霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して!   作:みけさんわーきゃっと

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2000人言ったらリクエストとか何かしましょうかね
あとパンチラが見たいです!だけの人は後回しにしてます。
感想くれるとか評価するとか……


誤字脱字報告者方
ありがとうございます。
機能が変わって、適用すると一覧から消える仕様になってて使いづらくなりました……
これだと、どこまでが今回分かわからないの……

霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して!のチラ見せ
というネタバレ、小ネタ用の投稿もしております。
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天邪鬼をツンデレ扱いした話

 

「あー、いい月だな―」

 

慧音ちゃん家で妹紅さんと一杯ひっかけて(妹紅さんに執拗に泊まっていくように言われたが、そこ慧音ちゃんの家であって、妹紅さんの家じゃないよね?)人里をてくてく歩いて酔い覚まししつつ帰路につこうか、木賃宿に泊まろうかと思案しているところだ。

 

本来幻想郷のはずれにある博麗神社に夜中に人里を出て向かうとか自殺行為以外の何物でもないんだが、今の俺はそれぐらいのことはできてしまう。

 

もっとも攻撃されて追い詰められない限り戦ったりはしない、逃げの一手だ。

逃げに徹する相手をしとめるのって実は相当に難易度たけえんだよな。

 

とはいっても妖怪の山でもない限り意外に攻撃的な妖怪に合うこともすくねえんだがな。

人を食う系統の妖怪はそんなに多くねえし、大抵は縄張りにいるからな、そういう意味では妖怪の山が一番やばいな、あそこは約定で妖怪のテリトリーとして決まってるから、ぶっ殺されても文句は言えねえんだ。

たぶん紫さんも黙認すると思う。

 

「お、狐火か?」

 

橋を渡っていると、橋の下あたりが明るい、基本的に狐系の妖怪は藍ちゃんのおかげでわりとおとなしいので、もし何かいたら存分にモフろうとおもい、俺はひらりと橋の下に飛び降り――

 

「うわああああっ!?だれだっ!?なんだっ!?」

 

「あれ、正邪ちゃんじゃん」

 

ると、焚火とその横にいる正邪ちゃんと出会ったのだった。

基本的に俺は黒づくめなので、結構ビビったのかもしれない、ちょっと目が潤んでる気がする。

 

「んあ?……ああ、博麗のとこの……なんだって上から降ってくるんだよっ!?」

 

「いや、狐の妖怪とかいたらモフろうかと思って」

 

「妖怪相手に何考えてんだおまえっ!?」

 

「いや、動物は動物だしな」

 

最も、橙だろうがあうんだろうがモブイナバだろうがモフるが。

なんなら、隙あらば影狼や椛ちゃんだってモフる。

 

「お前は妖怪と魔獣と動物の区別ぐらいつけろ」

 

と半眼で言って来るがモフリストの俺には通じないぜ?

 

「攻撃してこなければ俺にはモフる対象の毛皮にしかすぎん」

 

「相変わらず頭おかしいな、お前」

 

「いやあ」

 

「褒めてねえよ!?」

 

でも、動物系なら多少の攻撃ならムツゴロウさんみたいに「よーしよしよしよし」で封殺するがな!

 

「で、正邪ちゃんは何してんの?」

 

「……あ、ああ。その、夜を明かして――いや、月が奇麗だからな」

 

()()()

いや、人の好悪にケチつけるつもりはねえが(俺だって天子は嫌いである)居場所なくなるまで――それこそ村八分にするのはどうかと思うんだよなあ。

正邪ちゃんのやらかし具合も相当なもんなんだろうけど、異変終わったら宴会して終わりにするのが幻想郷だろうに、正邪ちゃんだけはまだなんというか攻撃対象のままなんだよな。

 

「そうか……なあ正邪ちゃん知ってるか?」

 

「ん?」

 

「月が奇麗って異性に言うのは「愛しています」っていう意味なんだぜ」

 

ニヤッと笑いつついう。

 

「なっ!?」

 

「そっかーせいじゃちゃんはおれをあいしていたのかー」

 

「違っ!?いや、本当に月が奇麗だから――」

わたわたする正邪ちゃんが可愛い。

 

「うーん、なんどもいうなんてよっぽどあいされてるなーおれ」

 

