霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して! 作:みけさんわーきゃっと
霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して!の解説動画も投稿予定です。
裏設定とか、細かい能力とか、本家と違うところとかいろいろ投稿予定です。
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いっぱい感想ありがとう!元気出た
パンチラ登録者数が1900人を越えました
目指せ2000人!
10真っ赤作戦のため再度得点つけなおしたり新規でつけてくれた
μηδέν様。パ行様。ぽてさら様。よもぎも様。ハッピーターンのこな様。抱月38様。霧綱様。世界は俺を愛している様。ニャルるん様。山本の家バージョン2様。
元気をくれてありがとうございます。
現在いろいろありまして投稿が遅くなっております。
書くのはやめませんので気長にお待ちください。
誤字脱字報告者のほうてぃみんMk4様、名無しの過負荷様、ティアール様、はにワ様、GameMaster様、monkey様、みりん38様、赤いペレット様。
ありがとうございます
ここに名前があるのに修正されていない場合、その文章はそれで正しいのでご了承ください。
霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して!のチラ見せ
というネタバレ、小ネタ用の投稿もしております。
パンチラが見たいとご連絡ください(羞恥プレイ)
「よーし、それじゃあ後頼んだぞー」
「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」
三々五々散っていく妖精メイドたち。
朝食(といっても雑にパンケーキとクリームかシロップというお手軽なものだが)を妖精メイドたちに与え、食事中にですわ妖精にチーム分けを仕切ってもらう。
作業は得意な作業優先でいいことにしてオールワークスは任命しないことにした。
昨日試したが、これで結構回る。結局は指揮系統の混乱というか、指揮系統が存在しないのが問題なので、指揮しなくても動ける作業だけやってもらう。
妖精メイドは数だけはいるので各々が40%も働けば十分に紅魔館は維持できてしまう。
もちろん完璧な状態にはならねえかもしれないが、イベントでもなければ家なんか90%ぐらいの状態でいいんだよ。
むしろ綺麗すぎても神経使うしな。
「それではわたくしも失礼いたしますわね」
メイド長代理補佐という偉いのか偉くないのか微妙な役職を与えたですわ妖精も場を辞するようだ。
「おう、助かった」
ですわ妖精の頭を撫でて、俺は俺の作業を始める。
とはいっても、俺にできることなどたかが知れている。
工夫と料理だ。
工夫のほうはすぐに結果が出ないとは思うが(いや、メイド改革はすぐに出た気もするが)せっかくなのでいろいろ仕込んでおこう。
駄目だったら咲夜ちゃんが廃止するだろ。
ちなみに朝食はバラバラにとるみたいだ。
フランは割と御寝坊さんなので昼ぐらいまで(それでも吸血鬼にとっては異常な時間だが)寝てることもしばしばある。
パチュリーちゃんも言わずもがなだ。
意外にと言っては失礼だが美鈴ちゃんはめっちゃ早く、妖精メイドと同じぐらいに来てたので悪いけど一緒にパンケーキで済ませてもらった。
で、レミリアさんはというと――
「レミリアさん、朝ですよ」
「んう……」
肩をゆすった俺の手をしっかと抱き込むようにしてぐずる。
……やべえ、めっちゃかわいい。
じゃなくて!
「レミリアさーん、起きないと先っぽつまんじゃいますよー」
幼い容姿だが相変わらずレミリアさんはエロい。スケスケのネグリジェ着てるしな。
ぽっちもしっかり見えているのでつまむのも容易だぜ!(変態)
「んー」
かじかじと俺の腕を甘噛み?というか寝ぼけてんのか?しつつレミリアさんはまだ起きない。
さすがにそろそろつまんじゃっていいかな?と思ったときにレミリアさんが目覚めた、ちっ(なお実行した場合の命の保証はない)
「んう……ふぁ……あら、おはよう。美味しそうな匂いがすると思ったらお前だったのね」
「レミリアさんにとっちゃ俺は味噌汁とか焼き立てのトースト的な存在なのか……?っと、おはよう、レミリアさん。朝に起こしてよかったんだよな?」
「ええ、それであってるわ」
くふ、とかわいらしいあくびをして両手を俺に差し出す――ちょうど子供が抱っこをせがんでいるような感じだ。
「えっと……よっと」
レミリアさんを持ち上げ棺桶ベッドから取り出す。
抱きかかえると洋服越しでもわかるぷにっとした素晴らしい感触。
おろせばいいのか抱きかかえていればいいのか少し迷い、俺はそのまま抱っこすることにした。
理由?俺が気持ちいいからだ(変態)
「……おろしなさい」
「えー」
「えーじゃないわよ、こんな子供みたいに……」
よく見るとレミリアさんの耳が赤い、恥ずかしいのかな?
