霊夢ちゃん!今はいてるパンツ貸して!   作:みけさんわーきゃっと

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パンチラからの輸入


三魔女と俺

「さて、どうするよ」

 

俺の目の前にはロープでぐるぐる巻きにされた魔理沙が転がっている。

その左右にアリスちゃんとパチュリーちゃんが魔理沙を見下ろすように仁王立ちしている状況だ。

 

魔理沙はいつもの如く大図書館に侵入したのはいいが、今日は運悪く俺たちが準備万端で待ち構えていたからな。

で、なんで待ち構えていたかというと……

 

「魔理沙」

 

「な、なんだよアリス、なんでお前まで……」

 

「あなた、私のお茶盗んでいったでしょう?」

 

「いや、借りただ――「()()()()()()()()」」

 

なんかアリスちゃんめっちゃキレてるんだがそれには理由がある。

 

「あれ、今年の分の割り当てなのよね、しかも追加料金まで出したダージリン!」

 

どういう意味かというと、幻想郷では一部の嗜好品は紫さんにもって来てもらうことになる、このあたりは紫さんの仕事なのか、嗜好品から人間の肝までそれぞれの住人に必要なものを持ってきてくれている。

そして並の商品よりもいいものは自腹である。だけど面倒くさいのか、何か理由があるのかは不明だがある程度の量以上はお金出しても買ってきてくれないんだよ。

そして今は5月。まだまだ今年は長いってのに……

さらに言うならダージリンはクッソ高い、しかもアリスちゃんが買ってきてもらってるのは王室御用達とか言うちょっといいものだ(思ったよりは高くないが一杯で一食分ぐらいはする)

他にもニルギリとウバも一緒においてあるが、紅茶のことなんざわからないだろうに、さすがの嗅覚というか一番高い奴持っていきやがったんだよな

 

「ねえ、なんで半分以上減ってるのかしら?」

 

もちろんアリスちゃんは隙を見て魔理沙の家から取り返してきた。

が、中身がかなり減っていてご立腹のようだ。

 

「いや、その……入れ方わからなくて適当に鍋で……」

 

「はぁ!?」

 

アリスちゃんガチギレである、一応紅茶も鍋で煮出す方法があるが、間違えても高級茶葉でやることじゃない。

いや、高級茶葉でもロイヤルミルクティとかでならあることはあるんだが、魔理沙のことだから麦茶的な感覚でやったんだと思う。

 

「こんなに減るぐらいってどのぐらいの量作ったのよ!?」

 

「やっぱ量多かったのか、どうりで全然おいしくないと――へぶっ!?」

 

「アリスちゃんストップ!それ以上いけない!」

 

怖っわ!?

アリスちゃん割とごつめのブーツはいてるんだけどそれで魔理沙の胸を蹴ったぞ!?

いくら縛られてるロープ越しとはいえ魔理沙にはクッションになるような乳がないんだから、もう少し手加減してあげないと!

 

「でも、あの茶葉を美味しくないって……」

 

そういうアリスちゃんと羽交い絞め(ぬくやわこい。役得)しながら落ち着かせる。

アリスちゃんは細くて肉付きもそこまでは良くないが細いなりにめっちゃ女性っぽい体で、こういう言い方は失礼かもしれないが「女の匂い」がすごい。いい匂いというか、股間に来るというか……

っと、それで件のあの茶葉はアリスちゃんのとっておきで何かいいこととかあったときに入れてるやつだ、とっておきをぞんざいに扱われて怒るのもわかる。

そもそも幻想郷ってあんまりお金稼ぐ手段がないから、アリスちゃんにとっても奮発した品なんだよな。

 

「まーまーまー、美味しいのは十分わかってる、魔理沙が悪いのはわかるけど、いつも優し気なアリスちゃんがそんなことするのは見たくないかなって」

 

優し気な(重要)

 

いや、まあ、今回に限らずアリスちゃんも結構バイオレンスなところあるんでやさしいと言い切るのはちょっと難しい。

さらに今回は完全に魔理沙が悪い(いつも悪い気もするが)ので制裁もやむなしだが、アリスちゃんって怒ってると表情が消えるんだよな、なんというか処理って感じで……流石に可愛い女の子がそういう表情で倒れている女の子を蹴るような姿は見たくねえんだ。

 

そうやってアリスちゃんを落ち着かせようとしていると、もう一人の当事者、パチュリーちゃんが魔理沙に問いかけた。

 

「ところで魔理沙、あなたが盗んでいった本なんだけど」

 

「え、いや、ほら借りてただけだし、ちゃんと取りにきて持ちかえ――あ゛ーっ!?」

 

うっわ!?百科事典ぐらいの本を魔理沙の顔の上に落としたぞ!?

