霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して!   作:みけさんわーきゃっと

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たくさんの皆様。
感想どうもありがとうございます。

パンチラ登録者数が1600人を越えました
ありがとうございます。

本来は後編で終わった紅魔館のお話ですがなぜかお泊り話を書いてしまいました。
今回いったん書いたお話を8割がた書き直すという暴挙に出ました。
結果、まったく話の内容がない話になりました。
いちおう、本編につながる伏線は張ったはずです。

誤字脱字報告者のトッシュ様、ティアール様、提督様、えりっく@紗枝P様、μηδέν様、すかたず様、芋名月様、blackfenix様、ダイダロス様。
いつもいつもたくさんの修正ありがとうございます。
ここに名前があるのに修正されていない場合、その文章はそれで正しいのでご了承ください。

霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して!のチラ見せ
というネタバレ、小ネタ用の投稿もしております。
パンチラが見たいとご連絡ください(羞恥プレイ)


紅魔館に初訪問した話・完結編

 

 

「るんたるんたるんるんるーん♪」

 

謎のメロディを口ずさみご機嫌のフラン。そんなフランと紅魔館の廊下を歩いている。

 

……泣く子と地頭には勝てないというが、まさにそれだった。

まあ、おれもおれで「今回だけだぞー?」とか甘やかしてしまったんだが……

 

レミリアさんに「フランに泊って行けって泣かれたんですがどうしましょう……」と相談したところあっさりとお泊りの許可と博麗神社への連絡をしてくれた。

咲夜ちゃんに命令してたけど、咲夜ちゃんもしかして今から博麗神社にいって来るんじゃないだろうな?

……いや、まさかなって思うけど、レミリアさんの言うことなら喜んで聞きそうだし少し不安だ。

時間を止めれば確かに見た目上は一瞬なんだろうけど、咲夜ちゃん疲れねえのか?

それとも咲夜ちゃんも人外なのか?

 

何にせよ俺のせいでいらん仕事が増えたのは事実だ。

謝るってのは咲夜ちゃんの仕事に対して不誠実な行為の気がするから、お礼と、何か甘いものでも今度持ってこようと思う。

 

ちなみになんで廊下を歩いているのかというと……

 

「おっふろ、おっふろ、お兄さまとおっふっろー♪」

 

……というわけだ。

 

 

 

 

いや、まずいよね!?

 

 

 

 

人様のところの娘さんとお風呂だぜ!?(混乱)

確かにフランはギリ男湯に入れるレベルだと思うが、実年齢は500歳越え。つまり、合法ロリだ……(違法な発言)

 

俺はフランにエロスは感じないが裸を見ても何も感じないかどうかは未知数だ。

もしかしたら霊夢ちゃんの目論見通り(違)ロリコンに目覚めるかもしれないんだ。

それぐらいフランは美少女だというのは間違いない。

 

間違いないので間違いが起きるかもなんだよ!(大混乱)

 

しかし、こんなにうっきうきのフランに「一人で入るor一人で入れ」は言えねえよなあ……

まあ、もしやばそうだったらフルチンのままでも風呂場から脱出する所存ではある。

 

ところで風呂の準備も咲夜ちゃんに言いつけていたけど、酷使しすぎじゃね?

咲夜ちゃんがどう思ってるか知らねえけど……ドMとか?(酷)

 

「あら、どうしたのフラン?えらいご機嫌ね?」

 

そう声をかけてきたのはパチュリーちゃんだ。

手にワインボトルを持っている……くすねてきたのだろうか?

まあ、それぐらいは許される仲なんだろうな。

 

さて、ちょっと現実逃避をしたが、パチュリーちゃんの質問は大変にまずい。

なぜならば……

 

「うん、お兄様と一緒にお風呂入るのーっ!」

 

「うわ……」

 

現代社会でスマホ持ってたら即通報しそうな感じの「うわ……」だな!?

まあ、俺も別の男が今の俺の立場だったら間違いなくするけども。

 

「まあ、まてよパチュリーちゃん。やましいことはする気はないぞ?」

 

「犯罪者はみんなそういうって本に書いてあったけど?」

 

「まず俺犯罪者じゃないからな?」

 

「そうね、いまからですものね」

 

「いまからもしません!」

 

どうしよう、パチュリーちゃんが面倒くさい(酷)

大体において俺はパチュリーちゃんにそんなようなことを言われるような筋合いは……

 

 

 

わりとあったわ……

 

 

 

なんだかんだで俺チビども除けばパチュリーちゃんの体に触ってる時間一番長いかもしれん。

頻繁に触れ合うわけじゃないけど、俺にくっついたまま読書モードはいって微動だにしなくなること多いからな、パチュリーちゃん。

 