「だから違うって!お前いつもいつも私のあげあしとって!」

 

「はっはー、正邪ちゃんは可愛いなあー」

 

「かわっ!?可愛くなんかねえよ!」

 

「その反応が可愛いんだよなぁ、っと、正邪ちゃん小腹すかない?」

 

「だから、えっ、うん……まあ、すいてない……すかないこともない」

 

「お、じゃあちょっと焚火使わせてなー」

 

そういって俺は袂から巨大なあんぱんと串を取り出して、焚火であぶり始める。

ハの字のように刺すと食べるときかぶりついても抜けにくいぜ。

 

「今、どこから出した?」

 

「ん、一キロちょいぐらいなら収納できる術あるんだよ。甘いお菓子とか入れてること多いんだが、今日は運よく腹にたまるもの持ってるんだぜ」

 

まあ、アンパンも正直幻想郷では、どっちかというと甘味的なおやつ枠なんだがな。

 

「中がほんのり熱くなって表面がパリッとしたら食べごろだ……ほい、正邪ちゃん」

 

「……いらねーよ」

 

「俺も食うから無理に食べなくていいけどな」

 

「ふん、じゃあ食ってやる……いいんだな?」

 

「いいもなにも、俺飲んできたから少しあればいいしな。正邪ちゃんが食べて、正邪ちゃんのつばついたやつ食べるよ」

 

「嫌だぞそんなの!?」

 

「じゃあ全部食べちゃってよ、もし、残ってたら舐る様に味わって食うから」

 

「ふん!やなこった!全部食ってやるさ!」

 

はぐはぐ食べる正邪ちゃんを横目で見つつ茶を入れてやる。

くくく……コップは俺のだから俺の唾液成分を摂取するがいい!(変態行為)

 

「すごい器用なことするな、お前」

 

空中に水を出して炎の上で踊らせてダイレクトに茶葉を投入して茶を入れる俺を見て正邪ちゃんがつぶやく。

 

「煙入れないようにするのが実は難易度高いんだぜ」

 

「じゃあ、普通に入れろよ、頭湧いてるのか?」

 

「洗いもの増えるからなー」

 

湯は沸いてるけどなーとかいいつつ茶を仕上げていく。

 

「そこを気にすんのかよ……ん、ごっそさん。うまかった」

 

正邪ちゃん、口は悪いしごまかしたり嘘ついたりだましたりはするけど、お礼も言えるし感謝もするし、そこまで悪い子じゃねえと思うんだよなあ。

 

「ほい、茶も入ったぞ。食えるならまだいろいろあるぞ?」

 

「いらねーよ、物乞いじゃねえんだぞ、こちとら」

 

「そうか……じゃあ代価としてパンツを見せるとかとかどうだろうか?」

 

「ああん?お前の皮剝いでやろうかコラ?」

 

「悪態が怖いっ!?」

 

なんで正邪ちゃんからそんな物騒な……

 

「でも正邪ちゃんって健康的にエロいからパンツ気になるんだよなー」

 

「健康的にエロいって!?おまっ!?莫迦(バッカ)じゃねえの!?」

 

正邪ちゃんスカートいい感じに短いうえに生足サンダルだから、めっちゃ肌色部分多いんだよな。

あとピチピチというかかなり張りがある。

 

「――ったく、お前はいつもいつもそんなことばっかり言ってんじゃねーよ。おとなしく博麗の巫女と乳繰り合ってろよ、バーカ」

 

「霊夢ちゃんとは仲良しだけど、そんなんじゃないんだよなあ」

 

仲良し……だよな?一応。

まあ、兄妹の(霊夢ちゃんに言わせれば自分が姉ポジションだそうだが)ような感じではあるんだよな。

いや、もう認めるけど男女の関係になりたいくらいには好きだよ?