 

「ねえ魔理沙、本を持っていくのはまあ100歩譲っていいとしましょう。本に食べかすこぼしたりするのは1000歩譲っていいとしましょう、開きっぱなしにして開き癖がつくのは65536歩譲っていいとしましょう――これはどういうことか・し・らぁ!!」

 

「ぐえっ!?」

 

か・し・らで魔理沙にむかって開いたページ叩きつけたぞ!?

 

「近すぎて見えないって!?あっ。これは……その……不幸な事故なんだぜ」

 

ひらいたページはクシャクシャのよれよれになっており、また文字がにじんだり消えたりして全く読めなくなっている、印刷じゃなくて手書きのインクか何かだな。多分このページだけじゃないだろうしはっきり言って本としては終わったような状況だ。

 

「ねえっ!魔理沙っ!ど・う・い・う・こ・と・か・し・らっ!」

 

と何度も何度も魔理沙に本を叩きつけるパチュリーちゃん。

頭部に連続して打撃を喰らったせいか魔理沙は答えることも出来ずになすがままだ。

 

「ちょっと待てパチュリーちゃん!流石に頭部への連続打撃はまずいって!」

 

神奈子ちゃんも言ってたが頭部に一定のリズムで打撃を与えると脳が損傷するらしい、まさか狙ってやってるわけじゃないだろうがパチュリーちゃんの叩くリズムが奇麗に一定間隔なので万一がおきるかもしれない。

 

少し落ち着いたアリスちゃんを放して今度はパチュリーちゃんを抱きかかえるようにして引きはがす。

うん、おなかに回した手が筋肉など全くなさげな肉に食い込んでめっちゃめちゃ気持ちいい。

やっぱりパチュリーちゃんの肉はいい肉だよなあ……

 

「だいたい本を大事にするパチュリーちゃんらしくないだろ、なんかして再生する方法考えようぜ」

 

「あ、そ、そうね……私としたことが……」

 

「まあ、気持ちはわからんでもないけどな」

 

魔理沙のすげえところはパチュリーちゃんが手に入れたばかりで読んでない本を的確に嗅ぎ当てて持っていくところだ。

どうやって嗅ぎ当ててるのかは知らないが積んであるパチュリーちゃんもまあ落ち度はあるっちゃああるがな。

……いや、読む速度より入手速度のほうが早いだけか?パチュリーちゃんほぼ常に本読んでるもんな。

 

「うう……酷いんだぜ……」

 

魔理沙がうめく。

 

だが、酷いか酷くないかで言えば正直「妥当、もしくは甘い」としか言いようないんだよなあ。

つまり全然酷くない。

だいたいにおいて魔理沙は二つの罪を犯している。

 

「窃盗」と「不法侵入」だ。

 

時には器物損壊なんかも加わるが、窃盗よりも実は幻想郷では「不法侵入」ってのは恐ろしく重い。

まあ、わかりやすく言えば「縄張りに入ったら殺されてもしょうがないよね」ってやつだな。

妖怪の山とかが一番わかりやすいかな。

 

で、アリスちゃんの家は、まあ工房もあるけど個人宅だからせいぜいが自動人形に追われるぐらいだけど、「紅魔館の大図書館」ともなれば本来紅魔館組が魔理沙をガチで殲滅に来てもおかしくないんだよ。しめしってのもあるし。

妖怪というか、人外ってテリトリーに対してはめちゃめちゃうるさいし、そもそもそういう問題が起こらないよう住み分けするようにというのが紫さんの基本方針だしな。

 

だから正直この程度で済んでいるのは、まあかなり甘やかされてると思うし、魔理沙には魔理沙なりの人徳があるんだろうなと思う。

正直俺も魔理沙にお仕置きはするけど嫌いかって聞かれると普通に否定できる。

というかガワだけなら割と好みだ(おっぱいがないのはあれだが)し、最初期は不覚にも「こんな子を彼女にできたらいいな」とか思ってしまった。当時の俺の目節穴にもほどがあるだろ(暴言)

 

いや、なんというかバカやって遊ぶんなら魔理沙はたぶん最高の悪友になれると思うんだよな。

 

まあ、受ける被害も大きいので御免被るが!