俺だって男だし、離れる必要がなければくっついていたくはなるから、そのまま放置すること多いんだよな。

なにより、パチュリーちゃんの肉は軽く沈み込むような柔らかさがあるのだ。インドア派だからだろうかむっちりと柔らかい。それこそぬくやわこくてリラックスできる肉なんだ。

で、緩い感じの服と肉(酷)とちがってパンツはフィットしたタイプのシルクのレースだ。

エロくも無く普段使いのデザインなんだが、そのあたりが大人って感じでちょっとエロイ。

 

「どーだか。あなたってば割と見境ない気もするし」

 

「ちゃんと一線は決めてるぞ?……あ、それならパチュリーちゃんも一緒に入れば?」

 

「えー、パチュリーも―?」

 

フランは不満そうだな?意外だ。

 

「そんなこといって――はぁっ!?あ、あなた何を言うのよ!」

 

「いや、パチュリーちゃんがわかってくれないし、ならいっそのこと監視のために一緒に入ればいいじゃん?って思ったわけだが」

 

あとは当然パチュリーちゃんへの仕返しだな!さらにいうならパチュリーちゃんならワンチャンありそうだしな。

 

「……やめておくわ、お風呂狭いし」

 

「パチュリーおっきいからねー、おにいさまと二人でいっぱいだよ」

 

「え?狭いの?なんか大浴場でライオンの口からお湯出っぱなしのイメージがあったんだが?」

 

それとそれって広かったらいいってことか!?

でもパチュリーちゃん割とこういうの超越してる気もするからな、普通に入ってきそうではあるな。

 

あとフランよ、どこがおっきいのか俺に教えてくれなさい(変態)

 

「レミィ……フランもだけれど、吸血鬼よ?流れる水に入れるわけないじゃない。だから、基本的にバスタブにお湯貯めるタイプだからそこまで広くないわよ?咲夜に世話させてるから洗い場はそこそこ広いけどもね?」

 

「前から思ってたけど、吸血鬼って意外に弱くね?」

 

「あなた……レミィに怒られるわよ?」

 

「だって、日光とか流れる水とか普通に自然界にあるものだろ?意外にキッツいと思うんだが……」

 

ところで「心臓に白木の杭を刺したら死ぬ」ってのを特筆してるのおかしくね?大抵の生物はそれされたら死ぬと思うんだが……

 

「とはいっても再生もできるし、そこまで弱点というほどでもないのよね、聖水だろうが白木の杭だろうが灰になったりするだけで、灰をあつめてしかるべき儀式したら普通に復活するみたいだし」

 

まさかの白木の杭さん意味なし!ますます特記する意味がねえな!

 

「なるほどなー、っと流れる水ダメだったら、風呂どうするんだ?浸かるだけか?」

 

頭とか体洗えねえのか?

 

「いいえ、シャワーとかはだめだけど、お湯くんでかける分には平気なのよね。だから手桶にお湯ためて洗えるわよ」

 

「そうか、ならよかった。そういえばフランはいつも一人でお風呂入ってるのか?」

 

正直一人で入れるならなるべくフランには触らない方向で、空間だけ一緒で何とか我慢してもらおうと思うんだが……

 

「入れ――ううん、私は一人でお風呂入れない!いつも誰かに洗ってもらうの!」

 

「そっかー」

 

ううむ、どうやら俺が洗ってやるしかないようだな……

まあ、大丈夫だとは思うけど……くっ、幻想郷に来てから一番のピンチかもしれん。

 

「……フラン、あなた――」

 

「パチュリーもお兄様に洗ってもらうー?」

 

うぉい!それはたぶん俺が暴走する。

パチュリーちゃんは間違いなくエロい体だしな!(酷)

 

ただ逆にフランと一緒なところで暴走はできないし、それもそれでキッツいわ……

 

「――はぁ……わかったわよ、邪魔しないから二人でゆっくり入ってきなさい」

 

「うん!」

 

「まあ、そうだろうな。残念だが」

 

「あなたはまったく……いっておくけど年齢はともかく、フランの体は小さいのだから……わかってるわね?」

 

「小さいとナニが問題なのかわからんが、そういうことはしないから安心してくれ、というか信用してくれ」

 

小さいからナニが入らないから大丈夫!

というか信用されてねえな俺!?さすがに小さい子枠の子たちには何もしねえよ!