でもがっついて口説き落とすとかはなんかこう、違うんだよなあ。

かといって口説かなければ絶対に進展しないのが霊夢ちゃんだし、悩ましいな。

 

「そうかあ?なんというか還暦ぐらいの夫婦的な雰囲気出してるだろ、いや、私もたまにしかいかないから数回しか見てねえけどさ」

 

「もっと来ればいいのに、天子とか幽々子ちゃんとかだって異変解決に参加してなくても宴会には出てるし」

 

「う……ん……、まあ、宴会に行っても意味ねえしな、まずい酒のんでも詰まらねえだろ」

 

正邪ちゃんは過去にやらかしたせいで弾幕ごっこではなく「戦闘」を吹っ掛けられる。

なので俺は――

 

「少なくとも宴会場では弾幕ごっこ以外は禁じるって決めただろうが」

 

一度俺が無理に引っ張ってきた正邪ちゃんが襲い掛かられてるのを見て、俺が強権で決めた。「へえ……?」と凄む紫さんにすら一歩も引かずに決めた。

ほかの連中にも俺の美味しい飯をまずくするようなことをする人間には金輪際なにも食わせねえと宣言したら、意外に通った。

特に早苗ちゃんと華扇ちゃんが率先してこっちについた、食いしん坊さんめ!

 

なので弾幕ごっこ以外は基本的に禁止だ(なぜ基本的かというと勇儀ちゃんとか妖夢ちゃんとかが、組手しようぜ!とばかりに俺に襲い掛かってくるからだ、幽香さんはこの前わからせたので近頃は襲ってこない、代わりに性的に襲われることがあるが今のところ防衛している)

 

だから今では正邪ちゃんが混じってても襲われることはないんだ。

もちろん、これは約定だから宴会以外では相変わらずハブられてたり因縁つけられたりもしてるみたいだが、それをどうにかするのは俺の役割じゃない。

正邪ちゃんにも矜持があるんだろうし、これ以上のお節介は過剰な介入だ。

 

それに妖怪の本質……アマノジャクなところは変更することはできねえしな。

本質を見失った妖怪は消えてなくなる。それは妖怪が妖怪として生み出された以上絶対の理だ。

流石に正邪ちゃん消えたら俺寂しいぞ。

 

……まあ、本気でダメそうなら何とかするけどな。

それぐらいには俺は正邪ちゃんが好きだと思う……いや、エロス抜きでな?

霊夢ちゃんとは違うベクトルで味わい深い性格してるんだよな。

 

「まあ、なんだ、ただ飯、ただ酒はみっともねえだろ?」

 

正邪ちゃんの厄介なところはこういうところなんだよなあ、例えばこれ、俺が心底「来るな」とか思ってたら嬉々として来るんだろうけど、招かれると理由つけて断るんだよなあ……

天邪鬼か!

 

天邪鬼だった!

 

さておき、そういう立派な言葉は――

 

「魔理沙に言ってやってくれ(ガチトーン)」

 

「なんだよそれ」

 

いや、魔理沙ただ飯とかただ酒になると湧いてくるからあ。

いや、本当に湧いてくるという表現がぴったりな感じで湧いてくる。

気が付いたらいるからな、別に参加は拒まねえが料理の分量変わってくるからあらかじめ連絡してほしいところではある。

 

「ん-、じゃあ次に異変おきたら俺と組もうぜ、それだったら大手を振って宴会に参加できるしな!」

 

「いやだ、だから私は……ああ、もう」

 

とガシガシ頭を掻いて続ける。

 

「大体私と組んでもお前に得はないだろう?」

 

「え、いや、後ろにいたらパンツ見放題だろその恰好で飛ぶなら(真顔)」

 

「絶対に組まねーよ!」

 

しまった!俺に得があると正邪ちゃんは拒否するんだった!!(違)

 

「あーあれだ、おれはせいじゃちゃんのぱんつになんかまったくきょうみないんだ。むしろみるとおこられるからぜったいみたくないんだぜ」

 

「安心しろ、見せるつもりはねえからな」

 

「なんで!?ここは「そうかそんなに見たくないのか、見ろオラァ!」って、俺の目の前でスカートめくるんじゃないのかよ!?」

 

「全力で見たいっていう雰囲気出しておいて見せるわけねえだろーがよォ!あとお前の中で私はどんなアホな存在なんだよ!?」

 

正邪ちゃんはチョロそろい(暴言)の幻想郷の中では比較的ガードが堅い。

まあだけど天邪鬼なので時々はやらかすんだけどな。

 

「神便鬼毒酒」

 

「そういやあ、お前なんてもん私に飲ませたんだっ!?あんときはさすがにやばかったぞ!」

 