「高い高いとかしていいか?」
調子に乗って笑いながら言うと――
「おまえが他界他界することになってもいいならどうぞ?」
ひんやりする殺気とともにレミリアさんが告げる。
うん、これ以上はアカン奴だな。
名残惜しみつつレミリアさんを下ろす。降り立ったレミリアさんは何一つ恥じることがないとでもいうように身にまとっているものを脱ぎ捨てる。
「ふふ、なあに、その目は。いやらしい目ね。でも、みるだけ、「おあずけ」よ」
仕返しのつもりかねっとりとした口調でこちらに流し目をくれながらいつもの衣服に着替える。
「ほら、背中、羽を通して」
「お、おう」
言われるままに作業する。
フランもだけどシャツ的なものなしで直ブラウスなんだな。
「レミリアさん朝食はどうする?」
身だしなみを整えたレミリアさんに問う、レミリアさんは少し考えた後。
「吸ってあげましょうか?直接。それはとても気持ちいいらしいわよ?」
「まあ、指先だけでも結構クるもんあるしな……でもせっかくきがえたのに、服が血で汚れちまうからな。我慢する。腹減ってるなら指先からどうぞ」
「あら、欲望に走らないのね?」
「いちおう仕事だからな。それに、昨日からいろいろ高ぶってるから、情けない所見せちまうわ」
「くふ、吐精してしまうのかしら?確かにそれは情けないわね」
「しょうがないだろ。レミリアさんがいい女過ぎるんだから」
エロいとかそういうのもあるが、普通に美女(美幼女?)に性的刺激受けたら出てまうわ!
若い男の性欲舐めんなよ!
「ふふ、朝は別にいいわ。というか、私は一日一食でも平気なほどだから」
「本当に少食なんだな」
「ええ、口寂しくはあるから、紅茶と茶菓子はいつでも出せるように……あ、いや、茶菓子だけでいいわ」
「おう、すまねえ」
俺、紅茶入れるの下手なんだわ……
教わってはいるんだけどな、なんかどうしても渋いらしい。
「そういえば昼間って何してたらいいんだ?」
「そうね、とくには決まってないわよ。できることをすればいいわ」
「そうか、紅魔館見て回っても?」
「かまわないわよ、でも、呼んだらすぐに来なさい、いいわね」
「了解」
「いい子ね」
そういって微笑むレミリアさんに何故か年上のお姉さんを感じた(なお、実年齢)
「とはいってもどうするかな」
一応改善点は道々洗い出してはいるんだが、逆を言えばそれぐらいしかやることがない。
それに妖精メイドがまともに稼働している今、マンパワーでどうにでもなってしまうんだよな……
「そうだ、咲夜ちゃんの様子見に行こう」
おかゆは朝一で小悪魔ちゃんに託してあるのでおやつ的なものがいいだろうか?
そういえば昨日仕込んだ大根飴(飴というが漬物だ)できてるかな?
ついでに妖精たちのおやつも準備しとくか。
朝出てきたばっかりの厨房に戻る。
なんだかんだで俺が一番役立てるって言ったらやっぱこれなんだよな。
「うーん、ちょっと早いか?」
大根飴には二種類あって、でんぷんを大根汁で糖化させた水あめタイプと、ハチミツや砂糖水で大根を漬けこんだシロップタイプがある。
今回作ったのはハチミツで漬け込んだタイプだ。
大根汁がハチミツに染み出すんだが、この汁がのどにとてもいいんだ。
あと純粋に栄養補給にもなるしな。このシロップ状の大根飴をお湯に溶かしてしょうがを少し入れると風邪にはぴったりなんだぜ。
とりあえず、漬け込んだ瓶ごと持って行って都度都度小悪魔ちゃんに入れてもらえばいいだろ。
その間に十分漬かるだろうし。
妖精たちのおやつは……適当で悪いがカステラでいいか?え?いつ作ったんだって?