……不覚にも勃起させられたことはあったが。

妖精の一部は普通に握ってくるので油断がならない。

 

「さすがに何かあったら生きて帰れるとは思わないほうがいいわよ?」

 

「お、おう。大丈夫だ。信じてくれ」

 

「わかったわ、衣服とかはたぶん咲夜が用意しているはずよ、それと石鹸あるから使ってもいいわよ」

 

「おお、石鹸あるのか!?幻想郷で初めて見たわ!」

 

「ええ、魔法で一個一個鹸化してるから量産はできないのだけどね……というか魔理沙なら作れると思うのだけど……?」

 

「お、そうなのか?今度聞いてみるわ」

 

意外だな、しかし、これで石鹸が手に入るめどが立ったな。

報酬代わりになんか食わせとけばいいだろ。

 

「じゃあ、フランもじれてるようだし、またね」

 

「おう、またな」

 

「ばいばーい」

 

そういってパチュリーちゃんはワインをもって去っていった。

飲みながら寝転んでなんかつまんで本を読んでいる姿が目に浮かぶ……太るぞ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お兄様ー、脱がせて―」

 

いきなりの試練である(真顔)

ま、まあ、想定の範囲内だ。

 

「えっと、どんな作りだこれ……?」

 

うーん、ブラウスの上にワンピースでワンピースをサッシュで絞ってるだけかな?

ならサッシュを外してうえから「すぽーん」と脱がせればいいかな?

 

「とりあえず、このサッシュを外して……は?」

 

サッシュを外したらフランのスカートがすとんと脱げた、んん……?

 

「巻きスカートかこれ!?」

 

「そうだよー」

 

とドロワーズ丸出しのフラン。

まあ、パンツじゃないから恥ずかしくないな!

 

「ちょっとフラン羽たたんでくれ」

 

「ほーい」

 

で、上は上で面倒くさい。スカーフ外して、ベスト?のボタン外して、二の腕の紐外して、ふくらんだ袖伸ばして、ベスト脱がせて……ややこしいわ!?

これは脱がせてというのも理解できるわ。

でブラウスを……

 

「おおう」

 

ブラウス脱がせたら裸がでた。シャツ着てねえのか……

といっても大平原なのでおっぱいというより、胸板だが。

 

うん、まったく膨らみがない、と言ってもお子様体型だから全体にぷにっとはしている、おなかも少しポッコリしてるしな。

つつきたい衝動にかられるがさすがにそれをやったら絵面的にヤバイ。

 

「よーし、ドロワーズは自分で脱ごうなー」

 

「えー、脱がせて―」

 

「ドロワーズぐらい脱ぐの楽だろー?」

 

軽い感じで返すが、可能な限り避けたいのである。脱がすとなったら目の前に筋がくる状態になるからな。いろんな意味で危険すぎる。

どうせ風呂では見ることになるんだろうが至近距離でなければまあ、気にはならんだろう。たぶん。

 

「簡単じゃないよー、座らないと脱げないよー」

 

「あーなるほど」

 

子供って等身が低いからバランス悪いんだよな。

しかし、座れば脱げるというなら悪いがそうしてもらいたい。俺は危険には近寄りたくないんだ(手遅れ)

 

「まあまあ、がんばって脱いでくれ、その間に脱いだ服まとめておくから」

 

フランの服パーツ多いしな、ちゃんと片付けとかねえと。

お、脱衣籠のほうにお風呂セットと着替えがすでにセットされてるな……

咲夜ちゃん本当に大丈夫か?

なんかワインのボトルも置いてあるけど、なんだ?風呂で飲むのか?……飲まねえよ!

 

「うー、わかったー」

 

ちょっと不満そうだが自分で脱いでくれるようだ。

咲夜ちゃんの労働環境を心配しつつ、俺はフランの服を片付け自分も脱ぐ。

 

もちろんなにはばかることないフルチン、フルンティングである(謎表現)

ところでフルンティングって「突き刺す」っていみだからピッタリじゃね?(下ネタ)

 

腰に巻ける大きさのタオルはいってなかったし、前だけ手に持ったタオルで隠すのもなんかみっともねえしな。

 

「おにいさま!?」

 

「お、ど、どうしたフラン!?」

 

フランの大声にビビる。

小さくてもレディにフルチンはダメだったか……?と思っていたら……

 

「おまたになんかついてる!」

 

「おうふ」

 

まさかの無知!

女所帯だったっけなー、そういえば、どう答えればいいんだ……うーん。

 

「あれだ、女の人におっぱいがついてるように、男にはちんちんというものがついているんだ」

 

雑だが、まあ間違ってはいない。

ただ、こういう場合とある問題が起きる可能性が――

 

「そっかー、お兄様、ちんちん触っていーい?」

 

はい、無知ゆえのパワーワードいただきました(絶望)

かなりの高確率で来ると思ったが、期待裏切らないな!?

