霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して!   作:みけさんわーきゃっと

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たくさんの皆様。
感想どうもありがとうございます。

パンチラ登録者数が1800人を越えました
ありがとうございます。

紫陽花マン様。わざわざ10が真っ赤になるのが目標だそうなのでと☆10ありがとうございます、赤のラインまであと少し、真っ赤まで50ちょいです。ほかの皆さんも応援よろしくお願いしますね。

現在いろいろありまして投稿が遅くなっております。
書くのはやめませんので気長にお待ちください。

天子バトルようやく終わりました。
たぶん俺TUEEEEEEにも天子下げにもなっておらず、それでいてれいぱんらしい着地点に落ち着いたかなと自画自賛しております。
天子の口調は原作でも安定していないので緋想天をベースにしております。
思った以上に緋想天ではお嬢なしゃべり方です。

まだ中継場面がないので細かい疑問点出るかもですがお待ちくださいね。


誤字脱字報告者のティアール様、トリアーエズBRT2様。
今回は少なかった!やったぜ!
ここに名前があるのに修正されていない場合、その文章はそれで正しいのでご了承ください。

霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して!のチラ見せ
というネタバレ、小ネタ用の投稿もしております。
パンチラが見たいとご連絡ください(羞恥プレイ)


天子とバトルした話その2

 

 

 

 

 

 

「くっそ、吸血ゲージがもうねえな!」

 

瞬間再生は打ち止めのようだ。もちろん特性は残っているので高速再生はするんだが、それではこころもとない。

 

あれから魔界魔法や厭勝術、遁甲陣に死霊術までありとあらゆるリソースを使って戦ったが一向に勝ち筋が見えねえ。

流石の天子でもダメージは蓄積されていると思うんだが……あと流石に服がヨレてきてなんだ……天子の癖に少しエロい。アレだ。チラリズムの妙ってやつだな、きっと。

 

……ブラいらないと思う(酷)下着と同じくほぼさらしのような灰色のスポブラ系のようだが……うん、貧しいな(哀れみ)

 

「むっきー!なんですかその目は!下着が見えていたらもっとこう、獣欲にまみれた目で見るものじゃあないんですか!」

 

「さっきから、むっきーむっきーと猿か!貧乳なのがちょっと哀れだっただけだ(暴言)、あと普通に色々見えててちょっとエロいとは思うぞ?」

 

天子の性格や言動はどうであれ可愛いものは可愛いし、エロいものはエロいのである。

あとお嬢様状態だとけっこう好みなんだぞ?畑荒すんでその分マイナス補正がかかってるだけで。

あと、ヒステリーというか山猿……天人だから天猿か?状態になるのもちょっと苦手だ。というかヒスった女性が得意な男はたぶん三千世界のどこにもいねえと思う。

 

ん、まてよ……天猿か……もしかしたら……

 

「えっ、ま、まあそういわれると……ちょっと恥ずかしいですね、見ないでください」

 

と、破れたスカートを手で押さえてもじもじする天子……急に可愛げだすんじゃねえよ!やりにくいだろ!?

 

「見てほしいのかほしくないのかどっちだよ!?ライジングオンバシラ!

 

予定のタスクをこなすため不意打ち気味に天子の足元からオンバシラを真上に突き上げるようにして出現させる。

 

「きゃっ!?っと、当たりませ――」

 

ライジングオンバシラ!ライジングオンバシラ!ライジングオンバシラ!ライジングオンバシラぁっ!!

 

よける天子をさらに追撃していく……が流石天子、ひらりひらりとちょっと太めのまぶしい太ももをちらつかせながら回避していく。

うん、健康的にエロいな!……やはり俺は煩悩があったほうが頭も体もよく動くようだ。

 

「急に元気になりましたね!あれですか?ろうそくが消える前のーー」

 

さえぎって俺は天子に少しにやけながら告げる。

 

「天子天子、柱見てみ?」

 

「なんですか、罠にかけようとでも――あなたはぁぁっ!」

 

「事実に怒るなよ、天子」

 

柱の一本に「天子貧乳 原野如平 天如不揺」と刻んである。

 

「このっ!まったく!こうして差し上げるわ!」

 

と、要石ドリルで削り、さらに新しく「天子美乳 花如芳香 空如美麗」と刻んだ。

うし、かかった!計画通り!……さすがに巨乳とか刻んだら作戦パーにしても怒涛の如く突っ込んでやろうかと思ったけど天子もそのあたりはわきまえているようで何よりだ(暴言)

 

「隙あり!土龍水龍!」

 

