霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して! 作:みけさんわーきゃっと
で、書いているうちにヘイトっぽくなったので数度書き直しました。
あとちかごろ更新がないのでこっちに投稿します。
本来ならバトルになるのですが、パンチラ連動タイプでバトル部分を書こうと思ったので(幽香とバトル%プロレス中継のようなものです)
現状まだまだ忙しく更新は遅れます。
もうしばらくゆっくりしていってね。
「あんにゃろう……!」
畔を直しながら怒りとともに吐き捨てる。
まただ、またやりやがった……!
天子、くそ迷惑な天人。いや、猿。
ことあるごとに農地をダメにしたり、用水をぶっ壊したりしやがる。
基本的に弾幕ごっこは周囲の被害を考えてやるものだが奴だけは自重しない。
なんか、昔博麗神社もぶっ壊して霊夢ちゃんが難儀したこともあったそうだ。
個人的にはそれが一番許せん。
「いい加減わからせなきゃダメか……?」
俺は一応紳士たれと自分を戒めている。
え?セクハラ?……変態という名の紳士という言葉があるのでセーフだろ?
まあ、ガチで嫌がられてはないはず……!
たとえば俺のうわさを聞いてドン引きしてる町娘さんとかにはそういうこと一切しないし、なんなら不快にさせないように視界に入らないようにするぐらいは気を遣う。
俺は仕事はまじめにやるんで大抵はしばらくすれば普通~ちょっと変な奴ぐらいの感情で収まってくれるしな。
っと、話が明後日の方向にすっ飛んで行ってしまったな。
まあ、そんな俺でもそろそろ天子はなんというか、体で分からせるというか、凌辱してもよいのではないかと思ってしまうぐらいには頭に来ているんだな、これが。
まあ、ただ天子じゃ勃たねえし、そもそも入れたくもねえ。
俺にだって選ぶ権利はあるんだ。
あいつ、さんざん人里にも迷惑かけているから男衆の慰み者にでもなればいいんだよ。
しかし、困ったことに天子は腐っても天人。スペックだけなら紫さんと同等かそれ以上である。
まあ、戦えば紫さんのほうが強いとは思うけど(性能の差で必勝できるわけではないのだ)さすがに一般人の俺(近頃、魔法使いとか精霊使いとか禰宜とか武術家とか妖術使いとか悪魔召喚士とか道士とか僧侶とか執事とか料理人とか付与術師とか妖精使いとか陰陽師とか禁書使いとか拝み屋とか……)とにかくいろいろ言われるが俺はただの人間である。
え?まだ人間のつもりかって?
いや、まあさすがにここまで来たら現代社会に戻れば「まとも」な戦いなら世界でもトップクラスだろうし魔術結社とか(一般人が知らないだけで、現代社会でも普通に魔法使いはいるそうだ)いってもいきなり幹部ぐらいにはなれる気もするが、神奈子ちゃん曰く「そこまでは誰にでもなれる強さ」とのことで超長距離狙撃や毒、大量破壊兵器がある以上一線を越えないと「あっけなく死ぬ」そうで、対処できるようになってそこからが「超人」らしい。
つまりは俺はまだ人間だ(暴論)
また話がずれたな。
で、天子をわからせたくてもそうそう勝てるどころか勝負にすらならない。
これは幻想郷のそこそこの人たちもみんなそうなので、天子が迷惑行為をしてもなかなかいさめられない原因でもある。
そして、それでますますつけあがるんだよな。
いくら俺と相性が悪い天子だとしても、このままほおっておくのは少し哀れでもある気がする。
だから俺も矜持を捨てようと思う。
俺は基本的に自分の手札で戦うことをモットーとしている。
これは俺の特性も大きく寄与しているんだけど、貸してくれるかはともかく特定の組み合わせで借りれば誰も勝てなくなるような組み合わせは可能なんだ。
まあ、スキマとか読心とかは、かりれないから机上の空論なんだけどな。
要は借りた能力をメインに持ってこないってわけだが……もし、天子とやりあうことがあったら。一遍その辺を横に置いておいてちょっと借りた能力も含めて全力で戦ってみてもいいかもしれん。
ちなみに天子は技術的にはそこまで強くはない、ただ肉体の基本スペックが高すぎるのとダメージが通りづらく、また一切ひるまないという性質のせいで打ち負ける。
わかりやすくシンプルに強いだけなので小細工が一切通用しないというのが天子の強さであり恐ろしいところなんだ。
「機動力のあるスーパーアーマー持ちってどんなムリゲーだよ」
まあ、どうしてもぶっ倒す必要があるわけでなし触らぬ神に祟りなしともいうけどな……
大体片付いたので帰路に就く。
今日はプチ宴会、がっつり仕込んだ俺の料理が火を噴くぜ(辛くはない)
「なんだこりゃああっ!?」
博麗神社に帰ってきて驚愕した。
境内に宴会の準備をしていたのだが……めちゃめちゃになっている。
だれぞいないかと見まわしたが誰もいない。
まさか、異変か!?
