霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して!   作:みけさんわーきゃっと

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移植。
加筆修正版。
アンケート更新。

10真っ赤作戦のため再度得点つけなおしたり新規でつけてくれたライスボール様。フラレソ様。nkjなかじ様。ちりめん山椒様。フロスト282様。鳥籠のカナリア様。
☆10ありがとうございます、ちかごろペース落ちてますが頑張ります


日常の一コマ

上海人形

 

 

 

「ふんふんふーんっと、。こんなもんかな?」

 

「オマエ、ムダニキヨウダナ?」

 

魔理沙被害者の会(といってもアリスちゃんとパチュリーちゃんだけだが)と一緒に大図書館の片づけ(魔理沙が荒らしていったので)をしていたんだが、片付け時のあるある──本を読み始めてしまうという状態にアリスちゃんもパチュリーちゃんも陥ってしまったのだ。

パチュリーちゃんだけなら俺も帰ったり、逆にパチュリーちゃんを枕にしたりするんだが、アリスちゃんもいる以上流石に放置して帰るわけにもいかず、手持ち無沙汰になった俺は上海ちゃんをギブソンタックに結い上げて時間をつぶしていたのだ。

 

「おーかわいいな!」

 

自画自賛ではあるがギブソンタックは金髪にはよく似合うと思う。

上海ちゃんが綺麗系の顔なので余計に似合っている。

 

「ソ、ソウカ?」

 

「背中側がフリーになったからバックパックつけれそうだな?光の翼に挑戦してみようぜ」

 

月にあるバリア用のビームジェネレーター使えば再現できる気がするぞ。

 

「ダカラオマエハ、ナンデシャンハイヲブソウサセタガルンダ!?」

 

「いやー、メカとドールってなんかたぎるんだよなあ、それにゴリアテ化したらそのままでかくなるじゃん?めっちゃすごいことなりそうじゃね?」

 

「デカクナッテモシュツリョクカワラネーカラショボイノシカデネーゾ?ダカラケンヲツカッテルワケダシナ」

 

「あー、でかくなってもビームとかの太さ変わらねえのか……いや、八卦炉ならワンチャン!」

 

「ヤメトケ、バクハツスルミライシカミエナイ」

 

「くう、ロマンなのになあ、巨大兵器」

 

「バカジャネーノ?シャンハイニハワカラナイカンカクダナ」

 

「まあ、俺だって上海ちゃん可愛くしたいとは思うけど、俺センスねえからなあ……、パンツなら自信があるんだけど、服はなー?」

 

俺の普段着だって黒一色の道士服とか藍色の作務衣とかだしな。センスは彼岸のかなたに置いてきた感がある。

 

「パンツニジシンガアルッテイイキレルオマエ、ホントウニアタマオカシイカラナ?」

 

「そういえば今日は何はいてるんだ?またお揃いか?」

 

「アア、ゴシュジントシャンハイハイツモオソロイダ。……ミセネーゾ?」

 

「そうかー……ちょっと上海ちゃん足のメンテナンスしようか?」

 

「シネーヨバカ!?モウスコシウマイイイワケカンガエロヨ!?」

 

むう、チルノとかならあっさり騙されてくれるものを……

明らかに上海ちゃんは賢い部類に入ると思うんだよな。

もともとはアリスちゃんが動かしていたし、その分知性が高くなるとかいうことがあるのだろうか……?

 

「じゃあパチュリーちゃんのパンツ教えてあげるから教えて―」

 

「イラネーヨ!ソモソモオマエナンデアイツノパンツシッテルンダヨッ!?」

 

「?」

 

「ナンデソンナコトキクカワカラナイッテカオシテルンジャネーヨ!?オカシイダロ!?」

 

そういわれてもなんでそんなこと聞くんだろうか本気で分からん。

パチュリーちゃんはパンツの種類そんなに多く持ってないんで、今日みたいな早朝襲撃で慌てて飛び起きたときは――

 

「ちょっとくたびれてダルっとしたシルクの大きめの奴だぞ。寝るときはいつもそれだからな」

 

寝るときの締め付けは嫌いなのでこうやってお古の下着使ってるんだよな。もしくはノーパンだが(パチュリーちゃんがパンツ覗きを死守したことがあってその時ははいていなかった)え?なんで断定系か?そりゃあもちろん確認したからな!(ただの変態)

……いや、あんなに隠されるとすごいのはいているかと思うじゃん?