仕込みとして砂利を混ぜた水流を天子に向けて発射する、天子は難なくかわすが天子の刻んだ文章を名前を残して削りさる。

 

「せっかく書いたのに!」

 

「怪文章は消さねえとな!」

 

「むっきー!いい加減わたしも怒りますよ!」

 

そういって襲い掛かってくる天子。

 

「さっきから怒りっぱなしだろうが!猿みたいな声だしやがって、!猿!天子猿!いや天猿!急々如律令!」

 

もったいないと思いつつも呪符をばらまく。どのぐらいもったいないかというと、万札ばらまいてると思ってもらえばどんなもんかわかるだろうか。

 

「五行剣!神剣飛襲(ダンシングソード)!」

 

「まだ隠し玉!?本当にしぶといですね!」

 

今回は各属性の五行霊剣符と魔術のダンシングソードの組み合わせだ。

五行霊剣符は握りしめて使わないと効果が一瞬(着弾)で終わるが、この魔術と組み合わせることによりまるでサイコミュ兵器の如く飛び回って長時間攻撃できる。

 

「天猿みたいに単純な力押しできるほど強くないんでね!」

 

「あなた、普通に強いと思うのだけど?って、また猿って言った!」

 

「猿じゃねえ、天猿だ」

 

「変わらないし、蕎麦みたいで嫌なのよ!」

 

うーん、天子との会話正直結構楽しいよな。なんというか互いにボケて突っ込める感じで。

 

余裕がある会話のようだがこの最中もお互いかなりの勢いでやりあっている。

天子は着実に五行霊剣符を落として減らしていっているし、俺は追加を投げたり隙を見て殴りにいっているが、クリーンヒットは出ていない。

いや天子も相当疲れていると思うんだが本当に強いなこいつ!?

 

しかし、このままじゃあ実は俺がじり貧だ。リソースだって無限にあるわけじゃねえ、真正面から一切の補助もなしに殴り合えばせいぜい持って3分か?しかも防御に徹しての話だから勝ちはない。

 

まあ、だからこそ、俺は()()()()()()()()()わけだが。

 

「しかし、器用よねあなた。致命傷をうまく避けて高速回復で持たせてる。倒しにくくてイライラするわ」

 

「お、天猿も認める器用さか」

 

「猿じゃないって……言ってるでしょおおおおおおっ!」

 

「くうっ!」

 

斬撃からの天子の回し蹴りを何とか防いだが腕の骨がやられた。もちろん回復はしているが高速再生もだんだん速度が落ちてきた、くっそ、なんとかして大技を……早く仕掛けてこい。

相当イライラしてるっぽいからそろそろだと思うが……

 

「ああもう!いいですよ!あなたはなかなか強かったですけど、やっぱり私のほうが上みたいです」

 

「いや、ただの人間と天人比べられても困るんだが……」

 

とはいっても幻想郷はただの人間でもそこそこ強かったりするんだが。

 

「あなたみたいな人間がいますか!そもそも普通の人間は手足再生したりしませんよ!」

 

「いや、そのあたりは借りたからだが」

 

「……まずふつうは借りたりできないですよね?」

 

「いや、そういうのができるのが程度能力じゃねえの?知らんけど」

 

そう、程度能力次第ではただの人間だって(程度能力を持ってる人物をただの人間というかは少し疑問が残るが)戦力になる。咲夜ちゃんだって人間(奇しくも今回吸血することではっきり人間と分かった、正直今まで少し人外と疑ってた)なのに並の妖怪より十分強い。

ただ、咲夜ちゃんは腕力的にはちょっと鍛えてる女の子ぐらいだから武器が通じないような相手には無力だ。

せめて魔法なり仙術なり覚えていればほぼ負けることないんじゃねえかなとは思うんだが……

あとは伝説級の武器持たせるとか。このまえ竈神にもらった火之迦具土之剣とか貸したらやばいと思う。もっとも装備したら装備者までもが燃える(神ですら。というか神特攻)ので炎属性(というか最低でも無効能力)必須なんで誰も持てねえけど。

いまでは竈の燃料として竈の下に置きっぱなしなんだよな……めっちゃ重宝してる。

 

さておき程度能力には結構めちゃくちゃなものもあるし、さらに上の能力……例えば「対象を即死させる程度の能力」とか、結構雑に付与されてる程度能力のランダム性からいえばいつか発生してもおかしくないわけで、それが人間が持たないとは限らねえよな……とは思うんだ。

 

「だから俺の能力なんか大したことねえよ」

 

最後は口に出す。

天子はけむに巻かれたように……漫画なら頭上に疑問符が出てる感じだな。首を傾げて言った。

 