すわ、一大事とばかりに戦闘用装備に着替えていると、物音とぶつぶつと愚痴る声……魔理沙か?
「魔理沙か?」
「お、おお。戻ってきてたのか?」
「ついさっきな、で、この惨状は何だ ?」
そう、問うと魔理沙がかぶりを振ってこたえる。
「あー、いやな。天子が食い物奪おうとしてきたからちょいと追い払おうとしたんだが……うまくいかなかっ――ひっ!」
「どうした?」
「い、いや……お前ブチ切れてないか……?」
「いや、全然、行動まで岩猿だなって思いはしたが」
キレたりはしない。
深く静かに怒っているだけだ。
「なんだかんだと精神修練や仏門の修業もしてるっつうかさせられてるからな?この俺をブチ切れさせたら大したもんだぜ?そういや霊夢ちゃんは?」
「私のほうが飛ぶのは早いからな、多分そろそろ――」
「あー、しんど。まったく、ろくなことしないわねあいつは……あれ?帰ってきてたの?」
「霊夢ちゃん!いったい何があっ……ああん?」
「ひっ、こ、こんどこそブチ切れてるんだぜ!」
霊夢ちゃんの服が結構ボロボロになってる。まあ、それはいい。
色っぽいからな!(阿保)
だが……!
「霊夢ちゃん、ほっぺた……」
「ん?なに?」
そういって霊夢ちゃんは自分の頬を触って血がついているのを確認した。
「んー、よけきれなかったかー。あいつの攻撃全部カウンターみたいなもんだから厄介なのよね」
「……ところで大体は察したけど天子がどうしたんだ?」
「ん?ああ、料理食わせろって言ってきたから、あんたの許可もらえばいいって言ったらいきなり料理強奪して…食い散らかして……それからめちゃめちゃになっちゃったわ……悪いわね、せっかく準備してもらったのに」
「ん、ああ、いいよ。そんなことは。だけど――」
うん、俺にだって我慢の限界というものがあるのだ。
「さすがに、悪事働いて、ケガさせるとか……ゆるせねえよなぁ?」
「ひっ、お、お前なんかいろいろ漏れてるぞ……?」
さっきからひぃひぃうるさいな、魔理沙は。
魔理沙は俺の中ではひぃひぃ言わせる対象外なんだけどな!(酷)
「アンタやめときなさいよ?さすがに天子とは分が悪いわよ、それにアンタだからぞろ肉弾戦でしょ?ケガするわよ?それにこのぐらいのかすり傷で騒がなくても、異変のときも、これぐらいのケガはいつものことでしょ?」
「怪我の程度でいえばいつものことかもしれないけど、意味合いが大きく違うんだよ」
異変などで怪我をするのとは違う。
異変っていうのは、いつもまじめな理由だけじゃなくて、くだらない思い付きやいたずらが思った以上に大きくなって引くに引けない状況になってしまってやけくそで暴れたりなど、しょうもない理由のことも多々あるが一種の推理ゲームだったりボスアタックだったりするんだ。
でも、ボスアタックはともかく、犯人捜しの時の推理が、容疑者片っ端からしばいていく脳筋スタイルなのはいかがなものかと思うが……恐ろしいことに異変の時は何かみんな好戦的になるのか、映姫ちゃんと慧音ちゃんのコンビですらそのスタイルだった、俺はパンツなんか盗んでないって言ってるのに……
さておき、くだらない理由で起きる異変もあれば矜持をかけた異変もある。
どちらの異変にせよ、弾幕ごっこといういわばルールのあるゲーム(物騒ではあるが)で解決していくのが幻想郷の一つのルールである。
で、天子の何が問題なのかというと咎められたり気に食わないことがあると癇癪を起して弾幕を打つことだ。
それはルールのあるゲームではなくただの不意打ちであり攻撃だ。しかも日常的にやりやがる。
不意打ちは一回までだ!