 

「えっと、その……離して?」

 

「大丈夫、いい肉だよ!」

 

「離しなさい」

 

「ちぇー」

 

静止した後抱きかかえたままパチュリーちゃんのお腹の感触を楽しんでいると、さすがのパチュリーちゃんも恥ずかしいのか離してくれという。

パチュリーちゃんはおっぱいに触れていても(流石に揉んだりは怒られる)平気だが、少しばかり太目なのを気にしているのかお腹に触られるのを嫌う。

だが、俺はこのお腹の肉があったところでパチュリーちゃんの魅力は一切損なわれるどころか、いや増すとおもうんだがなあ……

 

「さてと……アリスちゃんもパチュリーちゃんもとりあえずの留飲は下がったろ?弁償……するほど金ねえだろうし、あとで魔法薬の現物でもらうなり労働で払ってもらうなり――するよな?魔理沙?」

 

そう水を向けると、解放されると思ったのか魔理沙が叫ぶ。

 

「おう、なんでもするから、この縄をほどいてくれなんだぜ!」

 

 

今なんでもするって言った?

 

 

「そうか、なんでもするのか……ところで魔理沙」

 

「お、なんだ?だいぶん長い間縛られてるし、ほどいてほしいんだぜ」

 

「阿求ちゃんから頼まれて作り置きしてたほろほろバタークッキー食ったよな?」

 

「うえぅ!?さ、さあ、なんのことだかわからないんだぜ」

 

……残念だ……正直に話せば見逃してやったものを……

 

「いいよな、アリスちゃん、パチュリーちゃん?」

 

そう二人にきくと沈痛な面持ちでかぶりを振りながら言った。

 

「しょうがないわね、約束だもの。私もさすがにどうかと思うのだけど、可哀そうね」

 

とアリスちゃん。

 

「魔理沙、あなた今、出された書類に自分の死刑執行の許可が書かれているのによく読まずにサインしたわよ」

 

とパチュリーちゃん。

 

「えっ……な、なにがおきるのよ、ちょっと悪い冗談はやめるんだぜ……?」

 

この二人とあらかじめ約束してあったこと、それは……

 

「いったん絞ってなおごまかすようなら俺がお仕置きしていいってことをなあ!」

 

「えっ!?ちょっと!?やだやだやだっ!?お前のお仕置きは――」

 

「なんでもするって言ったよなぁ?」

 

「なんでもされるのは嫌なんだぜ!?」

 

文句を言って来る魔理沙を無視してフラスコを掲げ呪文を唱える。

 

「錬金魔法イッチングスキン!」

 

「えっ、なにっ!?なんなのさ!?…………くっ……!?痒っ!?ちょ、痒い!?」

 

「おう、フラスコの中身は漆を始め痒くなるものの混合液だぜ、安心しろ、あくまでもこの液が掛かったらどうなるかを再現する魔法だから、かぶれたりはしないし跡も残らない……代わりに全身痒くなるがな!」

 

「あああああああっ!?痒っ!?ちょっ、お前これシャレにならないぞっ、ちょっ!ああああああっ!」

 

痒くてたまらないのだろう、魔理沙は縛られた身をくねらせて摩擦で少しでも掻こうと必死になる。

俺は魔理沙の頭をポリポリ掻いてやる。

 

「はああっ、気持ちいい……もっと、もっと掻いてくれ背中とか、いやどこでもいいから掻いてほしいんだぜ!」

 

……トロケ顔の魔理沙が想像よりエロくてたぎるものがあるな!

いや、こんなエロい顔できたんだな魔理沙(他人事)そしてどこでもとなるとやはり服の中に手を入れて……と行きたいが……

 

「すごっ……」

 

「うわエロ……」

 

この二人の前で欲望全開になるわけにはいかねえしな。

というか二人がいてよかった、正直「舐めろ」ぐらいはいってしまいたくなるようなエロさだ。

 

あとパチュリーちゃんの口からエロとか出ると興奮するぞ(変態)

 

……名残惜しいが。

 

「じゃあ、二人とも、俺は帰るから「わからせて」やるといいぞ」

 

と、この場を任せて退去する旨を伝える。

まあ、さすがにこれ以上はないろんな意味で止まらなくなる、というか魔女って一度知識方向に頭向かうと逆に馬鹿になるから(暴言)

話の持って行き方次第では4人で……できたりもしかねないしな。

ヘタレてないぞ?やっぱこういうのは一人づつだよ……ヘタレてないぞ!

 

「えっと……いいのかしら」

 

「そうね、今の魔理沙ならしつけれるかもしれないわね」

 

アリスちゃんが意外に黒い。というかS属性あるのか……?

 

「まあ、自業自得だろ、それに掻いてやらんと逆に痒みでおかしくなるかもしれんし」

 

そういって俺は大図書館を後にした。

チルノのところに行ってバター作らんとな、ほろほろバタークッキー作り直さねえと……ついでに大妖精やリグルいたら誘って一緒に作って食うべ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なお3週間ほど魔理沙はおとなしかった

 

 

 

 

 

 

ねくすと

  • 魔理沙とデートした話
  • 決戦!星海恐怖異変
  • 因幡の白兎した話
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