 

「はっはー、男はおしっこをここから出すからなー。汚いから触っちゃだめだぞー?」

 

下手に触ると白いおしっこ出ちゃうぞー(混乱)

 

「そうなんだー、あ、そーだ!汚いなら私が洗ってあげるね!」

 

はい、これもお約束ですね!(絶望2)

 

「いやあ、ここは下手に触ると痛いんだよ、、それにやっぱり汚いのを洗ってもらうのはなー?」

 

上手に触ると気持ちいいけどな!(大混乱)まさか欲望の赴くまま行動するわけにもいくまい。

 

「そっかー……あ!」

 

なんの「あ!」だ、いやな予感しかしねえが。

 

「じゃあ、手でやさしく洗えば痛くないかな。それとお兄様が私のを洗って、私がお兄様のを洗えばおあいこー」

 

どんどんやばい方向に行ってんな!?

アレだ、さすがの俺も突っ込み切れねえぞ!?

 

「えっと、なんだ。フラン。大事なことだから聞いてくれ」

 

目線を合わせてしっかりとした態度でフランを諭す。

大切なことだからな。

 

「なーにー?」

 

「そこを触りっこしていいのは恋人とかだけなんだ」

 

なんで俺が性教育じみたことをせねばならんのか……まあ、そのことは置いておいても、ここはまじめに応対する場面だと思う。

好奇心に負けて変な男にひっかかったりしたら、俺は人知れずそいつを処するぐらいにはフランが大事だからな。

 

「私はお兄様好きだよー?」

 

「おう、俺もフラン好きだぞー」

 

「なら――」

 

「でもな、もう少し足りないんだ。好きよりももっと大きい。そんな気持ちがあるんだよ」

 

「あるの?」

 

「おう、まあ、俺も正直わからんから偉そうには言えないんだけどな、たぶん、もっと、心が大人になったらわかるんじゃねえかな、俺も、フランも」

 

「そ……っかー……難しいんだね」

 

よくわからないなりに理解しようとするフラン。

うん、将来はいい女になるな!

 

「背中とか頭は洗ってやるからなー。ほらいつまでも裸じゃ風邪ひく――吸血鬼って引くのか?まあいいや、風呂入ろうぜ、フラン!」

 

「うん!じゃあ私も背中とか洗ってあげるね!」

 

「おう、頼むわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おお……普通だな」

 

ちょっとがっかりしている俺、なんというか一般家庭の風呂とあんまり変わりがない。

洗い場こそは広くて数人一緒に洗えそうだがバスタブ自体は少し広いかな程度の大きさでしかない。

石っぽい何かでできていることだけが違いといえば違いだな。

まあさっきパチュリーちゃんが言ったような理由があるんだろうがなんかこう、残念だな。

 

とはいっても幻想郷ではこんなお湯をためるタイプのやつは現代のような風呂は珍しい部類だろうな。

たぶん沸かすタイプだと対流が起きるから流れる水扱いなのかもしれないな?

 

あと、蛇口がついていて普通にお湯と水が出るのはすごい便利だと思う。シャワーがついてないのが残念だがな。

 

「よっし、まずはフランを洗おうかな、向こう向いてなー?」

 

「はーい」

 

手桶にお湯を(ちゃんと温度は確かめた。ぬるいぐらいがちょうどいいかな?)くんではかけ、くんではかけ、フランの体がほんのり色づくぐらいまでお湯をかけて温めてやる。

体が温まってきたら頭にも。

 

「よーし、フラン頭からかけるぞー」

 

「んっ!」

 

フランが身を固くして、多分目もギュッとつぶっただろう体ごとすぼまったのがわかる。

ぱちゃぱちゃと何度も汲みなおして少しづつかけながら、十分に髪を湿らせていく。

いやシャワーって偉大だなと思うわ。

 

体のどこから洗うかというのは好みの問題だが俺は頭から洗う。

なのでフランも頭から洗うつもりだ。

 

「シャンプーは……ねえかな?フラン、いつも頭何で洗ってる?」

 

「石鹸でだよ」

 

「了解、丁寧に洗うけどしみたらごめんな―」

 

「んー」

 

石鹸で洗うと髪の毛ごわごわになるんだけど、どうなんだろうか?