ましてや今回は食うのを咎められたというだけでだ。
大前提として俺も鬼じゃないし、もてなしは誰にだってする。
現に今までも異変解決後の宴会に天子が混ざっていても何も言わないし、過剰でなければリクエストに応えて何か作ることすらする(優先度が低いのは勘弁してほしい)
今回だって食いたいというなら混ざっていても別に俺は気にしな……いや、気にはなるけども文句を言うほどでもない。
弾幕ごっこしたいんならそれもいい、霊夢ちゃんはなんだかんだ言って相手するだろうし、まあ、みんな結構好きでやってるみたいだしな。
だが今回のようなケースで霊夢ちゃんを怪我させたのはいただけねえ。
怪我する必要のないところで、何やってんだ?
流石の俺も――
「うーん、それならちょっと俺自重やめようかな」
と、つぶやいてしまうぐらいには懲らしめるべきな気がしてるんだよな。
「「アンタ(お前)自重してたの(かだぜ)!?」」
「二人とも酷くない!?」
俺は基本的にメタ張る(特定の相手を完封するような組み合わせ、例えば魔理沙完封なら魔理沙メタという)ことは今までしたことはない……行き当たりばったりともいうし、対応力を鍛えているといってもいいだろう。
だが流石に紫さんや藍ちゃんクラスにはメタ張ることはできない。素の能力差がありすぎるからな。
せいぜいが有利になるだろう組み合わせの構築ぐらいだろうか。
癪だが天子もそのぐらいのレベルが関の山じゃねえかな?
でも、適当な手持ちで戦うよりはよっぽどいいはずだ。
「酷くないんだぜ、お前この前の異変で何やったか覚えてるか?」
「えっと……チルノと組んだ時の奴だな?たしか
作戦名「親分がんばれ」である。いや「ガンガンいけ」かもしれんが、まあ、妖精魔法で仮契約したチルノをありったけの強化して暴れまわらせるだけの簡単な作戦である。
そもそも俺は弾幕ごっこに賛成している敵との戦いの時は基本的にサポートに回るからな。ある意味いつものパターンではあるがな。
「アンタ自分が割とおかしいことしてるの気づきなさいよ?いくらチルノが妖精では強くたってせいぜい中妖に届くかどうかの強さなのよ?まあ弾幕ごっこじゃそのあたりはあんまり関係ないんだけども。それでも明らかにおかしい強さになってたわよ!?大妖クラスの中でも真ん中より上ぐらいの!」
「あー、まあ種族が雪の女王になってたからなあ……、自然って神格化されることも多いし、たしかにそれなりに強くはなってるはずだな」
ちなみに衣装のデザインはそのままだが丈が長くなって、上も少し袖などが追加されゴージャスに……まさにドレスという感じになる。
え?容姿?……悔しいがなんだかんだいってチルノは美少女である。
普通に美女に正当進化する……大妖精と違っておっぱいは小さいままだったが……
まあだけどそんな姿で「やっつけてやるー!れいとうパーンチ!」とかいって行動するので違和感がすごいんだがな。
あと服は大きくなったのになんでパンツは変わってなかったんだろうか、ぱっつんぱっつんで今にもはちきれそうに……というか終盤ではちきれたんだが……
「それなりって……お前の強さの基準ちょっとおかしくなってるからな?幽香とか間違えても可愛い女の子とかじゃないからな?だいたい、あのスペルカードなんなんだぜ?気が付いたらすべて凍り付いてて何が起きたかわからなかったんだぜ」
失礼な!幽香さんは可愛くてきれいなお姉さんだぞ?
そもそもそういう物理的な強さを関係なくするのがスペルカードルールなんだし、どれだけ存在力(妖力や神力や精霊力やもちろん生命力も)があったって、格下にだって負けるときはあっさり負けるのである。
それはそれとして――
「ん?「凍符エンドオブワールド」か?あれはな、一瞬ですべての運動を止めてしまう凍結力があって、結果疑似的に時間止まるんだよ、たぶん「時間の流れ」とかも凍ってる」
「「なんてでたらめな(んだぜ)!?」」
といっても使ったほうも止まるので知覚できない(チルノにすら)から本当に止まってるかは不明なんだが、多分そうであろうという予測だ。
そもそも咲夜ちゃんが普通に時間止めてる以上そこまで驚くことでもねえと思うんだが……?