そしたら確認するしかないだろ?(変態の理屈)

 

流石にめっちゃ怒られたけど、その程度で済ませてくれるパチュリーちゃんはやっぱり優しいと思うんだ。

……むしろ後で知った霊夢ちゃんに滝の下に放置(強制滝行)されたほうがきつかった。

 

「サスガノオマエデモ……」

 

そういうと上海ちゃんはパチュリーちゃんの足元から中をのぞきこんで――

 

「マジジャネーカヨ!?」

 

驚愕していた。

いや、だから言ったじゃん。

 

この後かなりの押し問答をしたが上海ちゃんの鉄壁のガードは破れなかった。

 

アリスちゃんがうっかりと俺の策略に引っかかって結局パンツを御開帳してしまったがな!

相変わらずのえぐい角度のハイレグだったが色はミッドナイト色というか紫に近い濃い青で飾りもなくシンプルな作りだったが光沢があり、またシンプルな分だけアリスちゃんの体の線が出て、なんというか非常にエロスを感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リグル

 

 

「なにしてんのさ?」

 

俺が怪しい作業をしていると声をかけられた。

この声は……

 

「おーリグルか、どうした?一緒に温泉でも覗きに行くか?」

 

「いかないよっ!?なんでいつもいつも男の子同士でやるようないたずらに誘うんだよ!?」

 

「またまたー、リグルだって女の子の裸に興味が出てくるころだろ?」

 

「私は女の子だっ!」

 

と、まあここぐらいまでは割とリグルにであうと毎回やってるいじりである。

リグルは賢いから「じゃあちんちんないの見せてみろよー」とか言っても引っかかってくれない。

多分チルノだったら即引っかかるのに非常に残念である。

といっても一本筋を見たところで喜ぶような神経はして……いやレミリアさんとか萃香さんのはちょっとクるものがあるけどな。

まあ、リグルは……正直魔理沙よりエロいとは思うがまだまだだとは思う。

チルノたちと遊べる時点でお子様なんだよなあ……

 

「さておきどうしたんだリグル」

 

「いや、だからお兄さんが何かしてたからまた変なことにならないか心配なんだよ」

 

リグルも言うなあ……まあ、言われてもしょうがないとは思うけどな、実績と(嫌な方向への)信頼がありまくるからな、俺!

 

「変というが基本的に俺はやばいことは自分ではしないぞ?」

 

これは本当である。

もっとも想定外に規模が大きくなったりは幻想郷ではデフォルトみたいな気もするからノーカンな!

これは俺だけではなく異変の二割ぐらいが「大丈夫大丈夫!あっやべっ(意訳)」から始まる大規模災害な点からも察してほしい。

あの白蓮ちゃんですらやらかしたからな。幻想郷のトラブル補正は相当高いと思うぞ。

 

「……でも首突っ込みはするよね?」

 

リグルはやっぱり鋭いな。

それはしょうがないだろ、だって――

 

「まあな、そのほうが楽しそうだろ?」

 

「それは否定しないけど、私たちはそこまで強くないからね?あんまり巻き込まないでほしいと思うことが結構あるんだよ」

 

「そういわれてもチルノが率先して突撃していくからなあ……もしリグルも手におえないと思ったらチルノ見捨てて安全なとこにいたほうがいいぞ」

 

「わかってるんだけどさ、友達だからね」

 

こういうところ大妖精とは別方向でいい子なんだよなあリグルは。

安全だったら割と容赦なくチルノ見捨てるけど、危険な時はちゃんと力を合わせて乗り切ろうとするんだよな。

えらい。

 

「ちょっ!?また撫でてっ!私は子供じゃないぞっ!」

 

「はっはー、チン毛が生えてからいうんだな!」

 

「チっ……!?だから私にはついてないってば!いい加減にしないと畑の作物全部虫に食べさせるよ!」

 

「マジすまん」

 

こと畑作業での有益性で言えばリグルがダントツである。さらにミツバチの巣分けなども頼っており正直リグルがへそを曲げると収穫量が半減する、どころか壊滅させることすらできるのだ。

 