天邪鬼も鬼は鬼のようでめっちゃ効いてたなあ、全身がしびれていて、妙な感覚があるみたいでくねくね悶えながら涙目で呪詛をはいてた、まるであれは――

 

「完全にわからせられた姿でエロかったよなー」

 

「エロくないぞっ!?足がしびれたような感じが全身に回って、きつかっただけだっ!だいたいあんなふうになるって聞いてねえよ!」

 

「めっちゃ言ったわ!?どっちにせよ、飲んだ正邪ちゃんが悪いんだろうが!萃香さんだって舐めるぐらいでやめてたんだぞ!一気に呷るとか自業自得だろうが!」

 

萃香さん、「おー、これキクんだよなあ……うひゃー、キテるキテる!」とか言いながらチロチロ舐めるように飲んでたな。

正直真っ赤な舌で白磁の盃をチロチロねめるようにして味わってる姿は、こう、すごいエロスを感じた。

というか、呆けてみてたら何か棒状のものをいじるような手の動きをしつつ舌をチロチロ見せてきたので絶対にわかってやってきてる。

 

あと、華扇ちゃんと勇儀ちゃんは「こいつマジか……」って顔で萃香さんを見てた。

エロいしぐさじゃなくて神便鬼毒酒飲んでることに関してな。名前の通り鬼には毒なんだがな……「この震える感じがたまらないんだよー」ってそれ痙攣じゃないのか……ちなみに神には滋養強壮効果がある。

 

そもそも鬼は基本的にエロいから、あれぐらいじゃ問題にならんしな(偏見)

 

「あれだけ「飲むなよ、絶対に飲むなよ!」って言われたら普通の人間でもきっと吞むだろーよ!」

 

まあ、それは日本の伝統芸能だしなあ(誤認識)

だが、天邪鬼にとってはかなりの釣り餌のようで、「飲むなよ、絶対に飲むなよ!」からの、「飲むなら味見るだけ、舐めるだけにして確かめてからにしとけ!」を経て、「コップ一杯一気飲み」という暴挙をかましたんだよな、正邪ちゃん。

 

しかも正邪ちゃんだからみんなにそのまま放置されて、しゃあないから俺がどっかに寝かせようと抱えて運ぼうとしたら――

 

「触ったらすげえエロい声出てたよな」

 

「おまっ!?忘れろって言ったろ!」

 

「「ひゃぁん、だめっ」とか正直たぎった(真顔)」

 

「おま、このっ……!皮剥いで被るぞ!」

 

「猟奇的に過ぎる!?」

 

酔ってたせいかしびれてたせいか、普通の女の子(正直俺の普通の女の子認定は幽香さんが入るぐらいには広いんだが、ここでは一般人の認識のことな?)みたいな可愛い喋り方になっててギャップ萌えというか、素直に可愛かった。

あ、いや、普段も可愛いんだけどな。

赤い色もそうだが全体的に力がみなぎってる感じの――

 

「目が奇麗なんだよなー正邪ちゃんは」

 

「ばっ莫迦じゃねえの!?なに唐突に戯言吐いてんだお前!?」

 

「おう、無意識」

 

詰め寄られて顔が近かったせいか、無意識に感想が出てしまった……なおんねえなあ、この癖。

まあ、悪い結果になったことはないからセーフ(限りなくアウトに近い)

 

「ったく、お前は……それがお前だからしゃあねえんだろうけど……」

 

「いやあ」

 

「褒めてねえよ!?ってさっきもやったなこれ!?」

 

「天丼は日本の伝統芸能だぜ」

 

「嫌な伝統だし、聞いたことねえよ!」

 

「はっはー……お?」

 

「ん?……チッ」

 

「雨か……」

 

ポツリ、ポツリとだが雨が降ってきた。

この降り方は……

 

「長くなりそうだな」

 

「ああ、そーだな」

 

心なしか少し冷えてきた気もする。

橋の下だから今はまだそこまでも濡れないが、本降りになったら結構吹き込んでくると思う。

うーん、まあ、しょうがねえか。

 

「行くぞ」

 

「ん、ああ。じゃあな、気をつけて帰――わっ!?」

 

正邪ちゃんの腕をひっつかんで引っ張っていく、っと、濡れるな。急がねえと。

 