見た感じ紅魔館の女性陣は割とサラサラの髪してた気がするんだが。いつも撫でてるフランサラサラだしな。

 

シャンプーと違って泡立ちが悪いので、いったんタオルでよーく泡立てる。そのあとタオルでふき取るような感じで泡を擦り付けて洗っていく。

これは石鹸には研磨剤的なものが入ってないせいで汚れが取れにくいからだ。

ちなみに博麗神社では俺が始めた養鶏で取れた卵の殻を細かく砕いて、無患子液という天然洗剤に混ぜてシャンプーのようにして使っている。

卵の殻が研磨剤変わりだな。

 

「かゆいところはございませんかー」

 

「ん-ん、きもちいーよー」

 

とりあえずお約束のセリフを言っておく。

しかしフランの髪の毛短めで助かったな。この洗い方結構面倒くさいぞ。

しかし頭に集中できるおかげでフランの裸も別段気にならないし……いや、気になったら大問題なんだが……まあ、ふつうに仲のいい兄弟って感じでいれるな、うん。

 

「よし、お湯かけるから目をつぶってなー」

 

「ん!」

 

気合が入るのか身構えるのか固くちぢこまるフラン。ちょっと可愛い。

石鹸かすが残らないように手でぱちゃぱちゃとしっかりもみすすぎしながら何度も何度も念入りに流していく。

 

「うーん……」

 

「どうしたのー?」

 

すすぎ終わってフランの髪を触るが、やはりごわごわだ。

何か間違ったのか?

 

「いや、フランの髪の毛がごわごわなんだよな、何か覚えないか?」

 

「んっとー、赤いのかけてたよ?」

 

「赤いの?」

 

まさか血液とか!?いや、いくら吸血鬼でもそれはねえか、そもそも血は固まるから余計ごわごわになるよな?

 

「うーん」

 

「ああ、これを使いなさいな」

 

と、手渡されたのは先ほど脱衣場で見たワインのボトル。

 

「ん?これは?」

 

「ワインビネガーよ」

 

「あー、なるほど酸でアルカリを中和し――レミリアさん!?」

 

「あ、お姉さま!」

 

何気なく受け取って会話していたが、いつの間にかレミリアさんが――

 

「あら?どうしたの?そんなに見つめて」

 

「レミリアさん……服は?」

 

「お前、馬鹿なの?お風呂に服を着てはいるわけないでしょう?」

 

一糸まとわぬ姿でそこにいた。

 

肢体的にはフランと同じかほんの少し成長した感じなのだが、なんというか色気がすごい。

決して欲情するような体ではないはずなのに、あきらかに惹かれる。

そういった妖しい美を持っている。

 

「な、なんでレミリアさんが!?」

 

「咲夜をお使いに出したから、今日わたしを洗う人間がいないのよ、フランと一緒みたいだったし、ついでに私も洗ってもらおうかと思ってね」

 

いや、無茶ぶり!?

 

「いやいやいやいや、レミリアさん恥ずかしくないの!?」

 

「犬に裸を見られて恥ずかしいと思うかしら?……今のお前はその程度、フランのペットのようなものよ」

 

うん、まあいい方はともかく昔の貴族的な考えか、貴族じゃないなら人でないみたいな感じの考えか。

とにかく俺に人権がない感じなんだな。

 

え?怒らないのかって?妖怪の人間に対する認識なんて半分ぐらいがそうだから、もう慣れた感じだな。

 

「お兄様はお兄様だよ、お姉さま?」

 

「ええ、フランからしたらね、でも私からしたら……まあ、顔ぐらいは覚えておきましょうかという存在よ。それもしばらく来なければ忘れる程度のね」

 

「えっと、嫌い?」

 

「どちらでもないわ、少なくとも食事ではないわね」

 

うん、まあ一応友好的だと思うことにしよう。

 

「よし、まずはフランを洗ってしまおう、風邪ひくしな。レミリアさんは――」

 

「前ぐらいは自分で洗えるわ――ふふ、お前が洗いたいというなら前も洗わせてあげてもよくってよ?」

 

「お姉さま、おまたは恋人同士じゃないとダメなんだよ、お兄様にさっき教えてもらった!」

 

何をぶっこんで来るんですかフランさん!?

下手したら俺明日の朝日拝めねえぞ!?

 

「お前……ああ、フランのことだから、その粗末なものに興味持ったんでしょう?不問にするわ」

 

セーフ!

だが粗末じゃない!膨張するとすごいんだぜ!言ったら流石に切り落とされそうだから言わないが!

 

さておき、レミリアさんが自分で洗っているうちにフランを洗ってしまおう。

とりあえずワインビネガーを……

 

「えっと、直接かければいいのか?」

 

レミリアさんに確認をとる。

 

「いえ、お湯に少し混ぜるだけでいいのよ、それをかけて、しばらくしたらもう一度お湯で流せばいいわ」

 

「お、なるほどな」

 

なら、そのしばらくのうちに体洗うか。

 

「よし、フラン背中洗うぞー」

 

「うん!」

 

とはいっても小さいから簡単に洗えるな、むしろ力加減に気をつけねば。

 

「相変わらずフランの羽はきれいだなー」

 

「えへへ、うれしい!」

 

まあ、ただ羽としてはまったく役に立たない気もするけども。

ぜったい物理的には意味ないだろこれ。魔術的と行くかそういうシンボル的な意味でもあるのかな?