「まったく、私の能力がこれじゃなかったらいつまでも反省しなかったんじゃないかって思うよ」

 

「いや、反省はするぞ?」

 

ただ、はんのうがかわいいからげんかいまでいじるだけで(反省の念が見えない)

 

「どーだか」

 

ううむ、半眼でリグルにみられることが多くなったな……

 

「ならばちゃんと女の子扱いしないとな」

 

そういって俺はリグルの肩に軽く手を置いた。

 

「えっ、ちょっと……お兄……さん?」

 

もじもじしているリグルに俺は告げた。

 

「じゃあ、まずはパンツを見せて――ボゲェッ!?」

 

「ちょっとドキドキして損したよ!」

 

リグルにノーモーションでもらった鋭いキックにさしもの俺もダメージを受ける。

なんでかしらねえけどリグルのキックはすげえ重たいんだよな……

 

悶絶している俺にリグルがいたずらな笑みを浮かべて告げる。

 

「青の格子柄だよ」

 

「えっ!?ちょっ!?リグル!?」

 

たしかにボーイッシュなリグルには似合いそうだ……

いや、まて!本当かどうか調べねばならん!

 

「じゃあね、お兄さん。もちろん見せてなんかあげないよーだ」

 

「いつの間に小悪魔ムーブを!」

 

ちゃんと女の子してるな!ちょっと可愛いと思ったぞ。

 

そうしてリグルは逃げて行ってしまった。

今度スカートでも買ってやろうかと俺は心に刻んだのだった。

 

 

 

 

人気投票

 

 

 

 

「お兄様ーっ!!」

 

「うおっと!?フランか、今日は特に元気だな?」

 

急降下ダイブというアグレッシブな抱き着き方をしてきたフランを受け止めてくるくる回って(勢いを殺すため円運動に昇華した)地面におろす。

フランはまだ体重が軽いからいいのだが、はたてちゃんとかにやられるとさすがの俺も吹っ飛ぶことがある。

まあ、それはそれで押し倒されたような格好になるのでなかなかにぬくやわこくて気持ちいいんだが……

 

一度完全に挿入ってるような体勢になったのをはたてちゃんが自撮りして記事にしたせいで大変なことになったぜ……

 

「よくわからないけど、フランが一番なんだって!」

 

「お、そうか、よくわからんがおめでとうな!」

 

何を言っているか全くよくわからないが、フランが可愛いのでめっちゃなでる。

 

「ところで一番って言ってたけど誰が言ってたんだ?」

 

こういった謎ランキングなら、出版系……文かはたてちゃん。あとは出版じゃないけど阿求ちゃんあたりか?

 

「ううん、お姉さま。でもそのあと、姉より優秀な妹なんか存在しないのよおっ!って……毎年9月ごろになるというんだけど、なんなんだろーね?」

 

「お、おう」

 

なんだろう、レミリアさん疲れてるのか?それとも9月に何かあるのか?

 

「だいたい、フランのほうが優秀なのにねー?」

 

「フラン!?」

 

毒舌!?いや無邪気なのか?どちらにせよ辛辣ではあるな。

たしかにスペックっていう点ならフランのほうが上だと思う。レミリアさんはあくまでレベルが高いだけなんだよなあ……同じレベルになったらフランのほうがわずかに強くなると俺は見ている。

だけど、レミリアさんが落ち込むからそういうこと言うのはやめて差し上げろ……!

 

そうおもいつつも「いっちばーん」とかうっきうきのフランに水をさすこともないかと思いほおずりしながら存分に甘やかす。

 

「よーし、そしたら今日はフランのお願い聞いちゃおうかなー?お祝いだぞー」

 

「ほんと!?お兄様!」

 

「おう、まあ、できる範囲でだがな」

 

紅魔館に移り住んでとかは流石に聞けないからな。

霊夢ちゃんに世話になる前だったら――とか思うが、じっさいここに世話になってなければフランとあったときにお菓子やるとかそういうよゆうはなかったろうし、紅魔館なんか一生無縁だっただろうから詮無いことだな。

 

「じゃあお泊りしたいなー」

 

「ん?お泊りか、ここに泊まるのか?」

 

「んーん」

 

「じゃ紅魔館かな?」

 

「んーん、違うよー」

 

フランの考えがわからん。

フランと仲のいいといったらあとチルノかこいしちゃんか?魔理沙とも仲良かったか?魔理沙の魔窟に泊まるとなるとガチ掃除準備しないとだな。

 

「えっとねー」

 

「おう、誰のとこだ?」

 

「人里の、山姥の店の近くに泊まれるところあるんだってー」

 

人里の……?ネムノさんの店か?そこの近く……!