「お、おい!いったいなんだよ!?」

 

俺は黙して語らない。

こう見えてもそこそこ妖怪と戦ったりしてるんで、対処というものがだんだんわかってきているのだ。

例えば天邪鬼に何かしたいときは感情を殺して、有無を言わせず直接的に行動するのが一番手っ取り早いとかな。

 

「おい、こらいい加減に――!」

 

目的地に向かってずんずん進んでいく。

正邪ちゃんも振りほどこうとすれば振りほどけるぐらいには力の強い妖怪だが、混乱しているのか天邪鬼の特性か、判断材料を与えなければ思考停止してしまうのだ。

さいわい、町のはずれだから目的地にはすぐ着いた。

 

「泊りで、あと湯も」

 

「あいよ、今日は全部空いてるから好きなとこに入ってくんな」

 

「えっ、あっ、おいコラここは……!」

 

 

 

 

連れ込み宿である(威風堂々)

 

 

 

 

 

 

とりあえずそのまま強引に部屋に連れ込んで混乱から立ち直りつつある正邪ちゃんに、備え付けてある布で頭をわしゃわしゃと拭いてやる。

 

「わぷっ!?おい、お前、こ……ここ、どこだか、わかってんのかよ……!」

 

「まあ、一応な」

 

木賃宿は街中にしかないので、退治するための妖怪待ちの時、たまに華扇ちゃんや文などとここを利用する。

 

当然本来の目的では使用したことはないが、ほかに利用客がいるときなどなかなかに困ったことになる。

華扇ちゃんはまだいいのだが、文はデバガメを試みたり、執拗に俺に「この声で興奮しませんか?勃ってますか?勃ってたら見せてください、知りたい方多そうなので詳細な記事をば……」などとイカレトンチキなことを言ってきやがる始末だ。

……みんななんで俺の下半身に興味津々なんですかねえ!?

 

それに文にエロスを感じないのはひたすらめんどくさい性格だから(でも嫌いな性格じゃない、が、ガチでめんどくせえ)心理的に距離を取ってるだけで会って、体つきで言うならなかなかにいい体をしている。

パンツは今だ不明だが、スレンダーだが魔理沙よりは乳があり、尻もそんなに立派じゃないが女性を感じさせる程度には丸みを帯びていて柔らかそうなんだよ。

だが、たまに見える太もも回りが意外にごつい。結構筋肉質なんだよな。

まあ、そのぐらい筋肉がないと、いきなりトップスピードになるあの加速力は出せねえんだろうな……

ちなみに触ると結構柔らかいのは本当に謎だ。

 

さておき、文ならチェックといいつつ触ってきそうだし、少なくともそんなんされて理性が飛ばない自信はないから死守しているんだよな。

まあ流されたほうが楽しいのかもしれんけどな。

 

「ふ、ふーん……じゃねえよっ!私をこんなところに連れてきて何をするつもり……いや、お前、いやらしいことするんだろ!?」

 

エロ同人みたいにっ!

という幻聴が聞こえるような正邪ちゃんの言葉を半ば黙殺しつつ正邪ちゃんの頭をふきあげる。

 

相変わらずパンキッシュな髪の毛だな……が、ちょっと微妙な匂いがする。

……まあ、察するけどさあ。

 

「正邪ちゃん、先に風呂入って来いよ、っと沸かさねえとな」

 

「さっ、先に風呂っ!?」

 

あたりまえだ、女の子差し置いて俺が先に入るとかできんわ。天邪鬼って(謎表現)断ってもそこは譲らん。

ここの風呂は対流式で風呂からパイプが出ていてそのパイプが竈にくっついていて、そこで火を焚けば湧くタイプだ。

水は落下式水槽なので補充も容易……え?なんで詳しいかって?

なんどかここに泊まるうちに不便に感じてな、いろいろ改装をしたわけだ、何でも屋の仕事として受けたから一石二鳥だしな。

ちなみに薪を使った分だけお金を払うシステムだぜ……ケチるつもりはねえが、薪だと湧くまで結構かかるので……

 

「ファイアーボールっと」

 

ゆっくりと浴槽に火球を沈めていく、一気にやると水蒸気爆発起こしてヤベエことになるから注意だ。

パチュリーちゃんが盛大にやらかしたからな。

 

二、三個作ってかき混ぜて(混ぜないと下が冷たいままだぜ)ちょうどいい湯加減にして――

 

「正邪ちゃーん。もう入れるぞー」

 

「えっ、あっ、う……」

 

「ん?どうした?」

 

正邪ちゃんの様子が?