朝食の時だよ。パンケーキと同じ材料でできるからな、カステラ。
ただふっくらさせるのに酸がいるのでほんのり柑橘風味だ。
俺は瓶をもって咲夜ちゃんの部屋に向かった。
咲夜ちゃんお部屋の前だ。
ネームプレートがかかっていて、丸っこい字で「さくや」と書かれている。
……結構前から、これ、咲夜ちゃん自分で書いたのかなあと思いつつ聞くに聞けないんだよな。
なんというか聞くのが怖い、いろんな意味で。
っと、俺は紳士だからちゃんとノックするぜ。
ラッキースケベとかはフィクションの世界の出来事だ。実際に起きるときまずいってもんじゃねえぞ?
こんこんとノックすると、どうぞー、と小悪魔ちゃんの声が。
咲夜ちゃん寝てんのかな?とおもいつつドアを開けて中をみやると……
「えっ!?」
「おおっと!あなたでしたか!」
小悪魔ちゃんに「あーん」されている咲夜ちゃんがそこにいた。
なんだろう、めっちゃ可愛い。
「わ、私は自分で食べれるといったんですよ!」
と、わたわたして言い訳をする咲夜ちゃん、いや、別に恥ずかしいことじゃないと思うんだが……
「いや、別に病人なんだからいいんじゃねえか?まあ、小鳥みたいでめっちゃ可愛いとは思うけど」
「ことっ、かわっ!?」
「ダメですよー、咲夜様はうぶなんですから―」
と、小悪魔ちゃん。
あれ?そういえば……
「おかゆ冷めてねえの?」
持って行ったのは大分前だ。でも小悪魔ちゃんの持っているおかゆは出来立てのようにほこほこしている。
「ま、小とはいえ悪魔ですので、簡単な魔界魔法ぐらい、つかえますよ」
「やっぱり魔法便利だよなあ。何とかして覚えれねえかな?」
「素質があればいけるんじゃないですかね、あ、咲夜様に食べさせますか?もう一口分しかないですけど」
「ちょっと小悪魔!?いりませんからね!」
「あー、まあ恥ずかしいのはわかるが、そこまで嫌がらなくても」
「あ、いえ、その、汗をかいて着替えてませんので……近くに寄られるのは」
なんだ、そんなことか。
「じゃあ、俺が汗拭いて着替えさせてあげれば問題ないよな?」
「問題しかありません!ゴホッゴホッ」
「ああ、ごめんごめん、ツッコミ入れたら喉にきついよな」
流石の俺も病人には気を遣う。
……チルノが風邪をひいたときは「馬鹿が風邪をひいただと!?」と散々からかった気もするが、十分甘やかしたのでノーカンな!(外道)
「おう、とりあえず小悪魔ちゃん、お湯ってある?」
「そこのテーブルの魔方陣の上にある薬缶がそうですよー、熱いので気を付けてくださいねー」
最後のひとすくいを食べさせながら(咲夜ちゃんがこっちを気にしているので見ないようにしてあげた)小悪魔ちゃんが教えてくれる。
「お?」
小悪魔ちゃんに言われてテーブルを見やると、黒い布の上に書かれた魔方陣の上に薬缶が置いてあり……湯気を上げていた。
「おお、すげえ!どうなってんだこれ!?」
「それが魔界魔法ですよー、魔方陣を媒介にして、いろいろできる感じですねー」
「なるほどなー、これ持って帰ったら俺でも使えるの?」
「魔力供給がいるんで、現状無理じゃないですかね?それに魔界の住人じゃないと代価いりますし」
そう言われて気が付いた。
魔方陣を使って
「あ、これ悪魔召喚と同じか」
「正解でーす」
流石に魂はかけたくねえなあ……っと、それよりも――
「カップわかる?」
「咲夜様のカップならBですよー」
「ちょっ!小悪魔!?」