 

「連れ込み宿じゃねーか!?」

 

「ん?」

 

フランが首をかしげる。

そもそもネムノさんところで飲み食いして連れ込み宿というルートをねらって、ネムノさんの店は場所を選んだからな。ラブホテル街の近くに飲食店が多いのと同じ理由だな。

 

だが待ってほしい。現代ならラブホテルを一般宿泊施設やパーティルーム代わりに使うこともあるが、この時代……というか幻想郷ではまぎれもなくヤリ部屋である。

 

そんなところに少女然としたフラン連れこもうものなら、町のうわさ独り占めである。

田舎って誰も見てないようでしっかり見られてる監視社会だからな……

俺が社会的に死んでしまう!(なおすでに瀕死)

 

「えっとフラン、そこはちょっと入りづらいんだよ」

 

「お金ないの?フランいっぱい持ってるからフラン出すよ?」

 

「やめて!」

 

少女にお金を出させて連れ込み宿に入る青年。

言葉だけで1000回死ねるわっ!!

 

「えっと、そこに入る人たちは、なんだ、その……えっちが目的なんだよ」

 

「ん?フランは構わないよ、近頃ちょっと興味出てきたし」

 

「俺がかまうの!あと順調に成長していてお兄様嬉しいけど、こんなことで実感したくなかったよ!?」

 

順調にすくすく心身共に育っててちょっとうれしいんだが……

レミリアさんにエロスを感じるならフランもともすればエロス感じてもおかしくないんだよなあ。でももうすこしピュアなお兄様でいさせてほしいと思う。

 

「でも、お兄様お願い聞いてくれるって言ったのに……」

 

しょんぼりするフラン。

くっ……だが、ここで甘やかすわけには……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日

 

 

 

「ちわー文々。新聞ですー、ここにとんだペド野郎がいると聞いて取材に来ましたよー。オラっ!とっととあけなさい!みんな真相知りたくて私にすごい圧かけてくるんですよ!」

 

 

 

どうしてこうなった……

俺は悪くない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パチュリー

 

 

 

「――なわけね、なるほど」

 

「いやあ、これぐらいのことはパチュリーちゃんなら知ってるんじゃないの?」

 

紅魔館の裏手でパチュリーちゃんと魔術談義。

というか珍しく俺が質問攻め……あれ?めずらしくねえな?アレだ、魔術について聞かれるのは珍しいな。

更に俺は精霊使役魔法も使うのでそれに関しては俺が幻想郷では第一人者らしい。

……俺、一般人なんだがなあ。

 

「そうでもないわよ?私の魔法は七曜だけどベースは五行だからね。四大のことは知識以上のことは知らないのよ……魔理沙が四大なのだけど、魔理沙の説明は、ほら、その……独特でしょう?」

 

「オブラートに包まなくても魔理沙語で話してくるのは俺も重々承知してるぞ」

 

召喚魔法の使い方は魔理沙語だと「きゅいーんで、ずもももってやって、ぱきーん」となるらしい。

 

まったく理解できなかった。

でもまあ、使った感覚で言えば何となくそんな感じなのが割と腹立つんだが。

 

「シルフについてはそれでいいわ、次はアンダインについて聞きたいのだけど」

 

お?

 

「アンダイン?」

 

「水の精霊のことだけど?」

 

「あれ?ウンディーネじゃねえのか?」

 

「書物の綴りはUndineだからアンダインでしょ?」

 

「いや、この綴りならウンディーネって読むんじゃねえの?」

 

あれ?どっちが正しいんだこれ?

 

「日本じゃ水の精霊っていえばウンディーネって相場が決まってたんだが……」

 

ゲームや漫画だと大抵ウンディーネだよな?

