれば許すし、好きにもなれるよ」
実際のところ骨女成仏させたことあるからな。
俺が少しヘタレ……いや貞操観念が強かったせいでなんか「体じゃなくて、心を満たしてくれた」とか言って成仏しちゃったけど。
すいません、正直ヤりたかったです。
あと屠自古ちゃんとかは純粋にからかうと楽しい(外道)
なんだろうな、ヤンキーみたいなくせに純情なんだよな。
あと幽々子ちゃんも時々うさんくさいけど、普通に可愛いしな。
「んー」
口元に指を当てて小首をかしげる白蓮ちゃん。
いやだからいちいち可愛いなこの人!?
「人妖に分け隔てのないのは素晴らしいと思います。ただ、あなたには自分がないようにおもいますね。こう、悪意がないなら全部好きみたいな。寂しがり屋というか。つながりを求めているというか」
「鋭いな」
こんな格好してても(失礼)さすがは僧侶だな。
徳の高い坊さんという言い方があるが、まさにそれだろうか、なかなか鋭い。
「あー俺はちょっと記憶なくしていてな。だから、基本的に入る容量が大きいんだと思う。だから大抵のことは受け入れるし大抵の人も受け入れるんだと思う。本能的につながりを求めてるのかもな」
「こっ、これは失礼なことを!」
謝ってくる白蓮ちゃん、マジで聖職者。
「いや、いいよ。おかげでここの生活も受け入れることができたしな」
あっさりと受け入れることはさすがの俺でもできなかったが、まあ、なんだ。
霊夢ちゃんのおかげだな。あと霖之助と慧音ちゃん。この三名は特に世話になった気がする。
「確かに閻魔様の言われるように煩悩が強いようにも思いますが……人の道を踏み外していないのならば許容範囲だと思います」
マジか!許されるのか!?
「ただ、悟りを開けとは言いませんが、もうすこし心の起伏を抑えるために、瞑想や写経などをしてみるのもいいかもしれません」
「うーむ……」
妄想や射…などは得意です!
ボケたいが白蓮ちゃんが聖人すぎてボケれねえ……!
「それとですね……」
「まだ何か?」
「その……女性は視線に割と敏感なのでそのような視線はですね……煩悩が強いというのは理解しますが」
おっぱいチラ見してるのばれてる!(戦慄)
「そ、作麼生!」
「えっ!?説破?」
「俺の煩悩をとがめるための問答なのにそんな煩悩を煽るようなエロい格好してるのなんで?」
ごまかすためとはいえ、なんて質問してるんだ俺!?
でも気になってたせいかよどみなくするっと出たぞ。
「ふええええっ!?エ、エロいって、なんなんですか!?」
あ、ちょっと素が出た。
基本は可愛い人なんだな、多分。
「まず、その美しすぎる生足!そして、乳!しかも紐で左右から寄せるような感じになってるために強調されて倍はエロい!そんなの逆に煩悩掻き立てに来てるとしか思えんわ!マーラーか!」
「そっ!そこまでっ!?」
うん、さっきから思ってたからすらすらと出るわ。
正直紐はやりすぎだと思う。ただでさえでかいのに、紐で寄せてるせいでさらにボリュームが出てる。
「さあ、説破と言ったなら答えて見せてくれ!」
ちなみに本来このやり取りは禅宗の禅問答なんだが、僧侶の会合などでは多宗派にも論争吹っ掛けるときに使うみたいだ。
応対するつもりがなければ説破と答えなければいいらしい。
「そ、そういわれましても……可愛くないですか?」
「クッソ可愛いけども!TPOってもんがあるだルォォォォッ?」
立ち上がってスカートのすそを摘まんでこちらをちらっと見る白蓮ちゃんの余りの可愛さに、半分悶絶して巻き舌で突っ込みながら俺も立ち上がる。
しゃがんでたらスカートの中のぞき込みそうだった。さすがにそれは白蓮ちゃんに悪いからな!
……いい人すぎて俺の煩悩が浄化されてる気がする!?(戦慄)
まさかこれが映姫ちゃんの真の狙いかっ!?(節穴)
「てぃぴーおー?」
「いちいち可愛いな!?あー、時と場合に依るって意味だ、煩悩とがめるのに煩悩煽る格好してどうすんの!?ってやつだよ!」
なんでこの人お姉さんっぽい年上オーラ出てるのに可愛いの!?
「えっと、可愛くないですか?」
こんどはくるりと一回転、スカートがふわり、ふとももがチラリとしてさらに煩悩を煽ってくる。
「さっきからクッソ可愛いいっていってるだルォォォォッ?」
「よかった、この服お気に入りなんですよ」
「それはわかったから、なんでこんな状況でそれを着てきたかということだ、他に着るべき服はあったろ?」
尼僧の服とか、袈裟とか、説法に向いたような服がさあ!
そう質問すると
「可愛く……ないんですか?この服」
と、こんどはスカートの前をぎゅっとつかんでうつむいて――
「だから煩悩が溢れすぎるぐらい可愛いっていってるだルォォォォッ?」
絶対にくる前より煩悩が増えたぞ!?
あと、無限ループって怖くね?(真顔)
基本的に今回出た人物は比較的主人公をとがめるタイプですね。たまにはこういうのもいいでしょうか。
お気に入り、ご意見、ご感想、評価などお待ちしています。
とくに感想を返したり、感想に合わせて、ちょろっとづつ作品の事を語るのは好きです。
あとここすき機能も見てると結構楽しいです。
お気に入りや評価は増えてるの見てるとエモいです。エロいじゃなくてエモいです。
モチベーションアップにご協力ください。
感想、評価、お気に入り増加等で少し早くなります。
霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して!のチラ見せ
というネタバレ、小ネタ用の投稿もしております。
パンチラが見たいとご連絡ください(羞恥プレイ)
パンチラとは別にやはり限定のパンモロ(仮称)も追加するかもしれません。
R18の俺視点じゃない話です。
具体的にはこあパチェふたなり触手。
ただしかけるかどうかは不明ですので騙されても良い方のみ期待してお待ちください。
基本的にチラ系は習作の意味も大きいので。
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