 

とりあえず細い部分は気を付けてこれまたふき取るようにタオルで洗っていく。

 

「わきの下あらうぞー、ばんざーい」

 

「ばんざーい!……く、くすぐったいよーっ!」

 

「じゃあちょっと強めのほうがいいかな」

 

「うくっ、んふ……はやくおわってー!」

 

「よーし、よく我慢したなーそのまま腕も行くぞー」

 

「はーい!」

 

フランとワイワイやってるとレミリアさんがあきれたように声をかけてくる。

 

「あなたたち、ちょっと仲良すぎない?」

 

「うん!とっても仲良しなの!」

 

「基本的に俺って鏡みたいなもんだからな、これだけ懐いてくれてたら容赦なく厳しく全力で甘やかすぞ」

 

「……そう」

 

なんかレミリアさん数度口を開いた後、短い言葉で口を閉ざした。たぶん突っ込もうとしてやめたような感じだな。つまり、俺の勝ちだな?(謎判定)

 

「さあ、フラン足も洗うぞー」

 

「はーい!」

 

片足づつ持ち上げて丁寧に洗っていく。足の向こう側にきれいな一本筋が見えるがこういう感じで父性モードが全開になってる場合は全く動じない、あるいみこれも賢者モードだな。

 

くすぐったいのか身をよじるフランをなだめすかしつつ、洗い終える。

 

「よし、おまたはじぶんであらおうなー」

 

「うーん、私は構わないんだけどなー?」

 

俺がかまう。

あと保護者(レミリアさん)に何言われるかわかったもんじゃないしな。

 

「だーめ、さっき言っただろ?それに俺は今からレミリアさんの髪を洗うからな」

 

「はーい」

 

しぶしぶとだがなんとか自分で洗い始めるフラン。うん、あとで甘やかそう。

そうしてレミリアさんの後ろに回るとレミリアさんが話しかけてきた。

 

「あら?本当にあらってくれるの?」

 

「おう、心配で見に来たのはおいおいわかってたけど、せっかくだからな」

 

どうせパチュリーちゃんが「アレヤバくない?えっちなことするかも」的なことでもいったんだと思う、むっつりパチュリー……ムッチュリーだからな!(雑)

 

「勘のいい子は嫌いよ、愚か者よりはましだけどね」

 

「そりゃどうも。で、洗っていいかい?」

 

「物好きね?いいわ、洗わせてあげるから喜びなさい」

 

「ありがとうございますレミリアお嬢様」

 

「似合わないわね」

 

そういって背を向け沈黙するレミリアさん。

とりあえず洗うとしよう。

 

フランの髪と同じようにして洗う……洗うんだが――

 

「んっ、そう、そこよ、もっと強く……!はあっ、上手ね、お前」

 

 

 

 

エロいんだよ!?(混乱)

 

 

 

 

 

さいしょフランと同じように「かゆいところはありませんかー?」って聞いたら、前髪の生え際がかゆいといわれたので強めにわしわしやったら、なんか大層お気に召されたらしく、「わしわし」どころか「ガシガシ」レベルの強さで頭を洗うように指示された。

なんでも咲夜ちゃんの洗い方は非常に丁寧だが刺激が足りないうえにいつもかぶっているナイトキャップのせいで割と蒸れるそうだ。

 

……とりあえずキャップ脱いだら?

 

まあ、そう突っ込めるはずもなく「後でヒリヒリするかも」と、いう程度にとどめておいた。

 

「これだけでもお前雇いたい気はするわね、月50万ぐらいで」

 

「無駄遣いが過ぎるだろ!?」

 

もし現代社会にいたらたぶん喜んで受けてたと思うが、幻想郷だとそこまで仕事にも賃金にもこだわらなくていいしな。くってけりゃいいんだよ。

 

「しかし、頭を押さえつけられるのって意外にいいわね」

 

「レミリアさぁん!?」

 

え、レミリアさんMなの?

あと、フランの教育にわるいからあんまりきわどい話題はやめてくれ!