 

「そういわれてもこの綴りだとアンダインよ?」

 

パチュリーちゃんが言うならあってる気がするんだよなあ……

日本語はカタカナ語が優秀すぎてな……表音文字だからとりあえず海外の言葉でも無理やり読めて、なおかつ多少なまったりはするけど普通に日本語に混ぜて使えるからなあ……

その犠牲者がエジプトの王様なんだけどな。

 

ツタンカーメンってトゥト=アンク=アメンを英語翻訳して英語読みしたせいでまったく意味の通じない名前になっちゃったらしいからな。

さらに日本ではツタン=カーメンみたいな感じで認識されちゃって、カーメンなんとかみたいな派生存在(怪人や魔物など)まで作られちゃったりしてるんだよな。

ある意味ファラオの呪いがあるなら日本にも当たりそうな感じの故人だ。

 

「ねえ小悪魔!調べて!」

 

「流れからそういわれると思って調べてありますよー」

 

と、ぴるるるるるー☆と飛んでくる。

小悪魔ちゃん仕事は早いんだよな。でもsiriとかGoogle先生みたいな使い方は流石にどうかと思うぞ、パチュリーちゃん。

 

「で、どうなのかしら?」

 

「パチュリー様が正しいですねー、ウンディーネは独語で読んだときらしいですよ」

 

「やっぱりね、さすが私」

 

「自画自賛かよ。でもドイツ語だってのは知らなかったな、マジで日本だと普通に出るからなウンディーネって」

 

「なので以降はアンダインと読みましょうね」

 

「アンダイン……なんか言いづれえなあ」

 

「慣れじゃないの?」

 

「いや、俺って条件反射で術使えるようになるまで練習するからなあ、今からだと難しいぞ?」

 

基本魔法戦士系の戦い方(器用貧乏ともいう)だからな、俺。

 

「練習してみたら?」

 

「うーん、そは優雅なる流水の流麗なる乙女アンダイン、わが召喚に応え今ここに顕現せよ!」

 

いつもの呪文のウンディーネの部分をアンダインにして召喚してみるが……

 

「なんだこれ、慣れてないにしろものすごい「重い」ぞ!?」

 

「重い?」

 

「俺の場合召喚術は下から引っ張り出すイメージで使ってるんだが、コストが大きかったり召喚に時間かかりそうなのを重いって言ってるんだよ」

 

追加で魔力を注いで召喚陣に力を注ぎこむとようやくつながったのか小さい穴が開いてそこから声が聞こえてくる。くっそ!まだ魔力食うのか!?

 

 

ム、ニンゲンの世界!?よし、この私が存分に暴れてやろう!

俺様も行くゾッ!なんたって最強だからな!ニャハハ!

おいおいマジか。オイラたちをまとめて喚ぶって?それはさぞかしホネが折れるだろうよ。……スケルトンだけにな、

でも兄ちゃん。それだったら俺たちが折れるんじゃないのー?

大丈夫よ、私がちょっとしたコツを教えてあげるから、でもスケルトンじゃないからどうしましょうそういえばこういうのを思いついたのよ。中国の人が骨を折ってしまいました……ペキーン!……どう?

やるねおばさん。じゃあオイラもとっておきのネタを――

 

 

 

 

 

送還(アンサモン)!!」

 

 

 

 

 

俺はとっさに召喚陣を閉じた。

うん、なんだろう。喚んではいけないものを喚んでしまった気がする。

 

パチュリーちゃんをちらりと見るとこくこくうなづいている。

小悪魔ちゃんはどうも見なかったことにするらしく書庫の整理に戻って飛び去って行った。……小さめの白か……

 

「さて……ウンディーネでいいよな?」

 

「……ええ、そうね」

 

 

こうして俺は今まで通りウンディーネという名前で運用することができるようになった。

 

 

でもあれマジで何なんだろう。どれもが大妖クラスだったんだが……

 

 

 

 




むちうちがなおらない……(半年経過)

ねくすと(次は呪いとか祟りとかなんとかしてみた話)

  • 魔理沙とデートした話
  • 決戦!星海恐怖異変
  • 因幡の白兎した話
  • 屋台で駄弁るだけの話
  • 人里で遊んだ話
  • 新聞記者に振り回された話
  • 白蓮ちゃんと愉快な仲間たち
  • 神奈子ちゃんにシゴかれた話
  • かわいいクソガキに子分にされた話
  • 白玉楼で料理した話
  • 本編

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