スぺルカードの効果は名前に引っ張られることも多いから、もしかすると世界の終焉はすべてのエネルギーが停止した状態――時間さえも。なのかもしれねえな?
「一応チルノもバカなりにルール守ってるからモーション見えたらチルノの指さしてるほうにいたら安全だぞ」
チルノは指で方向を差すのだが、そこには冷気は「こない」
回避不能の弾幕を使ってはいけないというルールにのっとってるのか安全地帯を予告してから来るタイプの弾幕だ。
とはいってもそんなに大きいモーションではないし普通は指さした方向に飛んでくると思い込んでしまうので、完全なる初見殺しではあるが。
「瞬時の判断もとめられすぎなんだけど……」
あきれたように言う霊夢ちゃん、でも霊夢ちゃん初見から対応してたよね?
なんというか戦闘のプロではないけど弾幕ごっこのプロではあると思う。ここぞのときの判断力が素晴らしいのだ。
「まあ、これで俺が自重しているのはわかったと思うが」
「まったく思えないんだけど、私がおかしいのか?」
「安心して魔理沙。確実にコイツのほうがおかしいから」
「だよな」
おいおい、霊夢ちゃんは俺がおかしいみたいにはいったが、魔理沙がおかしくないとは言ってないぞ?(屁理屈)
「いやいや自重しなかったら百鬼夜行でもヴァルプルギスの夜でもワイルドハントでも再現可能だぞ?」
「周囲の環境も、呼ばれたほうも迷惑だからやめときなさい」
漏れはあると思うが、幻想郷中の妖精と仮契約(召喚コストは安いが来てくれるかは相手次第になる)してる気もするから幻想郷中の妖精一斉にけしかけることだってできるはずだ。
地獄の鬼も勇義ちゃんの子分を仮契約できてるし、魔女は……魔理沙も含めて多分きてくれるか?もっともこっちは契約してないんで純粋なお願いになるけど。
「それができるのはわかったけど、実際天子には意味ないだろ?そもそもお前が自力で戦うんだったら数より質だろ?」
「それは確かにな、それにみんなを私闘に巻き込みたくはないしな」
魔理沙の言う通り召喚士としての能力がいくら高くても、天子には絶対勝てない。それぐらい天人は生物としてのスペックが高いんだよな。
「でもさすがにそろそろわからせないとだしな……武術系の能力盛りまくったらいけないか?」
「いや、多分だけどパチュリーとかの能力借りて魔法の底上げしておいてもいいと思うんだぜ?お前はからめ手を混ぜたほうが絶対に強いと思うから」
「それには私も同感ね」
「そっかー、霊夢ちゃんが言うならそうするか」
「おい、最初に私が言ったんだぜ!?」
もちろんわかっている(酷)ちょっとからかっただけだ。
「わかってるわかってる、あとは気を遣う能力借りて……魔理沙が殺された後に、魔理沙のことかーっ!!!とパワーアップに期待するか……」
「なんで私が死ぬんだぜ!?そもそも戦いに巻き込むな!」
「私もうっかりしてたけど、そもそも天子と闘うなってアンタに言ったわよね?」
「いわれりゃそうなんだけど……結局誰かが懲らしめなきゃダメだろ?」
「アンタは……はぁ、ま、いいわよ。やるだけやってみなさいよ。死ななきゃ何とかするわよ……魔理沙が」
「私か!?」
「回復薬ぐらい作れるでしょ?」
「あー、それでも重症だとさすがに直りが遅いんだぜ?大丈夫なのか?」
「それぐらいは愚挙の罰よ」
流石にエリクサー的なのはもうないみたいだが、たしかに四肢欠損とかしなければ多少骨折しても結構早く治せるから、ありがたくはある。
とりあえず霊夢ちゃんも(しぶしぶだが)天子と闘うことを容認してくれたので……
「いっちょ本気でぶちかましてみっか!」
「死なない程度に頑張んなさい」
勝負は三日後日曜日。
さあ、それまでにいろいろ仕込んでおかなくちゃな。
次回はこちらでbとる、パンチラで中継です。
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