「理解しましたよ、多分能力じゃなくてあなたがおかしいのですね」

 

「……それに関しては、まあ、うん。そうかも」

 

返す言葉がねえな!(諦め)

ただ、正直天子もかなりエキセントリックだからな?というか、幻想郷の女の子たちの半数ぐらい割とすごい性格してると思う。でも、そういうみんなが――

 

「大好きなんだけどな?」

 

「えっ!?わたっ……私っ!?」

 

硬直してわたわたしだす天子。やだ、可愛い(呑気)

 

「違うわ!いや、まあ天子も割と面白くてかわいいとは――少し思う。だからこそここでいっぺんしつけてわからせなきゃあな!」

 

そして終わったら存分に飲み食いしようじゃないか!

 

「這いつくばって、しつけられるのはあなたですよ!」

 

突進してくる天子。この動きは……!

 

「貧乳バスター改・ペタンコプレスだな!」

 

「勝手に珍妙な名前をつけるなぁっ!?」

 

そのまま無抵抗で天子に組み敷かれる。最初の時の数倍、高々と飛び上がり……しとめる気満々だな!

ちなみに服がボロボロなので素肌やブラに接しているが……うん、まあ、ぬくやわこくはあるよ(精一杯のフォロー)

ボリュームは一切感じられねえけどちょっとたぎるものはたしかにある。

あとなんか天子の体臭?桃の甘い香りがして、なんというか……舐めたい(変態思考)

 

「無抵抗!?あきらめたのですか!そ、それとも私のおっぱいを堪能……」

 

「ないものは堪能できんわっ!(辛辣)じゃねえ、大したことねえってことだよ!天猿!」

 

「むっきーっ!ぺしゃんこになって反省しなさいっ!大盛り天地開闢プレス!!」

 

要石を呼び出してきて、これで終わらせるつもりのようだな。

 

「なんの!五行霊符!」

 

さっき飛ばして残っていた霊符を要石にぶつける。

 

「はっ!そんなちゃっちい攻撃ではびくともしませんよ!」

 

たかが石ころ一つ押し返してやる!とでも言えればいいんだが、さすがに強大だ。

もっとも、これこそが願った通りなんだがな。

 

「だろうな!」

 

うん、表面を削ることすらできやしねえ……だが()()()()()()()()()()

 

「さあこれで終わりですよ!」

 

勝利を確信して天子はドヤってるようだが……勝ち誇るのは早いぞ天子。

現在俺は横四方固めの様に抱え込まれて(天子に微妙にまさぐられてて正直起きそうで危うい)いるんだが、俺は自由な手を伸ばして……

 

 

 

 

ブチブチブチィ!!

 

 

 

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ゛!?」

 

 

 

 

天子の股間に手をやってパンツ越しに思いっきり陰毛をむしった。

すまんな天子……略してすまんこ(謝罪の念が見えない)

 

俺は天子が怯んだすきに、天子の拘束から逃げ出して、要石の下から天子と入れ替わるように逃れた。

 

「お前ええええええっ!流石に今のはああああっ!!」

 

天子、ガチギレである(他人事)

 

「悪いな天子!パイパンだったら俺の負けだったぜ!」

 

正直そこはある意味一番の不確定要素だった。

もっともムダ毛処理って近代の発想だから生えてるならあるとは思ってたけど、貧乳だし下のほうも成長が遅かったらどうしようという懸念はあったぜ。

 

「絶対に許しません!両側からドリルで磨り潰してあげます!」

 

そう怖いことをいって再び戦闘に入ろうとする天子。その天子に俺はアドバイスしてやる。

 

「おい、それより天子そこにいたらお前がつぶれるぞ?」

 

「言われなくても……!えっ!?」

 

「どうした天子?」

 

「うるさいですね!くっ、なんで!?」

 

「災禍の剣の時も移動できなかったろ?死神の……というか小町ちゃんの能力だぜ」

 

そう、あの時も使ってたんだが一瞬しか動きを止めれなかったんで失念してたようだな。

 

「嘘!それにしては拘束力が強すぎます!せいぜいがもって一瞬でしょう!たかが死神程度の力!」

 

天子……というか天人は死神をちょっと下に見すぎだな。小町ちゃんの力は上手に使えば最強クラスの能力なのにな。

力の差なんか()()()()()()()()()()小細工で埋まるんだし。

 

「まあ、普通ならそうだろうな……そうだな、いうならば封印術「釈迦掌」ってとこか?」

 

「なんですかそれは!?」

 

天子の問いに俺は吟ずるように呪歌で答える。

 

傲岸不遜の天猿 世界の果ての柱に名を書く。しかしてそれは釈迦の手の指なりて逃れること能わず

 

「何を言っているの!?なら要石を消しちゃえば……!」

 

六字大明呪により天猿は五行山にて……

 

「消えないっ!?なんで!?」

 

「獄につながれる!おん ま に ばど め うん!」

 

 

「ちょっ!?まって!まっ!!」

 

 

 

 

ずむううううううううんん!!