 

「なにか変なことを考えているようだけど、新鮮な……それでいて懐かしくもある不思議な感覚だったってことよ?……もしかしたらお父様もこうしていたのかしらね?」

 

ううむ、父母のことに関しては俺は記憶ねえし、そもそも幻想郷で親いるのが珍しいからな。

 

「レミリアさん……」

 

「なあに?言っておくけど感傷などないわ、それよりも次は背中よ、これも優しいと少しくすぐったいから、強めでいいわ」

 

「お、おう」

 

とは言われたがさすがに赤くなるぐらいの力は入れれねえよな?というか病的なぐらい白い肌がお風呂の熱で血行がよくなったのか、ほんのりピンクで正直エロい。

フランとパーツ変わらないのに本当にレミリアさんは何でこんなにエロいんだ……

 

タオルなんかより素手で洗って、腰の、脇の、太ももの、胸の、……の肌の滑らかさを堪能したい衝動にかられる。

やったらたぶん俺生きてここ出られないんだろうけど、ふっと「それでもいいか」と思ってしまうぐらいに暴力的で冒涜的な妖しい魅力を感じてしまう。

 

「じゃあ失礼して……このぐらいか?」

 

「んっ、そうね、気持ちいいわよ、脇は敏感だからもう少し強くてもいいわ」

 

「じゃあこれぐらい――っと!」

 

「じゃあお兄様は私が洗う―!」

 

「お、ありがとな、でもいきなり飛びつくのは危ないか……ら……!?」

 

うしろから「どーん」されたせいで俺の手が洗っていた脇を通り越して……レミリアさんの胸に……しかもタオルも落としてしまい素手だ。

ふくらみは感じないのだが今まで触ったあらゆるものよりもなめらかで、そしてほんの少し弾力のある突起に触れている。

 

「う、うわあっ!?」

 

「なに?騒々しいわね」

 

「あ、いや、そのちょっとびっくりしてしまったので……」

 

思わず敬語。

 

あれ?レミリアさん怒ってないのかな?

 

「そ、フラン?石鹸つかっているのだから滑って怪我するわよ、もっとゆっくりおとなしくなさい。レディでしょう?」

 

「はーい、お姉さま」

 

「ほら続けなさい」

 

続けてって揉むのか!?と一瞬トチ狂いそうになったが、脇を洗う続きだってことだよな。

正直今の一瞬完全に理性が死んでたかもしれん。

そして困ったことに充血しつつある。最高にまずい状況だ。

 

しかし、レミリアさんって普段から咲夜ちゃんに洗ってもらってるからなのか、これぐらいの接触じゃ気にも留めないのだろうか……?

まあ、偶然を装ってもう一回試してみる気にはさすがにならないけども。

 

「あ、じゃあつづけますよー」

 

「私もごしごし―」

 

三人で並んで背中を流す、なんかほっこりするな。

おれのハイパー兵器も臨戦体制を解いてくれた。

 

「お兄様気持ちいーい?」

 

「おう、すごく気持ちいいぞー」

 

正直思ったよりフランの力が強くてちょうどいい塩梅に「ごしごし」されている。

やっぱり吸血鬼って基本スペック高いんだな……と思いつつレミリアさんを洗いあげていく。

途中お尻もあらわされそうになったがフランの「おしりもおまた!」という物言いがつき、レミリアさんは「洗いにくいのよね……」と言いながらしぶしぶ自分で洗っていた。

 

 

 

 

 

洗い終わり(なぜか俺が自分の体を洗っているところを二人がじっくり見てた)一番風呂はレミリアさんに献上しようとしたが「お前が先に入りなさい」と言われたのでありがたく先につからせてもらう。

 

「ふいーっ」

 

少し広めで手足を伸ばして入れるのがいいな!

博麗神社の温泉は闖入者が来たりするし(そもそも俺以外全員女性なので入るタイミングが難しい)母屋の風呂はそこまで広くない。

 

久しぶりにのびのびしていると――

 

「入るわよ」

 

「私も―!」

 

「へ?うええええっ!?」

 

「騒がしいわね、静かになさい」

 

いやいやいやいやいや!?なんで入ってくるの!?しかもレミリアさん俺に尻を向けて浴槽またいだからばっちり筋の奥の肉がくつろぐ瞬間まで見えたよ!?一瞬で臨戦態勢だよ!?あとたぶん人生初だわ!(混乱)

 

そしてそんな状態で腰を下ろして来たら――

 

「ふう、ちょうどいいわね」

 

「おねえさまずるーい、お兄様の前に座りたかった―っ!」

 

「また次にお風呂の時そうしなさい、今日は咲夜がいないから、今日だけ……ね?」

 

「う゛ーわかった」

 

 

 

 

セエエエエエエエエッフ!!

 

 

 

 

え?おさまったのかって?

 

 

おさまるわけねえだろうが!(全ギレ)

 

 

腹にくっつくぐらい反り返ってるんだよ!

そのせいで感知されないのは助かったが!