「ほう、いいことを聞い――じゃねえよ!?なんでお湯の話題の後ブラの話題に飛んだ!?俺そこまで変態じゃねえぞっ!?どこにあるかって聞いたんだよ!?」
俺は変態ではない、仮に変態だったとしても、変態という名の紳士だ。
嫌がる女性に何かしたりはしない(お仕置きの時は別)
あと、咲夜ちゃんを突っ込ませるのはやめて差し上げろ!咲夜ちゃんは突っ込まれる側だ(紳士)
「ブラはそちらの衣装ダンスの下から二段目に」
「うぉい!いい加減咲夜ちゃん悶絶してんぞ!?」
突っ込もうとしてゴホゴホしている咲夜ちゃん、あんまり喉に負担かけさせんなよ(なお、最初の元凶)
「ティーカップならこちらに、どうぞ」
「ったく」
普通に即手渡ししてくれる小悪魔ちゃん……いや、名前通り小悪魔じみた動きしてるんだけど……
大図書館だとここまではっちゃけてなかった気もするんだが。
「とりあえず、お湯入れて大根飴入れて……水も少し」
これぐらいか?いや、ちょっと薄い気もするな、もう少し足すか?……うん、ちょっと甘いか?でもまあ、いい味だな。
「ん、こんなもんか、はいどうぞ咲夜ちゃん。喉にいいし体も温まるよ」
時間短くて漬かりが甘いからちょっと大根風味が薄い感じだったので多めに汁を入れた。
少し甘くどく感じたが、風邪ひいてたら味覚も鈍ってるし、許容範囲かな?
「えっ、あっ、これっ、そのっ?」
「ん、ああ見たことないか。大根飴っていって、まあ喉の薬みたいなもんだよ。少し大根臭いけど甘くて飲みやすいはずだよ」
「いえ、そうではなくっ……」
「咲夜様ー、せっかくの好意ですし、とりあえず飲んでみてはいかがですー?」
にひひって感じで笑う小悪魔ちゃん。
たぶんドリンクバーで変な飲み物作って人に飲ませるタイプだな(偏見)
「う……ううっ……い、いただきます」
そんなに嫌なのか耳まで真っ赤にして、うめきつつ、意を決したように――それでも数度口元までカップを近づけたり離したりしてから――カップに口をつけてこくんと飲んだ。
うん、やっぱり咲夜ちゃんは啜らないようだし、ぬるくしておいて正解だったな。
味はどうだ?と聞こうとしたら先に小悪魔ちゃんが聞いた。
「どうですかー?咲夜様ー、おあじはー?」
「え、うん、おい……しい?甘い?」
「いえそうではなく――」
小悪魔ちゃんはタメを作ってから、笑顔で聞いた。
「間接キッスの味ですよー?」
「ーー!」
沸騰したかのように咲夜ちゃんがうなじまで真っ赤になった。
「あっ」
料理してると味見は普通にするし、霊夢ちゃんと一つの皿のおかずを分け合ったり、チビども(妖精とか)の食べ残しを食ったり、食い足りないチルノやルーミアに「あーん」して俺の分を分け与えることも珍しくないので、完全に失念していた。
咲夜ちゃんお年頃なんだなあ……(年齢は不詳)
さらにティーカップなため、湯吞みたいに口をつける場所をずらすことができない(可能ではあるけども、咲夜ちゃんはマナー上しない?)ので、ちょうど俺の口を付けたところに口をつける感じになったわけだ。
……初心か!
と言いたいが、幻想郷の女の子たちは基本的に百戦錬磨か、無知か、初心のどれかである。
むしろ霊夢ちゃんみたいに、キスを知ってて、かつ百戦錬磨でもないのに気にも介さないさばさばしたほうが珍しいのだ。
……干し芋をくれといわれた時にポッキーゲームみたいに咥えて「ん」って突き出したところ、根元の根元まで食いちぎられて勝ち誇った笑みをされたことすらあるしな。むしろ俺が硬直したわ!