 

 

 

 

天子の上に要石が乗ったまま落下し、地響きを起こす。

土煙が晴れたとき、そこには……

 

「ちょっと何なのよこれ!?動けないんだけど!?」

 

要石から顔だけ出した天子がいた、うし、なんとかなったな!

 

「あー、即席で構築した術だけどな、見立てとかあやかりとか、伝承武器?これは伝承術か?ってやつだな」

 

「へー、そう。でも私は降参しないわよ。あなたじゃあ私を倒すには至らないだろうし、それにこれだけ強大な術。そんなに長時間持つわけでもないでしょう?ちょっとの間休憩だと思っておきますわよ」

 

と、気楽に言う天子。

確かにこれだけの術はそうそう長持ちするもんじゃねえ、天子の見立てはある意味正しい。

 

「そうだな、たった500年ぐらいだな」

 

「は?」

 

だがこの術はそもそも伝承が500年となっているので最低でも500年は持つのだ。ある意味こういうところが伝承系の恐ろしいところだな。

 

「それに……」

 

「ちょっとどこに行くんですの!?」

 

天子の視界から外れ後ろ側に回る、うん、ナイスな感じで壁尻状態だ。

その尻を撫でまわす。

 

「ひっ!?ちょっとあなた!?」

 

「天子が降参しなければ……」

 

「ひっ!ま、まさか、私を辱めるつもり……い、いいでしょう、体は好きにできても心までは屈しませんよ!さあ、やるなら一思いに!早く!」

 

と、なんか生き生きとして答える天子……やっぱりマゾっ気あるだろ天子!?

あと、絶賛生中継中だからな!?そんなことしようもんなら俺流石に複数回殺されるぞ!

現状(尻撫で)でも向こうのほうから妖気だの霊気だの神気だの漂ってきてんのに!!

 

「いや、里の男たちにこの場所教える」

 

「なっ!?」

 

「幸いこっち側は天子に見えないしな。もし、天子が今まで品行方正に生きてたんなら、誰か助けてくれるだろ(棒)」

 

外道なことを言っているが、本気でそこまでやるつもりはない。

ま、まあ里の男のふりして撫でまわしたり、さっきも言ったが舐めたい匂いがするので舐めたりはするかもしれんが……どちらにせよ、Mだしどういう反応が出るかだが……

 

「下人の男に身をゆだねるなど……!」

 

あれ?本気で嫌がってるな、ドMじゃねえのか?でも天子から降参を引き出さねえといつまでたっても終わらねえしな……

 

「もしかしたらだれか顔の知らない奴の子供とかできちゃうかもなぁ」

 

「……嫌」

 

天子の様子が……?

 

「そんなの嫌ああああぁっ!」

 

「ちょ、おい天子!?」

 

天子の声に湿っぽいものが混じったので慌てて天子の顔側に戻ると天子が涙ぐんでいた。

あー……やっちまった。

 

俺には俺の矜持がある。

だから――

 

「文ー!降参だ!俺の負け!」

 

何があろうと女の子を泣かせたら負けなんだわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん、美味しいですわね」

 

「おう、こんなんでよかったのか?」

 

勝者たる天子だが釈迦掌を解除したあともぐずってたので、落ち着くまでに少しの時間を要したが、いつもの調子を取り戻した。

 

で、天子からの要求は「あなたがいつも食べてるようなものを食べさせてくださいまし」とのことなので、川蟹(たぶんモクズ。鰻といい鮭といい海と川移動する生き物なのになぜか幻想郷の川にいる)のカニ玉と蟹味噌と長ネギの味噌汁。里芋のぬた(隠し味に茗荷)きゅうりとレンコンの酢の物の一汁三菜。

ちなみにほかの面子は観戦チケットに飲み物料理がついているのですでに料理が用意されていてよそで食べている。まあ、いつもの宴会コースだな。

一応天子は客だから一汁五菜で作ろうか?とも言ったんだが、本気で普段通りでいいと言ってたのでこんな感じになった。

 

「こんなんとか言ってますけど、稗田家でもこれだけ調味料使ったものはなかなか出ませんわよ?」

 