 

「その、なんだ……こほん。残念だったな!お前が私にそういう感情抱いてるっては知らなかったけどやなこったぁ!私はそんなに安い女じゃねえんだよ!」

 

あー……そういう。

確かに正邪ちゃんは癖になる味わい(謎表現)で結構好きだが、なんだろうなあ。

俺からしたら逆に正邪ちゃんが俺のこと好きで好きでしょうがないって感じだったら、ちょっと心動くかもしれない感じなんだよな。

多少の同情もあるせいかな?一人で心細いってのは俺も体験したからな。

もしくはただヤりたいっていうなら、もっと簡単だ。

天邪鬼な特性利用すれば正邪ちゃんのほうから襲ってくるように仕向けるぐらいはできると思うしな。

 

「正邪ちゃんのことは確かに好きだが」

 

「うっく……な……んっ、私はお前が嫌いだけどな!」

 

真顔で言葉を紡ぐ。

 

「洗ってない犬の匂いがする」

 

「……えっ?」

 

誰がとか、だから風呂入れとかそういったことは言わない。

言ったら反抗するからな。だから俺はまるで独り言のように繰り返す。

 

「洗ってない犬の匂いがする」

 

「なっ、なんだよ。誰だよ、なんなんだよ」

 

にっこりと笑ってスンスンと正邪ちゃんの頭の匂いを嗅いで止めを刺す。

 

「洗ってない犬の匂いがする」

 

「おまっ……!!~~~~覗くなよっ!!」

 

「ここで分かった、覗かないとか言ったら正邪ちゃんはどう答えるんのかな?」

 

「知らん!あとで皮剥いでやる!!」

 

流石に顔を真っ赤にしてぷんぷん怒りながら正邪ちゃんは風呂に消えていった。

……隠し装置としてここの壁取り外せるんだが、さすがにそこまでやったら痴漢である。

俺は紳士だからな、せいぜいが湯上りの正邪ちゃんを愛でる程度にとどめておこう。

 

おっと、夜着とちょっとしたもんも頼んどくか。

 

 

 

 

正邪ちゃんが風呂から上がった後「覗いていいよ」と笑いながら風呂に消える。

「誰が覗くかっ!」とまた噴火してるのがかわいらしいと思う。

あと白襦袢がエロイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ったく、お前って本当に莫迦だな!」

 

「よく言われる」

 

ちょっとした飯と酒を「俺が食いたくて頼んだもんだから、無理に食べなくていいよ」といったところちゃんと食べてくれている、対処法分ると楽なんだよなあ、正邪ちゃん。

 

「とりあえず、俺はここで寝てくよ。正邪ちゃんは?」

 

正邪ちゃんに判断をゆだねるのが会話のコツである。

 

「わ、私か……そ、そうだな……」

 

そして逆張りだ。

 

「別に俺は何かするほど落ちぶれちゃいないけどさ、まあ、ほら正邪ちゃんが初心でこういうところにいるのが落ち着かないって言うんなら、帰ったほうがいいかな」

 

「だっ!誰が初心だ!全然平気だから泊まっていく!」

 

「だって、俺正邪ちゃん知ってからまったくそういう話聞かないしな」

 

「い……今はたまたまいないというか遊びすぎて飽きたんだよ!わ、私だって昔はかなり男を手玉に取ったもんだ!毎晩とっかえひっかえしてたんだぞ!」

 

「へー、毎晩ねえ」

 

なんというか、子供のみえはりっぽい。

 

「な、なんだその目は信じてないのか!」

 

「いや、だって――「処女賭けたっていいぞ!」……ああ、まあ、うん。わかった」

 

……処女貰っていいのかなあ。

どっと疲れを感じながら「ようやくわかったな!」とドヤ顔している正邪ちゃんを見やるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

深夜

 

「あっ!」

 

と、小声で正邪ちゃんが驚きつつビクッと硬直して、そして耳まで真っ赤になった。

 

 

 

 

 

 

 

 




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