……霊夢ちゃん強くね?
普通の女の子っぽいのは早苗ちゃん、はたてちゃんぐらいかな?
この二人はなんというかギャルっぽいけどな。
さておき、今の問題は沸騰している咲夜ちゃんをどうするかだが……
「直接飲ませてもらったらどうですー?く・ち・う・つ・し・で」
「とどめを刺すなぁ!?」
小悪魔ちゃんのおいうちで布団に臥せってフルフル震えることしかできなくなった咲夜ちゃん。
流石に俺がここにいてもどうしようもない(どころか小悪魔ちゃんが傷口を広げたうえ塩を塗り込む)ので「お大事に―」と言ってその場を辞した。
お昼ご飯はサンドウィッチをバスケットに入れて、ダイニングに放置。
食べたい人間は取りに来るor部屋に持ち帰るスタイルだ。
フランも起きてきたんで一緒に昼飯を食ったが「……いまいち」とか言ってた。
すまん、フランの飲んでるぶどうジュースに俺の血をうっすくしか入れてねえからな。
だから、吸血鬼的な旨味みたいなもんはほぼないと思う。
そのままフランと軽くお昼寝……フラン今起きてきたばっかりだよな!?
まあ、寝る子は育つし(なお、実年齢)俺も一休みできるからいいけど。
起きた後片付けをしようとしてバスケットがやたら重たいのに気づく。
ありゃ?美鈴ちゃん取りに来てないのか……?(よく食うので大量に作った)
もしかして、門番だから離れられねえのか!?
それなら悪いことをした。二時ぐらいだからギリ昼食ということで許してもらおう。
俺はバスケットを抱えて紅魔館の門に走った。
「あ、いたいた、悪い悪い、美鈴ちゃ……ん?」
美鈴ちゃん、門の前で仁王立ちという姿勢のまま、微動だにしない。
門番として威圧感を振りまいていると思ったが……
「……寝てね?」
腕を組んで、肩幅に足を開いた仁王立ちの姿勢のまま……寝てる。
「器用にもほどがあんだろ!?」
とりあえず起こすか?
今日の美鈴ちゃんは白い足首のあたりまであるズボンをはいているためパンツどころか生足すら拝めない。
くそっ、この足の開き方ならスライディングして、うっかり足の間に入ることができたって言うのに!!
まあ、まずなんでスライディングしたかは答えられないんだけどな。
さて、どうするか。
腕を組んで仁王立ちしているから、胸を鑑賞するのも無理だし、せいぜいが後ろに回って引き締まったヒップラインを眺めるぐらいしかできねえなあ(当初の目的を失念)
しばらく、美鈴ちゃんの周りをぐるぐる回っていたが、ようやく当初の目的を思い出して美鈴ちゃんに話しかけた。
「あ、そうだった。美鈴ちゃーん!お昼ご飯持ってきたぞー」
「あ、待ってたよ!」
俺が声をかけると、パチッと目を開きすぐに反応を返してくれた。
「あれ?起きてた?」
「うーん、それぐらい気を出してたら門番モードの時は気配で気付くよ」
「門番モードってなんだよ」
バスケットを手渡しながら突っ込むと美鈴ちゃんが答えてくれた。
「立って寝てるときはだいたいは熟睡してないから気づくよ。深い瞑想みたいなものだからね。横になってたりするとちょっと反応が鈍るし、お布団で寝てたら殺気ぶつけられない限りおきないかな」
「意外にちゃんとモード分けされてた!?」
「一応門番だからねー」
と、もしゃもしゃしながら美鈴ちゃん。
「そうはいっても、正直門番いらないだろ、紅魔館殺意高すぎると思うんだけど」
大抵の人間は咲夜ちゃんの時間停止になすすべはないだろうし、もしそれを抜けてもレミリアさんの戦闘力が異常だ。
霊夢ちゃんも「弾幕でなら勝てるけど普通に戦うとか考えたくはないわ」というぐらいだからな。文字通り生物としての格が違う。
さらに割と意外なのだが(失礼)、遠距離戦に限りパチュリーちゃん超強い。
マスタースパークのような派手さはないが、ピンポイントで人ひとり蒸発させる魔法とか普通に使える。
あと、暴走したフランはレミリアさんと同等かそれ以上らしい。俺は見たことないが姉妹ならそういうことがあってもおかしくはないかな。
「うん、だからこそ門番が必要なんだよ」
「ん?ああそっか」
つまりは里の人間が面白半分で紅魔館にきて余計な犠牲を出さないためとかかな?