「おお、そういやそうだな」

 

たしかに稗田家で出るものは素材の風味を生かした伝統的な和食……といえば聞こえがいいが味が薄い(暴言)

まあ、仕方ないとは思うんだよな。俺は現代人基準なので物足りなく思うが、ここでは砂糖は貴重だし、酢も実はかなり貴重品だ。

酢って、カロリー源たる穀物を、嗜好品たる酒にしたうえでさらに酢に加工するので、貴重品かつ作るのがもったいないんだよな。

結果、超高級品になる。

だから転生ものとかで普通にマヨネーズとか作れるわけねえんだよ、油も卵も貴重だし。

なのに博麗神社では砂糖、塩、酢、醤油、ウスターソース、ケチャップ、マヨネーズ、味醂、ハチミツ、植物油、胡椒をはじめとする各種スパイス等大抵のものはあったりする。

 

うん、幽香さんと妖精たちにはもっと感謝しねえとな。

 

「で、天子(てんし)

 

「てんこでいいですわよ。なにか、こう、しっくりきませんから」

 

どういう風の吹きまわしだ?まあ、俺もめっちゃ違和感あったのでありがたく天子(てんこ)と呼ばせてもらおう。

 

「で、天子」

 

「なんですの?」

 

「悪かったな、その……泣かせて」

 

「ん、もう!恥ずかしいので忘れてくださいって言ったでしょう?それに実質あなたの勝ち……ん、まあ引き分けですしね」

 

「いや、どんな形であれ負けは負けだしな。お、飯がねえな?おかわりはいるか?」

 

「そうですね……半膳ほどと、お味噌汁をもうすこしいただける?」

 

「それでいいのか、天子は小食だな」

 

そういいながら追加分をよそってやる。

魔理沙とかなら山盛りにしても食うしおかずなくなったら味噌汁ぶっかけて食ったりするからな……そういえば……

 

「天子ってもっと、こう、雑だと思ってたけど、すごい奇麗に飯食うんだな?」

 

「ふえっ!?な、なにをいきなり!?」

 

「いや、なんというか……上品なお嬢様っぽい」

 

背筋伸ばして正座して食ってるんだわ。箸の使い方も上手だし、一口も小さい。

正直茶碗を口元にくっつけて箸で掻っ込むイメージあったわ……そう考えると魔理沙やばいな!(流れ弾)

 

「自分で言うのもなんですけど、一応お嬢様ですよ?これで普通に食べてる感じですよ。そりゃあ、宴会とかでは多少は雑に食べますけども……今そんなにいうほどきれいに食べてますか?」

 

「そういえばそうだったな……うん、奇麗だよ」

 

「――!ごほっ、ごほっ!失礼。ちょっとむせたわ」

 

「お、どうした?お茶いるか?」

 

「んんっ!――ふう……ええ、いただきますよ。さて、あまり勝った気はしないけれども、あなたが私を勝者というので要求をいいますね」

 

「お、おう。どんとこい」

 

あんまり無茶なのは流石に困るが、負けは負けだ。甘んじて受け入れよう。

 

「たまに遊びに来ますので、こうやって普通の食事でいいので作ってください。それとその時はこうして話し相手になってほしいです」

 

「お?そんなんでいいのか?」

 

「ええ、他所でもぜいたくはできますけど、こうやって遠慮なく話が出来て、それでいて美味しい料理ってなかなかありませんからね」

 

「そんなんでいいならいつでも来ればいいぞ、さすがに毎日とかだとちょっと困るが」

 

魔理沙とか甘い顔したら毎日来やがったからな……

 

「ええ、私もそこまで暇じゃないですから」

 

「暇すぎて異変起こしたことあるって聞いたがそれは……?」

 

「わ、若気の至りですよ!」

 

でも、見た感じ十分若い天子がそう言ってもなあ……

幻想郷の人間は本当に年齢がわからねえわ。

 

「か、かわりにだけど」

 

「ん?」

 

「畑とか、壊さないように気を付けてあげますよ」

 

そういってぷいっと横を向く天子。

少し友好度が上がった感じかな?

 

「おう、頼むな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、どうしよう」

 

夜、一つの問題が起きた。

 

 

 

 

 

 

天子、俺の部屋で寝てるんだけど!?

 

 

 

 

 

疲れてたのかあのまま寝ちまったんだよなあ……激しく動いて汗と土にまみれたはずなのに、天子は本当にいい匂いがしてやばいんだよ!

俺は一刻も早く衣玖さんが天子を引き取りに来てくれることを願った。

 

 

 






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