 

で、なんでこんな風になってるかも理解はできる。このバスタブ結構深い。

そのままだとレミリアさんたちはお湯減らすか膝立ちの体勢で入ることになる

たぶんだけど普段は咲夜ちゃんが同じようにして入ってるんじゃないかと推測する。

……だからと言って男である俺に同じようにしないでいただきたい。レミリアさんからすると動物レベルの有象無象かもしれないけど、動物にだって心があるんですよ!!(慟哭)

 

「でねパチュリーが死んじゃったけどフランが全部やっつけたんだよ!」

 

「そう、パチュリーも災難ね」

 

絵面だけ見れば姉妹を風呂に入れているお父さんか兄だが、俺の心の中ではすさまじい対決が繰り広げられている。

ちなみに本能軍が圧倒的で理性軍は各地で敗退を続けている状況だ……やばい。

 

だいたい、レミリアさんが密着しているせいで一向に収まらない。どころかさきほど肌の滑らかさをしったもんだから「このまま抱きすくめてこすりつけたら、死んでもいいぐらい気持ちよさそう」とかで頭がいっぱいだ。

先ほどからの姉妹の会話もまったく頭に入ってこない。

そもそもパチュリーちゃんが死んだとか何の話なんだろうか……?

 

ついに最後の砦まで撤退させられた理性軍だったが、ここで救いの手が現れた

 

「さ、フランもう上がりましょう」

 

「えー、お姉さまだけ行けば―?私はお兄様ともう少しゆっくりしていたいなー」

 

「だめよ、あんまり長いお風呂は体に悪いの、お前、最後にお湯を抜いて軽く片付けておきなさい、そうじまではいらないわ」

 

「お、おう。わかった」

 

レミリアさんの撤退により大義名分を失った本能軍は瓦解したのだった。かくして平和は守られた(戦記風に)

 

「さ、いくわよフラン。それに一緒に寝るのだったら寝床の準備しないと。フランの棺桶では一緒に眠れないでしょう?」

 

「あ、そっか、うん、じゃああがるねーっ!お兄様また後で―!」

 

 

「お、おおう!?」

 

上がるときもまた見えた。

二人が上がったら人ん家ではあるが処理したほうがいいな……

 

と思っていたらレミリアさんが振り返って言った。

 

「排水溝、詰まらせてはダメよ」

 

「うえっ!?」

 

 

 

 

 

これから何をするのか完全にばれていた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにガチでつまりかけて焦った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うにゅうー」

 

「お、もう限界か?寝るか?」

 

「やだー、もっと……おはなししたい……」

 

気分を入れ替えてすっきりした俺はフランと一緒にマットレスだけを二つ並べた上に(さすがにダブルベッドはなかったようだ)シーツをかけたものを寝床として並んで横になっている。

 

今日一日さんざん遊び倒したせいかフランの電池が切れかけている。

こどもって切れたら即寝るので、もう危ういと思う。

 

「明日の朝もいるんだから回らない頭で無理に考えるより、ぐっすり眠って朝から遊んだほうがいいぞー?」

 

「本当?寝てるうちに帰ったりしない?」

 

「しないしない、帰る時はちゃんと挨拶して帰りたいしな」

 

「でもやっぱり帰っちゃうんだ……やだなー」

 

眠いせいもあってか、ぐずるフラン。

まあ、可愛いから許すが!

 

「フランが良ければまた来るぞー?」

 

「毎日来てもいいよ!」

 

「毎日はちょっと無理かなー?」

 

さすがに霊夢ちゃんに怒られそうだしな。

 

「えっとお兄様は私のこと好き?」

 

「好きだぞ、そもそも嫌いなら来ないしな」

 

「お姉さまのことは?」

 

「好きだぞ、ちょっと怖いけどな」

 

「じゃあ、じゃああ、私とお姉さまだったらどっちが好き?」

 

両方……とかは一番ダメな答えなんだろうなあ。

 

「もちろんフランが好きだよ。でも、悪い子だったらキライになっちゃうから、いい子でいような」

 

「うん!えへへー、お兄様、今日はぎゅってして寝ていい?」

 

「おう、いいぞ」

 

「えへへーぎゅっとしてほわーんだよ、お兄様!」

 

「おう、俺もぬくぬくで、ほわーんだぞー」

 

そうして俺たちはいつしか眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ファイナルソード、悪くないです。
操作性とかシナリオとかカメラワークとか敵の当たり判定とかいろいろと難があるもののゲームとして破綻しているほどではなくちゃんと遊べます。

まあ、上記の要因がじわじわと積もっていく「プレイヤーに苦痛を与えてくるタイプのゲーム」なので決しておすすめはしませんが。

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ねくすと

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