「悪人なら通すし、面白半分なら叩きのめして追い返すってところか?」
なお悪人の末路は推して知るべしだな。
あれ、つまり……
「初めて来たときの俺一応命助かってた?」
と、聞くも。
「ううん、妹様関係は
うん、生きててよかった。
あと改めて魔理沙ちゃんはなんかお仕置きしよう(とばっちり)
「フランってそんな悪い子じゃねえと思うんだがなあ」
「うーん、それはちょっといろいろあるから」
「話せないことか?」
水を向けると美鈴ちゃんは困ったようにつぶやいた。
「家族の問題だから……」
「そうか」
フランとレミリアさんの間に何があったかはわからねえけど、いつか爆発する不発弾のような、そんな予感がするんだ。
俺はただ無言でその場で美鈴ちゃんが食べ終わるのを眺めていた。
その後もいろいろあった。
フランと一緒に寝たり。美鈴ちゃんと組み手したり。うっかりと咲夜ちゃんの着替え中に鉢合わせたり(小悪魔ちゃんの仕込み)、パチュリーちゃんに抱き枕にされたり、ついに夢精してしまったり(毎日毎日刺激受けて我慢するの無理だって)、魔理沙が盗みに来たのでパチュリーちゃんと鳥もちでぐっちょんぐっちょにして迎撃したり
と……
「今回は助かりました」
「いやいや、俺も結構楽しかったし、何よりも咲夜ちゃんが元気になったんならそれでいいんだよ」
結局きっかり一週間、二日前にはもう回復してたみたいだが、念のため俺が優曇華ちゃんに往診してもらうまでは働くのを許さなかった。
往診の結果OKが出たので晴れて咲夜ちゃんは正式に回復し、昨晩で俺の仕事は終わりである。
博麗神社に帰るって聞いたフランがギャン泣きしてなだめるのに精魂尽きたぜ……
こんど神社に泊まりに来るということで何とか機嫌を直してもらった、向こうなら俺のテリトリーだからな、存分にもてなせるぜ!
「これはお嬢様から」
と、分厚い封筒を渡される。
「いくら入ってるんだよ、これ……」
金額については高すぎるというとレミリアさんが怒るので、もう諦めたが、やっぱり多さにビビる。
「丁度50万です」
「あー、まあ、ありがとうと言っておくか」
霊夢ちゃんに服でも買うか……あ、いやまてよ。アリスちゃんにオーダーメイドできるんじゃねえか?これだけあれば。
緩い部屋着でも送るか、脇見え巫女服はちょっと必要以上にむらっと来るからな……
「それと、これは私から」
と、鞘に入った……
「ナイフか、これ?」
「はい、銀製なので妙なものに好かれるあなたの護身用にでも」
「あー、咲夜ちゃんがいつも持ってるやつ?」
「はい、それは特にお気に入りの奴ですが、感謝を込めてあなたに」
「いつも太ももに装着していたやつ?」
「え、いや、まあ確かに……」
「では、失礼して」
と、匂いを嗅ごうとしたところ――
そこで俺の意識は途切れた。
お気に入り、ご意見、ご感想、評価などお待ちしています。
とくに感想を返したり、感想に合わせて、ちょろっとづつ作品の事を語るのは好きです。
あとここすき機能も見てると結構楽しいです。推薦とか嬉しいです。
youtubeのチャンネル登録していただけるといいことがあります
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本編が重いのでもうちょと軽い話書きたい
ブッダとイエスとか(違う)
あと近頃文章が長いのでまたショートショートしますね。
ねくすと
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